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世界の出来事 -2024年2月-

2024.02. (最終更新:2024.03.30)

02/01 タイ親軍与党国民国家の力党党員ルアンクライ氏、01/31の憲法裁判所による違憲判決を理由に、選挙管理委員会に最大野党前進党の解党と党役員の公民権停止申立ての請願書を提出。
02/01 マレーシアのペラ州でミャンマーロヒンギャ難民が暴動をおこし、収容施設から131人が脱走。
02/01 ウクライナ海軍、国防相情報総局の部隊がクリミア半島西部でロシア黒海艦隊ミサイル艇イワノベツを撃沈したと発表。
02/01 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)緊急首脳会議。500憶ユーロのウクライナ支援を含む予算見直し案で合意。また、制裁で凍結したロシア中央銀行の資産の利子をウクライナ支援に転用する方針で一致。
02/01 ベルギー首都ブリュッセルで、欧州連合(EU)首脳会議にあわせ、環境規制等に抗議する農家らがトラクター約1000両を動員してこうぎ
02/01 チュニジア汚職裁判所、最大野党アンナハダの党首ガンヌーシ/Rached Ghannouchi元国会議長と、義理の息子アブデサレム/Rafik Abdessalem元外相に、党が外国から献金を受けていた罪で懲役3年、党には罰金110万ドルの有罪判決。
02/01 国連人権関係機関、01/26にクリコロ州ナラ圏Welingara村で、外国軍人を伴ったマリ軍が少なくとも25人を即時処刑したとし懸念表明。
02/01-02 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州とイトゥリ州州境農村地帯をイスラム過激派反政府武装勢力民主連合軍(ADF)が襲撃、少なくとも民間人9人死亡。
02/02 北朝鮮巡航ミサイルを発射。
02/02 マレーシア恩赦委員会、ナジブ元首相の汚職罪刑期を12年から6年、罰金を2憶1000万リンギから5000万リンギに減刑すると発表。
02/02 イラン情報省、イスラエル諜報機関モサドと協力して活動する諜報員数十人を28か国で確認したと発表。同国内で発見した容疑者は既に拘束し訴追したと明らかに。
02/02 イラクおよびシリア領内でアメリカ中央軍が85か所以上のイラン革命防衛隊(IRGC)関連施設に攻撃を実施、少なくとも45人死亡。01/28のヨルダン駐留米軍攻撃への報復。
02/02 シリア首都ダマスカス南部で革命防衛隊(IRGC)軍事顧問がイスラエル軍のミサイル攻撃によって死亡したとイランのメヘル通信が報道。
02/02 トルコ中央銀行エルカン総裁、父親が中銀内で職員に不当に支持をしたり設備を私物化するなどしていたとする疑惑を受け、一身上の都合として辞任。翌日、エルドアン大統領はカラハン副総裁を後任に任命。
02/02 トルコ警察、国家情報機関(MIT)とイスタンブールイズミルでの共同作戦により、イスラエル諜報機関モサドに情報を売ったとして7人を逮捕。
02/02 ナイジェリアのボルノ州ンガンザイ/Nganzai地区ガジラム/Gajiram町を武装集団が襲撃、少なくとも警察官4人が死亡。イスラム国西アフリカ州(ISWAP)の襲撃とみられている。
02/03 パキスタン裁判所、再婚禁止期間違反でカーン元首相と配偶者ブシュラ・ビビ氏に禁錮7年と罰金50万パキスタンルピーの有罪判決。
02/03 スリランカ首都コロンボをタイのセター首相とウェーチャヤチャイ副首相兼商務相が訪問、ウィクラマシンハ大統領、フェルナンド貿易・通称・食糧安全保障相と会談、自由貿易協定(FTA)に署名。
02/03 イラン外務省、米軍のイラクやシリア爆撃について、主権や領土一体性の侵害であるとし、地域の緊張を高めるだけだと非難。
02/03 シリアのデリゾール県のマヤディン、アブカマルなど26か所をアメリカ軍が空爆、少なくとも18人死亡。
02/03 パレスチナガザ地区ラファをイスラエル軍が攻撃、少なくとも24人死亡。
02/03 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)関連施設など13施設36か所をアメリカ軍とイギリス軍が空爆*1
02/03 北アイルランド自治政府議会、シン・フェイン党ミシェル・オニール副党首を首相に選出。
02/03 セネガルのサル大統領、大統領選挙を02/25から延期すると発表。日程を定めた法律を廃止する大統領令に署名。
02/04 エルサルバドル大統領選挙一次投票、ブケレ大統領が再選。議会選挙の結果は不正申立の再集計により02/19に発表され、与党新思想党(NI)が54(-2)議席で勝利、最大野党国家主義共和同盟が2(-12)議席と大敗。
02/04 シリアのデリゾール県の産油地帯の米軍駐留基地を無人機が攻撃、シリア民主軍(SDF)の兵士少なくとも7人死亡。米兵に被害なし。シリア人権監視団がイラクイスラム抵抗運動/Islamic Resistance in Iraq(IRI)の犯行と声明。シリア民主軍(SDF)はアル・オマル油田の訓練施設が無人機攻撃を受け6人が死亡したと発表。
02/04 サウジアラビア首都リヤドを韓国の申源湜/Shin Won-sik国防相が訪問、サウード国防相と会談。兵器生産協力に関する覚書に署名。
02/04 イスラエルのレウミ銀行、ガザのテロ組織への資金移動の疑いがあるとして、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に口座凍結を通達。
02/04 ロシア非常事態省、ウクライナで占領下にあるルハンスク州リシチャンシクのパン屋がウクライナ軍の攻撃を受け、子供1人を含む少なくとも28人が死亡したと発表。
02/04 ロシアでハルペリン イスラエル大使が雑誌の取材に対し、ラブロフ外相がホロコーストを軽視し、ロシアはハマスと近すぎるとコメント。ロシア外務省が召喚して抗議。
02/04 ナミビアのガインゴブ大統領が首都ウィントフークの病院で死去。次期選挙までムブンバ副大統領が代行。
02/04-08 アメリカのブリンケン国務長官イスラエルパレスチナヨルダン川西岸地区サウジアラビア、エジプト、カタールを歴訪。
02/05 日本首都東京をイタリアのメローニ首相が訪問、岸田首相と会談。主要7か国(G7)議長国引継ぎ。各種問題について認識を擦り合わせ。
02/05 中国首都北京市第2中級人民法院(地裁)、スパイ容疑で2019年に逮捕された中国系オーストラリア人作家楊恒均/Yang Hengjun氏に対し執行猶予2年の死刑判決。豪州反発。
02/05 タイの裁判所、最大野党前進党のピター前党首らが法律に違反し24時間前までの警察への届け出なく政治集会を主催したとして、禁錮4か月、執行猶予2年の有罪判決。
02/05 ミャンマーの政府軍と反政府武装勢力の戦闘による砲弾が国境を越えてバングラデシュ川で女性1人とロヒンギャ男性1人が死亡、子供が負傷。6日、バングラ政府はミャンマー特使を召喚して抗議。
02/05 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州デラ・イスマイル・カーン/Dera Ismail Khan管区の警察署を武装集団が襲撃、少なくとも警察官10人が死亡。パキスタン聖戦運動/Tehreek-e-Jihad Pakistan(TJP)が犯行声明。
02/05 カザフスタンのトカエフ大統領、スマイロフ首相の内閣総辞職を承認。理由は不明。
02/05 ジョージア国家保安庁、首都トリビシで3個、ロシアとの国境検問所で3個、あわせて6個の爆発装置について、ジョージアウクライナ人がロシアに持ち込もうとしたところを押収したと発表。*2
02/05 ロシア選挙管理委員会中道右派シミンイニシアチブの候補ナデジディン/Boris Nadezhdin元下院議員の立候補登録申請について、抽出した署名に約15%の不備があるとして拒否を勧告。
02/05 スペインのアルバレス外相、ハマスの10/07攻勢への関与容疑で主要国からの資金拠出の停止が相次ぐ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対し、350万ユーロを追加供出すると発表。
02/05 セネガル議会、02/25に予定されていた大統領選挙を12/15に延期する法案を165議席中賛成105票で可決。
02/05 国連安全保障理事会アメリカが報復として実施したイラクとシリアへの空爆について緊急公開会合。ロシアとイランが国際法違反と非難、米国は自衛権の行使と正当化。
02/05 国連のグテレス事務総長、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の中立性を評価する独立調査団を立ち上げたと発表。
02/06 エクアドル司法当局、アルバニアの組織犯罪捜査の一環として、エクアドルの4つ州とスペインの4つの都市で、資金洗浄と麻薬密売容疑による57件の同時捜査、少なくとも30人を逮捕したと発表。*3
02/06 チリのランコ湖で4人が搭乗したヘリコプターが墜落、ピニェラ前大統領が死亡。
02/06 中国の王毅外相、韓国の趙兌烈/Cho Tae-yul外相と電話協議。両国関係の安定と発展の必要で一致。北朝鮮について協議。
02/06 タイ検察、2015年の王室をめぐる発言を理由にタクシン元首相を不敬罪容疑で起訴。
02/06 カザフスタンのトカエフ大統領、オルジャス・ベクテノフ大統領府長官(43)を首相に任命。
02/06 カタールアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ムハンマド首相兼外相と会談。イスラエルハマスの戦闘停止案についてハマス側から前向きな反応があったと記者会見で発表。
02/06 イスラエル軍ガリ報道官、パレスチナガザ地区で拘束されているとしていた人質136人のうち、31人の死亡を確認したと発表。
02/06 イスラエルをアルゼンチンのミレイ大統領が訪問、在イスラエル大使館をヘルツェリヤからエルサレムに移転すると発表。
02/06 パレスチナハマスアメリカなど4か国が提案したガザ戦闘停止案に返答したと表明。
02/06 ロシア検疫当局、害虫クサビノミバを検出したためエクアドル産バナナ輸入を停止したと発表。エクアドルの業界団体は当該ハエは農業害虫とみなされていないと反論。*4
02/06 ウクライナのゼレンスキー大統領、陸軍に無人機部隊設立を指示。
02/06 ソマリア首都モガディシュの市場で複数回の爆発、少なくとも10人死亡。
02/07 エクアドル憲法裁判所、安楽死合法化を認許。
02/07 日本首都東京をジャマイカのジョンソンスミス外相が訪問、上川外相と会談。海洋調査協力拡大と、日本から開発援助(ODA)で海洋調査船供与を決定。
02/07 モンゴル首都ウランバートルをドイツのシュタインマイヤー大統領が訪問、フレルスフ大統領と会談。両国関係樹立50周年を祝し、両国関係を格上げする戦略的パートナーシップ協定に署名。世界平和と持続可能な発展に向けた協力で改めて一致
02/07 タイをカンボジアのフン・マネット首相が訪問、セター首相と会談。国境未画定海域の油ガス田の共同開発に向けた協議再開など5つの分野にわたる覚書に調印。両国間の関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで合意。
02/07 インドのジャムカシミール連邦直轄領スリナガルでシーク教徒労働者2人が銃撃を受けて死亡。
02/07 パキスタンのバロチスタン州で選挙事務所など2か所で爆発、少なくとも27人死亡。
02/07 アゼルバイジャン前倒し大統領選挙。アリエフ大統領が得票率92.1%で勝利、5期目。投票率は76.73%
02/07 イラク首都バグダッド東部でアメリカ軍が無人機攻撃、米軍は神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)司令官を殺害したと発表。人民動員隊(PMF)車両が攻撃を受けアルサーディ/Abu Baqir al-Saadi司令官を含む3人が死亡したと現地情報。
02/07 シリアのホムス州の複数の地点をイスラエル空爆。シュイラット空軍基地などが標的となった模様。
02/07 カタールを韓国の申源湜/Shin Won-sik国防相が訪問、アティヤ国防相と会談。共同軍事訓練拡大、閣僚級協議定期開催、二国間防衛協力の基礎構築などの覚書に署名、安全保障の二国間協力強化で合意。
02/07 ロシアのウドムルト共和国イジェフスク郊外の工場で大爆発。非常事態当局はロケットエンジンの実験中の事故と発表。
02/07 ウクライナ議会、追加動員改正法修正法案の第一読会を可決。
02/07 ノルウェーのアイデ外相、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に2600万ドルの追加資金を拠出すると発表。
02/07 スウェーデン当局、2022年に起きたノルドストリーム パイプラインの爆破事件について、自国民の関与はないとし、管轄権がないと判断して捜査を切り上げ、証拠品はすべてドイツに引き継ぐと表明。
02/07 欧州連合(EU)最高裁判所、ロシアの金属・通信系新興財閥(オルガリヒ)アリシェル・ウスマノフ氏にEUが科した制裁について、ウスマノフ氏の上告を棄却。
02/07 欧州司法裁判所、ロシアのイーゴリ・シュバロフ元第一副首相による制裁リストを違法とする訴訟の上訴を棄却。
02/07 マダガスカル議会上院、児童強姦犯の物理的・化学的去勢を可能にする法案を可決。*5
02/07-08 台湾を日本の東京都小池知事が訪問、蔡英文総統、高雄市長らと面会。
02/08 アメリカのサリバン国務次官補、エクアドルがかつてロシアやウクライナから取得した老朽化したロシア系装備を鉄くずとして米国に払い下げ、代わりに米国製兵器を米国が供与、米国はウクライナにロシア製装備を移転する計画を検討していると明かす。*6
02/08 ミクロネシア連邦のシミナ大統領、パラオのウィップス大統領とマーシャル諸島ハイネ大統領の連名で、アメリカ上院与野党指導部や上院歳出委員会に対し、2023年更新合意した自由連合協定(COFA)予算が米議会で見送られている件について、不安と中国を念頭にした懸念を表明する共同書簡を送ったと発表。
02/08 日本首都東京をケニアのルト大統領が訪問、岸田阿首相と会談。両国防衛当局が国連平和維持活動(PKO)などでの協力文書に署名。*7
02/08 日本首都東京をラトビアのカリンシュ外相が訪問、上川外相と会談。欧州大西洋とインド太平洋の安全保障の不可分性で一致、エネルギー、情報産業などの経済分野協力で一致。
02/08 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が電話会談。1つの中国としての台湾の位置づけや、産業供給網安定化での連携を確認。
02/08 ミャンマーのシャン州タアン民族解放軍(TNLA)、タアン族に徴兵令を発表。
02/08 イラク軍報道官、アメリカ軍によるイラク領内への攻撃を主権侵害であり市民の安全と声明を軽視していると非難する声明発表。
02/08 オーストラリアをパプアニューギニアのマラペ首相が訪問、アルバニージー首相と会談。安全保障、気候変動対策などでの連携を確認。
02/08 インドのウッタラーカンド州ハルドワニ/Haldwani市当局、許可なく建築されたとしてモスクとイスラム教宗教学校を重機で撤去。ムスリムの市民がこれに抗議し投石や車両への放火に到り、治安部隊が催涙ガスや実弾を用いて鎮圧。警察によると抗議者5人死亡。
02/08 パキスタン国民議会(下院)総選挙(336議席)。政党から立候補を選挙管理委員会に阻止されたパキスタン正義運動(PTI)系無所属議員が116(-23)議席イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)が82(+26)議席パキスタン人民党(PPP)が54(+14)議席を獲得。
02/08 トルコ首都アンカラソマリアのヌール/Abdulkadir Mohamed Nur国防相が賓客として訪問、ギュラー首相と会談。国防・経済協力協定に署名。
02/08 ウクライナのゼレンスキー大統領、ザルジニー総司令官を解任。シルスキー陸軍司令官を後任に指名。
02/08 スイスのボー州で斧とナイフを持った男が列車の車掌と乗客14人を人質に立てこもり、警官が犯人を射殺。
02/08 ナイジェリア首都アブジャ西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が緊急外相会合。セネガルの大統領選挙延期、マリ、ブルキナファソニジェールのクーデター軍事政権をめぐる対応を協議。
02/08 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、01/28に脱退を表明したブルキナファソニジェール、マリに対し、決定を再考するよう促したと発表。
02/08-07 南シナ海フィリピン海軍とアメリカ海軍が合同軍事演習。
02/09 キルギスの裁判所、政府批判の多いニュースサイトKloop.kgを閉鎖し運営するKloop Media社に解散命令。同社は控訴する方針。
02/09 レバノンの山岳レバノン県ジャドラ/Jadra路上の車両をイスラエル無人機が攻撃、少なくとも2人死亡、同乗していた標的とみられるハマス当局者は負傷しつつも生存。*8
02/09 パレスチナガザ地区ハンユニスのナセル病院に向かう避難民にイスラエル軍狙撃兵が発砲、少なくともパレスチナ人21人が死亡。
02/09 ロシアとウクライナアラブ首長国連邦(UAE)の仲介で捕虜それぞれ100人を交換。ゼレンスキー大統領はこれまでに3,135人のウクライナ人捕虜が解放されたと発表。
02/09 ナイジェリア中央銀行カルドーソ総裁、外国為替取引期限超過残高70億ドルに対する監査の結果、24億ドル相当の取引不正が判明したと発表。関与した企業は罰せられると述べた。
02/09- ポーランド各地で農家が市場環境改善を求める抗議デモ。ウクライナとの主要検問所4か所を封鎖。*9
02/10 ミャンマー軍事政権、2010年に成立し発効していなかった兵役を義務化する徴兵法を発効させたと発表。
02/10 レバノンのサイダでイスラエルによるとみられる無人機攻撃、少なくとも2人死亡。
02/10 イスラエル軍パレスチナガザ地区国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)拠点地下からハマスのトンネル網を発見したと発表。*10UNRWAラザリニ事務局長は確認できないと表明。
02/10 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)公式報道、アメリカとイギリスの攻撃で戦闘員17人が死亡したと発表、公葬のうえ氏名を公表。
02/10 ウクライナハリコフ州へのロシア軍の無人機攻撃がガソリンスタンドに着弾、子供3人を含む少なくとも7人死亡。
02/10 ハンガリーのノバク大統領および当時法相だった議会の欧州問題委員会ジュディット・ヴァルガ委員長、前年4月に恩赦を言い渡した25人の受刑者に児童性的虐待事件関与者が含まれていたことで大規模な抗議活動に発展したことから引責辞任
02/11 アメリカのバイデン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談、パレスチナガザ地区について市民を保護する実行可能な計画がない限りラファへの侵攻はすべきでないと言明。
02/11 北朝鮮国防科学院、新型の240mm操縦放射砲(多連装ロケット砲)発射実験。翌日、朝鮮中央通信が報道。
02/11 韓国軍、北朝鮮南浦市付近から黄海に向け発射された多連装ロケット砲を探知、飛距離は数十kmと発表。
02/11 ウクライナ国防省情報総局(GUR)、ロシア軍がウクライナ占領地でスペースX社のスターリンクを使用していると表明。ロシア大統領府、スペースX社のマスクCEOともこれを否定。
02/11 フィンランド大統領選挙決選投票、得票率51.6%でストゥブ元首相が勝利。対ロシア強硬路線維持、北大西洋条約機構(NATO)核シェアリングに前向き。
02/12 フィジーで日本と太平洋島嶼国18か国が太平洋・島サミット外相会合。ルールに基づく国際秩序のもと全ての国の権利、自由、主権の保護の原則を議長総括に明記。
02/12 サウジアラビアのアブドルアジズ エネルギー相、国有石油企業サウジアラムコに対し原油生産能力拡張停止を指示したと発表。
02/12 ロシア内務省エストニアのカラス首相、ペテルコプ国務長官リトアニアのカイリース文化相を指名手配。罪状は非公開だが大統領府は敵対行為と述べる。
02/12 オランダ高等裁判所、人権団体の提訴を受け、オランダ政府に対し、備蓄倉庫からのF35戦闘機の部品のイスラエルへの輸出について国際人道法の重大な違反行為に使われる可能性が否定できないとして停止するよう命じる判決。*11
02/13 アメリカ首都ワシントンで、ギャングとの戦いが続くハイチを支援する国際治安部隊計画について協議する為に訪問していたケニア公式代表団ウォルター/Nyamato Walter氏がホテルの一室で死亡しているのが発見された。警察は自然死と自殺の線で捜査しているという。
02/13 パキスタンイスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)とパキスタン人民党(PPP)、02/08の選挙結果を受け連立合意。
02/13 アラブ首長国連邦(UAE)をインドのモディ首相が訪問、ムハンマド大統領と会談。インド・中東・欧州経済回廊推進に向けた協力協定に調印。
02/13 スペインのアリカンテ州ビジャホヨサ/Villajoyosaで男性の銃殺死体が発見され、02/20に当局は2023年8月にウクライナにM8ヘリコプターで亡命したロシア空軍パイロットのマキシム・クジミノフ氏と断定。
02/13-16 エジプト首都カイロでイスラエルパレスチナハマスの戦闘休止に向け4か国協議。*12
02/14 北朝鮮江原道元山沖の日本海上から北朝鮮巡航ミサイルを発射。朝鮮中央通信は新型地対艦ミサイル パダスリ6の試験発射と報道。
02/14 韓国外務省、キューバと外交関係を樹立したと発表。1959年のキューバ社会主義革命で交流を断絶して以来。
02/14 台湾の金門島周辺海域で沿岸警部当局の取締り中、中国の漁船が転覆し4人が海に落下、2人死亡。中国国務院台湾事務弁公室が乱暴で悪質な事件としてこれを非難。残る2人は02/20に中国に送還される。
02/14 中国四川省カンゼ・チベット族自治州地元政府庁舎前でで村2つの約2000人が移転を迫られ6つの寺院が失われる水力発電ダム計画に反対する約300人規模の抗議デモ。治安当局が約100人を拘束。
02/14 インドネシア大統領選挙。プラボウォ氏が勝利。議会選挙は闘争民主党が1位(16%)、プラボウォ陣営のゴルカル党が2位(15%)、プラボウォ氏のグリンドラ党が3位(13%)。
02/14 インドで続く農家の大規模デモ、首都ニューデリーに向かう抗議車列がパンジャブ州とハリヤナ州の州境付近で行く手を阻む治安部隊と衝突、警察が催涙弾などで制圧。*13
02/14 レバノン南部にイスラエル軍が大規模攻撃、少なくともヒズボラ戦闘員1人、子供2人と母親の計4人死亡。
02/14 イスラエルのサフェド町の軍事基地にレバノンからの砲撃、少なくとも兵士1人死亡。
02/14 ウクライナ軍、クリミア半島アルプカ沖の黒海会場でロシア軍大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフを水上無人機マグラで撃沈したと発表。
02/14 ウクライナドネツクアウディーイウカをシルスキー新総司令官とウメロフ国防相が視察。
02/14 フランス首都パリで国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会。インドと加盟交渉開始で合意。
02/15 エクアドルのノボア大統領、アメリカと海軍の共同行動を含む2つの軍事協定を批准したと発表。
02/15 タイ首都バンコクで王室を支持し不敬罪改正を求める民主派に対抗する500人規模の政治集会。
02/15 インドのマニプル州チュラチャンプル/Churachandpur地区で警官の発砲により少なくとも2人死亡。
02/15 イスラエル政府によるパレスチナガザ地区ラファ攻略戦の主張に対し、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは人道的即時停戦を求める共同声明を発表。
02/15 パレスチナガザ地区ハンユニスの成せる病院にイスラエル軍が突入、制圧。
02/15 ロシアのベルゴロド州をウクライナ軍が攻撃、子供1人を含む5人死亡。
02/15 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長、ウクライナに100万機の無人機を供与する合意書締結を目指すと発表。*14
02/15 セネガル憲法評議会、大統領選挙投票日延期を決めた法律を違憲とし、当初日程遵守は不可能としつつ可能な限り早期の実施を求める。
02/16 ロシアを中国共産党中央対外連絡部(中連部)劉建超部長が訪問、与党統一ロシア党首メドベージェフ全大統領と会談。
02/16 ロシア当局、反政府活動家ナワリヌイ氏が収監先の刑務所で死亡したと発表。
02/16 ドイツ首都ベルリンをウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、ショルツ首相と会談。10年間の二国間安全保障協定に署名、ショルツ氏はから11憶ユーロの追加軍事支援を表明。
02/16 フランス首都パリンをウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、マクロン大統領と会談。二国間安全保障協定に署名、マクロン氏はから30憶ユーロの追加軍事支援を表明。
02/16-18 ドイツでミュンヘン安全保障会議。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルハマスの戦闘やガザの人道状況などについて協議。
02/16-21 中国の王毅外相がドイツ、スペイン、フランスを歴訪。ミュンヘン安全保障会議出席など。
02/17 アメリ国務省コンゴ民主共和国(DRC)北東部で戦闘を続ける反政府武装勢力M23を支援しているとしてルワンダを非難し、交戦停止と撤退、支援停止を求める声明を発表。*15
02/17 アメリカ中央軍、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)支配地域にミサイル3発、無人潜水艇(UUV)1隻、無人水上艇(USV)1隻に計5回の空爆を実施したと発表。
02/17 イランのケルマン州ファリヤブ/Faryab近郊の民家で男がカラシニコフ自動小銃を乱射、少なくとも親族12人が死亡、3人負傷。
02/17 ウクライナ軍タルナフスキー将軍、ドネツクアウディーイウカからの撤退を発表。
02/18 メキシコのタマウリパス州ミゲルアレマンでパトロール中の軍部隊を麻薬カルテルとみられる武装集団が待ち伏せ攻撃、少なくとも武装集団12人が死亡。
02/18 イスラエルのネタニヤフ政権、パレスチナ国家の一方的な承認や、パレスチナ国家樹立による2国家共存を求める国際社会の要求を明確かつ全面的に否定し反対する宣言を採択。
02/18 イスラエルのガラント国防相ガザ地区ハマスの指導者をシンワル氏から交代させることを検討していると発表。
02/18 パレスチナガザ地区全域をイスラエル軍空爆
02/18 パレスチナのガザ保健当局、ハンユニスのナセル病院の機能が停止し、酸素吸入ができなくなった患者少なくとも8人が死亡したと発表。これまでに少なくとも100人を拘束したとイスラエル軍発表。
02/18 イエメンのアデン湾でイギリス企業*16所有のベリーズ船籍貨物船ルビマーがバブ・アル・マンダブ海峡に差し掛かったところでアンサール・アッラー(フーシ派)の攻撃を受け浸水、乗員全員が退避し人的被害なし。*17
02/18-19 スペインを中国の王毅外相が訪問、サンチェス首相やアルバレス外相と会談。中国が牛海綿状脳症(BSE)を理由に2000年に欧州に対し止していたスペイン産牛肉輸入解禁で合意。
02/19 カナダのブレア国防相、ロシアに対抗するためウクライナにスカイレンジャーR70無人機800機を供与すると発表。
02/19 ハイチ検察が2021年7月のモイーズ大統領(当時)暗殺の容疑者として、マルティーヌ・モイーズ大統領夫人(当時)とクロード・ジョセフ首相(当時)、レオン・チャールズ元国家警察総監を軸に約50人を告発する裁判官文書が流出。
02/19 ハイチの南東県ジャクメル郡セギン/Seguinの民家で家族16人の遺体が発見される。死因は不明だが目立った外傷がないと証言。
02/19 フォークランド諸島をイギリスのキャメロン外相が訪問、フォークランド紛争の戦場を視察。
02/19 日本首都東京をウクライナのシュミハリ首相率いる代表団が訪問、岸田首相と会談。経済復興推進会議。当局や企業が56の協力文書に署名。情報保護協定交渉開始などで合意。ウクライナ経済復興推進会議開催。
02/19 韓国で医学部定員2000人拡大に反発した大学病院の専攻医(研修医、インターン)約6400人が一斉に辞表提出。政府は辞表不受理を含む診療維持命令などで対応。
02/19 金門島海域で台湾の観光船を中国海警局が臨検監督。
02/19 パプアニューギニアのワバグ/Wabag付近で戦闘による少なくとも64人の遺体が発見される。*18
02/19 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)外相理事会。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)から商船の安全な航行を保護するため軍艦派遣を正式決定。*19
02/19 エチオピアのアムハラ州で村に向かうトラックが空爆を受け、子供や高齢者を含む民間人15人が死亡。ファノ民兵組織との千t能地域から約24km離れていた。政府発表なし。
02/19 ナイジェリアのザムファラ州ジャラミー/Zurmiの警察署が武装集団の襲撃を受け、これを撃退するもけ
02/19 ギニア軍事政権の大統領府事務総長カマラ/Amara Camara准将、内閣を解散したと発表。解散理由、次期政権発足の予定などは不明。
02/20 コロンビアのベラスケス国防相、和平交渉中の反政府武装勢力が未成年者を強制的に徴用していると非難、空爆再開を示唆。これに対して民族解放軍(ELN)のガルシア指導者は、政府によるいかなる停戦破棄にも武力で応じると威嚇。
02/20 台湾の金門島周辺海域に中国海警局船舶が活動、台湾当局の船と一時にらみあいになる。
02/20 南シナ海フィリピン海軍とアメリカ海軍が合同巡回。
02/20 ミャンマー国軍、02/10に発表した徴兵制度について女性を対象から除外する方針wの発表。
02/20 フランス首都パリを中国の王毅外相が訪問、マクロン大統領と会談。農業や航空分野における取引拡大、中国の市場開放、ロシアによるウクライナ侵攻などについて協議。
02/20 ソマリアのモハムド大統領、エチオピアソマリランド港湾施設を海軍が使用する01/01の覚書に関し、ソマリランドを事実上国家承認する協定を結べば自国の主権を防衛すると主張。
02/20 コンゴ民主共和国(DRC)のルコンデ首相が辞任。理由は非公表。
02/20 ナイジェリアのクリストファー・ムサ国軍総司令官、ニジェール国境警備に派遣されていたベナンカメルーン、チャド、ナイジェリアの軍隊で構成される多国籍統合任務部隊(MNJTF)から軍を撤収したと発表。
02/20 経済協力開発機構(OECD)、インドネシアと加盟に向けた協議を始めると発表。
02/20 国連安全保障理事会(安保理)、パレスチナガザ地区イスラエル軍ハマスの衝突について、アルジェリアが提出した人道目的の即時停戦などを求める決議案を採決、アメリカの拒否権で否決。*20
02/20 国連安全保障理事会(安保理)、コンゴ民主共和国(DRC)東部を活動域とする反政府武装勢力5団体6人に武器禁輸、渡航禁止、資産凍結の制裁を決定。*21
02/21 アメリカのニューヨーク検察当局、日本のヤクザとされる男と共謀したタイ人の男を核物質の国際密売の共謀、麻薬輸入の共謀、対空ミサイルの入手 譲渡 所持の共謀、資金洗浄などの容疑で逮捕、起訴したと発表。
02/21 ガイアナ外務省、ベネズエラマドゥロ大統領が02/20にチャールズ在ベネズエラ ガイアナ大使と会談し、アリ大統領に多大な敬意を伝えたと発表。
02/21 ブラジル首都ブラジリアをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ルラ大統領と会談。ルラ氏がイスラエルによるパレスチナのガザ侵攻をジェノサイドとした発言について、ブリンケン氏は明確に同意しないと伝達。パレスチナ国家樹立の必要性については合意。
02/21 韓国の専攻医(研修医、インターン)ストライキ、辞表提出が8816人に拡大、政府は出勤拒否する専攻医6112人に業務開始命令。医療サービスに影響。
02/21 台湾の媽祖諸島海域に中国海警局などの船3隻が通航、1隻は島まで10kmの距離まで接近。金門島海域には海警局2隻が侵入し活動。
02/21 タイ首都バンコクカンボジアのフン・セン前首相が訪問、タクシン元首相と会談。
02/21 欧州連合(EU)、ウクライナ侵攻を理由にロシアなどの194の個人や団体に第13弾となる追加制裁を発表。*22
02/21-22 ブラジルで20か国・地域(G20)外相会合。中東情勢についてパレスチナ国家樹立による2国家解決でほぼ一致。共同声明なし、ビエイラ外相が議長声明。
02/21-22 台湾をアメリカ議会下院中国共産党特別委員会マイク・ギャラガー委員長(共和党)率いる超党派議員代表団が訪問、蔡英文総統、次期総統の頼清徳副総統と会談、支持表明。
02/22 タイのプラチュアプキリカン県沖約40kmのタイ湾で海軍とアメリカ海軍が共同で2022年12月18日に沈没したタイのコルベット艦スコタイの潜水調査を開始。
02/22 スリランカ入国管理当局、ロシアによるウクライナ侵攻のために航空便が停止したため観光ビザ期限30日間を延長する措置を停止する通達を発布、03/07までの出国を求める。
02/22 モルディブ首都マレにインド、モルディブスリランカ排他的経済水域外縁を3週間以上調査していた中国の海洋調査船向陽紅/Xiang Yang Hong 03号が入港、インド政府が懸念表明。
02/22 イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナガザ地区の戦後の方針をまとめた文書を戦時内閣に提示。*23
02/22 パレスチナガザ地区の民家をイスラエル軍空爆、少なくともパレスチナ人23人が死亡。また、ハンユニスのナセル病院を舞台が襲撃。
02/22 トルコ、ソマリア領海防衛支援を表明。
02/22 ラトビア議会、ベラルーシとロシアからの穀物製品の輸入禁止法案を可決。欧州連合(EU)加盟国で初。*24
02/22 イギリス政府、ウクライナ侵攻を理由にロシアへの追加制裁を発表。ロシア軍事企業や個人、中国企業3社、トルコ企業、北朝鮮など50以上の個人・団体を対象に資産凍結や入国禁止などを科す。
02/22-23 中国首都北京で2024年対台湾工作会議。王滬寧全国政治協商会議主席が出席、台湾の独立活動に断固として臨むとし、両岸交流拡大と外部干渉抑止を表明。
02/23 アメリカ政府、ウクライナ侵攻とナワリヌイ氏死亡を理由にロシアの防衛産業を中心に500を超える団体や個人に対する追加制裁を発表。*25
02/23 アメリカのブリンケン国務長官イスラエルが不法占領するヨルダン川西岸での入植活動を国際法に矛盾しているとして断固反対の意思を表明。
02/23 アルゼンチンをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ミレイ大統領と会談。財政健全化と経済安定化に向けたミレイ政権の努力を称賛、重要鉱物採掘への米国の関与に期待を示す。
02/23 インドネシア首都ジャカルタをオーストラリアのマールズ国防相が訪問、スビアント国防相と会談。数カ月以内に安全保障協定に署名する見通しを表明。
02/23 インド外務省、ウクライナ侵攻作戦を遂行するロシア軍で自国民が支援任務に就いていることを認め、ロシア側と除隊に向け協議していると発表。*26
02/23 アルメニアのパシニャン首相、集団安全保障条約機構(CSTO)参加を事実上凍結したと表明、脱退も示唆。国内駐留するロシア軍の基地の撤収は求めない考えを示す。
02/23 アラブ首長国連邦(UAE)のゼユーディ外国貿易大臣、ケニアと包括的経済連携協定(CEPA)を締結したと発表。
02/23 ウクライナ空軍、アゾフ海周辺でロシア軍A50早期警戒管制機を撃墜したと発表。*27
02/23 ウクライナのリビウをアメリカ民主党シューマー院内総務率いる議員団が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。ゼレンスキー氏は支援が無ければ負けるとし、米議会で滞る支援予算の早期可決を訴え。
02/23 ハンガリー首都ブダペストスウェーデンのクリステション首相が訪問、ハンガリーへのグリペン戦闘機4機売却で合意。スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟について協議し、オルバン首相が議会承認の見通しを示す。
02/23 フランス首都パリでイスラエルアメリカ、カタール、エジプト各国代表者がイスラエルパレスチナハマスの戦闘停止案に合意。ハマスと交渉に入る見通し。*28
02/23 国連総会、ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年を前に本会議。日米など50か国超と欧州連合(EU)がロシアを国際法違反と非難し、即時撤退を求める共同声明を発出するも、決議案提出はなし。
02/23 国連安全保障理事会、ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年を前に外相級会合。スロベニアウクライナの要請で発議、ラブロフ外相は出席せず。
02/23-25 パナマを日本の上川外相が訪問、パナマ運河の安定的運航確保について協議。
02/24 インド太平洋経済枠組(IPEF)供給網(サプライチェーン)協定発効。
02/24 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の8施設18か所をアメリカ軍とイギリス軍が攻撃。*29
02/24 ロシアのリペツク州の製鉄所をウクライナ軍がドローンで攻撃、大規模な火災。
02/24 ウクライナ首都キエフをイタリアのメローニ首相、カナダのトルドー首相、ベルギーのデクロー首相、欧州委員会のフォンデアライエン委員長が訪問。イタリアとカナダがそれぞれウクライナと2国間安全保障協定を締結したと発表。
02/24 先進主要7か国がテレビ首脳会議。イタリアのメローニ首相はウクライナから参加、ゼレンスキー大統領も参加。同国への揺るぎない支援を強調する共同声明を発表。
02/24 チュニジアの裁判所、2022年議会選挙に異議を申し立てた野党救世戦線/Salvation Front幹部ムバレク/Dalila Ben Mbarek氏に陰謀容疑で懲役6か月の有罪判決。
02/24 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、クーデターを理由に科したニジェールに対する制裁とギニアに対する制裁の一部を、人道的理由で解除すると発表。*30
02/25 アメリカ首都ワシントンのイスラエル大使館前で起きていたパレスチナのガザからイスラエルの撤退を求める抗議デモで、空軍関係者ひとりが自身に火を放って抗議の意思を示し重体、翌日死亡。
02/25 台湾の与党民進党の呉峻鋕中国事務部主任と中国の福建省アモイ大学台湾研究センターの朱磊研究員らがオンライン交流会、両岸関係について意見交換。
02/25 中国海警局、金門島海域を艦隊が編隊を組んで巡視活動を実施したと発表。
02/25 カンボジア上院選挙。与党人民党が58議席中55(-3)議席を獲得し圧勝。野党はクメール意志党が1394票を得て3議席を獲得。*31
02/25 ベラルーシ議会選挙および地方選挙。投票率73%と当局発表。
02/25 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアによるウクライナ侵攻で死亡したウクライナ将兵が少なくとも3万1000人と述べる。
02/25 ブルキナファソのウダラン州エサカン/Essakane村で日曜礼拝中のカトリック教会が武装集団の襲撃を受け、少なくとも15人が死亡。
02/25-03/09 インドのラジャスタン州で陸軍と日本の陸上自衛隊が合同軍事演習ダルマ・ガーディアン23。
02/26 メキシコのミチョアカン州マラバティオ/Maravatioで市長選挙の与党国家再生運動候補ミゲル・アンヘル・レイエス・サバラ氏と、野党国民行動党アルマンド・ペレス・ルナ氏が、何者かに撃たれ死亡。
02/26 ツバル議会、新首相にフェレティ・テオ氏を全会一致で選出。
02/26 パレスチナ自治政府シュタイエ首相、アッバス議長に辞表を提出し内閣総辞職。新内閣が戦後のガザ復興や統治に関与するとの考えを示す。
02/26 ハンガリー議会、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟を批准。
02/26 フランス首都パリでウクライナ支援会議、欧米27か国の代表が出席。会議後の記者会見でマクロン大統領がウクライナへの派兵可能性を問われて選択肢を排除すべきではないと答え、物議。*32
02/26-03/03 台湾の最大野党国民党夏立言副党首が中国を訪問。福建省厦門市、広州、上海市などを歴訪。
02/26-03/01 アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビ世界貿易機関(WTO)閣僚会議。1日延長。上級委員会不在による紛争解決機能喪失の回復に向けた議論。
02/27 中国全国人民代表大会全人代)常務委員会、秦剛前外相が全人代代表を辞任したと発表。
02/27 中国全国人民代表大会全人代)常務委員会、国家機密保護法改正案を可決。
02/27 サウジアラビアウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、ムハンマド皇太子と会談。ロシアの全面撤退などの和平案平和の公式や捕虜交換について議論。二国間経済協力などについて協議。
02/27 モザンビーク政府、カボデルガド州でイスラム過激派武装勢力アルシャバブの攻撃により、6万7321人が避難したと発表。12/22以降治安状況が悪化している。
02/27-03/10 タイのウタパオ海軍航空基地での開会式を皮切りにタイ国軍とアメリカ軍主催の多国籍合同軍事演習コブラゴールド。*33
02/28 アメリカ首都ワシントンをメキシコのバルセナ外相、グアテマラマルチネス外相が訪問、ブリンケン国務長官マヨルカス国土安全保障長官と難民希望者問題に関する閣僚級会議。人道的管理と取締りで協力強化の共同声明。
02/28 ツバルのテオ政権、地政問題より開発課題を優先する為台湾との関係は維持するとする声明を発表し、断交の観測を払拭。
02/28 中国首都北京をシエラレオネのビオ大統領が訪問、習近平国家主席と会談。中国企業からの投資拡大など経済協力強化で合意。
02/28 パレスチナガザ地区で、2023年10月7日のハマス襲撃以降のイスラエル軍によるパレスチナ人死者数が30,035人、負傷者が70,457人に達する。ヨルダン川西岸では414人死亡、4,600人負傷。イスラエル側は1,139人死亡、8,730人負傷。
02/28 ロシア首都モスクワをマリのディオブ外相が訪問、ラブロフ外相と会談。二国間安全保障パートナーシップ強化で合意。ディオブ氏はロシアの小麦やディーゼル燃料などの支援に謝意、ラブロフ氏は継続を表明。
02/28 トランスニストリア自治政府当局者、ロシアに保護を訴える。モルドバ政府は分離主義者の政治宣伝としてこれを拒否。
02/28 アルバニア首都ティラナで南東ヨーロッパ諸国首脳会議。ウクライナのゼレンスキー大統領も出席し、支援を求める。
02/28 チャド首都ンジャメナの野党国境なき社会党(PSF)本部付近で治安部隊との衝突によりヤヤ・ディロ/Yaya Dillo党首が死亡。*34
02/28-29 オーストラリアをフィリピンのマルコス大統領が訪問、アルバニージー首相と会談。安全保障、貿易、投資など複数分野で協議したほか、マルコス氏が議会演説。
02/28-29 ブラジルのサンパウロで20か国・地域(G20)財務省中央銀行総裁会議
02/28-03/02 日本首都東京をチェコのリパフスキー外相が訪問、上川外相と会談など。ロシアによるウクライナ侵攻など安全保障情勢、経済協力などについて協議。
02/29 アメリ連邦議会上下院、03/01と03/08に失効するつなぎ予算延長法案を可決。
02/29 ハイチ首都ポルトープランス全域で銃撃戦が激化、有力ギャング頭領ジミー・シュリジエ(バーベキュー)氏はアンリ首相退任を求めて攻撃を宣言。警察官少なくとも4人が死亡。
02/29 ハイチへの国連多国籍警察支援にバハマバングラデシュ、バルバドス、ベナン、チャドが派遣意思を表明したと国連発表。*35
02/29 日本首都東京をモンゴルのサイハンバヤル国防相が訪問、木原防衛相と会談。防衛協力と交流に関する覚書の改定文書に署名。
02/29 ミャンマーラカイン州シットウェ市ミオマ市場で爆発、少なくとも12人死亡、80人以上負傷。アラカン軍(AA)は沖から国軍の艦艇が砲撃したと発表。
02/29 パレスチナのガザ市で支援物資を待つ人々がイスラエル軍から銃撃や車両に轢かれるなどして少なくとも112人死亡、760人負傷。
02/29 ロシアのプーチン大統領、年次教書演説。*36
02/29 ソマリアプントランド自治州の軍事裁判所でイスラム国(IS)の戦闘員容疑でモロッコ人6人に死刑判決。
02/29-03/04 ケニア首都ナイロビをハイチのアンリ首相が訪問、ルト大統領と会談、ハイチへの警察官派遣を軸とした治安維持支援計画について協議。相互安全保障協定に署名。



 変更履歴
2024.03.30
 作成。

*1:オーストラリアとバーレーンデンマーク、カナダ、オランダ、ニュージーランドが支援。

*2:ウクライナオデッサからルーマニアブルガリア、トルコを経由し、ミニバンでジョージアに持ち込まれたと説明。14kgのプラスチック爆弾C4も含まれていたという。

*3:逮捕された容疑者にはコロンビア、アルゼンチン、中国、スペイン、エクアドルアルバニア出身者が含まれており、このグループはアルバニア人が主導したものとみられている。

*4:アメリカとの兵器取引をめぐる報復措置とする分析が出る。

*5:下院は1月に通過。成立には最高憲法院の合憲判断とラジョエリ大統領の署名が必要。

*6:一部では1月末から報じられていた。

*7:日本の防衛協力関連文書高官はアフリカ諸国で初。

*8:被害者はガザとヨルダン川西岸のハマス勧誘員Basel Salah氏という。

*9:2024年に入ってからフランス、ドイツ、スペイン、ベルギー、オランダなどで起きている農家の抗議デモ同様に補助金不足や燃料肥料価格高騰、欧州連合(EU)の環境規制に抗議するだけでなく、ウクライナからの安価な穀物流入に抗議。

*10:UNRWA拠点からトンネルに電気が引かれ、事務所がハマス戦闘員に使われていたと主張。

*11:提訴を棄却していた一審判決を覆した。

*12:エジプトの総合情報局カメル長官、カタールムハンマド首相兼外相、アメリカ中央情報局(CIA)バーンズ長官、イスラエル情報機関モサドのバルネア長官が出席。

*13:農家はモディ政権による農作物市場自由化に反対し、最低購入価格保証や更なる補助金を要求している。現在20以上の作物の支援価格が設定されているが、州政府の買い上げは米と小麦のみで全農家の7%にすぎないのを不十分としている。

*14:イギリスとラトビアか主導し、ドイツ、オランダ、カナダ、フィンランドノルウェーの7か国が参加する。

*15:更にDRCに対し、ルワンダ解放民主軍との協力停止などの信頼醸成措置継続を求めた。

*16:ゴールデン・アドベンチャー・シッピング社が所有者登録されている。

*17:乗組員はシリア人11人、エジプト人6人、フィリピン人4人、インド人3人の24人。爆発性の肥料22tを積載しているとジブチ港湾当局発表。同日、ギリシャ船籍の貨物船シー・チャンピオンも2発の飛翔体が近くで爆発し、軽度の損傷を受ける。

*18:当地ではSikin族、Ambulin族、Kaekin族などが長年対立し、抗争が激化している。

*19:数週間以内に4隻を派遣する計画。アラビア海も活動域に含める。

*20:イギリスが棄権、日本を含む13か国が賛成。決議案には人質解放や人道支援確保、民間人強制退去などの侵害行為停止を含む。アメリカは人質解放に基づく一時停戦の代案を事前に提出した。

*21:民主連合軍(ADF)指導者2名、トゥイルワネホ/Twirwaneho武装集団の指導者1名、全人民コンゴ主権連合(CNPSC)指導者1名及び2団体2名が対象。

*22:軍事関連企業が中心。電子部品取引を理由に中国企業4社も追加。

*23:ガザ地区の治安維持をイスラエル軍が負い、ハマスを排除してパレスチナ当局者が行政を担う内容。ガザとエジプトの境界ではエジプト、アメリカと協力して武器密輸等の取締りを行うほか、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を解体し国際支援機関に置き換えるとした。

*24:2023年12月、同年に38万t以上のロシア産穀物ラトビア経由でEUに輸入されたとし、2022年に比べて約8万t増加したと発表した。EU域外に輸出されたものは含まれていない。

*25:ロシア海運最大手の国営ソブコムフロートを不正取引に関与した14隻のタンカーを特定したとして対象に含める。ロシアの独自決済システム ミールの運営会社国家決済カードシステム(NSPK)社など。セルビアを含む26か国の企業、11か国の個人も対象。北朝鮮からの弾薬や兵器の運搬に関与した輸送会社も含む。また、ナワリヌイ氏獄死に関連して刑務所幹部ら3人も対象にした。

*26:ザ・ヒンドゥーは18人が最前線沿いの町で身動きが取れなくなっており、うち3人が従軍を強要されたと報道。アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とする人材斡旋業者に騙されたとした。

*27:ロシア民間からはロシア軍防空の誤射とする情報も出る。

*28:ハマスが人質のうち女性、高齢者、病人ら約40人を解放、イスラエルパレスチナ人囚人数百人を解放、そのうえで約6週間の戦闘停止と人道支援をする。

*29:オーストラリア、バーレーンデンマーク、カナダ、オランダ、ニュージーランドが支援し、武器貯蔵施設、ミサイル貯蔵施設、無人機、防空システム、レーダー、ヘリコプターを攻撃。

*30:国境封鎖、中央銀行と国家資産の凍結、小取引停止など。

*31:下院議員と地方議員が投票する間接選挙。主要野党だったキャンドルライト党は出馬できず、野党はクメール意志党と国民の力党で出馬。

*32:会議にはドイツのショルツ首相、ポーランドのドゥダ大統領、イギリスのキャメロン外相、アメリカのオブライエン国務次官補などが参加。スロバキアのフィツォ首相が欧州の複数の国が派兵を検討していると発言し、マクロン氏がこれを追認した形だが、ショルツ独首相が即日強く否定、NATOストルテンベルク事務総長、ポーランドのトゥスク首相、チェコのフィアラ首相が相次いで否定。仏もセジュルネ外相も交戦に該当しない地雷除去などの形式での駐留を想定していると弁明。また、チェコのフィアラ首相、欧州域外各国でウクライナに提供可能な155mm砲弾80万発を特定したとし、調達資金協力を呼掛け。オランダ、フランス、ベルギーが賛同し資金提供を表明。

*33:タイとアメリカのほか、日本、インドネシア、マレーシア、シンガポール、韓国の7か国が中心。オブザーバーを含めると計30か国が参加。中国、インド、オーストラリアは人道支援、有事式体制訓練のみの参加。人道支援訓練のみ02/04から実施。以前類似の計画はあったが自国の防衛産業を強化したいフランス、ギリシャキプロスが阻止していた。

*34:最高裁判所長官暗殺未遂容疑で逮捕、殺害されたPSF党員Ahmed Torabi氏の遺体を受け取りに国家安全保障局(ANSE)本部に行った家族とPSF党員が戦闘になったことに端を発する。PSFは一方的に攻撃されたと主張。

*35:ベナンが1,500人としている以外の具体的内容は不明。

*36:NATO加盟国がウクライナに派兵すれば核戦争に発展する現実的なリスクがあると警告。スウェーデンNATO加盟により西側方面への防衛線力強化が必要とした。内政では出生率安定増とハイテク分野などへの投資による経済成長を宣言。2023年はG7を上回る経済成長を遂げたと強調。

世界の出来事 -2024年1月-

2024.01. (最終更新:2024.02.25)

01/01 日本の石川県能登地方でM7.6最大震度7震源深さ16kmの巨大地震。少なくとも241人死亡。
01/01 ミャンマーの挙国一致政府(NUG)、「中国に対するNUGの立場」と題する10項目の声明を発表。1つの中国原則の支持を支持するほか、経済協力や投資保護を掲げる。
01/01 イスラエル最高裁判所、司法改革による基本法改正の妥当性について8対7の氷結で無効を宣言。
01/01 ウクライナドネツクドネツク民共和国にウクライナ軍のミサイル15発が着弾、少なくとも4人死亡。
01/01 エチオピア首都アジスアベバソマリランドのアブディ大統領が訪問、アビイ首相と会談。エチオピアソマリランドのベルベラ/Berbera軍港の商業を含む利用を許可する協定の初期合意に署名。
01/01 チャドのデビ大統領、暫定政府首相に亡命していた元野党指導者サクセス・マスラSucces Masra氏を任命。
01/01 BRICSに新たにサウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、イラン、エジプト、エチオピアが参加。*1
01/02 マーシャル諸島議会開会式、ワセ/Brenson Wase新議長選出。大統領選挙により17票対16票でハイネ/Hilda Heine元大統領を選出、2期目。
01/02 日本首都東京都大田区羽田空港日本航空(JAL)516便が海上保安庁のMA722みずなぎ1号と接触し炎上。乗員乗客379人は脱出して無事、海保機は1人脱出し5人死亡。
01/02 韓国の釜山で最大野党共に民主党李在明代表が新空港建設予定地視察後の記者会見中に刃物で刺され救急搬送される。
01/02 レバノン首都ベイルートイスラエルがドローン攻撃、パレスチナハマス政治部門アロウリ副政治局長など少なくとも7人が死亡。
01/02 トルコのイェルリカヤ内務省、治安当局がイスラエルの情報機関モサドの諜報行為に加担した容疑で33人を拘束したと発表。
01/02 ウクライナ首都キエフなどにロシア軍の大規模ミサイル攻撃、ハリコフ州とあわせて全国で少なくとも4人死亡。
01/02 スーダンの民主派勢力タカドゥム市民連合/Taqadum civilian coalitionのハムドク元首相と即応支援部隊のダガロ将軍が、和平協議や政治的解決、民間人保護に向けたアジスアベバ宣言に署名。政府軍(SAF)に協議を呼掛け。
01/03 アメリカ全国各州議会に爆破予告メールが届き、議事堂が一時的に封鎖され職員が避難。爆発物は発見されず。
01/03 アメリカ、13か国連名でイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による紅海での商船攻撃を非難する共同声明を発表。*2
01/03 イランのケルマン州州都ケルマンのSaheb al-Zamanモスクで2020年1月に死亡したソレイマニ司令官の墓所での追悼行事で2回の爆発、少なくとも103人死亡。イスラム国(IS)が犯行声明。
01/03 パレスチナヨルダン川西岸で01/02にレバノンハマス構成員7人が殺害された攻撃に抗議し各都市でゼネラルストライキ
01/03 ロシア、ウクライナ両政府、アラブ首長国連邦(UAE)の仲介で捕虜交換。ロシアが230人、ウクライナが248人をそれぞれ相手国に引き渡した。
01/03 北大西洋条約機構(NATO)、ロシアに対する防空能力強化のためにパトリオット地対空ミサイルシステム最大1000発を調達すると発表。
01/03 スーダンの暫定軍事政権統治評議会アガー副議長、アジスアベバ宣言を非平和的宣言として拒否を表明。即応支援部隊(RSF)とタカドゥム市民連合(TCC)は裏で一体化しており協議になっていないと批判。また、アガール外相は政府間開発機構(IGAD)仲裁のRSFとの協議についてジッダ宣言の進捗次第として否定的見解を表明。
01/03 コンゴ民主共和国(DRC)の大統領選挙野党候補で最下位だったThéodore Ngoy氏が憲法裁判所に不服申し立て。
01/03 シエラレオネ当局、23年11月のクーデター未遂に関与したとして、国家反逆罪を含む4件の容疑でコロマ元大統領を、反逆罪でコロマ氏の警備隊隊員を含む12人を起訴。
01/03 国連安全保障理事会(安保理)、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による紅海での商船攻撃について協議する緊急会合。フーシ派非難では揃ったがロシアがイスラエルを支援するアメリカを非難。
01/03-04 南シナ海でフィリピン軍軍艦4隻とヘリコプター2機、アメリカ軍の空母カールビンソン、巡洋艦1隻、駆逐艦2隻が参加して共同巡回と合同軍事訓練。
01/04-11 アメリカのブリンケン国務長官西アジア歴訪。*3
01/05 アメリカ国防総省、オースティン国防長官が01/01に入院していたと発表。*4
01/05 北朝鮮軍、黄海の白翎島と延坪島付近に向け192発の砲弾射撃訓練。
01/05 韓国軍、北朝鮮の砲撃訓練への対抗措置として海上射撃訓練。
01/05 ミャンマーのシャン州コーカン自治区ラウカイをミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)が占領。
01/05 ミャンマー首都ネピドーを中国の孫衛東外務次官が訪問、ミンアウンフライン国軍総司令官と会談。また、ヤーピェ内相と王小洪国務委員兼公安相がオンライン会談。01/03に中国領内に砲弾が着弾した件はじめ国境地帯の不安定化について協議。
01/05 イラン情報省、01/03にケルマン州モスクで発生した爆発について実行犯2人による自爆テロだとし、11人を逮捕、実行犯のうち1人はタジキスタン国籍だと発表。
01/05 イラク首相府、米軍主導の駐留有志連合軍の完全撤退に向けた手続きに着手すると発表。
01/05- 日本の上川外相、ポーランドフィンランドスウェーデン、オランダ、アメリカ、カナダ、ドイツを歴訪。オランダでは国際司法裁判所(ICJ)、国際刑事裁判所(ICC)を訪問。
01/06 北朝鮮軍、延坪島北西から公開に向けて60発の砲弾射撃訓練。
01/06 中国の新疆ウイグル自治区政府、宗教事務条例を公表。宗教施設の新設や改修で建物や装飾を中国様式にすることを義務付ける。
01/06 パレスチナハマス、ガザ市でイスラエル軍が1100基の墓を荒らし、最近埋葬された殉教者の遺体を盗んだと表明して非難。
01/07 エクアドルのグアヤス県グアヤキルの刑務所からロス・チョネロス/Los Chonerosの頭目"フィト/Fito"ことマシアス/Adolfo Macías受刑者が失踪、10年前にも脱獄をしており捜査中。8日時点で刑務官2人が起訴されたが囚人は発見できず。
01/07 北朝鮮軍、延坪島北西から公開に向けて90発以上の砲弾射撃訓練。
01/07 バングラデシュ総選挙(350議席)。与党アワミ連盟(AL)が小選挙区299議席中223議席、ALと事前調整した国民党(JP)が11議席、無所属66議席。主要野党バングラデシュ民族主義党(BNP)はボイコットし候補を立てず。
01/07 モルディブ政府、インドのモディ首相をSNS上で罵倒したとして、青少年能力開化・情報・芸術省副大臣3人を停職。*5
01/07 ウクライナ首都キエフを日本の上川外相が訪問、クレバ外相と会談。復旧、復興に向けた日本からの支援について協議。
01/08 エクアドルのノボア大統領、60日間の国家非常事態宣言を発令。
01/08 中国国家安全省、イギリス秘密情報局(MI6)諜報員を摘発したと発表、外国人1人を拘束。
01/08 スリランカ海軍、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)から商船を保護するアメリカ主導融資連合の紅海周辺任務部隊に哨戒艦1隻が参加すると発表。
01/08 レバノンのナバティエ県Bint Jbeil市Khirbet Selm町のal-Dabshahに向かう路上で8日、ヒズボラのラドワン/Radwan隊ウィサム・タウィル/Wissam Tawil副司令官が、イスラエル無人機攻撃を受け死亡。
01/08 レバノンヒズボラ、10/07のハマス攻勢以来戦闘員130人が死亡したと発表。
01/08 フランスのボルヌ首相が辞任。
01/08 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州マンギナ/Manginaで若い民兵が兵士らを待ち伏せ攻撃、巻き込まれた民間人少なくとも4人を殺害したとして当局は01/09に兵士6人を過剰行為と殺人の容疑で起訴。
01/08-09 アメリカ首都ワシントンで米国と中国の国防当局高官級協議。台湾情勢や南シナ海情勢などを協議。21年9月以来2年ぶり。中国は米国に台湾への武器売却停止を要求。
01/08-10 中国共産党中央規律検査委員会(CCDi)総会。習近平国家主席汚職摘発徹底を指示。
01/08-12 中国をモルディブのムイズ大統領が訪問、習近平国家主席らと会談。*6両国関係を包括的戦略パートナーシップに格上げすることで合意。
01/08-12 ドイツ全土でディーゼル補助金の一部削減に抗議する農家が数千台のトラクターやトラックで道路や高速道路を封鎖する抗議活動。
01/09 エクアドルのノボア大統領、国内武力紛争を宣言し、ギャング22団体をテロ組織指定。
01/09 エクアドル首都キト、エル・オロ県県都マチャラ市、ロス・リオス県の異なる3つの事件で警察官7人が誘拐されたほか、エスメラルダス県、ロス・リオス県、キト市、クエンカ市、ロハ市とマチャラ市で爆発事件。
01/09 エクアドルチンボラソ県リオバンバ刑務所からコロン・ピコ/Fabricio Colon Pico容疑者を含む囚人39人が脱走、17人を再逮捕。
01/09 エクアドルのグアヤス県グアヤキルの公共放送TCの生放送をギャングがジャック、13人が逮捕される。
01/09 中国商務省、台湾からの輸入関税優遇措置停止対象品目拡大の方針と、経済協力枠組み協定(ECFA)停止を検討着手すると発表。
01/09 ブータン総選挙(47議席)。国民民主党(PDP)が30議席を獲得して勝利、縁起党が17議席。与党協同党は予備選で敗北し議席なし。
01/09 イスラエルアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ネタニヤフ首相らと会談。パレスチナガザ地区の民間人犠牲をあまりに多いと懸念表明。イスラエル側とガザ北部への住民帰還に向けた国連調査で合意したと発表。
01/09 紅海でアメリカ中央軍とイギリス軍がイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の無人機18機とミサイル3発を撃墜したと米軍発表。
01/09 フランスのマクロン大統領、前日辞任したボルヌ前首相の後任としてガブリエル・アタル国民教育相を任命。
01/09-11 フィリピンをインドネシアのジョコ大統領が訪問、マルコス大統領と会談。南シナ海問題東南アジア諸国連合(ASEAN)の議論の進め方などを協議。
01/09- ミャンマー東南アジア諸国連合(ASEAN)特使としてラオスのアルンゲオ元首相府相が訪問、ミンアウンフライン国軍総司令官はじめ軍事政権閣僚や停戦中の7つの少数民族武装勢力幹部らと個別に会談。挙国一致政府(NUG)関係者とは面会していない模様。
01/10 アメリカのレモンド商務長官、中国の王文濤商務相と電話会談。王氏は米政府の半導体関連規制に懸念を示すも、レモンド氏は国家安全保障には交渉の余地がないとしつつ、中国封じ込めの意図はないと説明。
01/10 ブラジルのルラ大統領、日本の岸田首相と電話会談。南米南部共同市場(メルコスル)と日本の貿易協定の可能性について協議。
01/10 コロンビア軍、エクアドルのギャング暴動を受け、国境地帯に軍を駐留させ統制強化を発表。
01/10 エクアドルのノボア大統領、政府負担軽減のため囚人のうち外国人、特にコロンビア人の送還を推進すると発表。
01/10 パプアニューギニア首都ポートモレスビーで給与の払込不足に気付いた警官や兵士らが政府に抗議しストライキのうえデモ、議会に押し掛ける。警官の不在により住民が生活苦に抗議して蜂起、暴徒化して放火略奪。マラペ首相
01/10 パプアニューギニアの中国大使館、暴動により中国人が経営する商店も略奪に遭っているとして政府に抗議。
01/10 韓国野党共に民主党の李在明代表が01/02に刺されて以来の入院治療を終え退院。
01/10 中国の王毅外相、ロシアのラブロフ外相と電話会談。BRICS協力を新段階に引き上げたいとした。
01/10 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州北ワジリスタン地区で独立候補Malik Kaleem Ullah氏を含む3人が銃撃を受け死亡。
01/10 パキスタンのバロチスターン州トゥルバット市ミール・イッサ国立公園ででパキスタン・ムスリム連盟ナワーズ・シャリーフ派(PML-N)のAslam Buledi候補が銃撃を受け重傷。
01/10 パレスチナヨルダン川西岸ラマラをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、パレスチナ自治政府アッバス議長と会談。パレスチナ国家樹立に向けた実体的措置の支持を伝える。
01/10 イタリアのクロセット国防相ウクライナ情勢について侵攻を続けるロシアとの和平交渉検討の必要を明言。
01/10 ドイツ政府、2018年以来のサウジアラビアへの武器輸出原則禁止を解除し、IRIS-T空対空ミサイル150発の輸出承認を発表。
01/10 ウクライナハリコフ州で記者なども宿泊するホテルがロシア軍のミサイル攻撃を受け、宿泊客など13人負傷。ロシア軍は傭兵が宿泊していたと主張。
01/10 ナイジェリア中央銀行、銀行規制違反と企業統治違反として、いずれも過去に政府管理下にあったユニオン銀行、キーストーン銀行、ポラリス銀行の取締役と経営陣を解任したと発表
01/10 国際通貨基金(IMF)、ミレイ新大統領の政策を評価したとし、アルゼンチンへの2022年承認済440億ドル融資枠のうち約47億ドルの支援で事務合意したと発表。
01/10 国連安全保障理事会(安保理)、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による紅海周辺での商船攻撃を非難し、即時攻撃停止を求める決議案を採択。*7
01/10 国連安全保障理事会(安保理)、北朝鮮からロシアへの武器供給に関する公開会合。日本、アメリカ、韓国などは安保理決議違反と非難するも、ロシアは供給そのものを否定。
01/10-11 中国雲南省昆明ミャンマー国軍と3つの少数民族武装勢力が和平協議、停戦合意。翌日、中国外務省発表。12/14の合意が履行されていなかったため再合意。
01/10- ウクライナのゼレンスキー大統領、エストニアラトビアリトアニアを歴訪。北大西洋条約機構(NATO)および欧州連合(EU)加盟について協議。
01/11 カナダのジョリー外相、中国の王毅外相と電話協議。冷え込んだ関係の改善について協議し、人的交流促進や経済 貿易協力拡大について協議。
01/11 アメリ国防省、国家防衛産業戦略を公表。武器生産、調達に向けアジアで多国間協力の新枠組みを提唱。
01/11 アメリ国務省北朝鮮からロシアへのミサイル供与に関与したとして、ロシア国営航空貨物会社など3団体、同社幹部ロシア人1人に対し、保有する航空機4機を含む米国内資産を凍結する制裁指定。
01/11 パプアニューギニアの暴動で、首都ポートモレスビーで9人、ラエで7人、少なくとも16人が死亡したと警察発表。
01/11 パプアニューギニア議会で、国民生活への不満による抗議暴動を受け、マラペ首相に抗議しノーマン/James Nomane国家計画副大臣を含む与党議員少なくとも3人が辞職。
01/11 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)拠点28か所をアメリカとイギリスが空爆、フーシ派によると少なくとも5人死亡。
01/11 ロシアのプーチン大統領ハバロフスクで開いた企業家との会合でクリル諸島(日本名北方領土)訪問を宣言。
01/11 ウクライナのウメロフ国防相、前年12月に議会提出した追加動員改正法案を取下げ。*8
01/11-12 オランダのハーグの国際司法裁判所(ICJ)、南アフリカが提訴したイスラエルによるパレスチナのガザ侵攻を民族大量虐殺(ジェノサイド)とする裁判の公聴会
01/11-12 スリランカを日本の鈴木財相が訪問、債務不履行(デフォルト)に関する債務再編の債務国会合での議論の進め方について協議。
01/12 アメリカ首都ワシントンを日本の上川外相が訪問、ブリンケン国務長官と会談。各国際情勢について協議したほか、岸田首相の訪米について調整。
01/12 北朝鮮で対勧告国策部門関係者の決起集会。
01/12 中国首都北京をベルギーのデクロー首相が訪問、習近平国家主席と会談。関係強化を確認したほか、習氏は中国と欧州の関係強化仲介を要請。
01/12 ベトナムインドネシアのジョコ大統領が訪問、ボー・バン・トゥオン国家主席と会談。南シナ海問題やビンファストのインドネシア投資などについて協議。グエン・フー・チョン書記長は健康上の懸念を理由に会談を見送り。
01/12 サウジアラビア政府、アメリカとイギリスによるイエメン空爆について自制を求める声明発表。
01/12 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)拠点をアメリカが空爆
01/12 ウクライナ首都キエフをイギリスのスナク首相が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。英国がウクライナの安全を長期的に保証する2国間協定に署名。*9
01/12 トルコのエルドアン大統領、アメリカとイギリスによるイエメン空爆について不釣り合いな武力行使と非難。
01/12 ドイツ政府、南アフリカ国際司法裁判所(ICJ)に提訴したイスラエルによるパレスチナのガザ侵攻を民族大量虐殺(ジェノサイド)とする裁判について断固反対し、イスラエルへの非難に根拠がないとする声明を発表。
01/12 国連安全保障理事会(安保理)、アメリカとイギリスによる01/11のイエメン空爆を非難する緊急会合。ロシアは国連憲章違反と非難、米英は必要かつ適切な行動と主張。
01/12-13 ウクライナにロシアからミサイルやドローンによる攻撃が計40回を数える。空軍は、うちミサイル8発を撃墜、電子妨害で20以上の兵器を無効化したと発表。
01/13 韓国で北朝鮮の海外向けラジオ平壌放送が受信できなくなる。
01/13 台湾総統選挙。民主進歩党(民進党)頼清徳副総統が得票率40.05%で勝利、国民党侯友宜候補が33.49%、民衆党柯文哲候補が26.46%。立法委員選挙は国民党52(+14)議席民進党51(-10)議席、民衆党8(+3)議席*10
01/13 イラク北部のトルコ軍基地をクルディスタン労働党(PKK)が襲撃、兵士9人死亡。トルコ国防省はインド地域での治安作戦を実施し、PKK武装勢力12人が死亡。
01/13 国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)代表、前年12月に決定した撤退計画の第1段階として、兵士約2,000人が4月末までにコンゴ民主共和国(DRC)南キブ州から撤退、14拠点が同国軍に引き渡されると発表。
01/13 ナミビア政府、南アフリカによる国際司法裁判所(ICJ)へのイスラエル提訴を非難したドイツ政府の声明に対し、ドイツは1904~1908年にかけてナミビアで行ったヘレロ・ナマクア虐殺について完全には償っていないとし、ガザでのホロコート同等の虐殺を支持しながらジェノサイド禁止条約の遵守を主張することはできないと発表。
01/13-19 イラク、シリアの国境地帯をトルコ軍が砲撃。トルコ国防省クルド人武装勢力を標的としたとし、01/19までに武装勢力約90人を殺害したと発表。
01/13-22 中国の王毅外相、エジプト、チュニジアトーゴコートジボワール、ブラジル、ジャマイカを歴訪。
01/14 ニカラグアオルテガ大統領に批判的なカトリック教会Rolando Alvarez司教ら聖職者19人をバチカンに追放したと発表。
01/14 エクアドル当局、7州の刑務所で人質にされていた刑務官あわせて201人が解放されたと発表。コトパクシ州以外では刑務所の統制を奪還。
01/14 北朝鮮、首都平壌付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射、最高高度約50km、飛距離約500km。
01/14 台湾で総統選挙に勝利した頼清徳氏を日本台湾交流協会日華議員懇談会(日華懇)代表団がそれぞれ面会、祝意を伝える。
01/14 モルディブ政府、駐留インド軍の撤退をめぐりインド政府と協議。モルディブは03/15までに終えるよう求め、両政府が合意。。
01/14 イスラエルの北部レバノン国境でヒズボラ対戦車ミサイルが住宅に着弾、少なくとも2人死亡。軍は侵入したヒズボラ戦闘員4人を殺害し、10/07以来750か所を攻撃して170人を殺害、レバノンから約2,000発、シリアから30発の飛来物を確認したと発表。
01/14 イスラエル軍、前年10/07以来3万か所を攻撃、推定9,000人のハマス戦闘員を殺害、2,300人を拘束、ガザからロケット弾9,000発が飛来したと発表。
01/14 パレスチナのガザ保健当局、イスラエル軍の攻撃により前年10/07以来少なくとも23,968人死亡、負傷者が6万人を越えたと発表。
01/14 スイスのダボスウクライナの平和の公式に関する高官級協議。*11
01/14 コモロ大統領選挙。投票率16.3%、アスマニ大統領が得票率62.97%で勝利。
01/14 エジプトを中国の王毅外相が訪問、パレスチナのガザの戦闘の即時かつ完全な停止の必要性で一致。
01/14 ナイジェリアのカツィナ州バツァリ地方自治体区域ナフタ村近郊の軍事拠点を武装集団が襲撃、兵士逃走後に村を略奪。州政府は村民に死傷者はいないと発表。
01/15-17 ロシアを中国の崔善姫外相が訪問、プーチン大統領、ラブロフ外相と会談。
01/15 グアテマラアレバロ大統領が就任。
01/15 ナウル政府、台湾との断交と、中国との国交樹立を発表。
01/15 北朝鮮の朝鮮中央日報、前日のミサイル発射を固体燃料式極超音速ミサイルの試験発射と発表。
01/15 北朝鮮最高人民会議金正恩総書記が演説で、韓国を第1の不変の主的とし教育事業の強化も含め憲法に反映させるよう指示。会議で韓国との窓口機関廃止を決定。*12
01/15 台湾をアメリカ議会超党派議員代表団が訪問、頼清徳氏と面会。
01/15 イスラエルのラーナナでパレスチナ人男性2人が市民を襲撃、少なくとも1人が死亡、10人負傷。
01/15 イスラエルのガラント国防相パレスチナのガザ市地上攻撃集中段階が終了し、ハンユニスでも近く終了すると表明。
01/15 パレスチナガザ地区イスラエルの攻撃により少なくとも40人が死亡。
01/15 国連、ロシアの侵攻を受け支援を要するウクライナ国内1460万人と国外630万人の市民らに対する2024年支援計画として、人道問題調整室(OCHA)が850万人に31億ドル、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が230万人に11億ドルの支援計画を発表。
01/15-17 韓国の済州島南方公海上で日本自衛隊韓国海軍、アメリカ海軍が海上共同訓練。米海軍空母カール・ビンソンが参加。
01/15- スイスのダボス世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)。
01/16 アメリカ政府、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)をテロ組織に再指定。
01/16 日本海をロシア軍TU95爆撃機がスホイ35戦闘機などの護衛と共に約7時間飛行したとロシア国防省が発表。
01/16 パキスタンのバロチスタン州をイランがミサイルや無人機で攻撃、パキスタン発表では少なくとも子供2人死亡。イランは武装組織ジャイシュ・アル・アドル/Jaish al-Adlの拠点を攻撃したと発表。パキスタン外務省は在イラン大使を召還したほか、帰国中のイラン大使の再入国を認めない姿勢を示して抗議。
01/16 イラククルディスタン自治政府首都アルビルをイランが爆撃、少なくとも4人死亡。イランは2023.12.25にシリアでの革命防衛隊(IRGC)司令官殺害への報復としてモサドを狙ったと主張。イラク外務省はイラン大使を召喚して抗議したほか、在テヘラン大使を召還。*13
01/16 シリアのイドリブ市をイランが爆撃、被害不明。01/03のイランのケルマンでのテロの報復としてイスラム国(IS)拠点に4発発車したとイラン発表。
01/16 カタール政府、パレスチナガザ地区の民間人に支援物資を送る引換えにハマスが拘束中のイスラエル人人質に医薬品を届けることで両者が合意したと発表。
01/16 ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相と電話会談。
01/16 トルコ首都アンカラを日本の上川外相が訪問、エルドアン大統領と会談。経済連携協定(EPA)早期妥結に向け協力する方針で一致。フィダン外相とも会談、地域女性について意見交換。
01/16 フランスのマクロン大統領、アメリカ主導のイエメン空爆への不参加を表明。
01/16 フランスのマクロン大統領、ウクライナへの巡航ミサイル供与などの軍事支援を発表。また、2国間安全保障協定に前向きな見解を示す。
01/16 ソマリア首都モガディシュのハーマル・ウェイン地区アル・ヒンディー・レストランの前で警察の追跡中に自爆テロ犯が自爆、少なくとも3人死亡。イスラム過激派武装勢力アル・シャバブは犯行声明で、爆発は地元の治安当局者を標的にしたと主張。
01/16 スーダン暫定軍事政府、政府間開発機構(IGAD)の仲介で進めていた即応支援部隊(RSF)との停戦協議交渉を一時停止したと発表。*14
01/16 ルワンダ国防軍(RDF)、不法に越境したコンゴ民主共和国(DRC)兵士が西部州ルバブ/Rubavuを突っ切ろうとし、警邏隊に発砲した1人を射殺、2人を拘束したと発表。
01/16 コンゴ民主共和国(DRC)は国境警備中の兵士3人が誤ってルワンダに越境したことを認め、3人全員の送還をルワンダ政府に要求。
01/16- 北朝鮮を、同国との貿易や投資を手掛ける朝鮮中国商会代表団が訪問。COVID-19世界感染拡大以来初。
01/17 アメリカのブリンケン国務長官、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)をテロ組織に再指定すると発表。
01/17 韓国、北朝鮮との瀬取りに関与したとする船舶11隻と個人2人、3団体に新たに制裁。
01/17 中国の上海で中国とフィリピン両政府が海洋協議。南シナ海の平和と安定のため対話を維持する重要性を確認。
01/17 ミャンマー首都ネピドーでモーアウン国家安全保障顧問とインドのクマル駐ミャンマー大使が会談、安全保障や国境地帯の安定について協議。投降した国軍兵士や避難民がインドのミゾラムなどに流入する問題とみられる・
01/17 イランのシスタン・バロチスタン州で革命防衛隊(IRGC)サルマン軍団方面司令官Hossein Ali Javidanfar大佐と護衛2人が17日、州都ザヘダンからKhashに向かう帰路の途上で不明な襲撃者により射殺された。バロチスタン分離主義武装勢力Jaish al-Adlが犯行声明。
01/17 ヨルダン政府、パレスチナのハンユニス市でヨルダンが運営する野戦病院イスラエル軍の攻撃を受け甚大な被害を受けたとし、目に余るほどの国際法違反と非難。イスラエルはテロリストを攻撃したとし、病院自体への攻撃を否定。
01/17 パレスチナのハンユニス市をイスラエル軍が攻撃強化。
01/17 アデン湾でイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)がマーシャル諸島船籍で米国企業所有の貨物船を無人機で攻撃。
01/17 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)拠点に対しアメリカ中央軍がミサイル14発の攻撃。
01/17 ロシアのバシコルトスタン共和国でバシキール人活動家アルチモフ氏が民族的憎悪扇動罪で懲役4年の実刑判決。
01/17 アイルランド首都ダブリンを中国の李強首相が訪問、バラッカー首相と会談。ビザ減免措置について協議。バラッカー氏は中国の台湾平和統一を支持すると表明、投資や農業、技術開発、気候変動対策など諸分野での協力に意欲。
01/17-19 東シナ海から日本の沖縄南方にかけてアメリカ海軍空母カールビンソンなど4隻と海上自衛隊護衛艦2隻が共同訓練。
01/17- ロシアのバシコルトスタン共和国でバシキール人活動家アルチモフ氏投獄に抵抗する抗議デモが発生し数千人参加、17人拘束。以後も継続。
01/18 日本の岸田首相、与党自民党政治資金パーティ還流資金の収支報告書不記載による裏金化の政治資金規正法違反問題を受け、宏池政策研究会(岸田派)解散の意向を表明。以降、党6派閥中志公会(麻生派)と平成研究会(茂木派)を残し4派閥が解散。
01/18 シンガポール汚職捜査当局、イスワラン運輸相をF1シンガポールGP開催をめぐる地元実業家との癒着疑惑について贈収賄容疑で起訴。
01/18 イランのシスタン・バロチスタン州をパキスタン空爆、イラン発表では少なくとも女性3人子供4人の7人が死亡。パキスタンはSarmacharsを称する分離独立武装勢力バロチスタン解放戦線(BLF)傘下の武装組織拠点を攻撃したと発表。
01/18 イスラエル軍パレスチナガザ地区ハンユニス市南端に到達し、ハマス基地や司令官事務所を無力化する作戦を実施、地上戦でハマス戦闘員数十人を殺害、主要ミサイル工場を破壊したと発表。
01/18 記者保護委員会(CPJ)と国際記者連盟(IFJ)は、10/07以来パレスチナガザ地区ハマスイスラエル軍の衝突により、パレスチナ人87人、レバノン人3人、イスラエル人4人の少なくとも計94人の記者が死亡したと発表。
01/18 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)が発射状態にあった対艦ミサイル2基に対しアメリカ軍が攻撃し、無力化したと米国防省発表。
01/18 国連安全保障理事会北朝鮮による01/14の弾道ミサイル発射を受け緊急非公開会合。ロシア、中国の北朝鮮擁護により一致した対応は取れず。
01/18 国際刑事裁判所(ICC)にメキシコ、チリ両政府がイスラエルハマスの軍事衝突に関するパレスチナの状況に関する捜査を付託。
01/19 アメリカのバイデン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談、パレスチナガザ地区での戦闘について協議。2国家共存路線への転換を求める。
01/19 北朝鮮朝鮮中央通信、水中核システム津波(ヘイル)-5-23(核魚雷とみられる)の試験を日本海で実施したと発表。実施日や実験内容は不明。
01/19 中国首都北京を日本社民党福島党首が訪問、人民大会堂で王滬寧政治局常務委員と会談。*15
01/19 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)が発射状態にあった対艦ミサイル3基に対しアメリカ軍が攻撃し、無力化したと米国防省発表。
01/19 ロシアのブリャンスク州クリンツィ石油貯蔵施設でウクライナ軍の無人機を撃墜するも墜落時に引火し大規模火災、タンク4つが被害。
01/20 イランのライシ大統領、シリアへの空爆で革命防衛隊(IRGC)5人が死亡した件についてイスラエルへの報復を示唆。
01/20 イラクのアサド空軍基地が弾道ミサイルとロケット弾15発の攻撃を受け2発が着弾、兵士複数名が負傷。イラクイスラム抵抗運動(IRI)が犯行声明。
01/20 シリア首都ダマスカスをイスラエル軍がミサイル攻撃、住宅が破壊され少なくとも5人死亡。イラン革命防衛隊(IRGC)、この攻撃により軍事顧問5人とシリア軍兵士が死亡したと発表。
01/20 レバノンのタイヤ/Tyre地区Tyre市付近の車をイスラエル軍無人機攻撃、少なくとも2人死亡。
01/21 台湾をリトアニア国会議員団が訪問、蔡英文総統と会談。
01/21 イスラエルのネタニヤフ首相、イスラエルの脅威となるようなパレスチナ国家樹立を受け入れられないとする声明発表。
01/21 ロシアのレニングラード州ウスチルガ港の天然ガス企業ノバテク社生産設備で火災。ウクライナ報道はウクライナ保安局(SBU)無人機による特別軍事作戦と報道。
01/21 ウクライナドネツク州ロシア側市長、ウクライナ軍の攻撃で18人が死亡したと発表。
01/21 エストニアラトビアリトアニアの国防相、ロシアとベラルーシとの国境に掩体壕などの防衛施設を数年かけて共同建設するとする共同声明発表。*16
01/21 エジプトのシシ大統領、エチオピアソマリランドの港へのアクセスと引き換えに独立の承認を検討するとした発表について、ソマリアへのいかなる脅威も認められないと非難。
01/21- アメリカのブリンケン国務長官カーボベルデコートジボワール、ナイジェリア、アンゴラを歴訪。貿易、気候問題、インフラ開発、保健などの各分野における協力関係強化について協議。
01/22 アメリカ政府、イラン革命防衛隊(IRGC)やヒズボラなどを支援したとしてイラクの4個人と2団体に米国内資産凍結の制裁対象に指定したと発表。*17
01/22 エクアドル警察、インバブラ/Imbaburaでコロンビア革命軍(FARC)の一派セグンダ・マルケタリアの指導者オリバー・シニステラ/Oliver Sinisterra容疑者を拘束、強制送還送還すると発表。
01/22 日本首都東京をトルクメニスタンのメレドフ副首相兼外相が訪問、斎藤経産相と会談。脱炭素分野での協力覚書に署名。
01/22 パレスチナのガザ保健当局、10/07以来ガザ地区イスラエル軍の攻撃による死者が、子供9,600人と女性6,750人を含む少なくとも25,105人に達したと発表。不法占領されたヨルダン川西岸では子供95人を含む369人が死亡と保健当局発表。*18
01/22 イエメンをアメリカ軍とイギリス軍が攻撃、アンサール・アッラー(フーシ派)拠点8か所を空爆したと発表。*19
01/22 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)外相理事会。イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)対策として紅海に艦艇を派遣する方向で合意。*20
01/22 リベリアでボアカイ大統領が就任。
01/22 国連安全保障理事会(安保理)、ロシアの呼掛けでウクライナ侵攻を巡る緊急会合。*21
01/23 ブラジルのルラ大統領エクアドルのノボア大統領と電話会談、受刑者の反乱など緊迫するエクアドルの治安情勢について協力を申入れ。
01/23 ハイチでギャングの犯罪による2023年の死者が前年比110%増の4,789人にのぼったと国連報告書発表。*22
01/23 北朝鮮政府が首都平壌の祖国統一三大憲章記念塔を撤去したことが欧州エアバス社が撮影した衛星画像で判明。
01/23 トルコ議会、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟を承認。
01/23 ウクライナ各地にロシア軍が41発のミサイル攻撃、少なくとも6人死亡。ウクライナ軍は21発を撃墜したと発表。
01/23 オランダ当局、国際密輸ネットワークとして対ロシア制裁を回避し軍事目的で使用される可能性のある機器を不法に輸出した容疑で3人を逮捕。
01/23-24 ロシア首都モスクワをチャドのデビ大統領、アナディフ外相が訪問、プーチン大統領と会談。農業、鉱業分野での協力強化で合意。
01/24 アルゼンチンで最大の労働組合である労働全体同盟(CGT)、ミレイ大統領のオムニバス法と経済規制改革法に反対し12時間のストライキと大規模抗議デモ。
01/24 日本首都東京をリビアのラフィ暫定評議会副議長が訪問、上川外相と会談。将来の経済協力や要人往来を含む再活性化に向けた下地協議。
01/24 北朝鮮黄海に向け巡航ミサイル数発を発射。朝鮮中央通信はプルファサル3-31潜水艦発射型巡航ミサイル発射訓練と発表。
01/24 中国首都北京をナウルのエニミア外相が訪問、王毅外相と会談。国交回復関連文書に署名。
01/24 イラクのジュルフ・アルサクル/Jurf al-Sakhrとアルカイム/Al-Qaimの親イラン武装勢力カタイブ・ヒズボラの拠点を3か所アメリカ軍が空爆、少なくとも2人死亡。
01/24 ロシアのベルゴロド州Yablonovo村付近でウクライナ兵捕虜65人と乗員護衛9人を乗せたロシア軍の大型輸送機イリューシン76が墜落、全員死亡。爆発音2つがあった模様。
01/24 ロシアのクラスノダール地方トゥアプセのロスネフチ社製油所が火災。ウクライナ無人機3機が迎撃されたが、1機が敷地内に墜落し火災に至った模様。
01/24 パレスチナガザ地区ハンユニスで国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職業訓練センターをイスラエル軍戦車が砲撃、少なくとも9人死亡。
01/24 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)、同国在住のアメリカやイギリス国籍の国連や人道支援機関の職員らに30日以内の国外退去を。
01/24 トルコ首都アンカラをイランのライシ大統領が訪問、エルドアン大統領と会談。パレスチナガザ地区でのイスラエル軍の攻撃などについて協議。
01/24 ハンガリーのオルバン首相、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めると表明。
01/24-30 ドイツ全国で6日間の鉄道ストライキ
01/25 アメリカ、イギリス両政府、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)幹部4人に、攻撃や兵器密輸に関与したとして国内資産凍結の制裁。
01/25 韓国首都ソウルで与党国民の力の裵賢鎮/Bae Hyun-jin議員が鈍器のようなもので殴られ病院に搬送される。
01/25 東南アジア諸国連合(ASEAN)、ミャンマーを議長国としてオンラインで法相会議。犯罪者引渡条約などの協力推進について協議。
01/25 イスラエルのハーレツ紙、パレスチナのガザで交戦するハマスと軍(IDF)が35日間の戦闘休止で基本合意したと報道。
01/25 パレスチナのガザ保健省、ガザ市クウェート交差点で支援物資を待っていた避難民にイスラエル軍が砲撃と銃撃を浴びせ、少なくとも20人死亡、150人が負傷したと発表。
01/25- インドをフランスのマクロン大統領が訪問、ジャイプールでモディ首相と会談。首都ニューデリーで共和国記念日式典に主賓として出席。
01/26 アメリカ政府、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟承認を受け、トルコに最大40機のF16戦闘機を売却すると発表。
01/26 アメリ国務省見たー報道官、パレスチナハマスが2023/10/07による攻勢に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員12人が関与した疑いがあると発表。UNRWAへの資金拠出停止。
01/26 アメリカ通商代表部(USTR)、複数省庁と連名でミャンマー関連事業で警戒すべき分野にジェット燃料、希土類(レアアース)、軍事転用可能な活動を追加すると発表。
01/26 ベネズエラ最高裁判所、大統領選挙への野党統一候補マリア・コリナ・マチャド氏の公職就任を禁じたマドゥロ政権の決定を指示する判決を下し、事実上出馬を禁止。
01/26 ツバル総選挙。ナタノ首相が落選。
01/26 北朝鮮首都平壌を中国の孫衛東/Sun Weidong外務次官が訪問、崔善姫/Choe Son-hui外相や朴明浩/Park Myung-ho外務次官と会談。
01/26 タイ首都バンコクアメリカのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が訪問、セター首相と会談。同盟関係の重要性を確認、ミャンマー情勢について協議。
01/26 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、ハマスイスラエルへの奇襲攻撃に関与した疑いがあるとの情報をイスラエルから入手、調査を開始すると共に複数の職員を解雇したと発表。
01/26 アデン湾で大手資源照射トラフィグラ社の委託でイギリスのOceonix Services Ltdが運航しロシア産のナフサを運んでいたマーシャル諸島船籍のタンカーMarlin Luandaにイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)のミサイルが直撃、炎上。死傷者なし。
01/26 ケニア裁判所、ギャングとの戦いが続くハイチに派遣する国際治安部隊に警官1000人を参加させる政府計画について、受入国政府との相互協定が整備されていないため法的根拠がなく違憲とし、差し止め命令。
01/27 イランのシスタン・バロチスタン州サラバン/Saravanで、銃で武装した3人の襲撃により、少なくともパキスタン人9人が死亡。自動車修理工場で働いていた労働者とみられる。犯行声明なし。
01/27 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、これまでに9か国*23が資金拠出を一時停止したとし、人道支援に影響する可能性があるとともに、一部個人の疑惑を理由に全体を制裁するのは無責任だと声明発表。
01/27 マリのモプティ州バンカス圏Ogota村とOimbe村を武装集団が襲撃、およそ30人死亡。
01/27-28 南スーダンのワラップ州からディンカ/Dinka族の武装した若者とヌエル/Nuer族反政府勢力がディンカ族とヌエル族を襲撃、地元当局は子供や女性を含むあわせて52人が死亡したと発表し外出禁止令を発令。国連アビエイ暫定治安部隊(UNISFA)Agokの基地が01/28に攻撃を受け、ガーナ軍兵士1人が死亡。
01/28 北朝鮮、新浦付近の海から巡航ミサイル数発を発射。朝鮮中央通信は01/29にプルファサル3-31潜水艦発射型巡航ミサイル日本海から発射し金正恩総書記が視察したと発表。
01/28 フィリピンのミンダナオ島でドゥテルテ元大統領が演説、01/23に憲法改正による任期延長に言及したマルコス大統領を独裁への道と非難。
01/28 タイ首都バンコクを中国の王毅外相が訪問、03/01から旅行者のビザ免除で正式合意する文書に署名。
01/28 ブータン議会で01/09の総選挙を受け、国民民主党党首トブゲイ元首相が首相に就任。
01/28 イラン国防省国軍兵站庁、Simorghロケットを発射し超小型人工衛星Kayhan-2とHatef-1、大型衛星Mahdaの軌道投入に成功したと発表。セムナーン州のホメイニ師宇宙センターからの発射とみられる。
01/28 ヨルダンのシリア国境に近いアメリカ軍拠点"タワー22"を不明な武装集団が無人機で攻撃、米兵少なくとも3人死亡、30人以上負傷。バイデン大統領はイランの支援する武装集団の仕業と主張。
01/28 イスラエルの東エルサレム右翼団体ナハラ/Nahalaがガザ地区への再入植を求める集会、閣僚複数名が出席。*24
01/28 トルコのイスタンブール市サリエ地区のイタリアのサンタ・マリア・カトリック教会の礼拝中に武装集団が襲撃、少なくとも1人死亡。警察はイスラム国(IS)の犯行とし捜査。
01/28 ロシアのサンクトペテルブルクベラルーシのルカシェンコ大統領、プーチン大統領と会談。製造業、農業、軍需産業、経済などの連携強化を確認。
01/28 フィンランド大統領選挙。与党第1党国民連合ストゥブ元首相が首位も得票率が27.2%と過半数に届かず、2位で得票率25.8%の左派ハービスト元外相と02/11に決選投票。
01/28 フランス首都パリでアメリカ、イスラエルカタール、エジプト各国情報機関トップらが、イスラエルパレスチナハマスとの戦闘休止について協議。
01/28 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)を、クーデター軍事政権下のマリ、ブルキナファソニジェールが脱退すると発表。ECOWASは交渉による解決策を探ると声明発表。
01/29 日本外務省で上川外相とフォンゲッツェ駐日ドイツ大使が自衛隊独軍の間の物品役務相互提供協定(ACSA)に署名。
01/29 中国首都北京で孫衛東外務次官がウクライナのリャビキン駐中国大使と会談、ロシアのウクライナ侵攻について協議。両国関係発展の重要性を確認。
01/29 ラオスのルアンプラバンで東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議。ミャンマー国軍が暫定政府高官を派遣。タイとミャンマーの国境地域で人道支援を拡大する議長声明。ミャンマー国軍による5項目の合意履行遅延に対する懸念等はなし。
01/29 パキスタン首都イスラマバードをイランのアブドラヒアン外相が訪問、ジラニ外相と会談。01/16以来緊張した関係を緩和し、テロ対策での連携強化で合意。
01/29 パキスタンのバロチスタン州マッハ/Mach市で分離独立武装勢力の襲撃により、民間人2人と治安部隊4人、武装勢力9人を含む少なくとも15人が死亡、バロチ解放軍(BLA)が犯行声明。
01/29 シリア首都ダマスカス近郊をイスラエルが攻撃、少なくとも2人死亡。
01/29 ロシアのサンクトペテルブルクベラルーシと最高国家評議会、安全保障について協議。
01/29 ハンガリーが02/01の欧州連合(EU)緊急首脳会議で協議する500憶ユーロのウクライナ支援を含む予算見直し案を容認する譲歩案を01/27にEUに送ったと、オルバン首相側近証言として明アになる。
01/29-02/01 フィリピン海アメリカ海軍のカール・ビンソン空母打撃群とセオドア・ルーズベルト空母打撃群が海上自衛隊護衛艦ひゅうがなどと共同訓練。
01/29- アメリカ首都ワシントンをカタールムハンマド首相兼外相が訪問、イスラエルパレスチナハマスの先頭停止
01/30 日本議会で岸田首相が施政方針演説。与党自民党派閥の政治資金規正法違反(裏金)問題と、01/01能登半島地震への対応、憲法改正方針を説明。
01/30 北朝鮮、新浦付近の海から巡航ミサイル数発を発射。朝鮮中央通信は翌日、ファサル2戦略巡航ミサイルの発射訓練と発表。
01/30 中国首都北京でアメリカの代表団*25中国とフェンタニル対策を巡る作業部会を初開催。
01/30 フィリピンのミンダナオ島ダバオでドゥテルテ前大統領が記者会見し、同島分離独立に向け署名運動や国連への請願に着手すると発表。
01/30 ベトナムをフィリピンのマルコス大統領が訪問、トゥオン国家主席と会談。南シナ海の保安連携や両国の海上警備機関の協力拡大の覚書。
01/30 パキスタンパンジャブ州裁判所、イムラン・カーン元首相とシャー・クレシ元外相に国家機密漏洩罪で懲役10年の有罪判決。02/08の選挙に出馬できず。
01/30 パキスタンのバロチスタン州のパキスタン正義運動(PTI)政治集会で爆発、少なくとも2人死亡。イスラム国(IS)が犯行声明。
01/30 イラクのカタイブ・ヒズボラ(神の党旅団)、アメリカ軍への軍事活動を停止し、別の方法でパレスチナのガザの人々を守るとする声明を発表。
01/30 パレスチナガザ地区ハマスの最高指導者ハニヤ氏、イスラエルアメリカ、エジプト、カタールの4か国から休戦案を受取ったとし、検討すると発表。*26
01/30 ウクライナ政府、追加動員改正法修正法案を議会提出。*27
01/30 北アイルランド民主統一党(DUP)ドナルドソン党首、イギリス政府と欧州連合(EU)離脱後の貿易ルール運用について合意、自治政府に復帰するとの意向を発表。
01/31 アメリ財務省、石油や兵器部品の輸入に関わるミャンマー企業への追加制裁を発表。
01/31 中国外務省の汪文斌副報道局長、アフガニスタンタリバン暫定政権カリミ駐中国大使から信任状を01/30に受領したと発表。国家承認有無には触れず。
01/31 中国の董軍国防相とロシアのショイグ国防相がオンライン会談。国際情勢や地域情勢などで意見交換し、両軍協力強化で一致。
01/31 タイ憲法裁判所、最大野党前進党が2023年下院選挙で掲げた不敬罪改正について、国家転覆を意図する違憲行為とする判決。
01/31 ミャンマー軍事政権、非常事態宣言を6ヶ月延長すると発表。
01/31 パキスタン汚職裁判所、イムラン・カーン元首相と配偶者ブシュラ・ビビ氏に汚職罪で禁錮14年の有罪判決。
01/31 パキスタンのバロチスタン州政治集会で爆発、少なくともパキスタン正義運動(PTI)関係者4人死亡。犯行声明なし。
01/31 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州バジュール/Bajur管区で02/08の選挙に立候補しておりパキスタン正義運動(PTI)が推薦する無所属Rehan Zaib Khan候補が側近4人とともに撃たれ、少なくともカーン氏が死亡。
01/31 オランダのハーグの国際司法裁判所(ICJ)、ロシアがウクライナ国内の親露派に武器や資金を提供したとしてテロ資金供与防止条約違反としたウクライナの提訴について、条約違反を一部認定するも、大半を退けたうえロシアへの具体的な措置を伴わない判決。
01/31 欧州連合(EU)はじめ9か国*28外相、ミャンマーのクーデター政権について人権侵害を非難し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の関与を評価し奨励する共同声明を発表。



 変更履歴
2024.02.24
 作成。
2024.02.25
 01/29 バロチスタン州の襲撃の項を武装勢力6人から訂正。

*1:アルゼンチンはミレイ新大統領が加入辞退。

*2:イギリス、オーストラリア、バーレーンデンマーク、ドイツ、イタリア、オランダ、日本など13か国。

*3:イスラエルパレスチナサウジアラビア、ヨルダン、カタールアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、トルコ、ギリシャを訪問。

*4:バイデン大統領はじめ政権スタッフにも知らされていなかったとして問題視される。

*5:発端はモルディブ北方に隣接するラクシャディープ諸島の観光促進のためモディ首相が出演する動画で、観光客を奪われるという危機感を背景とする。また、ムイズ大統領を当選させた脱インド政策の外交方針、イスラム教国としてイスラエルパレスチナ政策に関しインド政府の対応への不満も影響。

*6:モルディブの大統領が就任後、インドより先に中国を訪問するのは極めて異例。

*7:アメリカと日本が提案、11か国が賛成、中国、ロシア、アルジェリアモザンビークが棄権。ロシアが提出したイスラエルによるパレスチナのガザ攻撃を海上安全保障崩壊の一員として明記するなどの修正案3件はアメリカとイギリスが拒否権を行使し否決。

*8:召集令状電子化、動員回避取締り厳格化や罰則強化について、一部違憲などの批判が出ていた。

*9:G7で23年7月に約束されていた。

*10:選挙区得票率は民進党45.2%、国民党40.4%。比例区民進党36.2%、国民党34.6%

*11:スイスのカシス外相が中国を仲介したロシアとの和平に言及し波紋を広げたほか、主要国の一部から停戦に肯定的な意見が出たため、ウクライナのイエルマーク大統領府長官が打ち消しに回る。

*12:祖国平和統一委員会、民族経済協力局、金剛山国際観光局が廃止される。

*13:クルド自治政府発表によれば、現地大富豪ペシュラウ・ディザイ/Peshraw Dizayee氏の自宅にミサイル1発が着弾し、氏と家族複数人が死亡。クルド情報機関長官自宅、情報センターにも着弾、アルビル空港が一時使用不能になる。アルビル空港米軍拠点に無人機3機が接近、撃墜。

*14:ウガンダ首都カンパラで01/18に開催する国際会議の議題にスーダン情勢が追加され、RSFヘメティ将軍が招待されたことに抗議している模様。

*15:福島氏は短期滞在ビザ要件緩和を求め、王氏は相応の行動を求める。拘束日本人早期解放については法に基づいて対応していると説明。東京電力福島第一原子力発電所処理水海洋放出反対では一致。

*16:2022年6月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で決定した領土防衛強化に基づく。

*17:航空業フライ・バグダッド社と最高経営責任者(CEO)、親イラン武装組織カタイブ・ヒズボラの幹部ら。

*18:ガザ地区での負傷者は子供8,663人と女性6,327人を含む62,681人、行方不明者8,000人。ヨルダン川西岸地区での負傷者は4,000人。イスラエル側の死者は1,139人、負傷者は少なくとも8,730人と同国保健当局発表。

*19:オーストラリア、バーレーン、カナダ、オランダが支援。

*20:ただしアメリカとイギリスが共同実施しているフーシ派への攻撃には加わらないとした。

*21:ラブロフ外相が欧米による武器供給が平和的解決を阻んでいると主張。ウクライナのキスリツァ国連大使はロシアが北朝鮮やイランから武器を得てウクライナを攻撃していると指摘。

*22:誘拐事件は83%増の2,490件、同国への強制送還は206,000人で、うち96%がドミニカ共和国から。

*23:アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、フィンランド、オーストラリア、カナダ、ドイツ、スイス。

*24:リクードから12人参加したほか、ユダヤの力党ベン=グヴィル国家安全治安相、スモトリッチ財相らも参加。

*25:国土安全保障省、司法省、国務省財務省の高官らで構成。

*26:休戦案は60日間の戦闘休止、イスラエル軍の再配置、ハマスが拘束する人質とイスラエルが収監するパレスチナ人の相互開放、ガザへの人道支援物資搬入増加などの項目によってなる。

*27:海外在住者に関する一部規程削除。新法では犯罪で有罪判決を受けた特定個人が兵役に就くことが可能になる。

*28:欧州連合(EU)、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドノルウェー、韓国、スイス、イギリス、アメリカの9か国。

世界の出来事 -2023年12月-

2023.12. (最終更新:2024.02.12)

12/01 アメリカのカリフォルニア州をイギリスのシャップス国防省、オーストラリアのマールズ国防相が訪問、オースティン国防長官とAUKUS国防相会議。豪州原子力潜水艦導入計画の進展状況を確認するほか、防衛産業連携についても協議。
12/01 ガイアナのエセキボ地域について国際司法裁判所(ICJ)がガイアナから提出されたベネズエラの12/03国民投票差止め請求について、現状変更に向けた行動を慎むよう求めつつも国民投票禁止には触れない判決。
12/01 ロシア大統領府、プーチン大統領が軍人定員を17万人増員し最大132万人にする大統領令に署名。
12/01 北朝鮮、軍事偵察衛星を正式運用開始と発表。
12/01 フィリピンのミンダナオ島で軍がダウラ・イスラミヤ・フィリピン/Dawlah Islamiyah-Philippinesを空爆、構成員11人を殺害したと発表。バンサモロ暫定自治政府(BTA)マギンダナオ州で襲撃を計画していたとした。
12/01 レバノンイスラエルの国境地帯で衝突、レバノン側にイスラエル軍によるとみられる空爆で住宅などが被弾し少なくとも市民を含む3人が死亡。
12/01 イスラエル政府、ハマスとの戦闘停止破棄を宣言し、軍がパレスチナのガザへの空爆を再開。
12/01 パレスチナのガザをイスラエル軍空爆。保健当局は109人が死亡したと発表。
12/01 マリ首都バマコブルキナファソのルアンバ外相とニジェールのサンガレ外相が訪問、ディオプ外相と3か国外相会談。3か国で連邦を形成する計画を提言。
12/01 国連安全保障理事会(安保理)、ソマリア政府と治安部隊への武器禁輸を解除する決議と、アルシャバブへの武器禁輸を継続する決議を採択。
12/01-02 ベトナム首都ハノイを中国の王毅外相が訪問、ベトナム共産党チョン書記長、トゥオン国家主席、ソン外相とそれぞれ会談。
12/02 日本政府、ドイツと物品役務相互提供協定(ACSA)締結で実質合意したと発表。日本としては7か国目。
12/02 北朝鮮国防省、11/21に打ち上げた軍事偵察衛星についてアメリカが何らかの攻撃を試みれば、宣戦布告と見做し、米国の偵察衛星を破壊すると警告する声明を朝鮮中央通信に発表。*1
12/02 ベトナムトンキン湾海域で沿岸警備隊と中国海警局が違法操業漁船取締等の合同パトロールを実施。中国海警局が発表。
12/02  パキスタン正義運動(PTI)、係争中のイムラン・カーン元首相に代わりゴハール・アリ・カーン/Gohar Ali Khan弁護士を無投票で新党首に任命。*2
12/02 アラブ首長国連邦(UAE)首都ドバイを日本の岸田首相が訪問、アブドラ国王と会談。イスラエルハマスの衝突に関連し、ヨルダンへの1億ドルの財政支援を表明。
12/02 アラブ首長国連邦(UAE)首都ドバイで日本の岸田首相と欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が会談、パレスチナ情勢やウクライナ情勢を協議。
12/02 シリア首都ダマスカスをゴラン高原方面からイスラエル軍がミサイル攻撃、少なくともシリア人2人を含む4人死亡。イラン革命防衛隊、隊員2人が死亡したと発表。
12/02 フランス首都パリのセーヌ川沿いエッフェル塔近くで刃物を持った男に襲われ少なくとも1人死亡。
12/02 フランスのマクロン大統領と日本の岸田首相が電話会談。5年間の両国協力拘泥表で合意、経済安全保障連携作業部会や円滑化協定(RAA)議論加速、防衛協力拡大で一致。中国を念頭に経済的威圧への懸念と反対を表明、供給網保護でも協力の方針。
12/02 ブルキナファソ軍事政権とニジェール軍事政権、G5サヘルからの脱退を宣言。
12/03 ベネズエラガイアナのエセキボ地域の領有権を主張し、仲裁裁定の賛否や最終的に自国領とすべきかなどを問う5件の国民投票。5件とも領有権支持側が95%以上の得票率で勝利したと選挙管理当局発表も、有効投票数は非公表。*3
12/03 韓国大統領府の趙太庸国家安保室長、北朝鮮との南北軍事境界線付近の監視用哨所を復旧する方針を表明。
12/03 フィリピンのミンダナオ島マラウィのミンダナオ州立大学体育館でカトリック信者ミサ最中に即席爆発送致(IED)が爆発、少なくとも4人死亡。マルコス大統領は外国のテロリストの仕業と非難。
12/03 南シナ海南沙諸島ウィットサン礁*4付近に中国海上民兵船団が135隻以上が集結しているとフィリピン沿岸警備隊が発表。不法とし、巡視船2隻を派遣して無線警告を行ったが反応なかったと非難。
12/03 パレスチナガザ地区イスラエル軍が南部への地上作戦を開始。
12/03 パレスチナのガザ当局、12/01の戦闘停止終了以来、空爆で少なくとも700人が死亡したと発表。
12/03 パレスチナヨルダン川西岸で、10/07以来パレスチナ人少なくとも3,000人がイスラエル軍(IDF)に逮捕されたと国連人道問題調整事務所(OHCA)発表。IDFはカルキリヤへの強制捜査パレスチナ人1人を射殺。
12/03 紅海でイエメンから発射された弾道ミサイルが、バハマ船籍の貨物船ユニティ・エクスプローラー、パナマ船籍の貨物船9号、ソフィー2にそれぞれ直撃、重大な損傷はなし。アメリカ海軍の駆逐艦カーニーが無人機3機を撃墜。アンサール・アッラー(フーシ派)がうち2件について犯行声明
12/03 イタリア政府、中国政府に一帯一路からの離脱を正式通知。
12/03 コンゴ民主共和国(DRC)で、反政府武装勢力M23に対処すべく政府要請で駐留していた東アフリカ共同体地域軍(EAC-RF)が任期更新を停止したことから撤退を開始、多国籍軍のうちケニア軍兵士第一陣が北キブ州ゴマの空港からナイロビに出立。
12/03 ナイジェリアのカドゥナ州イガビ自治区Tudun Biri村を軍の無人機が誤って爆撃、少なくとも住民85人死亡。ティヌブ大統領が調査を命令。
12/03-04 中国首都北京をベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、習近平国家主席と会談。ロシアのウクライナ侵攻について協議。内政干渉を認めないことで一致、西側の制裁を牽制。
12/04 オーストラリア首都キャンベラをフランスのコロナ外相が訪問、ウォン外相と会談。インド太平洋地域での軍事基地相互利用など防衛協力拡大ロードマップを採択。
12/04 中国人民解放軍南部戦区田軍里報道官、南シナ海アユンギン礁周辺にアメリカ海軍海域戦闘艦ギフォーズが侵入したと発表し、平和と安定に対する卿として非難、海上部隊が警戒監視してると発表。
12/04 インドのマニプル州テングノウパル地区で4日、不明な武装組織間の銃撃戦があり少なくとも13人死亡。05/03から続く多数派メイテイ族とクキ族など少数派部族の衝突で4日までに少なくとも180人が死亡。
https://www.aljazeera.com/news/2023/12/4/at-least-13-killed-in-armed-fighting-in-indias-ethnic-riots-hit-manipur
12/04 アフガニスタンのクナール州で、タリバン暫定政権治安部隊がパキスタンタリバン運動(TTP)のマラカンド/Malakand師団の司令官3人と構成員16人を逮捕。
12/04 イラクキルクークアメリカ軍がイラン系民兵組織無人機中継拠点を空爆、戦闘員少なくとも5人が死亡。米国防総省無人機攻撃を察知し阻止したと発表。
12/04 イスラエルの裁判所、10/07のハマス攻勢により法務大臣命令で中断されていたネタニヤフ首相の贈収賄、背任と3件の汚職容疑の審理を再開。
12/04 パレスチナガザ地区イスラエル軍が住民の避難先になっていた学校2校を空爆、少なくとも50人死亡。
12/04 イギリスのクレバリー内相、移民受入れ条件のうち熟練した職掌の制限を強化することで総数を削減する計画を発表。
12/04 ケニアの裁判所は野党オレンジ民主運動党の申立てを受け、11月に成立した国有企業売却規制法改正法(民営化法)に基づく国有企業売却事業について、2024/02/26までの差止命令。
12/04 国連総会、核兵器廃絶決議案を賛成148か国、棄権29か国、反対7か国で可決。*5
12/05 アメリ財務省、ロシアの軍事技術調達に協力したとして、ベルギーの実業家ハンス・デ・ギーテレ氏と関連複数企業に米国内資産凍結や取引禁止の制裁対象に追加したと発表。司法省は起訴状を公開。
12/05 ベネズエラマドゥロ大統領はガイアナのエセキボ地域について、国民投票の結果を受け、国営石油会社PDVSAと国営鉄鋼会社CVGに対し部門創設を促すと同時に石油、ガス、鉱山の探査と採掘の運営ライセンス発行を進めると発表。
12/05 ペルー憲法裁判所、政府に対し服役中のフジモリ元大統領の即時釈放命令。
12/05 米州人権裁判所、ペルー政府に対しフジモリ元大統領の釈放をしないよう求める判断。
12/05 中国の香港特別行政区李家超/John Lee行政長官、保釈期間中の民主活動家周庭氏が留学先のカナダで香港に戻らない意思を表明したことについて、必ず逮捕すると非難保釈条件厳格か。
12/05 ミャンマー中央銀行外国為替取引で固定してきた参考レートを廃止すると各金融機関に伝達。二重相場終了。
12/05 アフガニスタンタリバン暫定政権、パキスタンタリバン運動(TTP)のマラカンド/Malakand師団関係の司令官3人と構成員16人を逮捕。
12/05 カタール首都ドーハで湾岸協力会議(GCC)。タミム首長が演説でイスラエル軍によるパレスチナガザ地区攻撃を非難。
12/05 トルコ財務省、同国がテロ組織指定しているクルディスタン労働者党(PKK)と関係したとして日本の2法人*6を含む国外の20法人と62人の個人に対し、同国資産凍結の制裁を決定。
12/05 イギリスのキャメロン外相、中国の王毅外相と電話協議。中国の多極主義を高く評価するとし、国際・地域問題での存在感発揮を期待と述べる。王毅氏は一極主義への反対を表明して応じる。
12/05 欧州連合(EU)主要機関、域内で事業展開する服飾事業者に販売残在庫廃棄を禁じる法案で大筋合意。産地、加工地からライフサイクル全体での温暖化ガス排出量などを管理開示するデジタル製品パスポートへの対応を含む。
12/05 ルワンダ首都キガリをイギリスのクレバリー内相が訪問、ビルタ外相と会談。不法入国者の強制移送に関し、英国から移送後危険な第三国に移送しないよう保証する協定に署名。
12/05- フランス領ニューカレドニアで太平洋島嶼国国防相会合。
12/06 アメリカ商務省、ロシアの軍需産業無人航空機の生産に関与したとして42の個人と団体をエンティティリスト(禁輸リスト)に追加したと発表。*7
12/06 アメリカ司法省、ロシア兵4人をウクライナでの戦争犯罪容疑で訴追。*8
12/06 コスタリカチャベス大統領、情報セキュリティ上の理由で5Gモバイルネットワーク設備からファーウェイ製品を排除すると表明。
12/06 ガイアナ首都ジョージタウンアメリカのブリンケン国務長官が訪問、アリ大統領と会談、ベネズエラによるエセキボ地域併合の動きについて協議。
12/06 エクアドルのノボア大統領、名前を特定せず、重要な犯罪集団の指導者を逮捕したほか、接触のある組織のひとつは和平協定を申し込んできたと発表。
12/06 ペルーのリマ郊外の施設からフジモリ元大統領が釈放される。
12/06 中国の王毅外相がアメリカのブリンケン国務長官と電話協議。関係の安定さを強固にするよう求める。
12/06 中国首都北京をミャンマー軍事政権タンスエ外相が訪問、王毅外相と会談、支持と支援を要請。王氏は中国・ミャンマー経済回廊建設推進を訴え。
12/06 アフガニスタンタリバン暫定政権ムジャヒド報道官、中国政府がビラル・カリミ駐中国大使を承認したと明らかに。タリバン政権の大使承認は初という。
12/06 アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビをロシアのプーチン大統領が訪問。ムハンマド大統領と会談、パレスチナウクライナの情勢などを協議。
12/06 サウジアラビアをロシアのプーチン大統領が訪問、ムハンマド皇太子と会談。パレスチナ情勢、原油市場などについて協議。
12/06 パレスチナガザ地区イスラエル軍がハンユニス防衛線突破を主張、ヤヒヤ・シンワール指導者の自宅を包囲。
12/06 イギリスのジェンリック移民担当閣外相、政府が公表した不法移民のルワンダへの強制移送を可能にする法案の内容が不十分だとして辞任。
12/06 チャド政府とモーリタニア政府、ブルキナファソとチャドの脱退を受け、G5サヘルの解散に向け手続きに着手したと発表。*9
12/06 国連のグテレス事務総長、国連憲章第99条に基づき国連安全保障理事会(安保理)議長にパレスチナのガザでの人道的大惨事回避と停戦宣言を要請する書簡を送付。
12/06-07 ドイツ首都ベルリンで連合宇宙作戦イニシアチブ(CSpO)将官級会議。日本から防衛省航空自衛隊代表者が初めて参加。*10
12/06- アメリカ首都ワシントンをイギリスのキャメロン外相が訪問、ブリンケン国務長官と会談、パレスチナウクライナなど安全保障情勢について協議。民主、共和両党の有力議員と会談。
12/07 アメリカのバイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談、パレスチナガザ地区への人道支援拡大協力や攻勢の人道的配慮を要請。
12/07 ガイアナ領空エセキボ地域上空で軍がアメリカ空軍と合同飛行訓練。
12/07 ブラジルのリオデジャネイロでメルコスル(南部共同市場)首脳会議。ボリビアの加盟を正式決定、シンガポールとの自由貿易協定(FTA)を署名。欧州連合(EU)とのFTA交渉難航に苦言。ベネズエラガイアナのエセキボ地域をめぐり平和的解決を求める共同声明を採択。*11
12/07 ペルーの司法監視委員会、汚職疑惑に関する介入防止を理由に、ベナビデス司法長官を6か月間の停職処分。
12/07 セーシェルのマヘ島の爆発物貯蔵庫が爆発、少なくとも66人負傷。
12/07 セーシェルのラムカラワン大統領、マヘ島の爆発と豪雨に伴う洪水を理由に、生活必須職従事労働者と旅行者を除く外出禁止令を含む非常事態宣言を発令。
12/07 オーストラリア首都キャンベラをパプアニューギニアのマラペ首相が訪問、アルバニージー首相と会談、安全保障協定に署名。パプアニューギニアの治安安定化に向けた警察協力の推進などで合意。武力攻撃への対処は協議で決めるとした。
12/07 ロシア首都モスクワをイランのライシ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。2国間関係強化で一致、ユーラシア経済同盟(EAEU)とイランとの間で自由貿易協定(FTA)が署名されるとの見通しを示す。*12
12/07 中国を欧州連合(EU)のミシェル大統領、フォンデアライエン欧州委員長が訪問、習近平国家主席と会談。ロシアのウクライナ侵攻、電気自動車の補助金政策など経済問題などについて協議。
12/07 中国首都北京でメコン川流域5か国*13と中国が外相会議。一帯一路協力拡大、国境を越えた詐欺やとばくの取締りについても協力を申し合わせ。
12/07 中国の天津をシンガポール金融通貨庁(MAS)代表団が訪問、シンガポールで旅行者向けにデジタル人民元実証実験を実施すると発表。*14
12/07 アルメニア首相府とアゼルバイジャン大統領府、ナゴルノカラバフ和平に向け和平に向けた共同声明を発表。アゼルバイジャン兵2人とアルメニア兵32人が解放されたと明らかにした。
12/07 イスラエル軍報道官、パレスチナハマス戦闘員が12/06-07に数百人規模で投降したと主張。
12/07 イスラエルレバノンの国境でイスラエル軍ヒズボラの戦闘によりイスラエル民間人少なくとも1人が死亡。
12/07 パレスチナガザ地区についてスイスの欧州地中海人権モニターが、イスラエル軍(IDF)がガザ市ベイトラヒヤの学校で医師や記者を含め多数の避難者を殴打し裸にしたうえで無作為で恣意的な拘束を始めたと発表。少なくとも7人が銃殺されたとして調査を求める声明。
12/07 ギリシャアテネをトルコのエルドアン大統領が訪問、ミツォタキス首相と会談。貿易拡大や意思疎通厳密化で合意。
12/07 スペイン外務省、諜報機関CNI所属諜報員から金品で機密情報を得ようとしたとしてアメリカ大使館職員2人を追放。渡った情報の内容は不明。
12/07 イギリス政府、ロシア連邦保安部(FSB)が民主的プロセスへの介入を狙い要人らに大規模サイバー攻撃を長年続けてきたと非難する声明発表。
12/08 アメリ財務省、人権侵害に関わったとして各国高官など20人を制裁対象に追加すると発表。*15
12/08 アメリカ政府、イスラエルへの戦車搭載弾薬売却を承認、緊急性が高いとして議会承認手続きを省略すると議会に通知。
12/08 イラク首都バグダッドアメリカ大使館に向けカチューシャロケット14発が発射され、一部は門付近に着弾したが残りは外れた。死傷者なし。
12/08 欧州連合(EU)、パレスチナハマス カッサム旅団ムハンマド・デイフ指揮官ら2人をテロリスト指定、資産凍結などの制裁対象に追加。
12/08 ナイジェリア首都アブジャ西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)首脳会議。域内の軍事クーデター政権への対処などについて協議。
12/08 国連安全保障理事会(安保理)、パレスチナのガザでの人道目的の即時停戦を求める決議案を採択、イギリスが棄権、アメリカが拒否権を行使して否決。関連決議案採決は6件目。
12/09 日本の長崎市で核軍縮を議論する第3回国際賢人会議会合。岸田首相が出席。
12/09 韓国首都ソウルで趙太庸/Cho Tae-yong国家安全保障室長、日本の秋葉国家安全保障局長、アメリカのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が会談、11/21に軍事偵察衛星を打ち上げた北朝鮮への対応をめぐり、リアルタイム情報共有や違法なサイバー活動の遮断に向けた協力で一致。
12/09 フィリピン政府、南シナ海スカボロー礁でフィリピン漁船に漁業水産資源局の船が燃料や食料を補給しようとしたところ、中国海警局の船が放水銃、長距離音響発生装置(LRAD)を使い妨害したと発表、違法かつ攻撃的な行動を厳しく非難すると声明発表。
12/09 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)、パレスチナのガザに人道支援がなければイスラエルに向かうすべての船を標的に攻撃を行うとする警告を発表。
12/09 紅海上でフランス海軍フリゲート艦ラングドックがイエメン沿岸から接近してきた所属不明の無人機2機を撃墜。
12/09 ドイツ社会民主党(SPD)が党大会で、ロシアとの過去の関係性を誤りだったと認め、関係見直しを表明。
12/09 赤道ギニア首都マラボをベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、ムバソゴ大統領と会談。貿易、産業、教育、保健、農業などの分野での二国間協力を確認。
12/09 マリのモプティ州から国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)最後の拠点を撤収し当局に引渡し。
12/09 トーゴニジェールのクーデター軍事政権ティアニ将軍が訪問、ニャシンベ大統領と会談。ニジェール首都ニアメにトーゴ大使館を開設すると発表。
12/09 カーボベルデウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、コレイアイシルバ首相と会談。
12/10 アルゼンチンのミレイ大統領就任式。*16
12/10 中国海警局、フィリピン当局の船2隻が南沙(英語名スプラトリー)諸島にあるアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)付近の海域に不法侵入し海警局船舶に衝突したと発表。
12/10 中国海警局、日本の尖閣諸島で中国が領有権を主張する海域に日本の漁船1隻と巡視船が不法に侵入したと発表、法に基づいて警告したと主張。
12/10 中国の香港特別行政区区議会選挙。
12/10 イスラエルのネタニヤフ首相、ロシアのプーチン大統領と電話会談。12/08の国連安全保障理事会(安保理)で採決されたイスラエルハマスの即時停戦決議案にロシアが賛成したことに不満を表明。*17
12/10-12 エジプト大統領選挙。12/18に選挙管理委員会が結果発表、投票率66.8%。シシ大統領が得票率89.6%で再選。
12/11 日本首都東京を北大西洋条約機構(NATO)のアメリカなど8か国の大使*18が訪問、上川外相らと会談し、関係強化に向けた話し合い。
12/11 ロシア中央選挙管理委員会、22年9月に一方的に併合を宣言したウクライナルガンスク州ドネツク州、ヘルソン州ザポリージャ州でも大統領選挙の投票を実施すると発表。
12/11 中国の王毅外相とイランのアブドラヒアン外相が電話会談、パレスチナ情勢をめぐり即時停戦の必要性で一致。
12/11 フィリピン政府、南シナ海での中国船との衝突について在フィリピン中国大使を召喚、国外追放の可能性を示唆。
12/11 ベトナム首都ハノイカンボジアのフン・マネット首相が訪問、ベトナム共産党チョン書記長、チン首相らと会談。科学技術など3分野で覚書に署名。
12/11 イスラエル軍、パレレスチナのガザ地区に接するケレル・シャローム検問所を安全検査のため解放し、翌日から人道支援物資の検査を行いラファ検問所を経由してガザに搬入する計画を発表。また、ハマスなどの戦闘員500人以上を拘束したとし、ハマスは崩壊寸前と主張。
12/11 パレスチナガザ地区カマル・アドワン/Kamal Adwan病院をイスラエル軍(IDF)が攻撃、女性患者2人が死亡。
12/11 ポーランド下院、10/15の総選挙に応じ首相信任投票。モラウィエツキ前政権への信任投票は野党3党より否決され、トゥスク元首相を新首相に選出。
12/11 コンゴ民主共和国(DRC)北東地域についてアメリカ政府、反政府武装勢力を含む72時間の停戦か成立したと発表。当事者側の発表はなし。
12/11-12 アメリカをウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、上下両院議会幹部らや、バイデン大統領と会談。支援予算通過を訴え。*19
12/11-12 中国中央経済工作会議。供給網強靭化を確認。
12/12 ハイチ首都ポルトープランス国境なき医師団(MSF)の救急車両が武装勢力の襲撃を受け、患者1人が死亡。MSFは職員の安全が確保できないとして病院を閉鎖。
12/12 マレーシアのアンワル首相が内閣改造人事を発表。2省庁を分割しデジタル省などを新設。財相はアンワル首相が兼務続行。
12/12 ミャンマーの2023年のアヘン推定生産量が1,080tとし、周辺国に流通防止対策を呼びかける報告書を国連薬物犯罪事務所(UNODC)が公表。
12/12 パキスタン首都イスラマバード高等裁判所ナワズ・シャリフ元首相が息子の会社から不正に資金を取得していたとされる汚職容疑で逆転無罪判決。
12/12 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州ダラバン/Darabanの軍駐屯地を武装集団が襲撃、銃撃と自爆攻撃により少なくとも兵士23人および襲撃者6人が死亡。パキスタン聖戦運動(TJP/Tehreek-e-Jihad Pakistan)が犯行声明。
12/12 パレスチナガザ地区イスラエル軍(IDF)は人質2人の遺体を収容したと発表。ガザ当局はIDFがベイトラヒヤのカマルアドワン病院に突入したと発表。
12/12 パレスチナガザ地区イスラエル軍ハマスによる地下トンネルへの海水注入を開始したとアメリカの報道機関が報道。
12/12 パレスチナガザ地区カマル・アドワン/Kamal Adwan病院にイスラエル軍(IDF)が突入、病室や中庭に向けて発砲。
12/12 紅海のバブエルマンデブ/Bab-el-Mandeb海峡を航行中のノルウェー船籍のタンカー ストリンダ/Strindaが攻撃を受け火災が発生。イエメンの反政府武装勢力アンサール・アッラー(フーシ派)が犯行声明。フランス海軍フリゲート艦ラングドックが同船を狙ったとみられる無人機を撃墜したと仏国防省発表。
12/12 イギリス議会下院、不法入国した移民をルワンダに強制移送する法案の第一採決を可決。詳細審議へ。*20
12/12 アイルランド政府、次の1月から公営宿泊施設に滞在するウクライナ難民への支援を220ユーロ/週から38.8ユーロに、新たに到着する難民の公営宿泊施設滞在期間を90日間に削減すると発表。
12/12 ナイジェリアのニジェール・デルタに位置するリバーズ州で、軍に護送された石油サービス会社の車列が待伏せ攻撃を受け、少なくとも兵士4人と運転手2人の6人が死亡、韓国人職員2人が誘拐される。
12/12 マリのセグー州ファラボゴウ/Farabougou村で軍事拠点と村が武装勢力の襲撃を受け、兵士約20人と民間人少なくとも5人が死亡、一部が誘拐される。
12/12 国際通貨基金(IMF)理事会、スリランカ支援の初回審査を完了し3億3700万ドル相当の追加支援を正式承認。
12/12-13 ベトナム首都ハノイを中国の習近平国家主席が訪問、ベトナム共産党チョン書記長、トゥオン国家主席らと会談。中越関係を包括的戦略的パートナーシップから戦略的運命共同体に深化させると合意。
12/13 韓国与党国民の力金起炫/Kim Gi-hyeon代表が、10月のソウル市江西区長選挙の大敗を受け辞任する意向を発表。
12/13 インド国会下院で国会議事中に傍聴席から男2人が議場に乱入し発煙筒を振り回したほか、建物外でも男女2人が発煙筒に点火、現行犯逮捕される。
12/13 イスラエル軍パレスチナガザ地区におけるハマス掃討作戦で兵士115人が死亡したほか、ガザ市シェジャイヤでハマス戦闘員350人を殺害したと発表。
12/13 パレスチナのガザ保健当局、イスラエル軍により10/07以来少なくとも1万8600人が死亡したと発表。
12/13 ウクライナ首都キエフにロシア軍による弾道ミサイル攻撃、10発すべてを撃墜成功したとゼレンスキー大統領発表。53人負傷。
12/13 ポーランドでトゥスク内閣が正式に発足。
12/13 ギニアビサウ国会議事堂前に、エンバロ大統領による議会解散違憲として、ペレイラ議長はじめギニアカーボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)などの野党議員らが国会を開こうと集まったところを警察が阻止。野党が抗議行動に移り警察は催涙弾を使って解散させる。
12/14 セントビンセント・グレナディン首都キングスタウンE.T.ジョシュア国際空港でベネズエラマドゥロ大統領、ガイアナのアリ大統領が会談。*21互いに直接、間接ともに威嚇や武力行使をしないとする共同声明を公表。
12/14 エクアドル司法当局、麻薬取引に関与した容疑で元警察早朝、弁護士、司法評議会テラン/Wilman Teran長官を含む29人を一斉逮捕。
12/14 日本をイギリスのシャップス国防省が訪問、インド太平洋地域への関与強化のため2025年に英空母打撃群を日本に派遣すると発表。
12/14 韓国軍、中国軍とロシア軍の航空機が防空識別圏に侵入したと発表。戦闘機を緊急発進させて対応、領空侵犯なし。
12/14 ロシア首都モスクワでプーチン大統領が年末記者会見と国民対話。
12/14 中国外務省、ミャンマー軍事政権とミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)、タアン民族解放軍(TNLA)、アラカン軍(AA)と和平協議を開き、中国の仲介で一時停戦に合意したと発表。
12/14 中国の香港特別行政区警察、海外の民主活動家ら5人に懸賞金100万香港ドル付きの指名手配を発表。*22
12/14 イスラエルアメリカのサリバン大統領補佐官が訪問、ネタニヤフ首相と会談。ガザ地区攻撃縮小の条件などについて協議。
12/14 パレスチナのガザ市ベイトラヒヤのカマル・アドワン病院でイスラエル軍(IDF)がハマス戦闘員少なくとも70人を拘束したと発表。
12/14 ニジェール首都ニアメをトーゴのダッシー外相が訪問、民政移管に向けた調停を行い、内容と時期について合意したと発表。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)に提出する。
12/14 セネガルのジガンショール州ビニョナ/Bignonaでカサマンス民主軍運動(MFDC)制圧作戦中の軍車両が地雷により損傷、少なくとも兵士4人が死亡。
12/14-15 イスラエルアメリカのサリバン大統領補佐官(安全保障担当)が訪問、ガラント国防相、ネタニヤフ首相らと会談。
12/14-15 欧州連合(EU)首脳会議。ウクライナモルドバ加盟交渉開始とジョージアの正式な加盟候補国とすることで合意。*23ウクライナへの追加支援予算はハンガリーの反対で否決。
12/15 日本政府、ウクライナ侵攻を理由にロシア軍関係者を含む35人、44団体の資産を凍結、63団体への輸出禁止、ダイヤモンド輸入停止の追加制裁。
12/15 中国首都北京をサウジアラビアの外務副大臣とイランの外務次官が訪問、王毅外相と3者会談。貿易や人的交流など幅広い分野での協力を表明。
12/15 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州デラ・イスマイル・カーン管区タンク/Tank地区の警察署が武装した3人が襲撃、少なくとも警官2人が死亡。襲撃者は死亡、2人が射殺され1人が自爆。アンサール・ウル・イスラム/Ansar-ul-Islamが犯行声明。
12/15 イスラエル政府、パレスチナガザ地区とのケレム・シャローム検問所からの人道支援物資の搬入を一時的に認めると発表。
12/15 パレスチナヨルダン川西岸ラマラをアメリカのサリバン大統領補佐官が訪問、アッバス議長と会談。戦闘終結後のガザ地区統治などについて協議。
12/15 パレスチナガザ地区シャジャイヤでイスラエル軍(IDF)がハマスに拘束されていたイスラエル人の人質3人を誤って射殺。
12/15 イエメンのバベルマンデブ海峡でリベリア船籍の船舶2隻がドローンやミサイル攻撃を受け、一部命中して火災。
12/15 ケニア首都ナイロビでコンゴ民主共和国(DRC)反政府武装勢力M23や元DRC議会議員ナンガー/Corneille Nangaa氏などの各勢力がコンゴ河同盟(DRA)を発足。全民族のDRC共生を掲げる。
12/15 コンゴ民主共和国(DRC)北東地域について、12/11の停戦が12/28まで2週間延長されたとアメリカ政府発表。当事者の発表はなし。
12/15 コンゴ民主共和国(DRC)のイトゥリ州の村をイスラム過激派武装勢力民主同盟軍(ADF)が襲撃、女性6人を含む11人の斬首死体が発見される。12/20の選挙とは無関係とみられる。
12/15 コンゴ民主共和国(DRC)の南キブ州と北キブ州でそれぞれ12/20の議会選挙与党系候補者が襲撃を受け死亡。また、首都キンシャサ福音派コンゴ キリスト教会の寺院が与野党支持者の衝突に巻き込まれて破壊される。
12/15 国連安全保障理事会(安保理)理事国の日本、アメリカ、アルバニアと翌年理事国入りする韓国が、北朝鮮による人権侵害を非難する共同声明を発表。*24
12/16 メキシコのグアナフアト州サラマンカ/Salamanca市の理髪店をバイクに乗った男が襲撃、銃撃で少なくとも4人死亡。
12/16 日本首都東京で東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本が日ASEAN共創フォーラム。人的交流、経済 社会の共創、平和と安定の3本を柱にした共同ビジョン声明を採択。脱炭素など約30件の覚書に署名。
12/16 日本首都東京で岸田首相がインドネシアのジョコ大統領、シンガポールのリー・シェンロン首相と相次いで会談。
12/16 日本首都東京でマレーシアのアンワル首相と岸田首相が会談、政府安全保障能力強化支援(OSA)を活用し救難艇供与を表明。
12/16 ミャンマーヤンゴンで爆弾テロ、前日からあわせて13郡区で発生し少なくとも1人死亡。
12/16 ミャンマーのシャン州ナムサン/Namhsanをターアン民族解放軍(TNLA)が国軍からだっしゅしたと
12/16 イスラエルアメリカのオースティン国防長官が訪問、ネタニヤフ首相らと会談、ガザ地区の民間人保護について協議。
12/16 マダガスカルのラジョエリナ大統領が期目就任。
12/16-17 日本首都東京でで東南アジア諸国連合(ASEAN)+日本特別首脳会議。人的交流、経済・社会の共創、平和と安定の3項目を柱とする共同ビジョン声明を発表。
12/17 アメリカ税関国境警備局(CBP)、移民増加を受けて、テキサス州とメキシコの間で貨物を運ぶイーグルパス/Eagle Passとエルパソ/El Pasoの国際鉄道橋を閉鎖。*25
12/17 メキシコのグアナフアト州サルバティエラ/Salvatierraでクリスマス行事posadaを祝う100人規模のパーティ会場で男6人が無差別に銃ら、少なくとも12人死亡。
12/17 コロンビアの極左武装勢力民族解放軍(ELN)、政府との和平交渉の共同声明で、身代金目的の誘拐を今後実施しないと宣言。
12/17 チリ新憲法案承認可否を問う国民投票。賛成44.2%、反対55.8%で否決。
12/17 日本首都東京でフィリピン沿岸警備隊(PCG)ガバン長官と海上保安庁奥島長官が海洋状況把握(MDA)協力覚書締結。*26
12/17 北朝鮮日本海に向けて短距離弾道ミサイル1発を発射。日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下。
12/17 韓国の釜山港アメリカ海軍原子力潜水艦ミズーリが入港。
12/17 パレスチナガザ地区ジャバリヤ難民キャンプをイスラエル軍(IDF)が襲撃、少なくとも90人死亡。また、ヌセイラト難民キャンプをIDFが空爆、少なくとも25人死亡。
12/17 セルビア議会 地方総選挙。与党セルビア進歩党(SNS)が129(+9)議席で勝利。反暴力セルビア連合(SPN)が65(+25)議席と躍進。
12/17 ケニアのムダバディ外相、12/15に首都ナイロビで反政府武装勢力の同盟をケニアが許したとするコンゴ民主共和国(DRC)の非難を受け、コンゴ反政府勢力との断絶と当該同盟の調査を宣言。
12/17 チャドで民政移管に向けた憲法改正国民投票。チャドで初の地方議会と地方政府を制定する内容
12/18 アメリカをフィンランドのハッカネン国防省が訪問、ブリンケン国務長官と会談。フィンランドの基地15か所の米軍の使用権を認める防衛協力協定に調印。
12/18 アメリカのオースティン国防長官、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による公開周辺での商船攻撃に対抗すべく米軍主導の融資連合を結成すると発表。*27
12/18 メキシコ全国家禽生産者組合(UNA)、アメリカ税関国境警備局(CBP)によるイーグルパスとエルパソの国際鉄道橋閉鎖を受け、養鶏農家の飼料輸入に深刻な悪影響が生じるおそれがあるとして、政府に介入を求めたと発表。
12/18 ガイアナをイギリスのラトリー米州・カリブ海担当大臣が訪問、エセキボ地域についてガイアナ支持を明確にひよ
12/18 日本外務省、政府安全保障能力強化支援(OSA)枠組みでフィジー海軍に警備艇などを供与すると発表。
12/18 日本首都東京で日本、オーストラリア、東南アジア諸国連合(ASEAN)がアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会議。アジアの脱炭素政策司令塔設立で合意するなどの共同声明を採択。*28
12/18 北朝鮮が首都平壌から日本海に向けて長距離弾道ミサイル1発を発射、日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下。最高高度約6,000km、飛距離約1,000km、約73分間飛行。北朝鮮は同日、固体燃料式大陸間弾道弾(ICBM)火星18の発射訓練を実施したと発表。
12/18 中国首都北京を北朝鮮の朴明浩外務次官が訪問、王毅外相と会談。中朝国交樹立75年を翌年に控え、友好関係や二国間協力の戦略的意義を再確認。
12/18 中国首都北京中南海香港特別行政区李家超行政長官が訪問、習近平国家首席、李強首相と共に共産党指導部への職務報告。香港区議会選挙を習主席が評価。*29
12/18 ミャンマーラカイン州ラムリー島の国軍軍事拠点をアラカン軍(AA)100人規模が襲撃。被害不明。
12/18 イスラエルアメリカのオースティン国防長官が訪問、ネタニヤフ首相、ガラント国防相らと訪問。米国の関与を確認、パレスチナガザ地区戦闘規模縮小に向けた協議。
12/18 セルビア首都ベオグラードで12/17の選挙で与党による不正な票操作があったとして抗議する大規模デモが始まる。
12/18 スーダンのエル・ゲジラ州州都ワドマダニ/Wad Madaniから政府軍(SAF)が撤退、即応支援部隊(RSF)が侵入。
12/18 ウガンダのカムウェンゲ県カバンダラ/Kyabandara カトリック教区の飲食店を民主同盟軍(ADF)が襲撃、地元議員1人を含む少なくとも5人死亡。
12/18 ナイジェリアのアクワ・イボム州オロン/OronのUyo-Okoboinで、武装集団が高等裁判所ウワンナ/Joy Uwanna判事を襲撃して拉致、少なくとも警備担当者1人が死亡。
12/18 ブルキナファソのクーデター軍事政権、スム州ジボで民間人に兵士が暴力を振るっているとして拡散される動画には偽だとして信用しないよう呼び掛け、当地で民間人襲撃を続けるイスラム過激派武装勢力をを非難。
12/18-22 国連安全保障理事会(安保理)、パレスチナのガザ情勢をめぐり緊急会合。人道支援拡大を目指す決議案を協議。拒否権を回避するため延期を重ね、12/22にアメリカとロシアが棄権、13か国の賛成で採択。戦闘停止は盛り込まれず。
12/19 アメリ国務省、44か国によるイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)による公開周辺での商船攻撃を非難する共同声明を発表。*30
12/19 アメリカ上院民主党のシューマー、同共和党のマコネル両院内総務、ロシアから侵攻を受けるウクライナへの支援追加予算の年内通過を断念したと発表。
12/19 日本、韓国、アメリカ防衛当局、過去に日米/日韓間にあったミサイル探知情報即時共有システムを米国側で接続し日韓間でも稼働を開始したと発表。
12/19 ウクライナのゼレンスキー大統領、記者会見で軍が45~50万人の追加動員を求めていると明かす。ザルジニー総司令官解任説は否定。
12/19 ポーランド議会、2015年の公共放送への介入を可能にする改正法に対抗し、公共放送の非政治化を目指して改革を進める決議案を採択。
12/19 国連安全保障理事会(安保理)、北朝鮮による12/18の大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星18発射訓練を受けて緊急会合。
12/19 国連安全保障理事会(安保理)、国際連合コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の3段階にわたる撤退決議を全会一致で採択。
12/19 主要7か国、オンラインで財務相 中央銀行総裁会議。ロシアから侵攻を受けるウクライナへの支援を協議。
12/19-20 中国首都北京をロシアのミシュスチン首相が訪問、習近平国家主席、李強首相らと会談。経済、貿易、エネルギー、供給網の安定維持について協力を表明。
12/20 アメリカ政府が資金洗浄マネーロンダリング)の疑いで訴追していた、ベネズエラマドゥロ大統領の腹心サーブ/Alex Saab容疑者の釈放。制裁緩和に伴う囚人交換の一環。
12/20 アメリ財務省、主要7か国(G7)などによるロシア産原油価格上限設定制裁を強化し闇取引の抜け穴をふさぐと発表。加えて制裁対象取引関与を理由にアラブ首長国連邦(UAE)や香港などの海運会社を制裁対象に追加。
12/20 ベネズエラ政府、アメリカ政府によるマドゥロ大統領腹心サーブ/Alex Saab容疑者釈放と引き換えに、拘束していた政治犯20人と米国人10人を解放。囚人交換の一環。
12/20 日本福岡高等裁判所那覇支部防衛省によるアメリカ軍普天間基地自部案改良工事申請代執行訴訟の主張を認め、沖縄県に12/25までの承認を命じる判決。
12/20 韓国済州島東方の日韓防空識別圏で、韓国空軍、日本航空自衛隊アメリカ空軍が3か国合同区ちゅう訓練。
12/20 中国の王毅外相がフィリピンのマナロ外相と電話会談、南シナ海の領有権問題について協議。両国関係が岐路にあるとして牽制。
12/20 フィリピンのラウニオン州サンフェルナンドシティ ウォーレス空軍基地で日本の三菱電機製警戒管制レーダー受領式典。*31
12/20 オーストラリアのシドニーニュージーランドラクソン首相が訪問、アルバニージー首相と会談。ラクソン氏はAUKUSの第二の柱への参加に意欲。
12/20 マレーシアのアンワル首相、イスラエル船舶の寄港と港湾での貨物の積み込みを禁止すると発表。
12/20 パレスチナのガザ当局、10/07ハマス攻勢以来イスラエル軍(IDF)の攻撃によりパレスチナ人少なくとも2万人が死亡したと発表。
12/20 ポーランドのトゥスク政権、公共放送3社の経営幹部を解任。前与党法と正義(PiS)の議員らが局建屋に侵入し居座って抗議。
12/20 マリ外務省、アルジェリア大使を召喚し、アルジェリア政府がマリ代表者を介在させずにトゥアレグ族分離主義者代表者らと会談を行ったとして非難。
12/20 モロッコマラケシュ20日に開催された第6回ロシア・アラブ諸国協力フォーラム外相会議。イランが実効支配しアラブ首長国連邦(UAE)が主権を主張し係争中の3つの島について交渉を求める共同声明。*32
12/20-24 コンゴ民主共和国(DRC)大統領選挙。*33
12/21 アメリカのバイデン大統領、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話会談。移民問題の協議継続で合意。
12/21 アメリカ軍ブラウン統合参謀本部議長と中国軍劉振立統合参謀部参謀長がオンライン会談、偶発的自体回避に向けた対話維持を確認。*34
12/21 日本をミクロネシア連邦のロバート外相が訪問、上川外相と会談。日本から護岸や道路整備に向けた4億円相当のインフラ整備機材供与で合意。ロバート氏は東京電力福島第一原子力発電所処理水放出について日本の取組みに信頼を表明。
12/21 中国外務省の汪文斌報道官、南シナ海での衝突をめぐり、理性的な選択を行うべきだと警告。
12/21 中国国務院関税税則委員会、台湾からの一部輸入品の関税優遇を2024.01.01から停止すると発表。
12/21 中国商務省と科学技術省、中国輸出禁止・輸出制限技術リストを更新、レアアースを使った高性能磁石などの製造技術輸出を禁止すると発表。
12/21 ミャンマーマンダレーで国民防衛隊(PDF)が国軍の軍事拠点を襲撃。被害不明。
12/21 インドのジャム・カシミール連邦直轄領ラジューリで反乱勢力がインド軍車両に待ち伏せ攻撃、兵士少なくとも4人死亡。
12/21 チェコ首都プラハのカレル大学で学生による銃撃事件、犯人を含む少なくとも15人が死亡。
12/21 中央アフリカ共和国(CAR)のリム・ペンデ州Nzakoundou村を反政府武装勢力3R(Return, Reclamation, Rehabilitation)が襲撃、少なくとも23人死亡。村は全焼。
12/21 アンゴラアゼベド鉱物資源・石油・ガス相、石油輸出国機構(OPEC)から脱退すると発表。
12/22 アメリカ政府、ウクライナへの侵攻を理由にロシアへの制裁を強化すると発表。ロシアの物資調達に関与した第三国の銀行も二次制裁の対象にする。
12/22 アルゼンチン、BRICS加盟各国に参加撤回の意思を書面で伝達。
12/22 日本の岸田首相、小笠原海台海域の大部分を日本の大陸棚と定めると発表。
12/22 日本政府、防衛装備移転三原則について、ライセンス生産装備を同ライセンス保有国にも移転を可能にするよう運用指針を改正。
12/22 トルコのエリカヤ内務大臣、警察による32州にわたる捜査作戦でイスラム国(ISIL)容疑者数百人を一斉逮捕したと発表。*35
12/22 ウクライナ空軍、ヘルソン州でロシア軍のSu34戦闘爆撃機3機を撃墜したと主張。
12/22 オランダのルッテ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。F16戦闘機供与について最初の18機を引き渡す準備開始と表明。
12/22 ブルンジのマカンバ州ヴジゾ/Vugizoコミューンを武装集団が襲撃、子供12人、妊婦2人、警察官1人を含む少なくとも20人が死亡。反政府武装勢力レッド・タバラ/The RED-Tabaraが犯行声明、治安部隊10人を殺害したと主張。
12/23 アメリカのバイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話協議、パレスチナガザ地区ハマスとの軍事作戦について民間人保護を訴えた一方、戦闘停止を求めなかったと発表。
12/23 インド沖で日本企業が所有しオランダの企業が運航、化学製品を輸送していたリベリア船籍のタンカー「ケム・プルート/Chem Pluto」が爆博物の攻撃を受け、インドに退避。アメリ国務省はイランの無人機攻撃と発表、イラン外務省は12/25に否定。
12/23 イラン外務省、アラブ首長国連邦(UAE)が主権を主張しイランが実効支配する3つの島について領土交渉を求めるアラブ連盟の共同声明に12/20ロシアが署名した件について、ロシア特使を召喚し強く抗議。
12/23 パレスチナのガザ保健当局、イスラエル軍(IDF)の攻撃により過去24時間に201人が死亡したと発表。また、10/07以来死亡した記者が100人を越えたと発表。
12/23-27 ナイジェリアのプラトー州ボッコス/Bokkos やバーキン・ラディ/Barkin Ladiなどの村が次々に盗賊団の襲撃を受け、少なくとも200人死亡。
12/24 イスラエル軍パレスチナガザ地区の200か所以上を攻撃、ハマスの施設を破壊したと発表。
12/24 パレスチナガザ地区保健当局、マガジ難民キャンプが空爆を受け、少なくとも70人死亡したと発表。
12/24 ナイジェリアのプラトー州ムシュ/Mushu村を武装集団が襲撃、少なくとも16人が死亡。
12/24 ブルキナファソのロルム州ソレ県の軍拠点をアルカイダ傘下の武装勢力ムスリム支援集団(GSIM, JNIM)が襲撃、GSIMは兵士約60人を殺害したと主張。
12/24 ブルキナファソのセノ州ゴルガジ県の憲兵隊基地をオートバイに分乗した武装集団が襲撃。
12/24 モロッコ首都ラバトで約1万人がイスラエルによるパレスチナへのガザ攻撃に中止を求める抗議デモ、2020年に正常化したイスラエルとの外交関係を断絶するよう政府に求める。
12/25 ロシアのサンクトペテルブルクでユーラシア経済同盟(EAEU)首脳会議および最高評議会。EAEU加盟国で自由貿易協定(FTA)に署名。
12/25 メコン川流域5か国プラス中国首脳オンライン会議。中国の李強首相とミャンマー暫定軍事政権ミンアウンフライン国軍総司令官が共同議長。*36一帯一路、気候変動、オンライン詐欺対策などについて協議。ネピドー宣言を採択。
12/25 シリア首都ダマスカス郊外ゼイナビヤ地区/Zeinabiyah district (Sayyida Zeinab)をイスラエル空爆。イラン国営通信によると、イラン革命防衛隊(IRGC)最高司令官の1人ムーサヴィ/Sayyed Razi Mousavi最高顧問が死亡。IRGCはネタニヤフ政権に代償を支払わせると非難声明発表。
12/25 ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシアからの戦術核兵器搬入が10月に完了し、既に実戦配備にあると明らかにした。
12/25 ウクライナ政府、追加動員法案を議会提出。*37
12/26 アメリカのバイデン大統領、カタールのタミム首長と電話会談。パレスチナガザ地区ハマスが拘束する人質解放努力や人道支援搬入策について協議。
12/26 日本の林外相、パレスチナハマス幹部3人に資産凍結と取引禁止の制裁を発表。
12/26 ロシア軍、ノボチェルカスク大型揚陸艦の損傷を認める一方、ミサイルを発射したウクライナ軍のスホイ24戦闘爆撃機2機を撃墜したと表明。
12/26 トルコ議会外交委員会、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟批准法案を承認、本会議に提出。
12/26 ウクライナ空軍オレシチュク司令官、ロシアが不法に併合したクリミア半島フェオドシヤで露軍ノボチェルカスク大型揚陸艦を撃破したと発表。
12/26 エチオピア政府、12/11期限の3300万ドルの夫妻について債務不履行(デフォルト)。
12/26 ザンビアのカクボ外相、中国人実業家との商取引をめぐる汚職疑惑を受け辞任。*38
12/26-230 北朝鮮朝鮮労働党中央委員会総会。金正恩総書記が2023年実績を報告。*39
12/27 メキシコをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ロペスオブラドール大統領と会談。不法移民問題について協議、抑制に向けた作業部会設置で合意。
12/27 中国人民政治協商会議(政協)、国有企業中国航天科技集団の呉燕生会長ら軍需関連企業の幹部3人の政協委員資格を取り消すと決定。*40
12/27 イラクとシリア北部のクルド人勢力地域をトルコ軍が空爆、トルコ軍は71拠点を攻撃して59人のクルド人武装勢力が死亡したと発表。
12/27 パレスチナヨルダン川西岸のヌールシャムス難民キャンプをイスラエル軍無人機で攻撃、少なくともパレスチナ人6人死亡。
12/27 ロシア首都モスクワをインドのジャイシャンカル外相が訪問、プーチン大統領やラブロフ外相と会談。経済、兵器共同生産を含む軍事装備品協力で一致。
12/27 ルーマニア内務省ブルガリア政府、シェンゲン協定加盟を求めていた両国が、反対していたオーストリアと合意に達したと発表。
12/27 ウガンダスーダンで内戦中の即応支援部隊(RSF)ヘメティことダガロ司令官が訪問、ムセベニ大統領と会談、支援と支持を求める。
12/27 コンゴ民主共和国(DRC)で12/20の選挙を不正として抗議する無許可デモ、一部路上で放火、治安部隊が解散させる。首都キンシャサでは警官2人を含む少なくとも13人が負傷。
12/27 コートジボワール政府、ギニアコナクリで発生した主要燃料貯蔵所の爆発事故を受け、ギニアに毎月5,000万りっとるのガソリンを提供すると発表。期間は不明。
12/27-28 中国首都北京で共産党中央外事工作会議。習近平国家主席が確信理念人類運命共同体の構築を軸にした今後の外交政策を支持。
12/28 アメリカ政府、イランからイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)への資金援助に関与したとして、イエメン首都サヌア通貨交換業協会トップ、イエメンやトルコの金融会社など1個人と3団体を制裁指定。
12/28 日本防衛省、名護市辺野古の米軍基地工事代執行。
12/28 日本外務省、在セーシェル日本大使館、在ローマ国際機関日本政府代表部、在マルタ兼勤駐在官事務所の開設を発表。
12/28 韓国大法院、3件17人による日本統治期の強制労働損害賠償訴訟で日立造船に賠償命令。
12/28 エチオピア首都アジスアベバスーダンで内戦中の即応支援部隊(RSF)ヘメティことダガロ司令官が訪問、アビイ首相とと会談、支援と支持を求める。
12/29 イスラエル北部国境地帯にレバノンヒズボラが約50発のロケットや無人機攻撃の上、侵入して越境攻撃。イスラエル軍(IDF)は応戦、空爆や砲撃で拠点攻撃。
12/29 パレスチナガザ地区ラファをイスラエル軍(IDF)が空爆、少なくとも20人死亡。
12/29 アメリカのサリバン大統領補佐官ポーランドのシエビエラ安全保障局長官と電話会談。ロシアのミサイルが一時ポーランド領空を通過した件について対応策を協議。
12/29 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会、10/24に解任した李尚福国防相の後任に董軍前海軍司令官を起用。ロケット軍李玉超前司令官など軍高官ら9人の全人代代表職解任。
12/29 パレスチナガザ地区マガジ、セイラット両難民キャンプをイスラエル軍(IDF)が襲撃、少なくとも35人死亡。IDFはハマス指導者ヤヒヤ・シンワル氏の隠れ家を発見、接続するトンネルを破壊したと発表。
12/29 ウクライナ首都キエフを含む複数の都市にロシア軍がミサイル攻撃、首都キエフだけで23人、全国で少なくとも40人死亡。ゼレンスキー大統領は110発が発射され半数を撃墜したと発表。
12/29 ポーランド軍ロシア軍が発射したミサイルとみられる飛翔体1発が自国領空を通過したと発表。ドゥダ大統領と北大西洋条約機構(NATO)ストルテンベルグ事務総長が協議。
12/29 南アフリカ国際司法裁判所(ICJ)にパレスチナガザ地区における大量虐殺(ジェノサイド)条約違反容疑でイスラエルを提訴。
12/29 国連安全保障理事会(安保理)、アフガニスタンタリバン暫定政権の国際社会復帰に向けた決議を賛成13か国で可決。中国、ロシアが棄権。*41
12/29 国連安全保障理事会(安保理)、ロシアの夜ウクライナ全土への一斉攻撃を協議する緊急公開会合。米国、欧州、日本などが参加病院や商業施設を標的にしたとしてロシアを相次いで非難。ロシアはウクライナの誤射と反論。
12/29-30 トルコ警察、37都市と県にわたる大規模な捜索により、イスラム過激派武装勢力イスラム国(IS)に所属乃至関与した容疑で189人を逮捕。
12/30 パキスタン選挙管理委員会、カーン元首相について汚職による有罪判決を理由にパンジャブ州の2つの選挙区での立候補を認めないと決定。
12/30 シリアのイドリブ市中心部の市場を政府軍(SAA)が砲撃、子供1人を含む民間人少なくとも2人が死亡。
12/30 ロシアのベルゴロド州にウクライナ軍が砲撃、子供を含む少なくとも23人が死亡。
12/30 ジブチスーダンで内戦中の即応支援部隊(RSF)ヘメティことダガロ司令官が訪問、ゲレ大統領と会談。ジブチは政府間開発機構(IGAD)として調停に乗り出す意思表明。
12/31 イスラエル軍ガリ報道官、予備役兵の招集を一部解除し部隊を再編、そのためガザに投入している部隊員数を削減すると発表。
12/31 紅海を通過中の輸送船をアンサール・アッラー(フーシ派)のボート4隻が襲撃、アメリカ中央軍ヘリコプターに発砲したため交戦、ボート3隻が沈没して乗員が死亡、1隻は逃走。米軍発表。
12/31 スーダン南スーダンの国境地域アビエイ/Abyeiからアニート/Aneetに向かう路上でアビエイ地区ヌーン・デン/Noon Deng副行政長官の車列が襲撃を受け、少なくともデン氏を含む6人死亡。
12/31 ブルキナファソ治安当局、過去1週間にイスラム過激派武装勢力による4件以上の襲撃事件があり、北部を中心に数十人が死亡したと発表。



 変更履歴
2024.01.14
 作成。
2024.01.22
 12/19 MONUSCO撤退の項を追加。
 12/17 SNS議席数元128(+8)を訂正。
 12/29-30 トルコでIS捜査作戦の項を追加。
2024.02.04
 12/26 日本のハマス制裁の項を追加。
 12/27 トルコによるイラク、シリア空爆の項を追加。
 12/27 ヨルダン川西岸襲撃の項を追加。
2024.02.12
 12/25 ウクライナ改正動員法案の項を追加。

*1:アメリ国防省宇宙軍クリンケル報道官が米軍はあらゆる領域で敵対勢力の能力を損なう能力を有しているとした発言に対応した。

*2:前月にパキスタン選挙管理委員会が、新党首を選出しない場合、政党資格を失う可能性があると警告していた。

*3:1899年パリ仲裁協定の是非、1966年ジュネーブ協定の是非、国際司法裁判所(ICJ)関与の是非、エセキボ沖海域のガイアナによる使用への反対への賛否、エセキボ地域を最終的にベネズエラ領にすることへの賛否などを問う。

*4:フィリピン名フリアン・フェリペ礁、中国名牛軛礁。

*5:日本が毎年提出しており30年目。賛成は核保有五大国の米国、英国、フランスも含み、前年より1カ国増えた。反対はロシア、中国、北朝鮮南アフリカなど。

*6:日本クルド文化協会とクルディスタン赤月。

*7:ロシアのほか、中国、ベルギー、ドイツ、オランダなどを拠点とする個人、団体。

*8:ヘルソン州に住むアメリカ人を10日間拉致監禁のうえ拷問した容疑。

*9:2022.05.15にマリが脱退しているので、G5サヘルはチャドとモーリタニアを残し3か国が脱退している。

*10:新たにノルウェー、イタリア、日本が追加される。

*11:正加盟国に加えチリ、エクアドル、コロンビア、ペルーも参加。

*12:ライシ氏はガザで大量虐殺が起こっているとしてイスラエルを非難。

*13:カンボジア、タイ、ベトナムミャンマーラオス

*14:中国カード大手の銀聯国際(ユニオンペイ・インターナショナル)がシンガポールの送金システム「ペイナウ」と銀聯の「ユニオンペイ」の送金接続の実現可能性について議論を始めたことも明らかに。

*15:中国新疆公安局幹部、中国共産党中央新疆工作協調小組幹部、イラン将校、アフガニスタン中央アフリカ共和国(CAR)、コンゴ民主共和国(DCR)、ハイチなど。

*16:ウクライナのゼレンスキー大統領、ブラジルのルラ大統領などが出席。

*17:プーチン氏は一般市民への被害の最小化を求めたとロシア大統領府発表

*18:アメリカ、ポーランドチェコルーマニア、イギリス、オランダ、デンマーク、イタリアのNATO代表部常駐代表。

*19:国防代で講演。ウクライナ支援が停滞すればロシア、プーチン大統領とその仲間を勇気づけることになるとして、自由を守るための支援を訴える。

*20:移送後、危険な第三国に移送しないよう保証する新協定に対応。

*21:カリブ海政治経済同盟カリコム、ブラジル、コロンビア、国連、ラテンアメリカカリブ海諸国共同体の代表らの同席のもと実施された。

*22:在香港英総領事館の元職員で英国に亡命した活動家、鄭文傑Simon Cheng氏ら5人。在外民主活動家の指名手配はあわせて13人。周庭/Agnes Chow氏は含まれない。

*23:ハンガリーのオルバン首相は採決時に退席することで棄権。

*24:拉致問題、自国民処刑などを非難し、中国を念頭に強制送還をやめ保護義務を果たすよう要求。

*25:ほかにこの数週間以内にルークビル通関、サンディエゴ通関、イーグルパス通関を閉鎖している。

*26:海洋安全保障、不審船や第三国公船の動静情報、災害等観測などの情報の共有と秘密保全措置などを規定、多国間訓練円滑化について合意。日本は2021年以降、イギリス、フランス、オーストラリアと同様の文書を取り交わしており、東南アジア海域では初。

*27:イギリス、フランス、イタリア、バーレーンなど10か国が参加。

*28:東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)にアジア・ゼロエミッションセンターを設立するほか、日本経済団体連合会(経団連)、ASEANビジネス諮問委員会、ERIAが賢人会議を設置するなど。

*29:香港行政長官の定例職務報告に国家主席と首相の同席は初。

*30:アメリカ、オーストラリア、日本、韓国、シンガポール、イエメン、欧州連合(EU)などが参加。

*31:日本が防衛装備移転三原則制定以来初の韓正装備品輸出。

*32:イランが実効支配する大トゥンブ島/Greater Tunb、小トゥンブ/Lesser Tunb島、アブ・ムサ/Abu Musa島。

*33:交通や機材などの問題で、主要な投票が20日だけでなく21日まで延長され、一部地方では24日が最後の投票となった。投票期間延長に伴い大規模な選挙不正が行われたとして野党候補者5人が選挙無効を主張。

*34:高官級会談は2022年7月以来。

*35:特にアンカライスタンブールイズミルで摘発が多かったという。

*36:カンボジア、タイ、ベトナムラオスも首相が参加。

*37:徴兵対象最低年齢を27歳から25歳に引き下げ、動員強制を厳格化。

*38:中国の鉱山企業とザンビアの鉱山企業の間で10万ドルのやりとりがあったことを示す署名入りメモ、カクボ氏と実業家が現金を数えている様子を示す映像などがSNSで拡散。

*39:2024年に軍事偵察衛星3基の打上げ、海軍戦力増強、無人機や電子戦戦力拡充、核兵器の持続的増産体制構築の方針を発表。朝鮮半島統一を目指さず韓国とは敵対関係が定着したと表明。

*40:香港紙は12/29の全人代人事を含めロケット軍装備品調達関連汚職の可能性を指摘。

*41:アラブ首長国連邦(UAE)と日本が起草。タリバン政権に女性抑圧政策の撤廃や国内融和を求めるほか、グテレス事務総長にアフガン担当国連特使任命を求める内容。タリバンは拒否。

世界の出来事 -2023年11月-

2023.11. (最終更新:2023.02.09)


11/01 韓国の国家情報院、北朝鮮がロシアに100万発以上の砲弾を供与し、見返りに衛星技術に関する助言を受け、08/24に失敗した軍事偵察衛星打上げの再発射に向け大詰めの準備に入ったとの分析を国会情報委員会国政監査で報告したと出席議員証言。
11/01 台湾海峡アメリカ海軍第7艦隊ミサイル駆逐艦ラファエル・ペラルタと、カナダ海軍フリゲート艦オタワが通過。
11/01 中国外務省汪文斌報道官、北朝鮮が在香港総領事館閉鎖を決めたと発表。
11/01 タイのセター首相がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談。ハマスの人質になっているタイ人少なくとも22人の解放に向けて協議。
11/01 カザフスタン首都アスタナをフランスのマクロン大統領が訪問、トカエフ大統領と会談。戦略的鉱物*1取引の協力で合意する共同声明。仏フラマトム社とカザフのカザトムプロム社が核燃料サイクル分野で協力協定に調印。
11/01 カザフスタン首都アスタナでカザフ・フランス・ビジネスフォーラム。
11/01 ウズベキスタンサマルカンドをフランスのマクロン大統領が訪問、ミルジヨエフ大統領と会談。両国関係を戦略的水準に引き上げる共同声明。
11/01 パキスタン当局、10/03に予告していた不法滞在者一斉摘発を開始。アフガニスタン人を中心に違法建築住宅の強制撤去なども行う。
11/01 ヨルダン外務相イスラエル軍によるガザ攻撃を理由に、駐イスラエル大使を召還。また、ヨルダンを離れている駐ヨルダン イスラエル大使のヨルダン入国拒否を通告。
11/01 セルビアのブチッチ大統領、国家団結を理由に議会の解散を宣言。
11/01 エジプトをタイのパヒターヌコーン/Parnpree Bahiddha-Nukara外相が訪問。
11/01 エジプトのラファ検問所が再開、パレスチナのガザから外国人や二重国籍者545人、傷病者90人が出国。
11/02 アメリ国務省ウクライナに侵攻するロシアに対し、北極圏液化天然ガス(LNG)開発事業アークティック2を含むエネルギー関連制裁追加を発表。
11/02 ロシアのプーチン大統領、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准撤回法に署名、成立。
11/02 インドのケララ州でインド共産党(マルクス主義)やインド労働組合センター(CITU)などの政治団体イスラエルの侵攻に抗議しパレスチナに連帯する一連のデモを主催。
11/02 バーレーン外務省、ガザ攻撃への対応として駐イスラエル大使を召還。
11/02 イスラエルのKiryat Shmonaにレバノンヒズボラがロケット攻撃、少なくとも2人けが。イスラエル軍ヒズボラの軍事施設などを報復攻撃。
11/02 パレスチナガザ地区ジャバリア難民キャンプで避難所になっている国連運営の学校にイスラエル軍空爆、少なくとも27人死亡。シャーティ難民キャンプで学校の校庭に着弾。ブレイジ難民キャンプへの空爆で少なくとも15人死亡。
11/02 ドイツのフェーザー内相、反ユダヤ主義の取締りを強化し、ハマスとサミドゥンの国内活動をSNSを含め全面的に禁止すると発表。サミドゥンは関連団体の解散に踏み切る。
11/02 ウガンダ当局、イスラム国(IS)関連のイスラム過激派反政府武装勢力の民主連合軍(ADF)拠点を10/31に襲撃、Njovuの通名で知られるADF隊長を逮捕、武装勢力6人を殺害したと発表。
11/03 アメリカ首都ワシントンで、経済繁栄のための米州パートナーシップ(APEP)首脳会議、米大陸11か国が参加。不法移民抑制を目的に経済発展のための融資で合意。
11/03 ベトナムを日本の西村経産相が訪問、グエン・ホン・ジエン商工相と会談。供給網強化、日本企業ベトナム進出、ベトナムの投資環境改善などの協力で一致。インド太平洋経済枠組み(IPEF)などの通称枠組み協力を盛り込んだ共同声明発表。
11/03 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州Dera Ismail Khan市で警察バス付近で爆弾が2回爆発、少なくとも警察官1人を含む6人死亡。
11/03 パキスタンのバロチスタン州でグワダル地区PasniからOrmaraに移動中の軍の車列が待ち伏せ攻撃を受け、少なくとも兵士14人死亡。
11/03 レバノンヒズボラ指導者サイード・ハッサン・ナスララ氏が、イスラエルハマスの衝突について演説。ハマスへの関与を否定したほか、特にアメリカを非難。10/07以来ヒズボラ武装勢力少なくとも57人が死亡したと発表。
11/03 イスラエルアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ネタニヤフ首相らと会談。ハマスへの攻撃に伴う民間人の犠牲者を最小限に抑えるよう求め、戦闘の一時停止を働きかけ。ネタニヤフ氏は難色。ヘルツォグ大統領とも会談。
11/03 イスラエル軍パレスチナガザ地区に特殊工兵部隊をトンネル対策に投入したと発表。
11/03 パレスチナガザ地区Al-Shifa病院前の救急車をイスラエル軍空爆、少なくとも15人死亡。イスラエル軍(IDF)も攻撃を認め、ハマスが使用していたと主張。
11/03 パレスチナイスラエルが占領するヨルダン川西岸ジェニン難民キャンプを軍が襲撃、指名手配中の人物の家屋2つを爆破、記念碑3つを破壊しパレスチナ人少なくとも5人死亡。カランディヤ難民キャンプで少なくともパレスチナ人1人死亡、アル・ファワル難民キャンプで2人死亡。ナブルス襲撃で11/01に負傷した人物1人が死亡、Budrus村で1人死亡。
11/03 カザフスタン首都でテュルク諸国機構(OTS)首脳会議。トルクメニスタンハンガリー北キプロスもオブザーバー参加。
11/03 ウクライナヘルソン州ロシア側当局、ウクライナ軍の攻撃で少なくとも9人死亡と発表。
11/03 ウクライナザポリージャ州で兵士を称える行事にロシア軍のミサイルが着弾、参加していた軍関係者少なくとも20人が死亡。
11/03 ドイツのショルツ首相と中国の習近平国家主席がビデオ会議。世界貿易、気候目標、イスラエル ハマス戦争、ウクライナ危機、製造業分野の投資促進や規制緩和などについて協議、複数面で関係改善しつつあるとの認識で一致。
11/03-04 フィリピンを日本の岸田首相が訪問、マルコス大統領と会談、円滑化協定交渉開始や政府安全保障能力強化支援(OSA)を活用した沿岸監視レーダー無償供与で合意。日本人としてはじめて議会演説。
11/04 アメリカ中央軍、ドワイト・アイゼンハワー空母打撃群が中東地域に到着したと発表。
11/04 タイを日本の西村経産相が訪問。スパマート高等教育 科学研究 イノベーション大臣と会談。Rock Thailand #5に出席。
11/04 パキスタンパンジャブ州ミアンワリ空軍基地を武装勢力が襲撃、少なくとも武装勢力9人全員死亡。パキスタン聖戦運動/Tehreek-e-Jihad Pakistan (TJP)が犯行声明。
11/04 ヨルダン首都アンマンを訪問したアメリカのブリンケン国務長官レバノンのミカティ暫定首相が会談、イスラエルハマスの衝突が地域に波及しないよう協議、レバノンヒズボライスラエル軍との欧州にも懸念。
11/04 ヨルダン首都アンマンでヨルダン、アメリカ、サウジアラビア、エジプト、カタールアラブ首長国連邦(UAE)、パレスチナ代表が外相会談。イスラエルハマスとの衝突について協議。ヨルダン外務省はガザの即時停戦、人道支援、情勢悪化の抑止を求めるアラブの立場を強調すると声明発表。
11/04 ヨルダンのアブドラ国王とドイツのショルツ首相が電話会談、イスラエルハマスの衝突について協議。
11/04 イスラエルのガラント国防相、軍がガザ市を包囲し南北から挟撃を開始したと発表。
11/04 パレスチナガザ地区ジャバリア難民キャンプをイスラエル軍空爆。避難所になっている国連機関運営の学校で少なくとも15人死亡。また、マガジ難民キャンプへの空爆で少なくとも40人が死亡したと当局発表。
11/04 パレスチナのガザ南部にイスラエル軍が地上部隊を投入したとメディア報道。
11/04 トルコ外務省、イスラエル軍によるパレスチナのガザ攻撃に抗議し、駐イスラエル大使召還を発表。エルドアン大統領がネタニヤフ首相を見捨てたと批判。
11/04 ウクライナ首都キエフ欧州連合(EU)フォンデアライエン欧州委員長が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。EU加盟問題について協議。フォンデアライエン氏がウクライナ汚職対策などの改革を前向きに評価。
11/04 ウクライナ軍、クリミア半島ケルチ近郊ザリフ造船所を攻撃*2、カリブル搭載のロシア軍最新鋭韓を攻撃したと発表。ロシア通信はロシア国防省巡航ミサイル15発のうち13発を迎撃したが艦船1隻が損傷したと認めたと報道。
11/04 スーダン首都ハルツームの民家が砲撃を受け民間人少なくとも15人が死亡。
11/04-07 中国をオーストラリアのアルバニージー首相が訪問、上海で中国国際輸入博覧会に参加。北京で習近平国家主席と会談。貿易正常化、環太平洋経済連携協定(TPP)加申請などについて協議。オーストラリア国籍の作家楊恒均氏*3の解放を求める。
11/04- ロシア首都モスクワの常設博覧会場VDNKhで国際博覧会フォーラム「ロシア」。
11/05 アメリカ中央軍、原子力潜水艦が中東地域に到着したと発表。
11/05 マレーシアを日本の岸田首相が訪問、アンワル首相と会談。海洋安全保障分野で協力強化を確認。政府安全保障能力強化支援(OSA)による機材供与調整。液化天然ガス(LNG)の日本への安定供給を含めたエネルギー安全保障協力強化で一致。
11/05 シンガポール与党人民行動党(PAP)党大会演説でリー・シェンロン首相、2024年11月21日の完了を目標に首相職を後継者のローレンス・ウォン副首相兼財務相に譲る意向を表明。
11/05 イラン最高指導者ハメネイ師の事務所、不明な日時に首都テヘランハメネイ師がパレスチナのガザのハマス指導者ハニヤ氏と会談したと発表。イランがパレスチナ抵抗勢力を恒久的に支える方針を確認。
11/05 イラク首都バグダッドアメリカのブリンケン国務長官が予告なく訪問、スダニ首相と会談。米軍拠点へのイラン武装勢力の攻撃阻止に協力要請。
11/05 イスラエル軍、ガザで陸海空から計2,500か所のハマス拠点を攻撃したと発表。
11/05 イスラエルの極右ユダヤの力党アミハイ・エリヤフ文化遺産大臣、超正統派コル・バラマ ラジオでのインタビューで、「ガザに核爆弾を落とすべきか」と尋ねられ「それも選択肢の一つだ」「兵士の命より人質の命がなぜ重視されるのか」と回答。ネタニヤフ首相は比喩表現であるとし、エリヤフ氏を即時停職処分。
11/05 パレスチナヨルダン川西岸をアメリカのブリンケン国務長官が訪問、アッバス大統領と会談。ガザ住民の強制移動に反対を表明。アッバス氏はイスラエル国際法違反を非難。
11/05 スーダン首都ハルツーム郊外オムドゥルマン市の市場に砲弾が直撃、少なくとも20人死亡。武力紛争位置・事象データプロジェクトによると、この紛争でこれまでに1万人以上が死亡したという
11/05 ナイジェリアのボルノ州マイドゥグリ郊外Zabarmari地区で農村がイスラム反政府武装勢力ボコ・ハラムの襲撃を受け、少なくとも11人が死亡。
11/05 ブルキナファソのナメテンガ県Zaongo村で何者かの襲撃より村民少なくとも70人が死亡。検察が11/13に発表。
11/05- 中国の上海市で中国国際輸入博覧会。開幕式にオーストラリアのアルバニージー首相が出席。
11/05-12 アメリカのサンフランシスコでインド太平洋経済枠組(IPEF)交渉間会合。
11/06 日本防衛省統合幕僚監部沖縄県宮古島南方を航行していた中国海軍空母山東を中心とした艦隊がが南シナ海に移動したと発表。
11/06 イランをイラクのスダニ首相が訪問、ライシ大統領と会談。共同記者会見でライシ氏はアメリカがイスラエルによるパレスチナガザ地区での殺戮を奨励していると非難。
11/06 イスラエルエルサレム旧市街に近い警察署付近で警察官2人が刺され、少なくとも1人死亡。容疑者のパレスチナ人少年は現場で射殺、現場にいた共犯とみられるもう1人を逮捕。
11/06 トルコ首都アンカラアメリカのブリンケン国務長官が訪問、フィダン外相と会談。イスラエルハマスの衝突を巡り人道支援などの対応を協議。
11/06 ウクライナのザルジニー総司令官、補佐官のチャスチャコフ少佐が誕生日に贈られた手榴弾を誤って爆発させて死亡したと発表。
11/06 ポーランドウクライナ国境検問所を運送事業者数十人が、競合他社が多数流入し不当な競争を強いられているとして封鎖する抗議デモ。ロシアによる侵攻以来免除された欧州連合(EU)による許可制度の復活など競争環境保護を求める。
11/06 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長がパレスチナのガザ人道支援に2500万ユーロ追加拠出方針を表明。
11/06 リビア政府、不法滞在するエジプト人約600人を本国に送還。
11/06 カメルーンの南西州Egbekawが分離派反政府武装勢力の襲撃を受け、女性や子供を含む少なくとも20人が死亡。
11/06 南アフリカ行政首都プレトリアウクライナのクレバ外相が訪問、パンドール外相と会談、2国間協力強化を訴え。
11/06 トーゴ首都ロメを6日、ニジェールの国防大臣モビー将軍が訪問、ニャシンベ大統領と会談。クーデター後の外交について、トーゴに西アフリカ諸国との交渉の仲介を要請した。
11/06-10 クック諸島太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議。*4気候変動対策、日本の東京電力福島第一原発処理水海洋放出などについて協議。
11/07 チリ憲法審議会、新憲法草案をボリッチ大統領に提出。
11/07 ロシア外務省、欧州通常戦力(CFE)条約破棄手続きを完了したと発表。
11/07 イスラエルのガラント国防相ハマスとの戦闘で、軍がガザ地区中心部に到達したと発表。
11/07 北大西洋条約機構(NATO)、ロシアの欧州通常戦力(CFE)条約脱退を受け、NATO側も条約履行を停止すると発表。
11/07 オランダ国防省ウクライナ空軍訓練用のF16戦闘機がルーマニアに到着したと発表。北大西洋条約機構(NATO)加盟国空域のみで運用すると説明。
11/07 ポルトガルのコスタ首相、エスカリア首相首席補佐官を含む5人がリチウム採掘や水素工場計画を巡る汚職容疑で逮捕されたことを理由に辞意表明。
11/07-08 日本首都東京で主要7か国(G7)外相会談。イスラエルハマスの衝突鎮静化策、ロシアによる侵攻を受けるウクライナへの支援、インド太平洋地域情勢などを協議。中央アジア5か国を交えたオンライン会合も実施。*5
11/08 台湾とイギリスが貿易強化パートナーシップ(ETP)協議に署名。投資、電子情報貿易、再生可能エネルギー各分野で個別協議を進める。
11/08 オーストラリアの通信大手オプタスが反日に及ぶ大規模通信障害。
11/08 シリアのイラン革命防衛隊武器貯蔵施設をアメリカ軍が空爆。オースティン国防長官が発表。
11/08 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)は領海上空でアメリカ軍無人機を撃墜したと発表。米当局者もMQ-8がイエメン沖で墜落したと認めた。
11/08 欧州連合(EU)の欧州委員会ウクライナの加盟交渉開始を韓国。
11/08-09 韓国をアメリカのブリンケン国務長官が訪問、朴振外相と会談。安全保障について協議。
11/09 アメリカ国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官、イスラエル軍の1日4時間の戦闘休止と、2か所の人道回廊設置を発表。
11/09 韓国首都ソウルをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、朴振外相と会談。ロシアと北朝鮮の軍事協力について国連安全保障理事会(安保理)決議違反で深刻な脅威と非難。
11/09 フィリピン国家経済開発庁のバリサカン長官、フィリピン沿岸警備隊(PCG)が日本政府開発援助(ODA)を利用し、大型巡視船5隻追加取得を承認したと発表。
11/09 カザフスタン首都アスタナをロシアのプーチン大統領が訪問、トカエフ大統領と会談。パイプライン増改築や貨物輸送拡大など経済連携拡大で合意。軍事、軍事技術関連の連携も協議。
11/09 イランのアブドラヒアン外相がカタールムハンマド首相兼外相と電話会談、パレスチナガザ地区を攻撃するイスラエルについて、戦争領域拡大が不可避になったと表明。
11/09 イスラエルエイラート無人機攻撃。建物が被害。アンサール・アッラーが犯行声明。
11/09 イスラエル軍パレスチナガザ地区での人道支援を目的に1日4時間程度の戦闘休止を始めると発表。
11/09 ロシアのロストフ州ロストフナドヌー特別軍事作戦指令部をプーチン大統領が視察。
11/09 フランス首都パリでパレスチナガザ地区人道支援を議論する国際会議。イスラエルは欠席。
11/09 国連総会、パレスチナ占領地におけるイスラエルの入植活動を国際法違反であり平和への障害であると非難し、法順守を求める決議を賛成145、反対7、棄権18で可決。*6
11/09-10 アメリカを中国の何立峰副首相(経済・金融担当)が訪問、カリフォルニア州サンフランシスコでイエレン財務長官と会談。両国間懸案について協議。
11/10 クック諸島でオーストラリアのアルバニージー首相とツバルのナタノ首相が会談、ファレピリ・ユニオン協定を合意。*7
11/10 フィリピンを東ティモールのホルタ大統領が訪問、マルコス大統領と会談。マルコス氏は東ティモール東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟支持を表明。
11/10 イスラエル外務省、10/07のハマスの奇襲による死者数を1,400人から1,200人に修正すると発表。
11/10 イスラエル政府、併合を主張する東エルサレムのラスアルアムド/Ras al-Amud地区でモスクへの立入を一部制限。アルアクサ・モスクの敷地への立入は50歳以上のイスラム教徒に限る規制は既に導入。
11/10 パレスチナガザ地区で学校が空爆され、少なくとも50人死亡。
11/10 パレスチナのガザ当局、10/07以降イスラエル軍の攻撃により子供4,506人を含む少なくとも11,078人が死亡したと発表。
11/10 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、10/07以降に死亡した職員が101人に達したと発表。
11/11 ミャンマーのカヤ州で国軍の戦闘機が墜落。撃墜かは不明。
11/11 イスラエル軍のハガリ報道官、シファ病院に必要な燃料を供給したがハマスが妨害したと発表。一方シファ病院サルミヤ院長は記者団に対し、300リットルの燃料を受取ったがそれでは発電機は25分しか動かせないとし、軍発表をうそと非難。
11/11 パレスチナガザ地区の全36の病院のうち約20か所が機能停止したと世界保健機関(WHO)発表。
11/11 サウジアラビアをイランのライシ大統領が訪問。イスラム協力機構(OIC)首脳会議に出席。
11/11 サウジアラビア首都リヤドで、アラブ連盟イスラム協力機構(OIC)合同のアラブ・イスラム首脳会議。イスラエルによるガザ地区への攻撃について非難する共同声明を発表。*8
11/11 サウジアラビア首都リヤドでアフリカ・サウジアラビア首脳会議。*9イスラエルパレスチナ占領地での軍事作戦停止を求める共同声明を発表。
11/11 ウクライナ首都キエフをロシア軍がミサイル攻撃、52日ぶり。
11/12 アメリカのオースティン国防長官、シリアで米軍が親イラン勢力関連施設を空爆したと発表。
11/12 アメリカのサリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官パレスチナガザ地区ハマスが民間施設を軍事利用、病院を司令部にしている証拠があると表明。
11/12 クウェート総合石油産業社(KIPIC)は12日、アル・ズール/al-Zour製油所の主要なバルブの1つに欠陥があり生産が停止、供給が突然中断されたと発表。復旧に最大10日かかる見通しを示した。
11/12 パレスチナイスラエル占領下にあるヨルダン川西岸ナブルス北方ブルカ/Burqa村でイスラエル軍強制捜査によりパレスチナ人が死亡、ヨルダン川西岸での10/07以降のパレスチナ人死者は186人になったとパレスチナ保健省発表。
11/12 パレスチナのガザ保健省、シファ病院が燃料不足で機能停止で乳児5人と重症患者7人が死亡したと発表。2か所の小児病院が強制退去の対象となり、患者が路上に放置されているとした。
11/12 欧州連合(EU)対外行動庁(EEAS)、11/05のブルキナファソのナメテンガ県Zaongo村で村人100人が虐殺されたと発表。アメリカ政府と共に軍事政権に犯人特定を求める。
11/13 アメリカ首都ワシントンをインドネシアのジョコ大統領が訪問、バイデン大統領と会談。バイデン氏は包括的戦略パートナーシップとして外交関係の格上げを表明。重要鉱物供給の連携強化、安全保障協力強化で一致。
11/13 韓国をアメリカのオースティン国防長官が訪問、韓国の申源湜国防相と定例安全保障協議。北朝鮮抑止戦略を10年ぶりに改訂、核兵器使用を想定し共同対処手続きを反映。
11/13 パキスタン捜査当局、カーン元首相を汚職への関与容疑で逮捕。*10
11/13 パキスタン首都イスラマバードアフガニスタンタリバン暫定政権アジジ商務相代理が訪問、ブット外相と会談。アフガニスタン難民の強制送還問題、帰還時の資産等の移動について協議。
11/13 イラン、2019年シスタン・バルチスタン州で革命防衛隊27人が死亡、13人が負傷した自爆テロ実行犯イスラムスンニ派武装組織Sunni Jaish al-Adl構成員3人の絞首刑を執行。
11/13 イスラエル軍パレスチナガザ地区ランティシ病院の地下にハマスの拠点を発見したとする動画を発表。
11/13 パレスチナ通信、ガザ市シファ病院の機能停止で過去48時間に新生児6人を含む少なくとも15人が死亡したと伝える。
11/13 パレスチナガザ地区ハマス軍事部門カッサム旅団、5日間の停戦と引換えに最大70人の人質解放の用意があると表明。一方、イスラエル軍はこども100人の解放を求めたとする。また、イスラエル軍の攻撃で11/09に人質女性が死亡したとする動画発表。
11/13 イギリスのスナク首相が内閣改造*11
11/13 ケニア首都ナイロビの国連環境計画(UNEP)本部でプラスチック汚染問題に対策する条約締結を検討する国際会議。
11/13-14 アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコでインド太平洋経済枠組(IPEF)閣僚級会合。
11/14 アメリ連邦議会下院、全体として翌年02/02まで、一部は翌年01/19までのつなぎ予算可決。イスラエルウクライナへの支援予算を含まず。
11/14 アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで日本とアメリカの経済版2プラス2閣僚会議。供給網強化へ作業部会設置。
11/14 ベリーズイスラエルと国交断絶を宣言。ボリビアに続き2か国目。
11/14 韓国首都ソウルで国連軍司令部参加17か国と韓国軍が大臣級会合。
11/14 中国で日本の垂秀夫駐中国大使はが中国共産党中央対外連絡部(中連部)の劉建超部長と会談、日中間の対話や意思疎通を強化する方針で一致。
11/14 ミャンマー国軍ゾー・ミン・トゥン/Zaw Min Tun報道官、少数民族独立武装勢力によりシャン州、ラカイン州、カヤ州で戦闘が続いていると発表。
11/14 インドのミゾラム州治安当局者、ミャンマーではチン州でも戦闘が続いており、国軍兵士43人が同州に越境退避してきたと証言、大半が空路送還され、ミャンマー当局に引き渡されたとした。
11/14 スリランカ最高裁判所汚職監視団体の申立を受けた裁判で、経済危機についてラジャパクサ前大統領、マヒンダ前首相、バシル元財務相など経済政策に関与した高官らの責任を認める判決。賠償などの実刑はなし。
11/14 フランス司法当局、シリア軍の民間人に対する化学兵器使用容疑でバッシャール・アサド大統領、弟のマヘル・アサド氏、ガッサン・アッバス将軍とバッサム・アル・ハッサン将軍に国際逮捕状を発行。
11/14 リベリア大統領選挙決選投票。ジョセフ・ボアカイ前副大統領が勝利。ウェア現大統領が敗北を認める。
11/15 アメリカ国家安全保障会議(NSC)カービー戦略広報調整官、パレスチナのガザ市シファ病院について、病院での銃撃は見たくないが強制捜査は非難しないとしてイスラエル軍の襲撃を容認。
11/15 アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで中国の習近平国家主席がバイデン大統領と会談。
11/15 日本首都東京にアラブ首長国連邦(UAE)がドバイ国際商工会議所開設。
11/15 北朝鮮首都平壌北朝鮮とロシアの科学技術に関する政府間委員会。ユン・ジョンホ対外経済相、ロシアのコズロフ天然資源環境相らが協議。貿易、経済、科学技術などの交流と協力拡大について議定書調印。
11/15 インドネシア首都ジャカルタ東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会合。東ティモールがオブザーバー参加。南シナ海情勢、ミャンマー情勢などについて協議。ミャンマー国軍に5項目合意履行を求める。
11/15 インドネシア首都ジャカルタアメリカのオースティン国防相とフィリピンのテオドロ国防相が会談、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結で一致。
11/15 ミャンマーラカイン州で独立武装勢力ラカン軍(AA)は警察官少なくとも28人が投降、国軍兵士10人を拘束したと発表。同州政府は州都シットウェに外出禁止令。
11/15 ミャンマーで10月下旬以来国軍と少数民族武装勢力の衝突で子供を含む民間人少なくとも75人が死亡したと国連人道問題調整事務所(OCHA)報告書公表。
11/15 バングラデシュ首都ダッカで日本の政府安全保障能力強化支援(OSA)の枠組みで警備艇4隻供与に両政府調印。
11/15 パキスタン政府に対して国際通貨基金(IMF)、2週間の協議を経て救済策の基金30億ドルのうち7億ドルを支出する暫定合意。これで救済融資はあわせて19億ドルになる。
11/15 イスラエル軍ガザ地区での戦闘で10/07以降、兵士が少なくとも48人が死亡したと発表。
11/15 パレスチナのガザ市アル・シファ病院をイスラエル軍が襲撃、各部屋に突入し尋問したうえ強制退去させる。攻撃理由として主張していたハマス司令部やトンネルの情報はなし。ハマス国際法違反と非難したほか、アメリカが政府が襲撃を許可したとして非難。
11/15 パレスチナガザ地区にエジプト国境ラファ検問所から国連車両向けディーゼル燃料2万4000リットルが搬入される。燃料搬入は10/07以来初。
11/15 イギリス最高裁判所、不法移民をルワンダに移送する政府計画を判事5人全員一致の意見として違法とする判決。
11/15 マラウイのチャクウェラ大統領、財政緊縮策の一環として自身を含む政府関係者全員の海外出張を2024年3月まで停止すると発表。
11/15 国連安全保障理事会(安保理)、イスラエルハマスの衝突をめぐる緊急会合。こどもの人道状況改善を目的に戦闘休止を求める決議が賛成多数で採択。*12
11/15 国連総会第3委員会、北朝鮮による人権侵害を非難する欧州連合(EU)提出の決議案を議場総意で採択。
11/15-17 アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコでアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議。再生可能エネルギー普及や世界貿易機関(WTO)改革について首脳宣言。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルハマスの衝突については盛り込めず。
11/16 アメリ財務省、主要7か国(G7)などが決めた上限を上回る価格でロシア産原油を取引したとしてアラブ首長国連邦(UAE)の海運会社3社を、せんぱくを米国内資産凍結の制裁対象にしたと発表
11/16 インドネシア首都ジャカルタで拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会合。日本、アメリカ、中国、韓国、ロシア、インド、オーストラリア、ニュージーランドが参加。
11/16 イスラエルの東エルサレムからパレスチナヨルダン川西岸を結ぶ検問所が武装した3人の襲撃を受け、イスラエル兵士少なくとも1人が死亡。ハマス軍事部門カッサム旅団が犯行声明。
11/16 イスラエル軍、アル・シファ病院でハマスのトンネルの入り口と武器庫を発見したと主張。*13
11/16 イスラエル欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表が訪問、コーヘン外相と10/07にハマスに襲撃されたキブツ ベエリを視察。怒りに飲み込まれないよう呼びかけ、1つの恐怖が他の恐怖を正当化しないと主張。
11/16 イスラエル軍が占領し10/07以来全域を封鎖するパレスチナヨルダン川西岸ベツレヘムの検問所で銃撃があり、パレスチナ人少なくとも3人死亡、兵士数くなくとも7人負傷。軍は3人の家族を逮捕。*14
11/16 ウクライナ首都キエフをイギリスのキャメロン外相が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
11/16 ウクライナヘルソン州ロシア占領域のロシア側サルド知事、ウクライナ軍がドニエプル川を渡河し拠点を設営したと認める。
11/16 トルコ議会の外務委員会オクタイ委員長、スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟の批准議案の採決を延期すると発表。
11/16 フィンランドのオルポ首相、中東などからの亡命者対策として、ロシアとの国境検問所9か所のうち利用者の多い4か所を11/18までに封鎖すると発表。
11/16 スペイン下院、07/23の総選挙をサンチェス氏の首相信任投票を可決。
11/16 マダガスカル大統領選挙。ラジョエリナ大統領が得票率58.9%で再選、Siteny Randrianasoloniaiko議員が14.4%と選挙管理委員会発表、野党は受け入れ拒否。
11/17 アメリカ国防総省国防安全保障協力局、日本にトマホーク巡航ミサイル ブロック4とブロック5それぞれ200発の売却を承認して議会に通知したと発表。
11/17 アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで日本の岸田首相と中国の習近平国家主席が会談。核問題で折り合わずも、相互的互恵関係で一致。
11/17 アメリカのカリフォルニア州スタンフォード大学で日本の岸田首相と韓国の尹錫悦大統領が講演。
11/17 ロシア農業省、アフリカ6か国に合計最大20万トンの穀物無償供与の出荷を開始したと発表。*15
11/17 インド主催でグローバルサウスの声サミットをオンライン開催。約130か国が参加。
11/17 モルディブ、モハメド・ムイズ元マレ市長の大統領就任式。
11/17 イスラエル政府、ガザに燃料を積んだトラックを1日あたり2台まで認める決定。国連を通じ上下水道維持などに使用。
11/17 ドイツ首都ベルリンをトルコのエルドアン大統領が訪問、ショルツ首相と会談。イスラエルハマスの衝突について協議するも折り合わず。*16
11/17 スペイン退役軍人グループ、カタルーニャと共に党の要求に屈したとしてサンチェス氏の首相解任と総選挙を求める声明公開。
11/17 国際刑事裁判所(ICC)、イスラエルパレスチナガザ地区ハマスの軍事衝突について、2014年6月以降の調査を2021年3月に着手し、10/07以降についても調査を進めていると発表。
11/17 国際司法裁判所(ICJ)、アゼルバイジャンによる占領中にナゴルノ・カラバフから逃れたアルメニア人についてアゼルバイジャンは帰国を許可し安全を保障なければならないとする判決。
11/17-20 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表がイスラエルに続きパレスチナ自治政府サウジアラビアバーレーンカタール、ヨルダンを歴訪。パレスチナ問題について協議。
11/18 バーレーン首都マナマで中東地域の安全保障をめぐる国際会議マナマ対話。*17
11/18 イスラエル軍ガザ地区のアル・シファ病院に1時間以内の退避勧告
11/18 パレスチナのガザのハマス保健当局、ジャバリヤ難民キャンプが2回の空爆を受け、少なくとも80人が死亡したと発表。
11/18 パレスチナガザ地区南部ハンユニスの住宅地2か所がイスラエル軍空爆を受け、少なくともパレスチナ人40人が死亡。
11/18 パレスチナガザ地区シファ病院を国連代表団が視察、新生児33人をラファ検問所を通じて外部の病院に移送を試み、うち2人が待機中に死亡したと発表。
11/18 スペイン首都マドリードカタルーニャ自治州独立運動に関連した受刑者らの恩赦に反対する約17万人の抗議デモ。中道右派国民党フェイホー党首、極右VOX党アバスカル党首も参加。
11/19 アルゼンチン大統領選挙決選投票。経済学者のハビエル・ミレイ議員が得票率約56%で、約44%だったセルヒオ・マサ経済相に勝利。
11/19 パレスチナガザ地区ヌセイラート難民キャンプをイスラエル軍空爆、少なくとも32人死亡。
11/19 イエメンのアンサールアッラー(フーシ派)、パレスチナガザ地区への攻撃をやめるまでイスラエル船を標的にすると宣言。
11/19 紅海のイエメン付近でイギリス企業が所有し日本郵船が運航するパナマ船籍の自動車輸送線ギャラクシー・リーダーが拿捕される。アンサール・アッラー(フーシ派)がイスラエル船を拿捕したと犯行声明。
11/20 マーシャル諸島総選挙。議会33議席のうち13議席が改選。現職のカプア大統領派が退潮、ハイネ元大統領はが躍進。
11/20 日本首都東京をキルギスのジャパロフ大統領が訪問、岸田首相と会談。経済と安全保障の両面で協力を確認。
11/20 パレスチナガザ地区インドネシア病院をイスラエル軍が攻撃、少なくとも12人死亡。ハマス保健当局発表。
11/20 ウクライナ首都キエフアメリカのオースティン国防長官が訪問、防衛当局高官と短期的支援と長期的軍事戦略について協議。
11/20 ウクライナ首都キエフを日本の岩田経済産業副大臣と辻外務副大臣が企業10社*18の関係者の代表団を率いて訪問、シュミハリ首相らとインフラを中心にした復興支援について協議。
11/20 ウクライナ政府、資材調達をめぐる汚職容疑で国家特殊通信・情報保護局(SSSCIP)のシチホリ/Yury Shchygol局長とゾラ/Victor Zhora副局長を解任したと発表。
11/20 フランスのマクロン大統領、中国よ習近平国家主席と電話会談、イスラムハマスの衝突などについて協議。紛争拡大回避の重要性で一致。ロシアによるウクライナ侵攻について、マクロン氏はロシアと北朝鮮の軍事協力に強い懸念
11/20-21 中国首都北京をパレスチナ自治政府サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、インドネシア各国外相とイスラム協力機構(OIC)事務局長が訪問。
11/20-23 イギリスを韓国の尹錫悦大統領が国賓として訪問、英王室歓迎式に出席、英議会で演説、スナク首相と会談。両国関係をグローバル戦略的パートナーシップに格上げすることを柱としたダウニング街合意に署名。また、同行した朴振外相がキャメロン外相と会談、北朝鮮とロシアの武器取引への対応などを議論。
11/21 北朝鮮政府、日本の海上保安庁に対し、11/22-12/01の期間に人工衛星を発射すると通告。
11/21 北朝鮮平安北道東倉里西海衛星発射場から深夜に新型ロケット千里馬(チョルリマ)1型により万里鏡軍事偵察衛星を打ち上げ。周回軌道上への投入に成功。
11/21 新興5か国(BRICS)オンライン首脳会議。
11/21 タンザニアダルエスサラームで続いていたエチオピア政府とオロミア州の反政府武装勢力オロモ解放軍(OLA)の第2回和平協議が合意なしで打ち切り。
11/21 南アフリカ議会は、パレスチナガザ地区への侵攻を理由にイスラエルに対し、停戦が合意されるまでプレトリアイスラエル大使館を閉鎖し、すべての外交関係を停止する決議を賛成248議席、反対91議席で採択。
11/21 ニジェール政府、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)に対し、軍事クーデターを理由とした制裁を解除するようECOWAS司法裁判所に提訴。*19
11/22 カナダとアメリカの国境ナイアガラ川のレインボーブリッジで、ニューヨーク州からオンタリオ州に向かう車両が爆発、乗っていた2人が死亡。米連邦捜査局(FBI)が捜査着手。
11/22 アメリカのバイデン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相やカタールのタミム首長と電話会談。ガザ地区の戦闘休止合意履行について協議。
11/22 ロシア上院、2024年連邦予算案を全会一致で可決。歳出は23年当初予算に対し2割増、軍事費が29%を占める。
11/22 韓国政府、北朝鮮の軍事偵察衛星打上げを理由に、北朝鮮との南北軍事合意の効力を一時停止すると発表、軍事境界線付近での偵察活動再開を決定。
11/22 フィリピンのマニラ湾洋上で沿岸警備隊(PCG)と日本海保安庁が合同海洋警備訓練。
11/22 インドを議長に20か国・地域オンライン首脳会議。ロシアのプーチン大統領も参加。
11/22 レバノン首都ベイルートをイランのアブドラヒアン外相が訪問、ヒズボラのナスララ師と会談、イスラエルハマスの衝突について協議。
11/22 イスラエル政府、ガザ地区への攻撃をめぐりハマスと戦闘休止で合意したと発表。
11/22 パレスチナガザ地区ハマスイスラエル政府と4日間の戦闘休止で合意したと発表。ハマス側が人質50人、イスラエル側が拘束されているパレスチナ人のうち女性と子供150人を解放する条件。
11/22 ベラルーシ首都ミンスクで集団安全保障条約機構(CSTO)閣僚会議。アルメニアはナゴルノカラバフ戦争の結果を不満として欠席。
11/22 オランダ下院選挙(150議席)。極右自由党/PVVが37(+20)議席で勝利、左派連合/GL/PvdAが25(+8)議席中道右派自由民主党(VVD)が24(-10)議席に転落。中道右派新党の新社会契約党/NSCが20議席を獲得。中道左派民主66党が9(-15)議席
11/22 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州ムウェソ/Mwesoを反政府武装勢力M23が制圧。
11/22-23 中国を日本の公明党山口代表が訪問。蔡奇/Cai Qi政治局常務委員、王毅中国共産党政治局員兼外相と会談。岸田首相の親書を手渡し。
11/23 エクアドルでノボア大統領が就任。
11/23 北朝鮮国防省、韓国への対抗措置として南北軍事合意の全面破棄を表明。軍事境界線付近に兵力を前進配備すると発表。
11/23 台湾海峡をオーストラリア海軍艦艇が通過。*20
11/23 パキスタン政府、BRICS加盟を正式申請したと表明。
11/23 イスラエルをイギリスのキャメロン外相が訪問、ネタニヤフ首相、ヘルツォグ大統領と会談。戦闘一時休止について協議。
11/23 パレスチナガザ地区でアル・シファ病院のサルミヤ/Mohammad Abu Salmiyak院長を拘束したとイスラエル軍発表。病院をハマスの司令所として使わせた容疑でシンベド(総保安庁)に移送。
11/23 ベラルーシ首都ミンスクで集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議。アルメニアのパシニャン首相はナゴルノカラバフ戦争の結果を不満として欠席。
11/23 アイルランド首都ダブリン市街地で男が刃物で通行人を襲撃、子供3人を含む5人負傷、市民が犯人を取押える。。同地区で暴動が発生、車両や店舗を破壊し警察側に負傷者。両事件の関連は不明。
11/23 欧州連合(EU)国境・沿岸警備機関(フロンテクス)、フィンランドに対しロシアからの不法移民対策として警備要員ら50人および車両などの機材を追加派遣すると発表。
11/23 ケニアのルト大統領、資金不測の国営企業35社を民営化する用意があり、更に100社の民営化を検討していると発表。
11/24 ロシア法務省、政党登録されていない国民自由党ミハイル・カシヤノフ元首相を外国の代理人指定。
11/24 北朝鮮の国家航空宇宙技術総局の平壌総合管制所を金正恩朝鮮労働党総書記が訪問、11/21に打ち上げたと主張する万里鏡軍事偵察衛星で撮影したとするアメリカ、韓国の軍施設衛星写真を確認。朝鮮中央通信の11/25発表による。*21
11/24 中国首都北京をフランスのコロナ外相が訪問、王毅共産党政治局兼外相と会談。教育、科学研究、文化、観光、衛生等各分野で協力する文書に調印。大学や化学研究機関連携も視野。
11/24 中国外務省、中国短期滞在のビザ(査証)免除措置の対象をフランスやドイツ、イタリアなど6カ国に広げると発表。
11/24 インド洋でシンガポール企業が保有するマルタ船籍の貨物船がイラン製無人機で攻撃を受ける。けが人なし。
11/24 パレスチナヨルダン川西岸地区をイギリスのキャメロン外相が訪問。
11/24 パレスチナガザ地区イスラエル軍ハマスが4日間の停戦発効。ハマスが人質のうちイスラエル人13人とタイ人12人を、イスラエルが39人を解放。燃料を積んだ8台を含む支援トラック約90台がラファ検問所からガザに入る。
11/24 チェコ首都プラハスロバキアのフィツォ首相が訪問、フィアラ首相と会談。ウクライナ紛争などについて協議。
11/24 フランス首都パリを韓国の尹錫悦大統領が訪問、マクロン大統領と会談。ロシアへの武器供与について北朝鮮を非難。ロシアによるウクライナ侵攻、宇宙開発、民生原子力、量子情報や再生可能エネルギーへの移行などにおける協力で合意。
11/24 エジプトのラファをスペインのサンチェス首相とベルギーのデクロー首相が訪問、イスラエルによるパレスチナガザ地区侵攻に抗議。イスラエルは両国大使を召喚して抗議。
11/24 タンザニアで東アフリカ共同体(EAC)首脳会議。8か国目の加盟国としてソマリアを承認。
11/24-27 エチオピアのオロミア州オロミヤ市シルカ地区の3つの村を武装集団が襲撃、少なくとも36人死亡。オロミア州政府は12/02に反政府武装勢力オロモ解放軍(OLA)が11/22の和平協議不調の報復を動機とした犯行として非難声明。
11/25 アメリカのバーモント州バーリントンでパレスチナ系大学生3人が白人男性に拳銃で撃たれる。警察はヘイトクライムの可能性を考慮して捜査すると発表。
11/25 日本の上川外相、アメリカのブリンケン国務長官、韓国の朴振外相が電話協議、北朝鮮による軍事偵察衛星打ち上げは国連安全保障理事会(安保理)決議違反として強く非難。
11/25 中国軍、南部戦区ミャンマーとの国境付近で実践演習をすると発表。
11/25 南シナ海西沙/パラセル諸島海域でアメリカ海軍第7艦隊ミサイル駆逐艦ホッパーが、自由航行権を行使する「航行の自由」作戦を実施。中国人民解放軍南部戦区報道官は領海への違法侵入と非難。
11/25 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスイスラエル人13人と外国人4人を解放、イスラエルが39人を解放。
11/25 ウクライナ首都キエフをロシア軍が無人機シャヘド約50機で攻撃、1万6千世帯が停電。空軍、全土で75機が飛来し71機を撃墜したと発表。
11/25 ウクライナでホロモドール犠牲者追悼式典。
11/25 マラウイ野党、イスラエルからの経済支援を受け、マラウイ人の若者221人をイスラエルの農業労働に派遣したチャクウェラ大統領と政府の決定を非難。
11/25-27 フィリピン海軍とオーストラリア海軍、初の合同海洋巡回を南シナ海を含むフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で実施。*22
11/26 ロシアのモスクワ州周辺およびウクライナ国境域*23ウクライナ軍が無人機攻撃、国防相は全機撃墜と発表。
11/26 北朝鮮地方人民会議代議員総選挙。8月の選挙関連法改正以来初。
11/26 韓国首都ソウルで中国の王毅中国共産党政治局員兼外相、日本の上川外相が朴振外相と3か国外相会談。
11/26 韓国の済州島海域で海軍と日本、アメリカが海上合同軍事訓練。カール・ビンソン原子力空母打撃群が参加。
11/26 パレスチナヨルダン川西岸でイスラエル軍パレスチナ人8人を殺害。*24
11/26 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスイスラエル人14人と外国人3人を解放、イスラエルが39人を解放。
11/26 イエメンのアデン湾沖で、イスラエル系実業家が経営するゾディアック・マリタイム社が管理しリン酸を積んだリベリア船籍のタンカー セントラルパーク号が一時占拠されたが、アメリカ海軍駆逐艦メイソンなど同盟国が解放。乗員22人は無事。*25
11/26 シエラレオネ首都フリータウンで大統領公邸付近の軍の武器庫と刑務所2か所を武相集団が襲撃、少なくとも兵士13人と襲撃者3人を含む20人が死亡、囚人約2000人が脱走。政府は夜間外出禁止令を発出。
11/26-28 イギリスをギリシャのミツォタキス首相が訪問。BBCの番組イベントで大英博物館収蔵のギリシャ由来の彫刻返還を求めたため、スナク首相が11/28の会談をキャンセル。11/27に労働党スターマー党首と会談した際、労働党はスナク首相の対応を批判。
11/27 ペルーのベナビデス/Patricia Benavides司法長官、ボルアルテ大統領とその閣僚に対し、1月に捜査開始を発表していた「虐殺、限定的殺人、傷害」の容疑について議会に告訴。
11/27 ペルー司法当局汚職担当検察官、ベナビデス/Patricia Benavides司法長官を汚職容疑で辞任を要求。
11/27 日本首都東京をベトナムのトゥオン国家主席が訪問、岸田首相と会談。
11/27 ニュージーランド首都ウェリントンで首相就任式、国民党ラクソン党首が宣誓式。
11/27 ミャンマーのティラワ港に中国人民解放軍海軍駆逐艦フリゲート艦、補給艦各1隻が入港。政府は合同軍事演習のためと発表。部隊は700人規模と報道。
11/27 イスラエル政府とパレスチナガザ地区ハマス、11/24-27の戦闘停止を11/30朝まで2日間延長することで合意。カタール政府が発表。
11/27 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスイスラエル人11人を解放、イスラエルパレスチナ人33人を解放。
11/27 ニジェール軍事政権、欧州への西アフリカからの不法移民を規制する法律を廃止したと発表。
11/27 国連安全保障理事会(安保理)、北朝鮮の軍事偵察衛星打上げをめぐり緊急会合。一致した対応は取れず。
11/27-28 アメリカをアルゼンチンのミレイ次期大統領が訪問、クリントン元大統領やサリバン大統領補佐官などと会談。
11/28 パナマ政府、カナダの鉱山会社ファースト・クァンタム・ミネラルズ(FQM)が所有し世界の銅生産の1を占めるコブレ・パナマ銅山を閉鎖すると表明。同社も稼働停止と発表。*26
11/28 ブラジル議会、ボリビアのメルコスル(南部共同市場)加盟を批准。
11/28 フィリピン政府は、フィリピン共産党の統一戦線組織 民族民主戦線(NDF)と2017年以来中断していた和平交渉を再開することで合意したと発表。*27
11/28 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスイスラエル人10人とタイ人2人を解放、イスラエルパレスチナ人30人を解放。
11/28 ウクライナ国防省情報総局ブダノフ局長の配偶者マリアンナ・ブダノワ氏が重金属中毒になり入院。当局は食事に毒を盛られた可能性を示唆。
11/28 エジプトのアリーシュに前日入港したフランス海軍強襲揚陸艦ディクスミュードが、イスラエルハマスの衝突が戦闘停止中のパレスチナガザ地区から患者の受入れを開始。
11/28 シエラレオネ当局、11/26の首都襲撃事件はクーデター未遂だったとし、軍将校13人と民間人1人を逮捕したと発表。
11/29 国連安全保障理事会(安保理)、パレスチナのガザをめぐりハイレベル会合。
11/28-29 ベルギー首都ブリュッセル北大西洋条約機構(NATO)外相会合。中国の脅威を確認し共同対処で一致。
11/28-12/01 アメリカのニューヨーク国連本部で第2回核兵器禁止条約締約国会議。
11/29 アメリカ連邦検察当局、米国在住のシーク教徒の殺害を依頼した容疑でインド国籍の容疑者を起訴。*28
11/29 中国海警局東シナ海司令部を習近平国家主席が訪問。
11/29 スリランカと債権国17か国が日本、インド、フランスを議長とする債権国会合で債務再編に合意。*29
11/29 パキスタン首都イスラマバード高等裁判所、ロンドンの高級アパート購入時の資産隠しによる汚職容疑について、ナワズ・シャリフ元首相の控訴審に逆転無罪判決。
11/29 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスがロシアとの二重国籍者2人を含むイスラエル人12人とタイ人4人を解放、イスラエルパレスチナ人30人を解放。
11/30 ロシア最高裁判所、国際的なLGBT活動家運動とその支部を過激派とする判決、ロシア領内での活動禁止命令。
11/30 中国外務省、パレスチナ問題解決に向けた中国の立場を説明する文書を発表。
11/30 北朝鮮空軍司令部を金正恩総書記が訪問、軍事偵察衛星の運用状況を視察。
11/30 タイのスワンナプーム国際空港にパレスチナガザ地区ハマスに人質に取られ解放されたタイ人17人がパーンプリー外相同伴で帰国。タイ政府、残る人質は9人とみられると発表。
11/30 ブータンで国民議会(47議席)予備選挙。与党協同党が本選に進めず、野党国民民主党が得票率約42%で1位、縁起党が約19%で2位。
11/30 イラクのディヤラ県Muqdadiyahでイスラム国(ISIL)が爆弾と銃で襲撃、少なくとも民間人11人が死亡。地元国会議員の親族が標的にされた。
11/30 イスラエルのコーヘン外相、スペインのサンチェス首相がテレビ番組で、イスラエルガザ地区で国際人道法を遵守しているのか率直に疑問だと発言したことに抗議、国際法に従っていると主張して駐スペイン大使の召還を決定したと発表。
11/30 イスラエルエルサレムのバス停でパレスチナ人男2人が銃を乱射、少なくとも3人死亡、非番の兵士と民間人が犯人2人を射殺。治安当局はハマス構成員の犯行と主張。
11/30 イスラエルアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ネタニヤフ首相、ヘルツォグ大統領、ガラント国防相らと相次いで会談、米国人人質解放実現に向け協議。攻撃再開前に民間人への被害を最小化する努力を求める。イスラエル側は正義の戦争を実施しているとしてハマス壊滅を主張。
11/30 パレスチナガザ地区でのイスラエルハマスの衝突停戦について、ハマスイスラエル人8人を解放、イスラエルパレスチナ人30人を解放。戦闘停止の1日延長で合意。*30
11/30 北マケドニアで欧州安全保障協力機構(OSCE)外相会合。ウクライナ、バルト3国はロシアのラブロフ外相が出席することに抗議し出席拒否。
11/30 ギニアビサウでクーデター未遂、首都ビサウ大統領官邸付近で銃撃。将軍の住宅があるアントゥラ近郊でも銃撃が発生。治安部隊責任者が逮捕される。エンバロ大統領はUAEでCOP28に出席していて不在。
11/30 OPECプラス、オンライン閣僚会合。追加減産で合意できず、中東諸国が自主減産を表明。また、1月からブラジルが参加すると表明。*31
11/30-12/12 アラブ首長国連邦(UAE)首都ドバイで第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)。途上国支援基金制度で大枠合意。



 変更履歴
2023.12.18
 作成。
2023.12.27
 11/01 セルビア議会解散
 11/14 フランスのアサド氏逮捕状、元11/15。
2024.01.02
 11/17 岸田、尹両首脳の大学公園の項を追加。
2024.02.09
 11/20 マーシャル諸島総選挙の項を追加。

*1:レアメタルやウランなど。地質研究や技術協力、共同計画を含む。

*2:フランス供与の空中発射型巡航ミサイル スカルプを使用したと示唆。

*3:中国で2019年1月に拘束され、スパイ罪により非公開裁判で有罪判決を受け収監されている。

*4:ソロモン諸島のソガバレ首相、バヌアツのサルワイ首相、パプアニューギニアのマラペ首相が欠席。ニュージーランドは選挙後の組閣難航により首脳不参加。

*5:ハマスによるテロを非難し、人道支援の必要と人道的休止の支持で一致したが、イスラエルを非難する表現や停戦の要請は盛り込まれず。

*6:反対はイスラエルアメリカ、カナダ、ハンガリーマーシャル諸島ミクロネシア連邦ナウル

*7:豪州が毎年最多280人の移民を受け入れるほか、気候対策、主要島面積拡大事業への資金供与など。

*8:声明ではパレスチナ人に対する自衛行動とするイスラエルの正当化を拒否したうえで侵略、戦争犯罪、占領政府による非人道的な虐殺を非難、ガザ包囲の停止、人道支援の許可を求めるとともに、各国に向けイスラエルへの武器輸出停止を求める。

*9:ナイジェリア、ケニアザンビアジブチモーリタニアの大統領、エチオピアニジェールの首相、エジプトの外務大臣などが出席。

*10:イギリスの差し押さえた不動産王の資産返還に便宜を図り、大学設立の土地寄付を受けた容疑。

*11:ブレーバーマン内相を更迭、クレバリー外相を内相に任命し、キャメロン元首相を外相に起用。キャメロン氏は下院議員も引退していたため、乗員に推挙されキャメロン卿となり上院に入る。

*12:マルタが提出。アメリカ、イギリス、ロシアが棄権。

*13:複数の報道が、トンネルとしているのはエレベーター竪穴区画であり、司令部というには武器売りが少なすぎると指摘。その他のイスラエル軍ハマス拠点の証拠として公開された複数の映像にも疑義が呈せられる。

*14:警察はパレスチナ人3人を銃撃容疑者として捜査、車内から自動小銃2丁、拳銃2丁、弾薬数百発、装填済み弾倉10発、斧2丁を押収したと発表。

*15:ブルキナファソソマリアエリトリアジンバブエ、マリ、中央アフリカ共和国(CAR)向け。

*16:ショルツ氏はイスラエルへの連帯を表明。エルドアン氏はパレスチナガザ地区における人道的停戦への対応を呼掛け。

*17:ヨルダンのサファディ外相は、イスラエルが主張するガザからハマスを殲滅するという戦術目標の達成可能性に疑問を呈した。サウジアラビアのファイサル外相は即時停戦を求めた。

*18:IHI、駒井ハルテック、クボタ、日本工営、アライドカーボン・ソリューションズなど。

*19:マリ、ブルキナファソギニアに比して不平等な扱いを受けているという主張。

*20:11/14に中国軍艦艇から音波照射を受け負傷者を出したフリゲート艦トゥーンバとする報道があるが船名の公式発表はなし。

*21:22日にアメリカ領グラム、23日に韓国首都ソウル、25日にハワイの真珠湾海軍基地、ホノルルの空軍基地、ほかに平沢、烏山などの米軍基地や空母などを撮影した写真としたが、衛星写真自体は公開せず。

*22:比軍から艦船4隻と航空機5機、豪州軍からフリゲート艦や航空機が参加。

*23:モスクワ州、トゥーラ州、カルーガ州、スモレンスク州、ブリャンスク州。

*24:10/07以来で239人のパレスチナ人が殺害される。

*25:その際、イエメンから弾道ミサイル2発が発射され、艦艇付近海面に着弾。5人拘束、ソマリア人海賊とみられる。

*26:10月に政府と締結された採掘契約を違憲とする最高裁判決を受けての措置。

*27:ノルウェー政府仲介で前年から協議していたという。

*28:米政府当局はインド政府当局からの指示を受けていたと発表。06/19にカナダのブリティッシュコロンビア州で殺害されたカリスタン運動活動家シーク教徒も標的の1人だとようぎ語っていたとも公表。

*29:中国はオブザーバー参加しているが再編は10/17に別途2国間で合意している。

*30:戦闘停止期間中にあわせてハマスが105人、イスラエルが240人を解放。イスラエル政府によれば、ハマスは依然人質137人を拘束。

*31:11/26にオーストリア首都ウィーンで開催する予定だったが延期のうえオンラインに変更された。

世界の出来事 -2023年10月-

2023.10. (最終更新:2023.11.19)

10/01 ミャンマー、在外国民所得税を段階的に5~25%に引き上げ、外貨徴税。
10/01 アゼルバイジャンアルメニアの係争地ナゴルノカラバフに国連派遣団が到着、人道支援の必要性について調査。
10/01 アゼルバイジャン検察、ナゴルノカラバフのアルツァフ共和国のハルトゥニャン前大統領ら300人以上の捜査に着手し4人を拘束、残る容疑者を国際手配したと発表。
10/01 トルコ首都アンカラ内務省前で議会新会期開始数時間前に武装した2人が警備員を襲撃、1人は発砲のうえ字バック、もう1人は侵入を試みたが射殺される。クルド労働者党(PKK)につながりのあるImmortal Brigadeが犯行声明。*1
10/01 トルコ政府、イラククルディスタン自治地区メティナ、カンディル、ハクルク、ガラ地域のクルディスタン労働者党(PKK)拠点を空爆武装勢力を殺害したと発表。
10/02 ナイジェリアのリバーズ州エモフア/Emohua地区の自家製違法製油所が爆発し少なくとも18人が死亡。
10/02 ニジェールのタウア州タバトル村でイスラム過激派武装勢力掃討作戦中の部隊拠点をバイクに乗った100人規模の武装集団が襲撃、少なくとも兵士29人と武装勢力数十人が死亡。
10/02 フィリピンの漁船がスカボロー焦北西約160km海域で外国籍の商船に衝突され、船長含む船員3人が死亡。
10/02 シリアのデリゾールをイスラエルが空襲、シリア政府軍兵士少なくとも2人負傷。
10/02 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリニ事務局長、日本に拠点を設ける方針を表明。
10/02 ウクライナ首都キエフ欧州連合(EU)加盟27か国の外相が訪問、外相会合。ハンガリーポーランドが欠席。
10/02 国連安全保障理事会、ハイチへの多国籍治安部隊の派遣決議案を可決。*2
10/02-13 フィリピンのルソン島南方で海軍とアメリカ海軍が定例の合同軍事演習サマサマを実施。他7か国が参加。*3
10/03 アメリ連邦議会下院、共和党マッカーシー下院議長の解任動議を与野党賛成多数で可決。*4
10/03 アメリカ司法省、オピオイド系鎮痛剤フェンタニルの流通に関連し、中国の25の個人と団体、カナダの3団体に制裁を科すと発表。
10/03 タイ首都バンコクの大型商業施設Siam Paragon Mall内で銃乱射事件、中国人観光客1人を含む少なくとも2人死亡。
10/03 インド政府、カナダに対し10/10までに駐印外交官60人を約1/3に削減するよう求めたと報じられる。
10/03 パキスタンの内相、国内に100万人以上が不法滞在するアフガニスタン人避難民に対し、11/01までに出国しなければ国外退去を執行すると発表。
10/03 アゼルバイジャン、アルツァフ共和国元大統領のグカシャン氏、サハキャン氏、ハルチュニャン氏の3人を逮捕。
10/03 アルメニア議会、国際刑事裁判所(ICC)設立を定めたローマ規程を賛成60議席、反対が野党22議席で批准、加盟方針を決定。
10/03 セルビア当局、09/24の警察官襲撃事件について武装集団指導者を逮捕したが容疑を否認していると発表。
10/04 アメリカ首都ワシントンを日本の木原防衛相が訪問、オースティン国防長官と会談、衛星通信網共同強化について協議。
10/04 アメリカ軍、イラン革命防衛隊(IRGC)がイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)に送ろうとしているところを2022年12月に押収した弾薬110万発を10/02にウクライナ軍に引き渡したと発表。予算不足に対応。
10/04 南シナ海アユンギン礁フィリピン軍拠点に補給任務中の沿岸警備隊の船舶に中国海警局と海上民兵の船9隻に1mまで接近されるなど8件の危険行為で妨害される。10/06に発表。
10/04 欧州連合(EU)代表者会合。移民抑制策について国境で長期間留めたり資金援助と引換えに他の加盟国に移送して受入れ審査を引継ぐなどの移民抑制策の検討で合意。
10/04 ロシアの裁判所、2022.03.14にロシア政府系テレビ局のニュース番組中に戦争反対を訴える紙を持って乱入したマリーナ・オフシャンニコワ氏に、本人不在のまま軍に関する虚偽情報拡散の罪で懲役8年6ヶ月の有罪判決。
10/04 石油輸出国機構プラス(OPECプラス)が合同閣僚監視委員会(JMMC)をオンライン開催、現行の協調減産維持を確認。
10/05 ベネズエラ検察庁アメリカに亡命中のフアン・グアイド元議長に対し、反逆罪、業務上横領、資金洗浄、犯罪共謀の容疑で起訴、逮捕状請求。国際刑事警察機構(ICPO)に協力要請。
10/05 アメリカ国防総省、シリア上空でトルコの無人機を撃墜したと発表。オースティン国防長官とトルコのギュレル国防相と電話会談、意思疎通を確認。
10/05 メキシコをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ロペスオブラドール大統領と会談。違法薬物密輸阻止に向けた協力強化を確認。国境の壁政策については対立。
10/05 日本の岸田首相とサウジアラビアムハンマド皇太子が電話会談。
10/05 シリアのホムス県で卒業式中の士官学校無人機攻撃、少なくとも100人が死亡。
10/05 ジョージア北西部アブハジア自治共和国アスラン・ブジャニャ大統領、沿岸のオチャムチラ地区にロシア海軍の基地が建設されると表明。
10/05 イスラエルヨルダン川西岸トゥルカム地域Shufa村で兵士らが不審車両に発砲、少なくともパレスチナ人2人死亡。2人はイスラエル人入植者に発砲し反撃を受けた模様。
10/05 イスラエルヨルダン川西岸フワラでイスラエル人入植者数十人の集団が兵士を伴いパレスチナ人の車両や家屋への破壊活動。入植者に向けて発砲したパレスチナ人が兵士に応戦されて死亡したほか、居合わせたパレスチナ人に入植者が発砲、あわせて少なくとも2人死亡。
10/05 スペインのグラナダ欧州連合(EU)のミシェル大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、アルメニアのパシニャン首相が会談、アルメニア支援の強化で合意。
10/05 ロシアのソチでの会合でプーチン大統領民間軍事会社ワグネル創設者プリゴジン氏が死亡した8月の墜落事故について、搭乗者らの武装取扱い不注意による事故の可能性を示唆する見解を発表。*5
10/05 ウクライナハリコフ州フローザ/Hrozaで追悼式にロシア軍の攻撃が着弾、子供を含む少なくとも59人が死亡。
10/05- スペインのグラナダで欧州政治共同体(EPC)首脳会議。ウクライナのゼレンスキー大統領が演説で支援を呼掛け。
10/05-23 日本の東京電力、2回目の福島第一原発処理水海洋放出。計画通りタンク10基7810tの放出を完了。
10/06 アメリカ商務省、ロシアに米国の技術を含む集積回路(IC)をロシアに提供したとして、中国の42の企業と団体、エストニアやインド、トルコ、アラブ首長国連邦(UAE)などを拠点とする7の企業と団体をを新たに原則的輸出禁止リストに追加したと発表。
10/06 アメリカのブリンケン国務長官、トルコのフィダン外相と電話会談。対テロ対策を確認。米軍がシリア上空でトルコの無人機を撃墜した件について協議したとみられる。
10/06 アメリカ司法省、国防情報を中国に提供しようとした容疑で連邦大陪審が、ワシントン州米軍基地で情報部門に所属していた元陸軍軍曹を起訴したと発表。
10/06 エクアドルグアヤキルの刑務所で08/09首都キトでの大統領暗殺事件関与容疑者6人が何者かに殺害され死亡。
10/06 バヌアツ議会、前首相の不信任決議を経て09/04に就任したキルマン首相に対する不信任決議案を可決。後任にシャルロット・サルワイ元首相を選出。
10/06 トルコ外務省、アメリカの攻撃で無人機喪失について問題にしない方針を表明。
10/06 ロシア政府、09/21に禁止したパイプライン経由の軽油輸出禁止措置を解除。ガソリンは継続。
10/07 イスラエルパレスチナ自治区ガザから武装勢力ハマスが大規模攻勢アルアクサ・モスク氾濫作戦を宣言。数千発のロケット攻撃のうえ地上作戦を実施、目に付いた民間人に無差別に発砲。イスラエル軍空爆で反撃。*6
10/07 イスラエルのネタニヤフ首相、ガザ地区周辺に非常事態宣言。警察総動員令発令。
10/07 イスラエルが不法占拠するヨルダン川西岸の複数の場所で入植者や軍との対立と発砲によりパレスチナ人少なくとも6人が死亡。
10/07-10 台湾を日本の超党派議員連盟 日華議員懇談会が訪問。10/10の国慶節祝賀式典に出席し蔡英文総統と会談。
10/07- アメリカ議会上院シューマー院内総務が率いる超党派議員団が中国、日本、韓国を歴訪。
10/08 エジプトのアレクサンドリアの観光地ポンペイの柱で警官がイスラエル人観光客に無差別に発砲し、少なくともイスラエル人2人とエジプト人1人が死亡、1人負傷。エジプト内務省イスラエル外務省が発表。
10/08 アメリカのオースティン国務長官ジェラルド・フォード空母打撃群を地中海イスラエル沖に派遣すると発表。
10/08 日本の沖縄県尖閣諸島周辺接続水域で機関砲らしきものを積んだ1隻を含む中国海警局の船4隻が航行しているのを65日連続で確認したと第11管区海上保安本部が発表。
10/08 タイ政府、パレスチナ自治区ガザでタイ人2人死亡、8人負傷、11人が拉致されたと発表。
10/08 イスラエルパレスチナ自治区ガザから発する武装勢力ハマスの地上作戦でイスラエル側が死者約600人、ガザ側が死者約400人の暫定発表。
10/08 イスラエルが不法占拠するヨルダン川西岸の複数の場所で入植者や軍との対立と発砲によりパレスチナ人少なくとも6人が死亡。*7
10/08 イスラエルのネタニヤフ首相、戦時体制宣言。
10/08 イスラエルのネタニヤフ首相、ドイツ、ウクライナ、イギリス、イタリアの首脳らと電話会談。ハマス攻勢に関し防衛権支持をとりつけ。
10/08 イスラエルパレスチナ自治区ガザから発する武装勢力ハマスの地上作戦でフィリピン人、ネパール人などが拉致監禁されていると各国報道。
10/08 トルコのフィダン外相、イスラエルハマス攻勢について各国外相と電話会談。*8
10/08 国連安全保障理事会ハマスによるイスラエル攻撃への対応を協議する非公開会合。
10/08-13 日本の上川外相、ブルネイベトナムラオス、タイを歴訪。
10/09 コンゴ民主共和国政府ムヤヤ報道官、イトゥリ州や北キブ州など北東部に展開する東アフリカ共同体地域軍(EACRF)任期更新をせず12/08から撤退させると表明。
10/09 アメリカのサンフランシスコの中国総領事館に自動車が突入、警察が運転手に発砲し容疑者死亡。施設に被害、人的被害なし。
10/09 ペルー首都リマで台湾の犯罪組織に電話による詐欺や恐喝をさせられていたマレーシア人43人と台湾人1人を救出、台湾人6人とペルー人2人を逮捕したと政府発表。
10/09 台湾の国家宇宙センター(TASA)、フランス領ギアナの飛行場から初の自前開発の低軌道気象観測衛星 猟風者(トリトン)を、フランスのアリアンスペース社のロケットで発射、軌道投入に成功。
10/09 ミャンマーのカチン州で避難民キャンプが国軍の砲撃を受け、カチン独立機構(KIO)によれば子供を含む少なくとも29人死亡。
10/09 アラブ首長国連邦(UAE)、シリアのアサド政権に対し、イスラエルハマス攻勢への介入やイスラエルへの攻撃を許可しないよう警告したとAxiosが報道。
10/09 イスラエルのガラント国防相ガザ地区を完全包囲し、電気、食糧、水、ガスなどのすべての物流を遮断すると発表。*9
10/09 イスラエル軍レバノン国境から越境攻撃を受け侵入者を射殺したと発表。ヒズボラは関与を否定。
10/09-11 台湾を日本の萩生田自民党政調会長が訪問、双十節祝賀式典に出席。蔡英文総統と会談。
10/09-15 モロッコマラケシュ国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会。
10/10 ニジェール軍事政権、駐留フランス軍撤退最初の車列がチャドに向けて出発したと発表。
10/10 リベリア大統領選挙および上下院総選挙。
10/10 韓国の申源湜/Shin Won-sik国防相イスラエルハマスの衝突に関連し、2018年の南北軍事協定の停止を主張。
10/10 ロシア首都モスクワをイラクのスダニ首相が訪問、プーチン大統領と会談。イスラエルハマス攻勢について協議、プーチン氏はアメリカの中東政策の失敗を批判。
10/10 ミャンマー情報省、投資委員会や外国為替監督烏委員会トップでミンアウンフライン国軍総司令官側近とされるモーミントゥン中将を、企業からの収賄や職権濫用などの容疑で非公開軍事法廷にかけ、禁錮20年が言い渡されたと発表。
10/10 イスラエル軍、シリアから砲撃を受け、発射地点に向け砲撃等で反撃していると発表。人的被害なし。
10/10 イスラエル軍ハマスガザ地区に押し返し領土奪還を完了したと発表。ガザ地区境界付近をガラント国防相が視察。
10/10 イスラエル警察、ハマスの暗号資産口座を凍結したと発表。
10/10 ウクライナ政府、防弾チョッキ購入費用2億5千万フリブナの横領容疑で国防省高官2人を拘束。
10/10 フィンランド政府、エストニアと接続する天然ガスパイプライン バルチックコネクターが外的要因により破損し稼働を停止したと発表。
10/10 イギリス外務連邦開発局(FCDO)、アフガニスタンで違法行為により逮捕、拘束されていたイギリス人4人が解放されたとし、タリバン政権に歓迎と感謝の意を表明。
10/10 国連総会、人権理事会(47か国)のうち15議席の改選選挙。*10
10/10 国連総会、人権理事会(47か国)改選15議席をめぐり選挙。*11
10/11 アメリカ国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官、ドワイト・アイゼンハワー空母打撃群を地中海イスラエル沖に展開可能にすると発表。
10/11 サウジアラビアムハンマド皇太子がイランのライシ大統領と電話会談、イスラエルハマスの攻勢に関連し協議。
10/11 イスラエルのネタニヤフ首相、野党国家統一政党連合ガンツ党首と挙国一致内閣発足、議会でハマス対策と無関係な法案審議を進めず政令も出さない方針で合意。*12
10/11 イスラエルをイギリスのクレバリー外相が訪問、ヘルツォグ大統領らと会談、支援と連帯を表明。ハマス攻撃の被害地を視察。
10/11 スロバキア09/30の選挙で第一党になったスメル(道標)党<42議席>、Hlas(声)党<27議席>と国民党(SNS)<10議席>との連立で合意。150議席中79議席を確保。
10/11 スイス政府、ハマスをテロ組織に指定する方針を発表、作業部会での検討着手。
10/11 ベルギー首都ブリュッセル北大西洋条約機構(NATO)国防相会合、ウクライナ支援を確認し、イスラエル支援と両立可能と表明。
10/11 ベルギー首都ブリュッセルウクライナのゼレンスキー大統領が初訪問、北大西洋条約機構(NATO)本部を訪問、支援を呼掛け。イスラエルとの連帯を表明。
10/12 シリア首都ダマスカスとアレッポの国際空港にイスラエルのミサイル攻撃、滑走路が破壊され一時的に使用不能になる。
10/12 イスラエルアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ヘルツォグ大統領らと会談、支援と連帯を表明。ハマス攻撃の被害地を視察。
10/12 イスラエルの占領下のエルサレムで旧市街に近いシャレム警察署入り口で警官が銃撃を受け、2人負傷。犯人は逃走中、警官に射殺される。
10/12 イスラエル政府、ハマスとの衝突でイスラエル側の死者が少なくとも1300人に達したと発表。パレスチナ保健省はガザ地区での死者がこども500人と女性276人を含む1537人に達したと発表。
10/12 スウェーデンのリンショーピング地方裁判所、2020年9月に大聖堂前でコーランをベーコンと一緒にバーベキューグリルで焼く動画を宗教浄化を呼びかける歌と共にSNSに流した男を、民族集団に対する扇動の罪で2年間の執行猶予付き懲役刑と罰金800クローネの有罪判決。
10/12 ドイツ首都ベルリンをカタールのタミム首長が訪問、ショルツ首相と会談。ハマスイスラエル攻撃など中東情勢をちゅうしについて協議。
10/12 ドイツ政府、ハマス称賛の街頭活動を禁止。
10/12 フランスをモンゴルのフレルスフ大統領が訪問、マクロン大統領と会談。リチ
ウムやウラン採掘を軸とした関係強化で合意。
10/12 フランス政府、治安維持を理由に親パレスチナ デモを禁止。ユダヤ人団体の保護を治安当局に命令。
10/12 イギリス政府、地中海イスラエル沖に偵察機、艦船2隻、ヘリコプター3機、海兵隊などを派遣すると発表。
10/12-13 キルギス首都ビシケクをロシアのプーチン大統領が訪問、ジャパロフ大統領と会談。2国間関係強化方針を確認。ロシア空軍基地20周年記念式典に出席。また、CIS首脳会談に出席するアゼルバイジャンのアリエフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領らとも会談。プーチン氏はICCからの逮捕状発行依頼初の国外訪問。
10/12-13 モロッコマラケシュで20か国地域(G20)財務省 中央銀行総裁会議ハマスイスラエルの衝突に関して意見交換はあったが共同声明には盛り込まず。
10/12-14 中国首都北京を欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表が訪問、王毅共産党政治局員兼外相らと戦略対話。ハマスイスラエルの衝突、ロシアのウクライナ侵攻、EUが開始した中国製電気自動車調査などについて議論。
10/12- アメリカのブリンケン国務長官イスラエル、ヨルダン、カタールサウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、エジプトを歴訪。イスラエルガザ地区からのハマス攻勢への対応について協議。
10/13 中国で日本政府と中国政府が高級事務レベル海洋協議。東京電力福島第一原発処理水放出、日本の排他的経済水域(EEZ)内の中国によるブイ設置について協議。
10/13 中国の北京市朝暘区でイスラエル大使館職員の家族が路上で外国人に刃物に複数回刺される。犯人は逮捕される。
10/13 マレーシア議会でアンワル首相、イスラエルハマスの衝突について、西側からハマスを非難するよう要求を受けているが同意しないと表明。
10/13 キルギス首都ビシケク独立国家共同体(CIS)首脳会議。アルメニアのパシニャン首相、モルドバのサンドゥ大統領は欠席。
10/13 カタールアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ムハンマド首相兼外相と会談、イスラエルハマスの衝突について協議。ブリンケン氏は全ての国がハマスを非難すべきだと主張し、ハマスの事務所を置くカタールに関係見直しを求める。
10/13 ヨルダン各地で親パレスチナ デモ。政府は治安上の理由で国境地帯から解散させ、ヨルダン川付近での親パレスチナ街頭活動を禁止。
10/13 ヨルダンをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、アブドラ国王と会談しハマス攻勢での人道支援を協議。
10/13 ヨルダンでアメリカのブリンケン国務長官パレスチナ自治政府アッバス議長が会談、ブリンケン氏はハマスの攻撃をテロと非難、戦火拡大に向けた努力を説明。
10/13 レバノンAlma al-Shaabをイスラエル軍空爆、記者の集団に直撃。少なくともロイター通信の記者1人が死亡、ロイター、AFP、アルジャジーラの記者6人が負傷。
10/13 イスラエルをドイツのベアボック外相、イタリアのタヤーニ外相、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が訪問、ヘルツォグ大統領やコーヘン外相らと会談、支援と連帯を表明。ハマス攻撃の被害地を視察。
10/13 イスラエルパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍空爆で外国人を含む人質13人が死亡したとハマスのカッサム旅団が発表。
10/13 フランスのアラス市の高校に刃物を持った男が侵入、アッラー・アクバルと叫びながら教師に襲いかかり少なくとも1人死亡。犯人逮捕、当局はテロ容疑で捜査。政府は対テロ警戒態勢を最高に引上げ。
10/13 ウクライナ軍司令官、スムイ州に侵入したロシアの破壊工作員8人を阻止したと表明。
10/14 アメリカのバイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談。パレスチナ自治区ガザ地区の民間人への水、食料、医療の人道支援について協議。バイデン氏はイスラエルへの揺るぎない支持を重ねて表明。
10/14 オーストラリアで先住民の地位を巡る憲法改正国民投票、反対約55%、賛成約45%で否決。*13
10/14 韓国外務省、イスラエルから自国民退避のため軍の輸送機を派遣、韓国人163人、日本人51人、シンガポール人6人を乗せてテルアビブを出発したと発表。
10/14 中国の王毅外相、サウジアラビアのファイサル外相と電話会談。王毅氏はイスラエルのガザに対する軍事行動が自衛の範囲を超えていると非難。ファイサル氏はガザの人々の強制移送を非難、中国と協力し国連安保理決議履行を働きかけると表明。
10/14 カタール首都ドーハをイランのアブドラヒアン外相とハマスのハニヤ指導者が訪問し会談。アブドラヒアン氏はハマス支援を宗教的、人道的責務として継続を表明。
10/14 レバノン首都ベイルートをイランのアブドラヒアン外相が訪問、中東和平を担当する国連の特使と会談し、ガザへのイスラエルによる攻撃が続けばイランが介入する可能性があると警告、国連特使はイスラエルに電話で伝える。
10/14 イスラエルの不法占領地ヨルダン川西岸で10/07以来殺害されたパレスチナ人が51人に達したとパレスチナ保健省発表。
10/14 イスラエルパレスチナ自治区ガザでイスラエル軍空爆で人質9人が死亡したとハマスのカッサム旅団が発表。
10/15 エジプトをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、シシ大統領と会談。会談後、ブリンケン氏は10/12以来封鎖していたガザ地区との国境ラファ検問所再開で合意したと発表。
10/15 アメリカのバイデン大統領、イスラエルガザ地区を再び占領するとすれば大きな間違いだと表明。
10/15 エクアドル大統領選挙決選投票。ダニエル・ノボア氏が得票率52%で勝利、ルイサ・ゴンザレス氏が48%で敗北。
10/15 日本イギリス間円滑化協定(RAA)発効。
10/15 中国の王毅外相、イランのアブドラヒアン外相と電話会談。ハマスイスラエルの衝突について協議、政治的手段による問題解決を目指し暴力の停止を求める方針で一致。
10/15 サウジアラビア首都リヤドをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ムハンマド皇太子と会談。イスラエルハマスの衝突における市民保護について協議。
10/15 イスラエルガザ地区への水の供給を再開させると表明。翌日、ハマスは再開されていないと主張。
10/15 ポーランド下院選挙(460議席)。右派法と正義(PiS)が194(-41)議席、トゥスク元欧州連合(EU)大統領率いる市民連合(KO)が157(+23)議席第三の道(PSL)が65(+35)議席
10/15 フランスのマクロン大統領、イランのライシ大統領と電話会談。ハマスイスラエルの衝突について、混乱や対立激化回避、レバノンへの波及を防ぐためイランは全力を尽くすべきだと警告。
10/15 欧州連合(EU)、ハマスイスラエルの衝突について、ハマスを非難しイスラエル自衛権を認めると共に、イスラエル国際法や国際人道法に基づくよう促す共同声明を発表。
10/15-11/04 中国の広東省広州市で中国輸出入商品交易会(広州交易会)。
10/16 中国をハンガリーのオルバン首相が訪問、李強首相と会談。一帯一路と経済協力の推進で合意。
10/16 ロシアのプーチン大統領、エジプトのシシ大統領、シリアのアサド大統領、イランのライシ大統領、パレスチナ自治政府アッバス議長、イスラエルのネタニヤフ首相と相次いで電話会談。ハマスイスラエルの衝突への停戦や人道支援などの対応について協議。
10/16 カンボジアシェムリアップ州で中国の一帯一路投資によるシェムリアップ・アンコール/Siem Reap-Angkor国際空港が商業運用を開始。
10/16 イスラエルアメリカのブリンケン国務長官が訪問。
10/16 トルコのエルドアン大統領がイランのライシ大統領と電話会談。ハマスイスラエルの衝突について取り得る措置について協議。
10/16 トルコのフィダン外相、パレスチナ自治区ガザ地区ハマスのハニヤ最高指導者と電話会談、人質解放について協議。
10/16 ベルギー首都ブリュッセルで銃撃事件、自動小銃による複数回の発砲がありスウェーデン人2人が死亡。政府はテロ警戒態勢を最高レベルに引き上げ。
10/16 国連安全保障理事会、ロシアが提案したイスラエル軍ハマスの即時停戦を求めいずれへの非難もしない決議案を、日本、アメリカ、イギリス、フランスの反対で否決。
10/16-18 中国首都北京をロシアのラブロフ外相が訪問、王毅共産党政治局員兼外相と会談。一帯一路国際フォーラムに出席。
10/17 アメリカ政府、中国への半導体輸出規制の包括的強化として中国と関係の近い45の国、各地の中国企業の子会社や事業所への輸出を許可制とし、事実上禁じる政策を発表。
10/17 バルバドスでノルウェーの仲介でベネズエラの政府と主要野党連合が和平協議、2024年後半の大統領選挙実施と国際選挙監視団受入れで合意。ただし政府側は野党有力政治家の選挙活動制限は解除しない意向。
10/17 ベネズエラ政府と主要野党連合、2024年後半の大統領選挙実施で合意。*14
10/17 日本の上川外相がイランのアブドラヒアン外相と電話会談、ハマスイスラエルの衝突について協議。上川氏は事態鎮静化に向けたハマスへの働きかけをイランに求める。
10/17 中国をチリのボリッチ大統領が訪問、習近平国家主席から人民大会堂で儀仗隊閲兵など歓迎式典を受ける。習近平国家主席と会談し経済分野、社会福祉分野での協力に期待を表明、共同声明を発表。一帯一路首脳会議に出席。
10/17 ロシア下院で包括的核実験禁止条約(CTBT)批准撤回法案の審議開始。
10/17 ドイツ首都ベルリンをヨルダンのアブドラ国王が訪問、ショルツ首相と会談。ハマスイスラエルの衝突について他の地域への拡大防止に取り組む方針で一致。
10/17 イスラエルをドイツのショルツ首相が訪問、ネタニヤフ首相、ヘルツォグ大統領と会談、イスラエル支持を表明。ハマスに拉致された人質の家族らと面会。
10/17 イスラエルが占領するパレスチナヨルダン川西岸ラマラで数百人がイスラエルに抗議しアッバス大統領の退陣を求めるデモ。パレスチナ自治政府(PA)治安部隊が催涙ガススタングレネードを使用して解散させる。ナブルス、トゥバス、ジェニンでも同様の抗議活動が発生。
10/17 パレスチナガザ地区ハマス軍事部門カッサム旅団アイマン・ノファル最高司令官が死亡。イスラエル陸軍が発表、カッサム旅団もブレイジ難民キャンプへの爆撃で死亡したと認める。
10/17 パレスチナ保健当局、Al-Ahli病院がイスラエル軍空爆に遭い、少なくとも471人が死亡したと発表。イスラエル軍イスラム聖戦のロケットが墜落したものだとしてこれを否定、犠牲者も誇張されていると主張。
10/17 トルコのフィダン外相、パレスチナ和平に向け関係国が恒久的保証国として将来の和平合意順守を担保する仕組みを提案。
10/17 国連安全保障理事会、ブラジルが提案したイスラエル軍ハマスの軍事衝突一時中断を求め、ハマスによる凶悪なテロ攻撃を名指し非難する決議案を採決、12か国が賛成するもアメリカの拒否権行使で否決。*15
10/17 欧州連合(EU)、イスラエルハマスの衝突と中東緊張を受けてオンライン臨時首脳会合。
10/17-18 中国首都北京で一帯一路首脳会議。ロシアのプーチン大統領を含む90か国が参加。
10/18 アメリ財務省イスラエルへのハマスの攻勢をテロ攻撃とし、工作員9人と、ガザを拠点とする暗号資産(仮想通貨)取引所バイ・キャッシュを制裁対象に追加したと発表。
10/18 アメリカ政府、ベネズエラに対する経済制裁の一部を緩和すると発表。石油・ガス部門との取引免許を6か月、国営金開発会社MINERVEN社との取引を認めるほか、国際、国営石油会社PDVSAの社債や株式取引禁止措置を解除。
10/18 アメリ連邦議会議事堂近くでイスラエルハマスの戦争に抗議するユダヤ系団体のデモ、道路を封鎖しキャノン下院議員会館の一部を占領、少なくとも300人が拘束される。
10/18 オーストラリアをフィジーのランブカ首相が訪問、アルバニージー首相と会談。太平洋島嶼地域の安定のため、気候変動、サイバー対策などで協力を強化することで一致。オーストラリアが装甲車ブッシュマスター14両をフィジーに売却する方針。
10/18 日本の沖縄県尖閣諸島周辺大正島北東約129kmの排他的経済水域(EEZ)内の海域で中国の海洋調査船向陽紅18が活動、海上保安庁がワイヤのようなものを海中に延ばしたのを確認したと外務省が発表し中国政府に抗議。
10/18 日本の上川外相とイギリスのクレバリー外相がイスラエルハマスの衝突を巡って電話協議。10/17病院での爆発を非難。
10/18 日本外務省、レバノンイスラエル国境地帯を危険レベル4に引き上げ退避勧告
10/18 ロシア下院、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准撤回法案を全会一致で可決。
10/18 ドイツ首都ベルリンのKahal Adass Jisroelユダヤ人コミュニティのシナゴーグに覆面の男2人が火炎瓶を投入、警察は現場検証中に反イスラエル標語を叫んで近づいた別の男を逮捕。ショルツ首相は、ドイツには反ユダヤ主義の居場所はない非難、関連施設警備の強化を約束。
10/18- イスラエルアメリカのバイデン大統領が訪問、ネタニヤフ首相と会談。アッバス氏とエジプトのシシ大統領と電話協議。*16
10/18- 中国首都北京をロシアのプーチン大統領が訪問。一帯一路首脳会議で習近平国家主席に続いて基調演説をしたほか、習近平氏と人民大会堂で3時間会談。ほか、各国首脳と二国間会談。
10/18-19 北朝鮮首都平壌をロシアのラブロフ外相が訪問、金正恩総書記、崔善姫外相と会談。軍事協力などについて協議したものとみられるが詳細不明。
10/19 カナダのジョリー外相、インドから外交官41人とその家族を出国されたと発表。インド駐在外交官は21人に減り、領事館一部業務停止。
10/19 アメリカのニューヨークタイムス紙、ロシアと米国の二重国籍のラジオ自由欧州・ラジオ自由(RFE・RL)女性編集者が6月に出国しようとしたところを、外国の代理人としての必要な手続きを怠ったとして拘束されたと報道。*17
10/19 アメリ財務省、匿名性が高い暗号資産(仮想通貨)取引を資金洗浄の懸念があると認定し、金融機関などに疑わしい取引の報告を義務付けると発表。ハマスの資金源を断つねらい。
10/19 カザフスタンのトレバエフ貿易・経済統合副大臣はロシアに対し、軍事転用が可能な電子部品など106品目を輸出停止したと発表。
10/19 カタール首都ドーハを中国の翟雋 中東問題特使が訪問、外交担当高官と会談。パレスチナ情勢で協力を申し出。また、ロシアのボグダノフ外務次官とも会談し、中露の立場の一致と結束を確認。
10/19 イスラエルをイギリスのスナク首相が訪問、ネタニヤフ首相、ヘルツォグ大統領と会談。イスラエルの反撃する権利を認め、勝利を希望すると表明。
10/19 ウクライナ最高会議、敵国に指導的拠点がある宗教組織の活動を禁止する法案を承認。
10/19 ベルギーのファンクイッケンボルネ司法相、10/16に起きた銃撃事件について事前にチュニジア政府から届いた身柄引渡し要求に対応していなかったため発生したとして、引責辞任を発表。
10/20 アメリカ首都ワシントンを欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、ミシェル大統領らが訪問、バイデン大統領と会談。パレスチナガザ地区についてハマスの攻撃を強く非難しイスラエルに国際人道法順守を求め、人道支援の重要性を訴える共同声明を発表。
10/20 中国商務省、黒鉛のうち純度や強度が高い製品を対象に12月から規制強化し許可制とすると発表。
10/20 ロシア通信、ロシア航空宇宙軍でセルゲイ・スロビキン氏が解任されてから総司令官代行を務めていたビクトル・アフザロフ氏が総司令官に正式に就任したと報道。
10/20 イスラエルのクネセトでガラント国防相パレスチナガザ地区の保護義務を3段階の作戦構想を表明。*18
10/20 パレスチナガザ地区ハマスカタールの仲介で人質のうちアメリカ人2人を解放したと発表。
10/20 パレスチナ保健省、10/07のハマスイスラエル攻撃以来、ガザ地区で少なくとも4137人が死亡、1万3162人が負傷したと発表
10/21 エジプト首都カイロでイスラエルハマスの衝突に関してカイロ平和サミット。*19
10/21 エジプト首都カイロで日本の上川外相がパレスチナ自治政府アッバス議長と面会、ハマスイスラエルの衝突について協議。人道状況改善に向けた意思疎通で一致。*20
10/21 アメリカのオースティン国防長官、中東派遣に備える米軍部隊増員を支持。
10/21 アメリカのミシガン州デトロイトシナゴーグ/Isaac Agree Downtown Detroit Synagogueのサマンサ・ウォール/Samantha Woll理事長がLafayette Park地区の自宅の外で刺殺される。人種差別の証拠はなく、動機は不明。
10/21 パキスタン汚職事件で有罪判決を受け議員資格を剥奪されイギリスに亡命していたナワズ・シャリフ元首相が約4年ぶりに帰国。司法当局は10/24まで拘束しないと決定。シャバズ政権が首相候補に推薦する予定。
10/21 パレスチナのガザとエジプトの国境ラファ検問所が再開、トラック20台の人道支援物資の搬入が始まる。
10/21 パレスチナ保健当局、イスラエル軍空爆により過去24時間以内にガザ地区で少なくとも55人が死亡したとし、10/07以来同地区の死者が約4,300人を数えると発表。
10/21 トルコのエルドアン大統領、カタールに滞在するハマスのハニヤ最高指導者と電話会談。可能な限り早期停戦が必要と求める。
10/21 ウクライナのゼレンスキー大統領、トルコのエルドアン大統領と電話会談。パレスチナハマスイスラエルの衝突やウクライナ和平について協議。
10/21 ウクライナハリコフ州の郵便 宅配企業ノヴァ・ポシュタ社の仕分け施設をロシア軍のミサイルが直撃、少なくとも従業員6人死亡。
10/21 スイスのブレットラー検事総長ハマスの資金調達元になっている可能性があるとし捜査着手したと発表。
10/21 イギリス首都ロンドンで親パレスチナ抗議デモ、少なくとも10万人が参加したと警察発表。
10/22 カメルーン北部州Touboroを武装盗賊団が襲撃、少なくとも30人が拉致される。Ngaoundereの大学に通うチャド人留学生が含まれている可能性が高いという。地元メディアは留学生25人が拉致され6人が解放されたと報じた。
10/22 メキシコのチアパス州パレンケで中南米首相・外相が急増する移民への対策について協議する緊急会議。
10/22 ベネズエラ野党勢力、2024年の大統領選挙に向け候補者を決める予備選挙。大衆意志党グアイド元国会議長が出馬。
10/22 アルゼンチン大統領選挙。与党連合セルヒオ・マサ経済相が得票率約37%、野党右派ハビエル・ミレイ下院議員が得票率約24%で当選条件*21を満たせず11/19に決選投票。
10/22 日本と韓国の防空識別圏(ADIZ)が重なる北朝鮮南方海域上空で、韓国空軍のF15戦闘機、日本航空自衛隊のF2戦闘機、アメリカ空軍のB52戦略爆撃機とF16戦闘機が共同空中訓練。
10/22 中国海警局および外務省、南シナ海南沙諸島海域で船舶と衝突されたとするフィリピン政府発表に反論、フィリピン側船舶が海警局船舶前方を故意に横切り接触させたと主張。
10/22 オーストラリアのアルバニージー首相、中国が豪州産ワインに課す最大218%の高関税を見直すことで合意したと発表。
10/22 フィリピン政府、南シナ海南沙諸島アユンギン礁付近で国軍が契約した補給作業中のボートの進路を中国海警局船舶が妨害し衝突、さらに同じ作業中の沿岸警備隊(PCG)船舶も中国海上民兵船舶から衝突を受けたと発表し中国を非難。
10/22 イスラエルが不法占領するパレスチナヨルダン川西岸ジェニンのモスクを軍が空爆ハマスイスラム聖戦(PIJ)のテロ工作員を妨害したと発表。工作員の人数や身元には言及せず。
10/22 イスラエル軍ガザ地区で人質捜索関連任務中の部隊が攻撃を受け、少なくとも兵士1人が死亡したと発表。
10/22 イスラエル、エジプト側の国境地帯Kerem Shalomのエジプト軍拠点に自軍戦車が誤射したとし、遺憾の意と調査を表明。
10/22 スイス総選挙。
10/22-25 台湾をリトアニアのチュミリーテ・ニールセン国会議長が訪問、蔡英文総統と会談、立法院で演説。半導体フィンテック関連のフォーラムに参加。
10/22-25 アメリカをオーストラリアのアルバニージー首相が国賓として訪問、10/25にバイデン大統領と会談。原子力潜水艦の予定通りの供与に向けた生産力強化を約束したほか、太平洋海底通信ケーブルでの協力、日本との無人機配備協力で一致。
10/23 ブラジルのリオデジャネイロで、犯罪組織ボスのおいが警察に殺害された報復として、バス35台や列車に対し、運転手を降車させてから運転席に放火。警察は容疑者12人を逮捕。
10/23 中国首都北京の釣魚台迎賓館で日中平和友好条約発効45周年記念式典。日本の福田元首相王毅外相など、両国関係者約200人が出席。
10/23 中国の王毅外相、パレスチナ自治政府のマルキ外相、イスラエルのコーヘン外相とそれぞれ電話会談。民間人に危害を加える行為を非難し2国家解決を主張。
10/23 パキスタン特別法廷、カーン元首相とクレシ元外相を、外交公電内容を公表したとして公職守秘法違反容疑で起訴。
10/23 イスラエル軍ガザ地区に対する局所的な地上哨戒作戦を実施し人質を捜索したと発表。
10/23 パレスチナガザ地区ハマス、人道上の理由として人質2人を解放。
10/23 パレスチナのガザ保健省、イスラエル軍が24時間に300回以上の空爆を行い、400人以上が死亡、10/07以来5087人が死亡し、うち4割が子供だったと発表。
10/23 ハンガリーのベスプレームでハンガリー動乱にあわせた記念式典の演説で、歴史は繰り返すとし、ソ連は悲劇だったが欧州連合(EU)はソ連のまずいパロディだと発言。
10/23 欧州連合(EU)閣僚理事会、外国からの経済的威圧に対抗措置を取る新規則を最終承認。
10/24 韓国江原道束草東方沖約11kmの日本海上で操業中の同国漁船が北朝鮮の木造船を発見、軍と警察が保護し韓国へ亡命する意思を示したと発表。
10/24 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会、李尚福国務委員長兼国防相の全ポストからの解任と、秦剛前外相の国務委員除名を決定。
10/24 イスラエルをフランスのマクロン大統領が訪問、ネタニヤフ首相と会談。ガザ地区について民間人を標的にしてはならないと自制を求める一方、イスラム国(IS)掃討融資連合の枠組みの利用を提案。ネタニヤフ氏はハマスを世界的脅威とした。ヘルツォグ大統領とも会談。
10/24 イスラエルガザ地区で24時間以内に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員6人が死亡したと国連(UN)発表。ハマスが攻勢に出た10/07以来死亡した職員が少なくとも35人となる。
10/24 パレスチナヨルダン川西岸ラマラをフランスのマクロン大統領が訪問、アッバス議長と会談。2国家共存による解決の必要性を強調。アッバス氏はフランスの発言力に期待を示し、パレスチナ人の保護を呼びかけた。
10/24 パレスチナヨルダン川西岸ラマラでフランスのマクロン大統領に抗議するデモが発生、イスラエルへの支援に異議。
10/24 国連(UN)、パレスチナ自治区ガザ地区で24時間に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員6人が殺害され、10/07のハマス攻勢開始以降少なくとも16人の医療関係者と35人のUNRWA職員がイスラエル軍の攻撃等で死亡したと発表。
10/24-25 国連安全保障理事会(安保理)、イスラエルハマスの衝突を巡る会合。アメリカとロシアが独自の決議案を提出し採決、ともに否決される。*22*23
10/24-26 サウジアラビア首都リヤドで国際投資会議フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)開幕。
10/25 アメリ連邦議会下院、共和党マイク・ジョンソン氏を議長に選出。3週間の空席を解消。
10/25 アメリカのメーン州ルイストン市のバーやボウリング場で銃乱射事件、少なくとも18人死亡、50人が負傷。犯人は逃走し不明、警察は陸軍予備役の男を容疑者として数百人体制で捜索した結果、10/27、自殺したとみられる遺体が発見される。
10/25 ナウル議会、クン大統領の不信任案を可決。
10/25 日本首都東京をデンマークのフレデリクセン首相が訪問、岸田首相と会談。イスラエルハマスの衝突について協議、連携で一致。洋上風力発電拡大や水素利用での協調、防衛当局間協議を通じた安全保障協力で一致。
10/25 ロシア上院、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准撤回法案を可決。
10/25 キルギス首都ビシケクを中国の李強首相が訪問、中国からキルギスを経てウズベキスタンに到る国際鉄道の建設計画加速を表明。
10/25 ヨルダンをフランスのマクロン大統領が訪問、アブドラ国王と会談。ハマスイスラエルの衝突について協議。
10/25 イスラエルのエルダン国連大使、国連安全保障理事会(安保理)でのグテレス事務総長の発言に反発、国連がテロ行為を正当化しているとし、グテレス事務総長の辞任と謝罪を求めたほか、国連職員へのビザ発給を停止したと発表。
10/25 イスラエル軍ガザ地区での地上作戦を開始。
10/25 スロバキアのチャプトバ大統領、道標(スメル)党フィツォ党首を新首相に任命。
10/25 ドイツ政府ヘーベシュトライト報道官、国連のグテレス事務総長が呼びかけたイスラエルハマスの即時停戦について、現状にそぐわないと反対する考えを表明。イスラエル支持を鮮明にした。
10/25-26 ベトナムをタイのパンプリー副首相兼外相が訪問、チン首相と会談。貿易、投資分野の協力について協議。ソン外相とも会談。
10/26 ザンビア、外貨建て国債保有する投資家代表団と債務再編で原則合意したと発表。
10/26 アメリカ国防総省、シリアで2か所の親イラン武装勢力武器貯蔵施設を攻撃したと発表。*24
10/26 インド外務省、インド人8人がカタールの裁判所から同日、死刑判決を受けたと発表、詳細不明。*25
10/26 イスラエル軍パレスチナガザ地区北部で戦車を投入した局所的地上作戦を実施したと発表。
10/26 スロバキアのフィツォ首相が国民議会で外交方針説明、ウクライナへの財政や人道支援は継続する一方、武器供与を停止すると表明。
10/26 スペイン人民共産党、北朝鮮大使館閉鎖をホームページ上で表明。
10/26 国選総会、イスラエルハマスの衝突を議論する緊急特別会合。*26
10/26-27 欧州連合(EU)首脳会議。イスラエルハマスの衝突やEU内でのテロ、移民抑制策について協議。ガザの一時停戦を求めるほか、テロ対策、インフラ防護の強化で一致。ウクライナへの財政、軍事両面の支援を表明。ロシア産ダイヤモンドに制裁の検討に着手。*27
10/26-28 アメリカを中国の王毅外相が訪問。ブリンケン国務長官、サリバン大統領補佐官らと会談。米中首脳会談を調整。王毅氏は最終日、道のりは平たんではないと表明。
10/26- ロシア首都モスクワをパレスチナハマス幹部アブ・マルズーク氏が訪問、外務省と人質解放などについて協議。人質となっているイスラエルとロシアの二重国籍者8人について発見次第解放すると約束。
10/26- サウジアラビアのジッダでスーダンの政府軍(SDF)と即応支援部隊(RSF)が停戦協議。
10/27 タイ貢献党党大会。親軍派との連立をはかったのを有権者との公約を破ったとして08/30に辞任したチョラナン前党首の後任として、タクシン元首相の次女ペートンタン氏を新党首に選出。
10/27 マレーシアで統治者特別会議、第17代国王にジョホール州のイブラヒム・イスカンダル スルタンを選出。
10/27 ミャンマーでターアン民族解放軍(TNLA)、アラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)がシャン州を軸に国軍に対する軍事作戦「1027」の開始を宣言、12の町で攻勢。
10/27 イスラエル軍ガザ地区での地上作戦に戦車を本格的に投入。
10/27 イスラエルのネタニヤフ首相、ガザ地区の地上作戦が10/20にガラント国防相が説明した第2段階に入ったと表明。
10/27 ウクライナでロシアが占領するクリミア半島ヤルタでツァリョフ元ノヴォロシア議長が銃撃を受け重態。親ロシア派はウクライナ情報機関による暗殺未遂と主張。
10/27 国連総会第1委員会、日本が毎年提出している核兵器廃絶決議案を145か国の賛成多数で採択。*28
10/28 ロシアのチェチェン共和国カディロフ首長傘下の特殊部隊アフマトのアラウジノフ司令官、民間軍事会社ワグネルの元傭兵が大量に移籍し、ウクライナでの特殊軍事作戦に参加していると発表。
10/28 イスラエルのコーヘン外相、トルコのエルドアン大統領のガザ作戦を虐殺とする発言を受け、駐トルコ イスラエル外交官に帰国を命じたと発表。
10/28 トルコのエルドアン大統領、ガザでのイスラエル軍の攻撃を虐殺とし、弁護できないと非難。
10/28-29 日本の大阪で主要7か国(G7)貿易相会合。重要鉱物などの強固な供給網構築に向けて枠組みを超えた連携などをもりこんだ閣僚声明を採択。
10/28-29 マルタでウクライナの提唱する平和の公式に関する協議会合。オンライン含め66か国が参加。核の安全性、食糧安全保障、エネルギー安全保障、捕虜と強制送還者の解放、領土保全の5項目を協議。ロシア、中国は参加せず。
10/28-11/05 日本の沖縄県宮古島南方太平洋で中国海軍の空母山東が訓練、戦闘機約420回、ヘリコプターが約150回八着艦。日本防衛省統合幕僚監部が11/06発表。
10/29 ロシアのダゲスタン共和国マハチカラ空港にイスラエルベングリオン空港から到着した旅客機から降りるイスラエル人を追い返そうとした群衆が空港になだれ込み、治安部隊が投入され複数人を拘束。当局は大規模騒乱事件として捜査開始。*29
10/29 インドのケララ州コチ近郊でのエホバの証人の集会で複数の即席爆弾が爆発、少なくとも2人死亡。当局はSNSに犯行声明を投降した元信者を関与の疑いで逮捕。
10/29 パレスチナガザ地区国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)支援物資保管庫が数千人の市民の襲撃を受け略奪される。
10/29 ナイジェリア首都アブジャをドイツのショルツ首相が訪問、ティヌブ大統領と会談。重要鉱物資源開発や液化天然ガス(LNG)生産への投資、インフラ建設協力などについて協議。また、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)オマール・トゥーレイ代表と会談。西アフリカ地域で続く軍事クーデターへの対応や、経済関係強化について協議。
10/29-31 中国首都北京で安全保障会議「香山フォーラム」。李尚福国防相が解任されたまま空席のため、中央軍事委員会副主席2人が代行。
10/30 アメリ国務省ミラー報道官、パレスチナガザ地区にエジプトのラファ検問所から10/21以来累計150台のトラックが通過し支援物資が搬入されたと発表。
10/30 アメリカのバイデン大統領は、ウガンダガボンニジェール中央アフリカ共和国(CAR)について、人権侵害抑制措置が不十分、もしくは民主主義から後退しているとして、適格基準を満たしていないとし、アフリカ成長機会法(AGOA)プログラムからの除外を発表。
10/30 ナウル議会、10/25の大統領不信任決議を受け、デービッド・アデアン元議長を新大統領に選出。
10/30 北朝鮮朝鮮中央通信、駐ウガンダ鄭東学大使が10/23にムセベニ大統領に、駐アンゴラ趙炳哲大使も10/27にロウレンソ大統領に離任のあいさつをしたと報道。韓国報道、ウガンダ大使館を閉鎖すると伝えたと報じる。
10/30 中国の香港特別行政区区議会選挙立候補受付締切。民主派政党は立候補できず。
10/30 フィリピン統一地方選挙。投票をめぐる争いで、南部で少なくとも3人死亡。
10/30 インドネシア警察は10/31、大統領選挙妨害の陰謀共謀罪容疑で59人を逮捕。19人がアルカイダイスラム過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)、40人がIS系過激派組織ジェマ・アンシャルト・ダウラ(JAD)と発表。
10/30 シリアのイドリブ県で政府軍のミサイル攻撃により看護士1人死亡、医師と運転手が負傷。10月を通して北西部の戦闘が激化しており、子供20人と女性10人を含む少なくとも65人が死亡していると現地発表。
10/30 イスラエル軍、ガザから人質女性1人を救出したと発表。
10/30 ポーランド当局、9月にウクライナに侵入し外国人部隊に入隊しようとしたネオナチのノルウェー人を逮捕したと発表。のちノルウェーに送還するとした。
10/30-31 ナイジェリアのヨベ州ゲイダム/Geidam地区Gurokayeya村が2回の襲撃を受け、少なくとも37人死亡。
10/31 コロンビア外務省、ガザへの無差別攻撃を理由に駐イスラエル大使を召還。
10/31 ボリビアプラダ大統領府省兼外相、パレスチナガザ地区イスラエルが度を越した軍事攻撃を実施したと非難し、断交を宣言。地区封鎖を集団的懲罰で国際法違反とし、停止を訴えた。
10/31 チリ外務省、ガザへの無差別攻撃を理由に駐イスラエル大使を召還。
10/31 日本の三井物産は決算会見で、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と10%を共同出資するロシア北極圏液化天然ガス(LNG)事業アークティック2がアメリカ政府の制裁対象追加を受け年内の稼働開始予定がずれこむ可能性を示唆。
10/31 カタールをタイのパヒターヌコーン/Parnpree Bahiddha-Nukara外相が訪問。イスラエルハマスの衝突ならびにハマスに人質に取られたタイ人22人の解放について協議。
10/31 イスラエル軍、ガザの作戦で兵士数くなくとも2人死亡、ジャバリア難民キャンプでハマスのIbrahim Biari司令官殺害に成功、戦闘員50人以上死亡と発表。ハマスは司令官の存在を否定、民間人虐殺と非難。
10/31 パレスチナガザ地区ジャバリア難民キャンプをイスラエル軍空爆、少なくとも50人死亡。赤新月社は民間人47人の遺体を収容したと発表。
10/31 パレスチナ当局、ガザ地区で10/07以来、子供3000人以上を含む少なくとも8525人が死亡したと発表。
10/31 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)、イスラエルに向けて弾道ミサイルやドローンを発射したと発表。攻撃を公式に認めるのは初。これ以外に過去2回の攻撃を認める。ガザ攻撃を続ける限り攻撃を継続する意思を表明。
10/31 モンテネグロで連立協議の末、ヨーロッパ・ナウ党スパイチッチ党首が首相就任。*30
10/31 フランス首都パリのビブリオテーク・フランソワ・ミッテラン駅で朝の通勤時間に警察官に詰め寄った女を警察官2人が計8回発砲、女は重傷。*31
10/31 ナイジェリアのヨベ州Kayayya村で過激派武装勢力イスラム国西アフリカ州(ISWAP)の徴税を拒否した村人らが制裁を受け、17人が死亡、5人が負傷。
10/31-11/03 ケニアをイギリスのチャールズ国王が訪問、ルト大統領主催の晩餐会で、自国がケニアで行った残虐行為を正当化できないと表明、謝罪は無し。
10/31- タンザニアをドイツのシュタインマイヤー大統領が訪問、ハッサン大統領と会談。植民地時代の略奪遺産返還について協力を表明。のソンゲア/Songea市マジマジ/Maji Maji反乱を記念するマジマジ博物館で、同国が植民地支配中に犯した犯罪の許しを請うとし、共同処理に取り組む用意があると表明。



 変更履歴
2023.11.19
 作成。

*1:当局によると犯人らは09/30にカイセリで自動車を、持ち主を射殺して奪ったという。

*2:ロシアと中国が棄権、ほかは賛成。

*3:日本、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリアが参加、ニュージーランドインドネシアがオブザーバー参加。

*4:09/30のつなぎ予算案を巡り民主党に大幅に譲歩した対応を問題視した共和党強硬派フリーダムコーカスのマット・ゲーツ下院議員が提出。米下院議長解任は初。

*5:遺体から手榴弾の破片が発見されたほか、残骸に外部からの衝撃の痕跡が発見できなかったとし、内側から爆破された可能性を示唆したほか、遺体に薬物検査が行われるべきだったが行われなかったとした。

*6:ネゲブ砂漠Kibbutz Re-im付近で約3,000人が参加する野外音楽祭がおよそ50人のハマス武装勢力の襲撃に遭い、無差別に発砲され、少なくとも参加者260人死亡。

*7:ヨルダン川西岸Beitaで1人、Hebronで1人、Ramallahで2人、他2人。

*8:アメリカ、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアカタール、エジプト、パレスチナ、イラン、スペイン、ヨルダンと電話会談。

*9:このときガラント氏は“We are fighting human animals and we are acting accordingly,”と発言。ヘイトスピーチの可能性が高い。

*10:東欧2議席にロシアが立候補するが賛成83票と過半数97か国の指示が得られず落選。

*11:東欧2議席アルバニアブルガリア。ロシアは落選。アジア太平洋4議席は日本、中国、インドネシアクウェート。落選無し。アフリカ地域4議席はガーナ、コートジボワールブルンジマラウイラテンアメリカ カリブ海地域3議席はブラジル、キューバドミニカ共和国。ペルーが落選。西欧その他2議席はオランダとフランス。

*12:野党イェシュ・アティドのラピド前首相は受け入れず。

*13:先住民を最初の豪州人と明記し、議会に意見を述べたり提案したりする専門機関を設置するとする。

*14:政府側は野党有力政治家の被選挙権停止や選挙事務所設立禁止など措置の変更は言及せず。

*15:ロシアが提出した修正案2案も賛成が9票に到らず否決。

*16:10/17のAl-Ahli病院爆発を受けて予定していたヨルダン訪問によるアブドラ国王、パレスチナ自治政府アッバス議長との会談を延期。

*17:3月末に米ウォールストリートジャーナルの記者が拘束されて以来、今年拘束された米国籍報道関係者として2人目という。

*18:第1段階でガザのテロリスト(ハマスイスラム聖戦(PIJ)など)を無力化しインフラを破壊、第2段階で残党掃討、第3段階でエジプトへの管理移譲を念頭に管理責任を事実上放棄するとした。

*19:シシ大統領、国連のグテレス事務総長、ヨルダンのアブドラ国王、パレスチナ自治政府アッバス議長、欧州連合(EU)ミシェル大統領、イタリアのメローニ首相、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領のほか、仁尾hン、イギリス、フランス、ドイツの各国外相が参加。アメリカは駐エジプト臨時代理大使が参加。

*20:エジプトのシシ大統領、英仏加伯諾各外相と会談。

*21:アルゼンチンの大統領選挙では、得票率45%以上もしくは40%以上かつ2位候補に10%以上の差をつけた候補がいない場合は、上位2人による決選投票に進む。

*22:米国案はハマスを明確に非難し、戦闘の一時停止を求め、ロシアと中国が拒否権を行使。ロシア案はハマスへの非難声明を求めた上即時停戦を求めたが、9票に届かず。

*23:グテレス事務総長がガザ地区で明白な国際人道法違反が起きているとし、パレスチナの人々が56年間占領下にあったと指摘

*24:イラク、シリア駐留米軍拠点が10/17以降、計19回攻撃を受けたと公表し、自衛の反撃と説明。

*25:報道ではカタール民間軍事コンサルタント会社al Dahra所属元将校を含むインド退役軍人8人が2022年8月に身柄拘束、潜水艦入手に関連するカタール軍事機密を不正に入手した容疑と、イスラエルに流出させた容疑とされる。

*26:アラブ諸国、東南アジア諸国、ロシアが要請。

*27:スロバキアのフィツォ首相、ウクライナへの軍事支援停止をフォンデアライエン欧州委員長に正式に伝達。

*28:中国、ロシア、イラン、北朝鮮ニカラグア南アフリカ、シリアの7か国が反対。29か国が棄権。

*29:当初空港から出る人のパスポートを確認していたが、空港建屋の各部屋を捜索、柵を破壊して滑走路に侵入した。

*30:親欧州、親ロシア、親セルビアアルバニア政党など5党連立。

*31:女は武装しておらず、検察は女の言動と警官の銃器使用妥当性について捜査に着手したと発表。

世界の出来事 -2023年9月-

2023.09. (最終更新:2023.10.21)

09/01 コンゴ民主共和国(DRC)の南キブ州フィジー地方キンビ/Kimbi川付近で金を輸送していたTSMマイニングの車両4両が武装集団の襲撃を受け、貨物を奪われたうえ中国人労働者2人と運転手1人、兵士1人の4人が死亡。
09/01 南アフリカのリンポポ州で現金輸送車強盗シンジケートの捜査中、強盗と警官隊が銃撃戦になり、容疑者18人が死亡。
09/01 マリのモプティ州でボートがロケット攻撃を受け、少なくとも1人死亡。
09/01 日本政府、弾道ミサイル発射を受け北朝鮮の3団体4個人を外為法に基づく資産凍結等の対象に追加指定。*1
09/01 日本首都東京をペルーのヘルバシ外相を訪問、東京湾に停泊中のペルー海軍練習帆船ウニオン号で林外相と会談。科学調査協力などで2国間関係拡大、供給網強化で一致。ヘルバシ氏は東京電力福島第一原発処理水放出について理解と信頼を表明。
09/01 韓国政府、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け兵器開発やIT技術者送り出しに関与したとして1企業とその社長を含む5個人を制裁対象に追加指定。
09/01 タイ政府、ワチラロンコン国王がタクシン元首相に08/31付で恩赦を与え、禁錮8年の刑を1年に短縮すると発表。*2
09/01 シンガポール大統領選挙。与党・人民行動党(PAP)出身のターマン・シャンムガラトナム元副首相が得票率70.4%で圧勝。政府系ファンド出身のウン・コクソン氏が15.72%、野党水洗のタン・キンリアン氏が13.88%。
09/01 アルメニア国防省ナゴルノ・カラバフ北西国境の町ソトク付近でアゼルバイジャンの砲撃があり、アルメニア軍兵士4人が死亡したと発表。
09/01 シリアのダラア県とスウェイダ県で経済状況に抗議しアサド大統領の退陣を求める大規模デモ。
09/01 シリアのシリア民主軍(SDF)とデリゾール軍事評議会(DMC)の衝突が拡大し、アレッポ県マンビジ市付近の村落3つからSDFが撃退され、うち2村をアラブ系部族が掌握。
で反政府武装勢力の襲撃があり、3つの村が解放され2つが部族民の支配下に入ったと宣言されたが、のちロシア軍の空爆シリア民主軍(SDF)の砲撃により撤退。
09/01 ウクライナのブダノフ国防省情報総局長、ロシアのプスコフ州で08/29-30に発生した無人機攻撃をロシア領内から特殊部隊が実施したと発表。
09/01 ウクライナのマリャル国防次官、ザポリージャ州の一部でロシア軍の第一防衛線を突破したと表明。*3
09/02 ニジェール首都ニアメでフランス駐留部隊撤退を要求する数千人規模の抗議集会。
09/02 北朝鮮清川江河口から黄海に向けて巡航ミサイル2発を発射。*4
09/02 タイのワチラロンコン国王、セター新首相提出の閣僚名簿を承認したと発表。
09/02 イラクキルクーク市治安部隊本部前で、本部のクルディスタン民主党(KDP)への返還に反対するアラブ系住民とトルクメン人の抗議デモにクルド系住民の抗議集団が衝突、治安部隊が解散させるが少なくともクルド人4人死亡。*5
09/02 イスラエルのテルアビブでエリトリア大使館に対しエリトリア人が大規模な抗議デモ。エリトリア政権支持派と反対派、収拾にあたる地元警察が衝突し、あわせて100人以上が負傷、39人逮捕。*6
09/02 ウクライナ保安局(SBU)、侵攻財閥コロモイスキー氏を資金洗浄や詐欺の容疑で起訴。
09/03 ナイジェリア大統領報道官、20か国・地域(G20)への正式参加申請を検討していると表明。
09/03 ソマリア軍、ガルガドゥド州Xiin-TubaalとCeel-Cali-Waydのイスラム過激派武装勢力アルシャバーブ拠点を攻撃、少なくとも武装勢力43名が死亡と情報省発表。
09/03 南アフリカのラマポーザ大統領、2022年12月にロシアへの武器提供した疑惑をアメリカのブリゲティ南アフリカ大使が05/11に述べた件について、独立組織による調査で証拠はなかったと疑惑を否定、貨物船は南ア軍向けに2018年に発注された部品を届ける目的で軍港に接岸したと説明した。
09/03 北朝鮮朝鮮中央通信金正恩労働党書記が平安北道の船舶エンジンを製造する北中機会聯合企業所を視察、海軍力強化の重要性を訴えたと報道。
09/03 中国、抗日戦争勝利記念日。各地で記念行事。
09/03 シリアのアサド大統領、野戦軍事法廷の即時廃止を表明。*7
09/03 イスラエルのネタニヤフ首相、09/02の暴動に加わったエリトリア人約1,000人に対し追放も含む措置を検討していると発表。もはや難民と主張することは無理だと強調。
09/03 ロシアで第二次大戦終結の日として新名称「軍国主義日本への勝利と第2次大戦終結の日」記念行事。サハリン州州都ユジノサハリンスクでの記念式典でメドベージェフ安全保障会議副議長が演説。
09/03 ウクライナのゼレンスキー大統領、レズニコフ国防相を解任し、後任に国有資産基金ルステム・ウメロフ総裁を充てると発表。*8
03/03-04 ヨルダンを日本の林外相が訪問、サファディ副首相兼外務・移民相と会談。経済、安全保障分野での一層の協力を確認。アブドラ国王を表敬訪問。
09/04 ジンバブエのムナンガグワ大統領が2期目の就任宣誓。
09/04 コンゴ民主共和国(DRC)当局、08/30のデモ参加者56人を殺害した弾圧に関連し、Mike Mikombe司令官とDonat Bawili司令官を逮捕。
09/04 ガボンでクーデターを主導した共和国防衛隊退潮オリギ・ヌゲマ将軍が暫定大統領として就任宣言。選挙を通した民政移管に意欲表明。
09/04 ペルーのアンデス山脈のコカ生産地域を警邏中の軍と極左ゲリラセンデロ・ルミノソ(輝く道)が衝突、兵士4人とゲリラ2人が死亡。
09/04 バヌアツ、カルサカウ首相が不信任決議により失職。議会が人民進歩党(PPP)サト・キルマン党首を新首相に選出。前首相が署名したオーストラリアとの安全保障協定を批准せず見直す方針を言明。
09/04 日本、中国が東京電力福島第一原発排水処理水の海洋放出を理由に決めた水産物全面輸入停止措置に対し、即時撤廃を求める反論文書を世界貿易機関(WTO)に提出のうえ、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に基づく緊急措置について討議要請したと発表。
09/04 中国首都北京をイタリアのタヤーニ外相が訪問、王毅共産党政治局員兼外相と会談。イタリアの一帯一路離脱検討中だが、王氏は相互信頼と対等な対話の堅持を強調。
09/04 インドネシア首都ジャカルタ東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議。
09/04 バーレーン首都マナマをイスラエルのコーヘン外相が訪問、新大使館開設式典に参加、ザイヤーニ外相と会談。直行便増便や貿易関係強化、投資促進等で一致。サルマン皇太子とも会談。
09/04 キプロス共和国首都ニコシアギリシャのミツォタキス首相、イスラエルのネタニヤフ首相が訪問、フリストドゥリディス大統領と3か国首脳会談。欧州向けエネルギー輸出への協力で一致。
09/04 ウクライナ国防省オデッサ州イズマイル港にロシア軍が無人機攻撃した際、ルーマニア領に落下し爆発したと発表。ルーマニア政府は自国領への攻撃はないと発表。
09/04 ロシアのソチをトルコのエルドアン大統領が訪問、プーチン大統領と会談。黒海イニシアチブについて協議するも、進展なし。
09/04-06 ケニア首都ナイロビで第1回アフリカ気候サミット。世界的な炭素税導入などを盛り込んだナイロビ宣言を採択。
09/05 チュニジア警察、主要野党アンナハダのMondher Ounissi暫定党首、Abdel Karim Harouni幹部を逮捕、さらにアンナハダのすべての事務所を閉鎖。野党支持者が弾圧の強化と反発。
09/05 エジプト首都カイロで日本アラブ政治対話。日本の林外相とアラブ連盟加盟22か国の外相が出席。関係強化に向けて平和定着、繁栄の協働、法の支配の3つの柱を採択。*9
09/05 タイでセター連立政権発足。
09/05 イスラエルエルサレムパプアニューギニアのマラペ首相が訪問、大使館開設式。*10
09/05 トルコのイスタンブール日本貿易振興機構(JETRO)と日土政府が両国企業の協業に関するビジネスフォーラム。
09/05-06 エジプト首都カイロを日本の林外相が訪問、シュクリ外相、シシ大統領と会談。
09/05-07 インドネシア首都ジャカルタ東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議。議長声明は中国の地図問題に触れず、紛争回避のための「行動規範」を早期に策定することを目指すとした。官民合同インド太平洋フォーラムなどで経済分野の協力が進展。
09/05-08 エスティワニを台湾の蔡英文総統が訪問、ムスワティ3世国王などと会談。女性の権利向上などについて協力文書を交わす。
09/05- アメリカのニューヨークで第78期国連総会。
09/06 アメリカのブリンケン国務長官、人権侵害と残虐行為を理由にスーダンで武力衝突を続ける即応支援部隊(RSF)ヘメティ司令官の弟アブデルラヒム・ダガロ/Abdelrahim Hamdan Dagalo氏と西ダルフール方面ジュマ/Abdul Rahman Juma指揮官に制裁を科すと発表。
09/06 インドネシア首都ジャカルタ東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日本、中国、韓国)首脳会議。*11
09/06 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州トーカム/Torkhamの検問所で両国の国境警備隊同士が銃撃戦、国境が閉鎖される。
09/06 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州チトラル/Chitral地区の検問所2か所を武装勢力が襲撃、少なくとも兵士4人と襲撃者12人が死亡。パキスタンタリバン運動(TTP)が犯行声明。
09/06 アルメニア国防省、同国領内でアメリカ軍との合同軍事演習イーグル・パートナー2023を09/11-20の日程で実施すると発表。国際平和維持活動の体制強化が目的。米国側の発表では米兵85人とアルメニア兵175人が参加。
09/06 ルーマニアのティルバル国防省、領土内にロシアの無人機の部品が落下した可能性があると発表。*12
09/06 ウクライナドネツク州コンスタンチノフカの市場にロシア軍の砲撃、少なくとも16人死亡。
09/06 ウクライナ最高会議、ウメロフ新国防相を承認。
09/06 ウクライナ首都キエフアルメニアのパシニャン首相のパートナーのアンナ・ハコビャン夫人が訪問、ゼレンスキー大統領のパートナーのオレナ夫人が主宰する「世界のリーダーの配偶者サミット」に出席。
09/07 ガボンのヌゲマ暫定大統領、経済学者のヌドング・シマ元首相を暫定首相に起用すると発表。
09/07 マリのガオ州バンバ/Bambaの軍事拠点が武装集団の襲撃を受け、少なくとも兵士15人と武装勢力50人が死亡。イスラムマグレブアルカイダ傘下の武装勢力ムスリム支援集団(GSIM, JNIM)が犯行声明。
09/07 マリのトンブクトゥ州ニジェール川をガオ市からモプティ市に向かう旅客船武装テロ集団が襲撃、少なくとも3発のロケット弾が撃たれ座礁、少なくとも49人死亡。
09/07 キューバ当局、ウクライナで戦うロシア兵士を募集した人身売買の容疑で17人を逮捕。外務省は、キューバウクライナ戦争に参加していないと非難声明を発表。
09/07 フィジー入管当局、韓国から移住したグレースロード教会(Grace Road Church)幹部7人を強制送還すると発表。
09/07 インドネシア首都ジャカルタで東アジア首脳会議(EAS)。*13議長声明で、緊張を高めるような行動に自制を求める。
09/07 カタールスーダン暫定軍事政権ブルハン将軍が訪問、タミム首長と会談。
09/07 サウジアラビアを日本の林外相が訪問、ファイサル外相と戦略対話。安全保障環境について意見交換。
09/07 サウジアラビア首都リヤドで湾岸協力国(GCC)外相会議。日本の林外相が参加。自由貿易協定(FTA)交渉再開で一致。
09/07 サウジアラビア首都リヤドで日本の林外相とオマーンのバドル外相が会談、エネルギー分野を軸に関係拡大について協議。
09/07 シリアのシリア民主軍(SDF)のアブディ/Mazloum Abdi司令官、08/27から続いたデリゾール軍事評議会(DMC)との武力衝突について、アラブ系部族指導者らと協議のうえ武装勢力の釈放により和解を進めていると発表。*14*15
09/07-08 バングラデシュをロシアのラブロフ外相が訪問。
09/08 モロッコのアルハウズ県でM6.8の大地震
09/08 パナマ政府、ダリエン峡谷から越境する不法移民対策として強制送還増加と短期滞在要件強化、国境管理施設増強などの政策を発表。
09/08 エクアドルのグアヤス県デュラン市で09/07に誘拐されていたボリバル・ベラ/Bolivar Vera市会議員が他殺死体で発見される。
09/08 フィリピン首都マニラをオーストラリアのアルバニージー首相が訪問、マルコス大統領と会談。両国関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで合意。*16
09/08 ポーランド首都ワルシャワを日本の林外相が訪問、ラウ外相と会談。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に向け戦略的パートナーとしての連携を確認、ウクライナ支援に向けた官民連携の必要で一致。
09/08 ドイツ連邦議会、2024年1月以降新設する暖房に再生可能エネルギーの利用を義務付ける建造物エネルギー法案を可決。
09/08 国連安全保障理事会、ロシアが統一地方選挙で一方的に併合したウクライナの4州でも選挙を強行していることを受け、アメリカなどの要請で公開会合。
09/08-10 北朝鮮首都平壌を中国の国務院劉国中副首相が訪問、建国75周年記念式典に出席したほか、金正恩総書記と会談、農業と医療衛生分野を支援する考えを表明。
09/08-14 中国をベネズエラマドゥロ大統領がロドリゲス副大統領とテレチェア石油相を含む代表団を引き連れ、習近平国家主席からの招待で訪問、習氏や韓正副首相や王毅外相らと会談。習氏との会談で両国関係を全天候型戦略パートナーシップへの格上げで合意、共同声明発表。
09/09 アメリカ政府、インドから海路で中東に入り鉄道で欧州に到るインフラ計画に関する覚書をインド、サウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、フランス、ドイツ、イタリア、欧州連合(EU)と合意すると発表。
09/09 アメリカと欧州連合(EU)、アンゴラザンビアコンゴ民主共和国(DRC)での鉄道敷設などのインフラ開発で協力すると発表。
09/09 北朝鮮建国75周年記念式典、首都平壌で軍事パレードを実施。中国からは国務院劉国中副首相が出席、ロシアからは軍の楽団が参加。
09/09 台湾海峡アメリカ海軍第7艦隊ミサイル駆逐艦ラルフ・ジョンソンとカナダ海軍のフリゲート艦オタワが通過。航行の自由を主張。
09/09 モルディブ大統領選挙。首都マレ市ムイズ市長が得票率46%で1位、ソーリフ現大統領が得票率39%で2位、過半数に届かなかったため決選投票へ。
09/09 ルーマニア国防省、トゥルチャ県プラウルのウクライナ国境付近でロシアの無人機のものとみられる残骸を新たに発見したと発表。
09/09 ウクライナ首都キエフを日本の林外相が訪問、クレバ外相やゼレンスキー大統領と会談。ブチャで献花。
09/09-10 インドで20か国・地域(G20)首脳会議。*17
09/10 リビアで大雨によりダム2か所が決壊、デルナを中心に少なくとも3800人が死亡。
09/10 ベトナム首都ハノイアメリカのバイデン大統領が訪問、グエン・フー・チョン書記長らと会談。ベトナムは米国との外交関係を最上位の包括的戦略的パートナーシップに2段階格上げを発表。*18
09/10 インドのマハーラーシュトラ州サタラ地区のプセサバリ/Pusesavali村のモスクをヒンドゥー教徒が襲撃、居合わせた15人のうち土木技師の青年1人が死亡。暴徒は店や車両を放火。
09/10 パキスタン政府代表団とアフガニスタンタリバン暫定政権が、銃撃戦が発生したため09/06から閉鎖されているトルカム国境検問所の再開について協議するも折り合わず。
09/10 ロシア統一地方選挙*19全国で与党統一ロシアが勝利。
09/10 ウクライナルガンスク州ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州のロシア併合地域でロシアが地方選挙。ロシア選挙管理当局発表では、州議会選ではロシア与党統一ロシア得票率74~83%で勝利、市議会でも与党勝利。投票率65~80%。
09/10-13 ロシアのウラジオストク市ルースキー島極東連邦大学で東方経済フォーラム。外国首脳の参加はなく、ラオスのパーニー国家副主席が最高位。09/11-12にプーチン大統領が出席、09/12の全体会合で演説。*20
09/10-15 アメリカを日本の最大野党立憲民主党泉代表が訪問。
09/10- インドネシア東ジャワ州シトゥボンド/Situbondoで合同軍事演習スーパー・ガルーダ・シールド2023。同国軍、アメリ海兵隊、日本陸上自衛隊シンガポール軍が参加し、実弾射撃を含む演習を実施。
09/10-19 ロシアを北朝鮮金正恩総書記が訪問、プーチン大統領、ショイグ国防相らと会談。宇宙基地、空軍航空機工場、空軍基地などを視察。*21*22
09/11 チリでピノチェト独裁政権をもたらした軍事クーデターから50年目の記念式典。メキシコのロペスオブラドール大統領、コロンビアのペトロ大統領らが参加。ボリッチ大統領が演説で民主主義を称揚し暴力を非難。
09/11 台湾国防部、中国軍の空母山東が台湾西太平洋を航行したのを確認したと発表。
09/11 パキスタン政府、銃撃戦があったため09/06から閉鎖されているカイバル・パクトゥンクワ州のトルカム国境検問所について、アフガニスタンタリバン暫定政権が違法に新たな国境検問所を建設していると主張。
09/11 レバノン南部州のパレスチナ難民キャンプで戦闘が再開、数日間で少なくとも民間人2人を含む10人が死亡。
09/11-14 スイスのジュネーブ国連ヨーロッパ本部でクラスター爆弾禁止条約締約国会議。ウクライナ国内でのクラスター爆弾使用に重大な懸念を示す成果文書を全会一致で採択。
09/11-20 アルメニアアメリカ軍との合同軍事演習イーグル・パートナー2023。同国と協力関係にあるカンザス州兵を含む米兵85人とアルメニア兵175人が参加。
09/11- エリトリア首都アスマラスーダン暫定軍事政権トップのブルハン将軍が訪問、イサアイス・アフェウェルキ大統領、サディス外相、ムファダル諜報機関代表らと会談。
09/12 マリのガオ州ブレム/Bourem市でトゥアレグ族の反政府武装勢力アザワド運動連合(CMA)が、市街地と軍駐屯地を掌握したと表明。
09/13 スーダンの南ダルフール州で2つの市場や周辺地域が暫定政府軍の空爆を受け、民間人少なくとも40人が死亡。
09/13 コロンビアのアンティオキア県メデジン市エンビガド/Envigadoの墓地から、エクアドルの麻薬組織ロス・チョネロス/Los Choneros元首領でグアヤキル刑務所に2月まで収監され、5月にメデジンで殺害されたジュニア・ロルダン/Junior Roldan氏の遺体が盗掘されたと警察発表。
09/13 日本の岸田首相、内閣大型改造並びに与党自民党幹部人事発表。
09/13 日本の防衛省沖縄県宮古島から南に650kmで中国海軍の空母山東など計6隻を確認、艦載機の離発着を確認したと発表。
09/13 北朝鮮平壌順安付近から東方に弾道ミサイル2発を東に向かって発射、最高高度約50km、飛距離は1発目が約350km、2発目が約650kmかつ変則軌道の可能性。日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下、被害なし。
09/13 台湾国防部、中国海軍の空母山東が西太平洋で訓練、中国軍機延べ35機が台湾周辺で訓練、28機が中間線を越えるなどして台湾側を飛行したと発表。
09/13 ミャンマー首都ネピドーで東南アジア諸国連合(ASEAN)空軍司令官会議。*23
09/13 アフガニスタンタリバン暫定政権、新たに着任した中国大使から信任状を受理したと発表、就任式典。*24
09/13 インドのジャム・カシミール連邦直轄領アナントナグ/Anantnag地区コケルナグ/Kokernagで反政府勢力との銃撃戦により治安部隊少なくとも3人が死亡。
09/13 インドのジャム・カシミール連邦直轄領ラジューリ/Rajouri地区ナルラ/Narla村国境付近で銃撃戦、少なくともインド軍兵士1人と反政府武装勢力2人が死亡。
09/13 シリアのタルトゥース県をイスラエルがミサイル攻撃、防空部隊に命中し少なくとも兵士2人が死亡。
09/13 サウジアラビア首都リヤドをイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)代表団10人が仲介国オマーンの特使と共に訪問、内戦終結に向けた和平協議。
09/13 イスラエルガザ地区イスラエル軍の撤退記念日デモの最中、国境分離柵付近で爆発、少なくともパレスチナ人5人が死亡。地元報道は目撃者証言として爆発物処理中に軍の発砲で爆発したと発表、軍は関与を否定しデモ参加者が柵越しに爆弾を投げようとして手元で爆発したと発表。
09/13 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)政府イエメン最高評議会Mahdi Al-Mashat議長、サウジアラビアに和平協議に向けた代表団を送ったことを認め、進展に期待を表明。
09/13 トルコをトルコをスーダン暫定軍事政権ブルハン将軍がサディク外相、ムファダル情報長官、スレイマン国防産業総局長らで成る代表団を率いて訪問、エルドアン大統領と会談。
09/13 イギリス政府、ロシアの民間軍事企業ワグネル社をテロ組織に指定。所属、支援、ロゴ使用などで最長14年の懲役や罰金刑。
09/13 ウクライナでロシアが占領するクリミア半島セバストポリの造船所をウクライナ軍がミサイル攻撃、ミンスク揚陸艦ロストフ・ナ・ドヌー潜水艦に修復不能な損傷を与えたと発表。
09/14 ドミニカ共和国のアビナデル大統領、ハイチとの国境を陸海空すべてに渡って09/15の朝から全面的に封鎖すると発表。
09/14 ブルガリアウクライナからの穀物輸入規制措置の撤廃を発表。
09/14 イギリスのフィナンシャルタイムス紙が動静が2週間以上途絶えている中国の李尚福国務委員兼国防相が、国防相を解任され当局の取り調べを受けているとアメリカ政府当局者が断定したと報道。
09/14 欧州連合(EU)ボレル外交安全保障上級代表、セルビアコソボが係争の妥協案を拒否し、協議が頓挫したと発表。
09/14 ロシアのウラジオストク市でミャンマー軍事暫定政権タンスエ副首相兼外相がラブロフ外相と会談。経済や防衛分野での協力を協議。
09/14-16 中国をカンボジアのフン・マネット首相が訪問、習近平国家主席らと会談。
09/14-22 アメリカを台湾の国民党の総統選候補 侯友宜 新北市長が訪問、各地を訪問。*25
09/14-23 日本で陸上自衛隊アメリカ陸軍が合同実動訓練オリエント・シールドを実施。新編成の米軍小型揚陸艇部隊と物資の集積 輸送を連携。
09/15 全米自動車労組(UAW)、GM社、フォード・モーター社、ステランティス社の各1工場で賃金を巡りストライキ
09/15 フィジー太平洋諸島フォーラム(PIF)外相会合。日本の東京電力福島第一原発処理水放出について議論、引き続き説明責任と対話継続を求める。
09/15 中国外務省、台湾への武器売却を理由にアメリカのロッキード・マーチン社とノースロップ・グラマン社に制裁を科すと発表。内容は不明。
09/15 ラトビア議会は中道右派の連立与党新統一党(JV)エビカ・シリニャ前厚生相を新首相として賛成53、反対39で承認。同国女性首相は2人目。*26
09/15 ルーマニア政府、ウクライナからの穀物輸入禁止措置について、問題は依然解決されていないとし、輸入急増を防ぐウクライナ行動計画を待つと発表。
09/15 ポーランドハンガリースロバキアウクライナからの穀物輸入禁止措置を継続すると発表。
09/15 欧州連合(EU)欧州委員会ウクライナ穀物輸入禁止措置撤廃を発表。
09/15 ロシアのソチをベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。北朝鮮との軍事協力について協議。
09/15-16 キューバ首都ハバナで77か国グループ(G77)プラス中国首脳会議。中国からは李希政治局常務委員が参加。
09/15- アメリカの全米自動車労組(UAW)、GM社、フォード・モーター社、ステランティス社の各1工場で賃金を巡りストライキ
09/16 マリ、ブルキナファソニジェールがサヘル諸国同盟(AES)を結成、相互防衛協定としてLiptako-Gourma憲章に署名。
09/16 ウガンダ首都カンパラスーダン暫定軍事政権ブルハン将軍が訪問。
09/16 トルコ軍、イラク北部でクルディスタン労働者党(PKK)に対し09/13、09/15に空爆を実施したと発表。
09/16 ポーランドのカミンスキ内相、ロシアで登録された乗用車の入国を09/17から禁止すると発表。
09/16 国際原子力機関(IAEA)、イランから一部査察官受入れ拒否を通告されたと表明し、強く非難。
09/16-17 マルタでアメリカのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)と中国の王毅共産党政治局員兼外相が会談。両国関係について12時間以上協議。
09/16-19 中国の広西チワン族自治区南寧市で中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)博覧会。開幕式で李強首相が演説。*27
09/17 リビアベンガジリビア国民軍(LNA)本部をロシアのエフクロフ/Yunus-Bek Yevkurov外務次官が訪問、ハフタル将軍と会談。09/11の洪水被害と支援などについて協議。
09/17 マリのトンブクトゥ州レレ/Lere町の軍事拠点2か所を武装集団が襲撃、少なくとも武装勢力30人と兵士5人が死亡、兵士11人が行方不明。アザワド運動連合(CMA)が犯行声明、拠点2か所を制圧し軍用機を撃墜したと発表。
09/18 カナダのトルドー首相、06/19にカナダのブリティッシュコロンビア州で射殺されたシーク教分離独立主義団体支部長ニジャール氏殺害事件にインド政府が水面下で関与したと表明。主権侵害として強く非難。インド政府は否定。
09/18 カナダのジョリー外相、インド情報機関関係者とされる在カナダのインド人外交官の追放を発表。
09/18 アメリカ政府、カタールオマーン仲介のイランとの囚人交換によりイラン人5人を釈放、韓国で凍結されていた60億ドルの資産をカタールの口座に引渡し。用途を食料と医薬品に限定し凍結解除。
09/18 アメリカ政府、米国人拘束に関与したとしてイランのアフナディネジャド元大統領と情報省を制裁指定。
09/18 米州機構モラ アメリカ大使、米政府がグアテマラの民主主義弱体を企図する動きを懸念していると表明。
09/18 韓国首都ソウル中央地方裁判所、背任などの容疑で最大野党共に民主党の李在明代表への逮捕状を請求。
09/18 韓国首都ソウルの国会議事堂前でハンガーストライキを08/31から続けていた最大野党共に民主党の李在明代表、体調を崩し病院に搬送される。
09/18 台湾海峡で中国軍機103機、艦艇9隻が活動、殲16戦闘機や空警500早期警戒管制機など一部は西太平洋でも活動。
09/18 インド政府、カナダによる外交官追放への対抗措置としてカナダ人外交官を国外追放すると発表。
09/18 イラン政府、カタールオマーン仲介のアメリカとの囚人交換により米国人5人を釈放。
09/18 イラクスレイマニヤアルバート/Arbat空港で爆発、少なくとも3人死亡。トルコの無人機攻撃とみられる。
09/18 ブルガリア国防省、チュレノボ/Tyulenovoの海岸に爆発物を搭載した無人機が漂着したため爆破処理を行ったと発表。
09/18 ウクライナ政府、同国産穀物輸入規制について、ポーランドハンガリースロバキア世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。
09/18 ウクライナ政府、ウメロフ国防相が09/06に就任した人事を受け、国防次官6人全員を解任。
09/18- アメリカをイスラエルのネタニヤフ首相が訪問。バイデン大統領と会談。*28
09/18-21 ロシア首都モスクワを中国の王毅政治局員兼外相が訪問、ラブロフ外相、パトルシェフ安全保障会議書記らと会談。第18回戦略安全対話。
09/18-25 南シナ海の南ナトゥナ海周辺で東南アジア諸国連合(ASEAN)海上合同軍事演習。11か国が参加。
09/19 アメリカのニューヨークでイスラエルのネタニヤフ首相とトルコのエルドアン大統領が会談。
09/19 アメリカのニューヨークで日本、オーストラリア、フィリピンの共催による核兵器核分裂性物質生産禁止条約(FMCT、通称:カットオフ条約)ハイレベル記念行事。
09/19 アメリカのニューヨークで中国の韓正国家副主席がケリー大統領特使(気候変動問題担当)と会談、第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)などをめぐり協議。
09/19 アメリカのニューヨークでブラジルのルラ大統領が演説の中でグアテマラでクーデターの危険が高まっていると警告。グアテマラのジャマテイ大統領が反発。
09/19 韓国外務省、ロシアのクリク駐韓国大使を召喚、ロシアの北朝鮮との軍事協力方針に抗議し、国連安全阻止理事会常任理事国として国連制裁を遵守するよう求める。
09/19 アゼルバイジャン国防省、ナゴルノカラバフの2か所で地雷の爆発により複数の自国民が死亡したとして、対テロ作戦を開始したと発表。
09/19 アルメニア国防省、ナゴルノカラバフ地域に自国軍はいないとしてアゼルバイジャンの主張を否定。和平協議を呼掛け。
09/19 イスラエルの不法占領地ヨルダン川西岸ジェニン難民キャンプを軍が襲撃、少なくともパレスチナ人4人が死亡。
09/19 フランス首都パリをイギリス最大野党労働党スターマー党首が訪問、マクロン大統領と会談。欧州の経済エネルギー安全保障やウクライナへの支援について協議。
09/19 フランスのダルマナン外相、イタリアに到着が急増する移民について、欧州連合(EU)やイタリアの要請を退け受け入れない方針を表明。
09/19 イギリス議会、オンライン安全法を可決。
09/19-20 イラン首都テヘランをロシアのショイグ国防相が訪問、アシュティアニ国防軍需相、バゲリ軍参謀総長らと会談。
09/19-20 ナゴルノカラバフにアゼルバイジャンが侵攻、アルツァフ共和国が平和維持軍を介して降伏。少なくともアルメニア政府、軍撤退と民兵武装解除アゼルバイジャン政府と停戦合意。アルメニア側で32人が死亡、アゼルバイジャン側で6人死亡。
09/19-23 南シナ海東南アジア諸国連合(ASEAN)連帯演習として各国が合同軍事演習。
09/19- アルメニア首都エレバンでナゴルノカラバフ対応を不服としてパシニャン首相の退陣を求める大規模デモ。政府庁舎への突入を試み治安部隊と衝突。
09/19- アメリカのニューヨークで国連総会一般討論演説。ウクライナのゼレンスキー大統領が登壇。
09/20 アメリカのニューヨークの国連総会でコンゴ民主共和国(DRC)のチセケディ大統領が演説、国連平和維持軍国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)撤退を年末までに開始できるよう政府に要請したと発表。
09/20 ウクライナ軍、ロシアが占領するクリミア半島セバストポリ近郊のロシア黒海隊司令部の攻撃に成功したと発表。セバストポリのラズボジャエフ市長は迎撃に成功したと発表。
09/21 マリのトンブクトゥ州州都トンブクトゥ市が砲撃を受け、少なくとも2人死亡。*29
09/21 アメリカ首都ワシントンでウクライナのゼレンスキー大統領とバイデン大統領が会談。
09/21 アメリカ首都ワシントンで日本、ドイツ、インド、ブラジルが国連安全保障理事会改革を目指すG4外相会合。
09/21 韓国政府、吉田町線の核・ミサイル開発やロシアなどとの違法な武器・金融取引に関与したとして、強純男国防相ら10人と2機関を制裁対象に追加したと発表。
09/21 インド政府、在カナダ大使館や領事館への脅迫が相次ぎ業務に支障が出ているとして、カナダ人のビザ発給を停止したと発表。09/18トルドー首相のニジャール氏殺害事件へのインド関与発言に関連。
09/21 アゼルバイジャンのアリエフ大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談。アリエフ氏、09/19の軍事行動でロシア平和維持部隊副司令官1人を含む6人の犠牲が出たことに謝罪と哀悼の意を示す。両首脳は平和維持部隊が仲介した停戦合意履行が重要という認識で一致。
09/21 アゼルバイジャンの中央アラン地域エブラフ/Yevlakh市でアルツァフ共和国代表団とアゼルバイジャンが会談、戦後の安全保障について協議。
09/21 アルメニア首都エレバンでナゴルノカラバフ対応を不服としてパシニャン首相の退陣を求める大規模デモが警官隊と衝突し少なくとも46人が拘束。
09/21 イスラエルの不法占領地ヨルダン川西岸ジェリコアカバット・ジャブル難民キャンプを軍が襲撃、少なくともパレスチナ人1人が死亡。また、ガザ地区ハーンユニス/Khan Yunisでもパレスチナ人に兵士が発砲、1人死亡。
09/21 スロバキア政府、ウクライナからの穀物輸入について取引許可制度で合意したと発表。
09/21 ロシア政府、軽油やガソリンの輸出を一時停止。
09/21 ウクライナ政府、同国産穀物輸入規制についてスロバキア世界貿易機関(WTO)への提訴を取り下げたと発表。
09/21 国連安全保障理事会アゼルバイジャンによるナゴルノカラバフでの軍事行動を受けた緊急会合。アルメニアのミルゾヤン外相が国連監視団の派遣要請。
09/21-23 ガーナ首都アクラで生活苦に抗議する#Occupy Julorbi Houseデモ。09/21には治安部隊と衝突、少なくとも50人逮捕。
09/21-23 カナダをウクライナのゼレンスキー大統領が訪問、トルドー首相と会談。トルドー氏は6億5000万カナダドルの追加支援、ロシアの63の個人や団体に追加制裁を科すと表明。2国間自由貿易協定(FTA)更新。
09/21- 中国首都北京、浙江省杭州市をシリアのアサド大統領が訪問、習近平国家主席と会談。経済関係代表団の複数の会談や会合。
09/22 カナダ議会でウクライナのゼレンスキー大統領が演説、支援を訴え。ロタ下院議長が招待したナチス部隊退役軍人が二次大戦時にロシアと戦ったゲストとして出席しており喝采を浴び、のち問題視される。*30
09/22 アメリカのニューヨークでクアッド外相会合。共同文書を発出。
09/22 アメリカのニューヨークでイスラエルのネタニヤフ首相とコンゴ民主共和国(DRC)のチセケディ大統領が会談、DRCの在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムへの移転と、イスラエルの在DRC大使館を首都キンシャサに開設することで合意したと発表。
09/22 ウクライナでロシアが占領するクリミア半島セバストポリのロシア軍黒海隊司令部をウクライナ軍がミサイル攻撃。*31
09/23 ソマリアヒルシャベル州ベレドウェイン/Beledweyne で住宅街の検問所に爆発物を積んだトラックが突っ込み爆発、少なくとも18人死亡。
09/23 アメリカのニューヨークの国連総会でマリ暫定軍事政権のジョップ外務・国際協力相が演説、ニジェールに介入があった場合は座視しないと西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)を牽制。
09/23 アメリカのニューヨークの国連総会でロシアのラブロフ外相が演説、ウクライナの和平案「平和の公式」が非現実的で完全に実現不可能と表明。西側諸国はロシアと直接戦闘していると主張。
09/23 タイ最大野党前進党党大会。辞意表明したピター党首の後任としてチャイタワット幹事長を選出。*32
09/23- 中国の浙江省杭州市でeスポーツ、囲碁カバディなど幅広い競技の総合アジア大会北朝鮮選手団も参加。開会式には習近平国家主席カンボジアのシモハニ国王、シリアのアサド大統領、韓国の韓悳洙首相、ネパールのダハル首相らが出席。
09/24 ニジェールのクーデターによる軍事暫定政府、同日にフランスのマクロン大統領が年内の駐留軍撤退表明したのを受け、主権回復の新たな一歩と歓迎。
09/24 イラン情報省、首都テヘラン市内で計画されていた同時多発爆弾テロが未然に阻止され、爆弾30個とイスラム国(IS)構成員を含む28人の身柄を拘束したと発表。
09/24 アルメニアのパシニャン首相、国内向けの演説でロシアの平和維持部隊がナゴルノカラバフをめぐりアゼルバイジャン軍を抑止しなかったと責任を追及。
09/24 コソボ北部で警察官が覆面の重武装集団の襲撃を受け、少なくとも警察官1人と襲撃者3人が死亡。クルティ首相は少なくとも襲撃者は30人で6人を逮捕したと発表、セルビア政府の関与を示唆。
09/24 セルビアのブチッチ大統領はコソボでの警察官襲撃事件について、襲撃者はコソボセルビア系住民と主張し関与を否定。
09/24 フランスのマクロン大統領、ニジェールとの軍事協定終了と在ニジェール大使帰国、駐留軍の年末までの撤退を正式表明。
09/25 リビア検察、09/10に大雨でダムが決壊して発生した大規模洪水で管理不行届きの容疑で当局者8人の逮捕命令。
09/25 アメリカ国防総省シン副報道官、供与するエイブラムス戦車の第一陣がウクライナに到着したと発表。
09/25 アメリカのバイデン大統領、クック諸島とニウエを国家承認し外交関係を樹立すると発表。
09/25 アメリカ政府、イスラエル人に対しビザなし渡航を許可すると発表。
09/25 アメリカ商務省、ロシアの無人機産業やイラン軍需産業への部品供給容疑で、中国やロシアなどの28の企業を新たに原則輸出禁止リストに追加したと発表。
米商務省は25日、中国やロシアなどの28の企業・団体を新たに原則、輸出を禁じるリストに加えると発表した。このうち9の企業・団体はロシアの無人航空機の生産に関与したために制裁する。
09/25 北朝鮮が2日間の隔離を条件に外国人入境を許可したと中国国営中央テレビ(CCTV)報道。
09/25 アルメニア首都エレバンでパシニャン首相の退陣を求める抗議デモが続き、09/19以降で拘束者数が142人と地元警察発表。
09/25 アゼルバイジャンの飛び地ナヒチェワン自治共和国をトルコのエルドアン大統領が訪問、アリエフ大統領と会談。エルドアン氏は記者会見でナゴルノカラバフを巡りアルメニアに誠実な措置を求めると表明。
09/25 バーレーン国境地帯で無人機攻撃があり、兵士少なくとも2人死亡*33。軍はイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の犯行と発表したがアンサール・アッラーは否定。
09/25 イスラエルのアルアクサ・モスクを極右ユダヤ人100人以上が償いの日に向けた巡礼として警察の警備のもと西側門から侵入、パレスチナ人信徒1人が警察に拘束される。
09/25 イスラエルのトゥクア/Tuqua市でイスラエル人入植者の群衆が暴動、パレスチナ人を脅迫。
09/25 ロシア外務省、アルメニアのパシニャン首相の前日の演説を受け入れがたい攻撃とし、アルメニアの安全保障体制の不備を指摘した上で深刻な疑念を呼び起こすと非難。アルメニアアメリカとの軍事演習を方針転換として危機感を表明。
09/25 ロシア内務省国際刑事裁判所(ICC)のホフマンスキ所長ら裁判官3人を指名手配。
09/25-29 オーストリア首都ウィーンで国際原子力機関(IAEA)年次総会。イランや北朝鮮の核開発、ウクライナでロシアが占拠するザポリージャ原発、日本の東京電力原発処理水放出などについて議論。
09/25-26 アメリカ首都ワシントンで太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会談。バイデン大統領主催。バヌアツのキルマン首相、ソロモン諸島のソガバレ首相が欠席し代理派遣。
09/26 カナダのロタ下院議長、09/22のウクライナのゼレンスキー大統領の演説で議会にナチス退役軍人をロシアと戦った英雄として招待したことへの批判を受け辞任。*34
09/26 アメリカのブリンケン国務長官、08/30のガボンのクーデターを理由に同国への対外援助プログラムを一時停止。
09/26 アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアで約100人の若者が複数の小売店に集団略奪、少なくとも52人が逮捕される。*35
09/26 メキシコのエブラルド前外相、党内の公認候補選出過程に不備があるとして与党国家再生運動(MORENA)を選挙裁判所に提訴。
09/26 日本首都東京で西村経産相カザフスタンキルギスタンタジキスタントルクメニスタンウズベキスタン経産相を迎え脱炭素技術協力枠組み立上げ協議。2050年温暖化ガス排出実質ゼロ目標に向け、技術と金融で協力、二国間クレジット制度(JCM)拡大を含む共同声明採択。
09/26 韓国憲法裁判所、2020年12月に可決された改正南北関係発展関連法のうち軍事境界線付近から北朝鮮に向けたビラ散布を禁じた条項に、表現の自由を過度に抑制するとして違憲判断。
09/26 韓国首都ソウルで国軍の日(10/01)の軍事パレード。
09/26 カタール首都ドーハをサウジアラビアのファイサル外相が訪問、タミム首長と会談。協力関係や外交環境について協議。
09/26 サウジアラビア首都リヤドをイスラエルのカッツ観光相が訪問、UNWTO会議に出席。初の閣僚公式訪問。
09/26 サウジアラビア首都リヤドで国連世界観光機関(UNWTO)会議。
09/26 イスラエルパレスチナ自治政府サウジアラビアで初めて駐パレスチナ代表に任命されたナエフ・スデイリ氏が率いる外交使節団が訪問、アッバス議長やマリキ外相と会談。イスラエルパレスチナ占領地撤退やパレスチナ国家樹立を解決の基本として堅持すると表明。
09/26 ルーマニア国防省アメリカのF35戦闘機32機の購入計画を発表。
09/26-27 北朝鮮最高人民会議核兵器開発推進を憲法に明記する改正案を採択。戦争抑止や地域安定の保持を盛り込む。
09/26- ロシア首都モスクワをリビア国民軍(LNA)を率いるハフタル将軍が訪問、エフクロフ/Yunus-Bek Yevkurov外務次官と会談。09/11の洪水被害や国民合意政府(GNA)との暫定政府樹立をめぐる対立などについて協議。
09/27 ブルキナファソのクーデター軍事暫定政権、諜報機関と治安機関がクーデター未遂を阻止したと公表。軍将校らに権力掌握の動きがあったといい、4人を逮捕、2人が逃走中とした。
09/27 北朝鮮当局、07/18に軍事境界線を越えて不法入国したアメリカ軍兵士を国外追放。スウェーデンの仲介でアメリカの保護下に入ったと朝鮮中央通信、サリバン米大統領補佐官などが発表。
09/27 中国国務院台湾事務弁公室朱鳳蓮報道官、台湾の挑発に応じ独立分離勢力抑止を目的に台湾海峡周辺で軍事演習を実施したと発表。
09/27 中国最高人民検察院、範一飛中国人民銀行元副総裁を収賄罪で起訴したと発表。*36
09/27 アゼルバイジャン保健省、09/19-20のナゴルノカラバフ紛争で軍と内務省部隊の計192人が死亡、同国に入った避難民が5万人に達したと発表。
09/27 アゼルバイジャン国境警備隊、ナゴルノカラバフ共和国ルベン・バルダニャン首相を拘束。
09/27 イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)、3機目の地上450km低軌道に軍事偵察衛星ヌール(Nour)3号機の打ち上げと軌道投入に成功。
09/27 イラクのニナワ(ニネベ)州のキリスト教徒が大多数を占める町ハムダニヤ/Hamdaniyahのイベントホールで結婚式中に火災が発生し、少なくとも100人死亡と保健当局発表。
09/27 イスラエルのナザレ市バスマト・タブン/Basmat Tabunで子どもを含む男女5人が銃で撃たれ死亡、容疑者は逃走。またハイファで通勤中のパレスチナ人に覆面武装集団が発砲、少なくとも1人死亡。警察は殺人事件として2件の関連を捜査。
09/27 チェコのフィアラ首相、アメリカのF35戦闘機24機の購入計画を発表。
09/27 スウェーデン首都ストックホルムで銃撃事件が2件発生、少なくとも2人死亡。
09/27 スペイン下院で首相指名選挙。第一党国民党フェイホー党首、信任172不信任178で過半数に4票足らず、09/29に再選挙。
09/28 エジプトとアラブ首長国連邦(UAE)の中央銀行ディルハムとエジプトポンドの通貨スワップ協定に合意。
09/28 ソマリアのヒラン州ブロブルデの食肉市場で自動車爆弾が爆発、兵士3人を含む少なくとも6人死亡。また、ガルグドゥード州ドゥサマレブ市で2件の襲撃事件があったが師匠屋の報告はなし。犯行声明なし。
09/28 ニジェールのティラベリ州カンダジ/Kandajiでバイクに乗った武装勢力数百人が軍を襲撃、少なくとも兵士7人が死亡。また、駆け付ける道中の交通事故で兵士5人が死亡。
09/28 メキシコのチアバス州で高速道路でトラックが横転、移民2人が死亡。
09/28 メキシコのコアウイラ州で移民2人が走行中の列車に乗ろうとして死亡。
09/28 日本の東京電力、2回目の福島第一原発処理水海洋放出を10/05に実施すると発表。
09/28 台湾の高雄市台湾国際造船が建造した初内製の潜水艦「海鯤」進水式
09/28 中国恒大集団、創業者の許家印 董事局主席が違法行為の容疑で強制措置*37対象となったと発表。また、香港取引所での株式売買を09/28から停止すると発表。
09/28 中国共産党、財政相党組書記に劉昆財政相の後任の後任として藍仏安中央委員(元山西省書記長)をあてる人事を発表。
09/28 カンボジアをタイのセター首相が訪問、フン・マネット首相と会談。
09/28 ウズベキスタンタシケント空港の倉庫が大規模爆発、少なくとも1人死亡、138人が負傷。
09/28 アゼルバイジャンで戦闘後のナゴルノカラバフをアリエフ大統領が訪問し現地視察。
09/28 アルツァフ共和国サンベル・シャフラマニャン大統領、2024年01月01日に国家を解散する大統領令に署名。
09/28 アルメニア政府、ナゴルノカラバフからのアルメニア人避難民が7万人をこえ、現地人口の半分が避難したと発表。
09/28 ドイツ首都ベルリンをイスラエルのガラント国防相が訪問、ピストリウス国防相と会談。イスラエル製アロー3ミサイル攻撃システムのドイツへの売却で正式合意。
09/28 オランダのロッテルダムで銃撃事件、民家で2人に発砲して放火、のち大学病院の教室で教員を射殺し病院に放火。あわせて3人死亡、容疑者逮捕。
09/28 スウェーデンのウプサラの住宅で爆弾が爆発、少なくとも1人死亡。
09/28 ウクライナ首都キエフ北大西洋条約機構(NATO)ストルテンベルグ事務総長、イギリスのシャップス国防省、フランスのルコルニュ国防相が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
09/29 ソマリア首都モガディシュの喫茶店自爆テロ、少なくとも7人死亡。アルシャバブが犯行声明。
09/29 エスティワニで総選挙。
09/29 メキシコのバハ・カリフォルニア州アメリカのカリフォルニア州テカテと国境を挟んで隣接する都市テカテ市クチュマ/Cuchumaの丘に集められたメキシコ人移民14人が銃撃を受け、2人が射殺される。密航業者とマフィアに関連したトラブルとみられる。
09/29 日本の外務省、ドイツとの物品役務相互提供協定(ACSA)締結に向けた正式交渉を開始すると発表。
09/29 パキスタンのバロチスタン州マストゥン/Mastung地区のモスク付近で預言者ムハンマドの誕生日を祝う行列で爆弾が爆発、警察官幹部1人を含む少なくとも52人死亡。
09/29 パキスタンカイバルパクトゥンクワ州ハング/Hangu市の警察署を武装した2人が襲撃、少なくとも5人死亡。犯行声明なし。*38
09/29 イスラエルの不法占領地ヨルダン川西岸地区ラマラ市アマリ難民キャンプで軍がパレスチナ人に発砲、少なくとも1人死亡。軍は火炎瓶を投げてきたため反撃したと発表。
09/29 スペイン下院で首相指名選挙。フェイホー氏信任案を再び否決。
09/30 アメリカ議会上下両院、予算執行を10/01から11/17まで継続させるつなぎ予算を超党派で可決。バイデン大統領が署名し成立。
09/30 中国首都北京天安門広場共産党および政府が抗日戦争などの英雄を追悼する烈士記念日式典。*39
09/30 モルディブ大統領選挙決選投票。首都マレ市ムイズ市長が得票率54で勝利、ソーリフ現大統領が46%で敗北。
09/30 スロバキア総選挙。フィツォ元首相が党首の親ロシア派道しるべ党が得票率22.94%で第1党、親欧州連合進歩スロバキア党(PS)が17.96%で第2党、声党が14.7%で第3党。
09/30 ルーマニアガラツィ県にウクライナを攻撃する為にロシア軍が発射したドローンの一部が領空侵犯したおそれがあると国防省発表。レーダー影があったが墜落はしていないとみられるとした。
09/30 ウクライナオデッサ州を欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表が訪問、支援継続を表明。



 変更履歴
2023.10.21
 作成。

*1:北朝鮮ラザルス参加のアンダリエル、ブルーノロフと、偵察当局傘下とみられるコリア・エキスポ・ジョイント・ベンチャー

*2:08/22に身柄を拘束され、08/31に恩赦申請し即日発令されたことになり、異例。

*3:ロボチネ付近から南下。

*4:朝鮮中央通信は08/03の記事で模擬核弾頭を搭載した長距離戦略巡航ミサイル2発を発射し、飛距離約1500km、8の字軌道で目標地点上空150mで爆発させたと報道。一方、韓国軍合同参謀本部は08/03の発表で1発は失敗したと表明。

*5:死者のうち3人が射殺だったが、誰の銃弾かは不明という。治安部隊は解散させるために上に向けて威嚇発砲していたとの証言がある。

*6:エリトリア大使館が独立30周年記念イベントを開催しようとしたところに現政権反対派、亡命希望者らが抗議したのがきっかけ。

*7:内戦に際して設置された法廷で、アムネスティ・インターナショナルは2011年以来、民間人を含む数千人が処刑されたおそれがあると表明。

*8:レズニコフ氏は国防省の食料品や制服の購入価格に関する汚職容疑がかかっていたが、本人は否認していた。

*9:自由で開かれたインド太平洋地域(FOIP)実現に向けスエズソマリア沖などでの洋上協力も確認。

*10:エルサレムに大使館を置くのはアメリカ、グアテマラホンジュラスコソボに続き5か国目。

*11:中国は李強首相、アメリカはハリス副大統領が出席。

*12:ウクライナ政府が09/04にロシアの無人機がルーマニア領に落下したと発表、ルーマニアは自国領土は攻撃されていないと発表。

*13:アメリカはハリス副大統領、中国は李強首相、ロシアはラブロフ外相が出席。

*14:09/05までのシリア人権監視団の報告によると、民間人9人を含む少なくとも90人が死亡。

*15:統治上の問題を認め、より多くの部族の利害関係を調整できるよう地方議会を改善する意欲を示す。

*16:オーストラリア首相のフィリピン訪問は20年ぶり。

*17:ロシアはラブロフ外相、中国は李強首相が出席。

*18:ベトナムが包括的戦略的パートナーシップの関係を持つのは中国、ロシア、インド、韓国。

*19:一方的に併合したウクライナのルハンスク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州の支配地域でも実施。ウクライナ外務省は偽の選挙と非難。

*20:中国は張国清副首相が出席、ミャンマーからタンスエ副首相兼外相率いる代表団が出席、ほか8か国が代表団を派遣。

*21:朝鮮中央通信が09/12に公開した金正恩総書記の首都平壌出発時とする写真から、崔善姫(チェ・ソンヒ)外相、李炳哲(リ・ビョンチョル)党中央軍事委員会副委員長(軍序列1~2位)、朴正天(パク・ジョンチョン)党軍政指導部長、朴泰成(パク・テソン)党書記、金明植(キム・ミョンシク)海軍司令官、チョ・チュンリョン党軍需工業部長らが同行したとみられる。

*22:09/10に首都平壌を出発し09/13に到着。09/14にプーチン大統領と会談。09/15、ハバロフスク地方コムソモリスク・ナ・アムーレ市の空軍航空機工場を訪問、スホイ35の組立やスホイ57等を視察。09/16、ウラジオストク市アルチョムを訪問し、ロシア航空宇宙軍のTU160、TU95、TU22Mなどの戦略爆撃機、MiG31戦闘機およびキンジャール超音速ミサイルなどを視察。帰路に着き09/19に平壌着。

*23:タイ、カンボジアラオスベトナムブルネイの空軍司令官が出席。シンガポール、フィリピンはビデオメッセージを寄せ、インドネシアとマレーシアは出席見合わせ。

*24:正式な駐在大使の新たな受け入れは2021年8月の政権奪取以来初。

*25:ニューヨーク、ニュージャージー州、ワシントン、サンフランシスコを訪問し、上下院議員、米国在台湾協会(AIT)理事長らと会談。

*26:カリンシュ前首相は外相となる。

*27:開幕式にカンボジアのフン・マネット首相、マレーシアのアンワル首相らが参加。

*28:経営者イーロン・マスク氏と会談。

*29:08/13からイスラムマグレブアルカイダ傘下の武装勢力ムスリム支援集団(GSIM, JNIM)に包囲されている

*30:ナチス第14SSガリシア師団/SS第14ワッフェン擲弾兵師団所属だったヤロスラフ・フンカ氏(98)。

*31:ウクライナ側は海軍幹部会合中に命中し司令官を含む少なくとも34人が死亡したと主張。黒海隊司令官はヴィクトル・ソコロフ/Viktor Sokolov氏。アメリカ戦争研究所(ISW)は黒海隊司令部第744通信センター破壊を確認したとした。

*32:新未来党創設メンバーの1人。

*33:のち09/27に病院で3人目が死亡した。

*34:ロシアとウクライナの対立は今に始まったことではなかったと謝罪。

*35:市内では同日、08/14に黒人男性を射殺した警官への公訴が棄却されたことに対し抗議団体がデモを実施しており、その直後に略奪が発生した。現地警察はデモとは無関係な便乗犯罪と説明。

*36:2022年12月に規律違反と違法行為容疑で解任されている。

*37:逮捕

*38:警察の発砲に対して襲撃者らは付近のモスクに逃走、1人は中途で自爆、2人目はモスクに侵入するもモスク内の人々は避難済みだった。

*39:08/29以来消息不明の李尚福国務委員兼国防相は出席せず。