08/01 南アフリカのテンビサで電気代をめぐる抗議デモが市庁舎に放火、治安部隊の発砲などにより少なくとも参加者4人が死亡。
08/01 ブルキナファソ軍、コンピヤンガ州州都コンピヤンガ/Kompiengaからポノア/Pognoaに到る街道地域でのイスラム過激派勢力掃討作戦中に、数十人の武装勢力とともに民間人を巻き添えに殺害。08/03に声明で認める。
08/01 ギニア当局、首都コナクリの07/28のデモを主導した憲法防衛国民戦線(FNDC)指導者2人を、禁止集会への参加、略奪、破壊行為、暴行などの容疑で逮捕。
08/01 中国の趙立堅報道官、アメリカのペロシ下院議長が台湾訪問を計画している件について、実現すれば中国軍が座視しないと明言し警告。
08/01 中国税関当局、手続き不備として台湾の100社以上の製品を輸入禁止、ブラックリスト入り。
08/01 レバノンのトリポリ港湾当局、ロシア軍による盗品とウクライナが告発した小麦粉と大麦を積載した穀物輸送船ラオディキアについて、証拠不十分で解放。
08/01 シンガポールをアメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人が訪問、ヤコブ大統領やシェンロン首相と会談。
08/01 ウクライナのオデッサ港から穀物輸送船ラゾーニ号が出港、輸出再開。トルコのイスタンブールに寄港し検査後にレバノンのトリポリ港に向かう。
08/01- アメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人がシンガポール、マレーシア、台湾、韓国、日本を歴訪。
08/01-14 インドネシアの南スマトラ群島とボルネオ島でアメリカ軍とインドネシア軍など14ヵ国*1が合同軍事演習ガルーダ・シールド実施。
08/01 アメリカ海軍第7艦隊、強襲揚陸艦トリポリを沖縄南方に、ロナルド・レーガン空母打撃群をフィリピン海に展開。08/04に発表。
08/01-26 アメリカのニューヨークで核拡散防止条約(NPT)再検討会議。日本の岸田首相が演説。
08/02 ソマリアのバレ首相、新内閣組閣で元イスラム過激派武装勢力アルシャバブの報道官だったムクタル・ロボウ氏を宗教相に指名。
08/02 コンゴ民主共和国(DRC)、北キブ州ルベロ地区ででの掃討作戦、少なくとも民主連合軍(ADF)11人が死亡。兵士2人死亡。
08/02 クウェートのミシャル皇太子が政令を発出して議会を正式に解散。
08/02 メキシコのグアナフアト州サン・ルイス・デ・ラ・パスのバーで地元報道Tu Vozの番組責任者エルネスト・メンデス氏を含む3人が射殺される。*2
08/02 イエメン停戦期限。国連のハンス・グランドバーグ担当特使、停戦の2ヶ月延長を発表。継続協議で合意拡大についても示唆。
08/02 ミャンマー首都ネピドーをロシアのラブロフ外相が訪問、ワナマウンルイン外相と会談。
08/02 マレーシア首都クアラルンプールをアメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人が訪問、イスマイルサブリ首相らと会談。
08/02 台湾防空識別圏(ADIZ)に中国人民解放軍空軍Su-30 16機と殲-11 6機が侵入、うち22機が中間線を台北に近い北側で越える。
08/02 台湾東邦海域にアメリカ海軍が空母ロナルドレーガン、ミサイル駆逐艦ヒギンズ、ミサイル巡洋艦アンティータムおよび1隻を展開。
08/02 リトアニアのランズベルギス外相、アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問について、台湾への扉をさらに広げたとして歓迎する声明を発表。
08/02 アメリカ政府、サウジアラビアへの地対空ミサイル パトリオットGEM-T 300基の売却を承認。
08/02 ウクライナのドネツク州、住民強制避難開始。
08/02-03 台湾の台北をアメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人が訪問。蔡英文総統と会談。
08/02-12 アメリカのブリンケン国務長官がカンボジア、フィリピン、南アフリカ、コンゴ民主共和国(DRC)、ルワンダを歴訪。東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会合にも出席。
08/03 ペルーのトレス首相が辞任。21年6月のカスティジョ政権発足以来4人目の首相辞任。
08/03 アルゼンチンのフェルナンデス大統領が省庁改編と内閣改造。農牧水産相が経済省に統合され、バタキス経済相にかわってセルヒオ・マッサ下院議長が経済相に就任。
08/03 カンボジア首都プノンペンで東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会合。*3台湾問題に各国が懸念表明。ミャンマーが07/27に発表した民主化活動家4人の死刑執行に強い非難。*4共同声明でミャンマーの政治危機に懸念表明。
08/03 イラクのシーア派指導者サドル師がテレビ演説、国会解散と速やかな選挙を求める。
08/03 国連安全保障理事会北朝鮮制裁履行状況調査専門家パネル報告書案で、北朝鮮が豊渓里核実験場地下トンネルで爆発装置の実験が確認されたと判明。
08/03 中国、台湾への砂礫輸出、台湾からの柑橘類、一部海産物の輸入を停止。台湾の2団体との取引停止。
08/03 中国浙江省温州市国家安全当局、台湾独立をとなえてきた台湾人男性を、国家の安全に危害を与えた容疑で逮捕。
08/03 アメリカ上院、フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟議定書批准決議を賛成95、反対1、棄権1、欠席3で可決。*5
08/03 トルコのイスタンブールの港でウクライナのオデッサ港を出発した穀物輸送船ラゾーニ号*6がウクライナ、ロシア、トルコ、国連の4者による共同検査を完了。
08/03 石油輸出国機構(OPEC)プラス、9月に10万バレル/日の増産を決定。
08/03 主要7ヵ国(G7)外相、中国の台湾に対する軍事的圧力に懸念を表明し国際秩序の維持を求める共同声明を発表。
08/04 南アフリカのハウテン州クルーガーズドープで07/28に起きた集団襲撃強姦事件に対し、不法入国者を中心とした違法採掘労働者に抗議する住民ら数千人が暴徒化、カギソ郡区の労働者キャンプに放火、採掘労働者らの服を剥ぎ、なた、ゴルフクラブ、ハンマーななどで暴行。警察がヘリコプターからスタングレネードを発射して解散させる事態に。
08/04 ギニアビサウ首都ビサウで、セネガル政府代表団と、セネガル反政府勢力カザマンス民主運動軍(MFDC)代表団が、和平協定に署名。
08/04 ブルキナファソのバム州でイスラム過激派武装勢力の襲撃により、ブルザンガ/Bourzangaで兵士3人、アルガ/Algaで国土防衛義勇軍(VDP)民兵6人、ブルンガ/Bouloungaで3人が、武装勢力側は約30人が死亡。
08/04 南スーダンのベンティウ基地で表彰式典、モンゴル国軍第11歩兵部隊が国連南スーダン作戦(UNMISS)平和維持活動を高く評価され勲章授与される。
08/04 韓国首都ソウルをアメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人が訪問。尹大統領は休暇中のため電話で会談。
08/04 中国が台湾周辺の訓練海域に弾道ミサイルを発射、うち5発は日本の排他的経済水域(EEZ)と演習海域の重複海域に落下。日本外務省は抗議。
08/04 中国外務省の鄧励(とうれい)外務次官、日本の垂秀夫駐中国大使を召喚しG7外相共同声明について非難。*7
08/04 カンボジア首都プノンペンで韓国の朴振外相が北朝鮮の安光日駐インドネシア大使と接触、短時間挨拶を交わす。
08/04 カンボジア首都プノンペンで日本の林外相と中国の王毅外相の会談が予定されていたが台湾海峡の軍事演習に主要7ヵ国外相が懸念を示したことを理由に中国がキャンセル。
08/04 ロシア外務省、ホテルのフロントでロシア人が嫌いだと発言したノルウェーの外交官を国外追放にしたと発表。ノルウェー大使を召喚しロシア恐怖症に基づく侮辱的発言だと抗議。
08/04-07 台湾周辺海域6か所で中国軍が海空実弾軍事演習。
08/05 サモアをアメリカのシャーマン国務副長官、ケネディ駐オーストラリア大使が訪問、マタアファ首相らと会談。
08/05 マリのモプティ州オアカンでイスラム過激主義武装勢力が民間人2人を殺害。爆発物を仕掛け、捜索に来た村人少なくとも10人が更に死亡。
08/05 カンボジアのプノンペンで東アジアサミット(EAS)外相会議。ロシアのラブロフ外相は途中退席、中国の王毅外相は日本の林外相のスピーチ中に退席。
08/05 アフガニスタン首都カブール西カブール地区のハザラ人の多く住む地域で爆発、少なくとも8人死亡。イスラム国ホラサン州(ISKP)が犯行声明。
08/05 ギリシャ国家情報局(EYP)、野党PASOKのアンドルーラキス党首など複数名の携帯電話をスパイウェアPredatorを用いて3カ月間盗聴していたことが判明、コントレオン局長が辞任。
08/05 ミャンマー外務省、東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議共同声明を拒否する声明発表。
08/05 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)はCOVID-19が疑われる者も含め発熱者すべてが回復したと報道。
08/05 日本首都東京をアメリカのペロシ下院議長率いる議員団6人が訪問。岸田首相らと会談。
08/05 中国外務省、ペロシ下院議長の台湾訪問への報復としてアメリカに8項目の制裁措置*8を発表。また、ペロシ氏と直系親族への制裁措置決定を発表したが内容は不明。
08/05 ロシアのソチをトルコのエルドアン大統領が訪問、プーチン大統領と会談。ウクライナの穀物航路輸出とトルコのシリア侵攻、更に先月プーチン大統領が提案したロシアにドローン工場を建設する案について協議。共同声明は貿易やエネルギー分野のみ。
08/05 ロシアのサハリン2新運営会社としてサハリンスカヤ・エネルギヤ社が設立される。既存株主に1ヶ月以内の新株式取得可否について通知を求める。
08/05 ウクライナの穀物輸送船がチョルノモルシク港からイギリスとトルコに、オデッサ港からアイルランドに計3隻が出港。
08/05 ウクライナでロシア軍が占領するザポリージャ原発をめぐり砲撃戦、エネルゴアトム社はロシア軍のロケット2発が着弾し周辺施設が損傷したと発表。放射能漏れはなし。ロシア軍はウクライナ軍の砲撃によると非難。
08/05-07 イスラエル軍、パレスチナ自治区ガザのイスラム聖戦(PIJ)を標的にした空爆を実施。*9PIJは幹部が死亡したとして応戦、ハマスは静観。08/07までに子供15人を含む43人が死亡、300人以上が負傷。エジプトの仲介で08/07に停戦が成立。
08/05-08 日本を国連のグテーレス事務総長が訪問、広島市平和祈念式典出席、天皇と面会、岸田首相と会談など。
08/06 アフガニスタン首都カブールのハザラ人の多く住む地域で爆発、少なくとも8人死亡。イスラム国ホラサン州(ISKP)が犯行声明。
08/06 フィリピン首都マニラをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、マルコス大統領と会談。関係強化で合意。
08/06 カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相、ミャンマー国軍が5項目の合意を履行するまで東南アジア諸国連合(ASEAN)主要会議への出席を認めない考えを示す。
08/06 トンガををアメリカのシャーマン国務副長官、ケネディ駐オーストラリア大使が訪問、ソヴァレニ首相らと会談。
08/06 日本の広島市で原爆の日の平和記念式典。国連のグテーレス事務総長も出席。
08/06 ウクライナのオデッサ近くの港に02/24以来はじめて集荷の為にバルバドス船籍の貨物船が入港。
08/06 ウクライナのザポリージャ原発に再び着弾、作業員1人が死亡、放射性物質監視センサー3基が損傷。
08/06-08 ソロモン諸島首都ホニアラをアメリカのシャーマン国務副長官、ケネディ駐オーストラリア大使、スクレンカ インド太平洋軍副司令官が訪問、ソガバレ首相と会談するほか両国関係記念式典に出席。
08/07 マリのガオ州テシの町でイスラム過激派武装勢力の襲撃を受け、少なくとも兵士17人と役人を含む民間人4人、武装勢力7人が死亡、兵士9人が行方不明。
08/07 レバノン首都ベイルートのアドリエ地区の収容施設から31人が窓を鋸で壊して脱走、治安部隊(ISF)が捜査。*10
08/07 コロンビア首都ボゴタでペトロ大統領就任式。
08/07 コロンビア首都ボゴタでホンジュラスのレイナ外相とパレスチナ自治政府のマリキ外相が会談。カストロ大統領が
08/07 アフガニスタンのパクティカ州の路上で、パキスタンのタリバン運動(TTP)最高指導者アブドゥル・ワリ(別名オマル・ハリド・ホラサニ)氏を乗せた車両が爆破され、運転手1人、幹部2人と共に死亡。
08/07-11 台湾をリトアニアのヴァイチュケヴィチュテ運輸通信副大臣が率いる代表団が訪問。
08/08 南スーダンの上ナイル地方ユニティ州政府、反政府勢力南スーダン人民運動/軍(SSPM/A)幹部3人を処刑。*11
08/08 スリランカ外務省、運営権を中国に譲渡したハンバントタ港への中国調査船遠望5号入港の延期を中国政府に申し入れたと発表。インド側から周辺海域偵察目的が懸念されていた。
08/08 カタール首都ドーハでチャドのデビ暫定大統領と40以上の反政府勢力*12が08/20の和平交渉開始などの合意文書に署名。
08/08 欧州連合(EU)、イラン核合意当事国に対し再建に向けた最終文書を提示。
08/08 アメリカのフロリダ州パームビーチにあるトランプ前大統領の邸宅マールアラーゴを連邦捜査局(FBI)が家宅捜査。ホワイトハウスから持ち出した文書に関する操作という。
08/08 中国人民解放軍東部戦区、台湾島周辺空海域で対潜合同軍事演習実施を発表。
08/08 ロシア外務省、新戦略兵器削減条約(新START)に基づく核兵器査察受入れを一時停止するとアメリカに通告。
08/08 ウクライナのヴォルィーニ州コーヴェリで保安局(SBU)、レズニコフ国防相とブダノフ情報局長の暗殺を企てた疑いで特殊部隊出身のロシア人とされる2人を逮捕。
08/08-14 アメリカのハワイ沖で米軍、日本自衛隊、韓国軍、オーストラリア軍、カナダ軍がミサイル警戒演習パシフィックドラゴン開催。
08/09 ケニア大統領選挙。08/15結果発表。
08/09 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州ブテンボの刑務所を少なくとも80人の重武装集団が襲撃、囚人874人が58人を残し逃亡。少なくとも警官1人と民間人1人が死亡。責任者は民主連合軍(ADF)によると主張。イスラム国(IS)が犯行声明。
08/09 ブルキナファソのバム州ナムシギア付近、N22号線の路上で即席爆弾2発による攻撃、護衛任務中の兵士の隊列が狙われ、少なくとも兵士15人が死亡。
08/09 メキシコのグアナフアト州とハリスコ州の複数の都市*13、25軒以上のコンビニチェーンOxxoの店舗がハリスコカルテルを礼讃する暴徒に焼き討ちされ、路上でもバスなどが焼かれるが死者なし。ロペスオブラドール大統領によるとハリスコ州で2つのギャングの会合に兵士が突入した報復という。
08/09 イスラエルのヨルダン川西岸ナブルス市を軍が襲撃、銃撃戦の末、アルアクサ旅団のイブラヒム・アルナブルシ司令官を含むパレスチナ人3人を殺害。
08/09 パプアニューギニア議会、07/04-22の総選挙の集計が終わらず118議席中13議席が確定しない中で首相選挙、与党パング党党首マラぺ首相が2期目再任。
08/09 シリアのクルド人勢力、トルコの攻撃により07/19のイランとの首脳会談以降少なくとも13人が死亡したと証言。
08/09 中国の山東省青島を韓国の朴振外相が訪問、王毅外相と会談。王毅氏は半導体供給網をめぐり米国への過剰な傾斜をしないよう注文。
08/09 台湾国防部、中国軍の航空機45機を確認したと発表。
08/09 台湾軍、中国による侵攻に対する防衛を想定した実弾演習を実施。
08/09 台湾の呉釗燮外交部長、中国の軍事演習を、重大な国際法違反であり、地域で最も交通量の多い空海路の正常な交通を妨げていると非難。
08/09 ウクライナからロシアが併合したクリミア半島サキ州ノヴォフェドリフカ/Novofedorivkaのサキ空軍基地で9日、約1分間に少なくとも12回の爆発、約30分後に少なくとも1回の爆発。少なくとも兵士1人死亡、戦闘機9機損傷*14。
08/10 シエラレオネ、反政府デモの激化を受けて全国に夜間外出禁止令を発布。
08/10 チュニジアの行政裁判所、06/01にサイード大統領が発布した裁判官57人の解任命令の一時停止命令を発表。
08/10 ソマリアでアメリカ軍が空爆作戦、アルシャバブ構成員4人を殺害したと発表。
08/10 シリア政府軍、ダラア県の特別作戦でイスラム国(IS)指導者アブ・サレム・アル・イラクキ容疑者を包囲、容疑者は自爆したと発表。
08/10 コスタリカが環太平洋経済連携協定(TPP)加盟申請書類を寄託国ニュージーランドに提出。翌日受理される。
08/10 北朝鮮内閣と朝鮮労働党が非所貿易総括会議。金正恩総書記、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)危機について07/29以来新規発熱者が発生しておらず、完全勝利を宣言。*15
08/10 タイ外務省、スリランカのゴタバヤ・ラジャパクサ元大統領から訪問要請を受けたが亡命要請はないと公表。90日間の滞在が可能との見解を示す。
08/10 アメリカ司法省、イラン首都テヘラン在住の革命防衛隊所属シャフラム・プールサフィ氏をボルトン元国家安全保障担当大統領補佐官の殺害を米国在住者に依頼した容疑で刑事訴追。
08/10 台湾国防部、中国軍の航空機36機を確認したと発表。
08/10 ウクライナのドニプロペドロフスク州レズニチェンコ知事、ザポリージャ原子力発電所を占領するロシア軍から砲撃を受け民間人13人が死亡したと発表。
08/10 主要7か国(G7)外相、ロシアに対しザポリージャ原発をただちにウクライナ管轄下に戻すよう求める共同声明を発表。
08/10-27 中国を台湾野党国民党夏立言副主席が訪問、中国在住の台湾人と意見交換。与党民死闘は反発。
08/11 ソマリランド首都ハルゲイサやブラオ市、エリガボ市など各地で、アブディ大統領が11/13の大統領選挙の延期を表明したことに抗議するデモ。デモ隊に対し治安部隊が発砲し、少なくとも5人死亡、少なくとも100人を逮捕。
08/11 ナイジェリアのブハリ大統領、03/28に首都アブジャからカドゥナに向かう旅客列車を武装盗賊団が襲撃され、少なくとも乗客8人が死亡、168人が行方不明になった事件で、未だ31人が誘拐犯の手にあると声明発表。誘拐犯は人質と引換えに幹部16人の釈放を要求している。
08/11 メキシコのチワワ州シウダー・ファレスのラジオ局Mega Radio職員4人がギャングに襲撃を受け死亡。
08/11 タイ首都バンコクにスリランカのラジャパクサ前大統領が到着、90日間のビザなし滞在許可。
08/11 ミャンマー首都ネピドーを日本自民党衆議院議員の渡辺博道元復興相が訪問、国軍政府ミンアウンフライン総司令官と会談。
08/11 インドのジャンムー・カシミール連邦直轄領ラージャウリー県ダーホールのインド軍駐屯地を反政府武装勢力が手榴弾で襲撃、少なくとも兵士3人と武装勢力2人が死亡。
08/11 アフガニスタン首都カブールの神学校で義足に爆弾を仕掛けた自爆テロ、タリバン支持者で女子教育を推進するラヒムラ・ハッカニ師が死亡。イスラム国ホラサン州(ISKP)が犯行声明
08/11 イスラエル政府、海上国境画定交渉におけるレバノンの提案を拒否。
08/11 台湾国防部、中国軍の航空機21機、艦船6隻を確認、うち航空機11機が中間線を越えたと発表。
08/11 ラトビアとエストニア、中国と中東欧諸国の協力枠組み16+1から脱退すると発表。リトアニアに続き3国が脱退。
08/11 ラトビア議会、ロシアについて、ウクライナ市民を標的に大量虐殺しているとしてテロ支援国家に指定する決議案を全会一致で可決。欧州連合(EU)加盟国にロシア人への観光ビザ発行停止を求める。
08/11 エストニアのレインサル外相、ロシア人の入国を18日以降原則的に拒否すると発表。
08/11 アメリカのオハイオ州シンシナティの連邦捜査局(FBI)に武装した男が侵入を試み射殺される。
08/11 スウェーデン政府、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けトルコが要求したクルディスタン労働党(PKK)過激派のうち、トルコで2013年と2016年に有罪判決を受けた容疑者の身柄引渡しを決定したと発表。
08/11 ベラルーシのジャブロフカ軍用飛行場で爆発。政府はエンジン交換中の事故と発表。目撃者は少なくとも8回の閃光を証言。
08/11 ウクライナのザポリージャ原子力発電所、配電盤付近に爆撃を受け緊急保護システムが作動し原子炉1基が停止。
08/11 ウクライナの海外債権団、国債約200億ドルの2年間凍結の求めに応じる。
08/11-12 韓国首都ソウルを国連のグテレス事務総長が訪問、尹錫悦大統領と会談。北朝鮮の非核化を重要目標と表明。
08/12 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州ブテンボで、08/09武装集団の刑務所襲撃で囚人逃亡を許した政府に腹を立てた住民が暴動を起こし、警察車両3台が放火され、警察官少なくとも5人が死亡。軍が出動し鎮圧。
08/12 パラグアイのベラスケス・モレノ副大統領、アメリカのオストフィールド駐パラグアイ大使から米国汚職者リストに入っているとの表明を受け、辞任。
08/12 パラグアイのウーゴ・ベラスケス副大統領、アメリカ国務省から汚職を理由に制裁対象追加との発表を受け、即日辞職のうえ来年4月の大統領選挙への出馬を取り下げた。
08/12 イラクのシーア派指導者サドル師、最高司法評議会に対し議会解散を求め、さもなくば革命家が新たな行為に出ると脅迫。
08/12 中国外務省、台湾を訪問したリトアニアのヴァイチュケヴィチュテ運輸通信副大臣に制裁を科したうえ、リトアニア運輸省との交流や運輸分野での協力を一時停止すると発表。
08/12 アメリカ国務省ブリンケン国務長官、パラグアイのウーゴ・ベラスケス副大統領を、国務院への賄賂や公務緩衝を含む重大な汚職への関与を理由に入国禁止の制裁対象に加えると発表。
08/12 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアからの侵攻を受けて発令している戒厳令と総動員令の延長に関する2つの法案を議会に提出。
08/13 イラン首都テヘランをクウェートから駐イラン大使に任命されるバデル・アブドラ・アル・ムナイク氏が訪問、アブドラヒアン外相と会見し信任状を手渡す。
08/13-27 中国で国際軍事競技大会。11か国*16が競技運営、36種目が実施され約270チームが参加。
08/14 クウェート外務省、2016年以来はじめてに駐イラン大使にバデル・アブドラ・アル・ムナイク氏を任命。
08/14 コンゴ民主共和国(DRC)イトゥリ州の掃討作戦で民主連合軍(ADF)少なくとも10人死亡、子供2人を含む6人を拘束。
08/14 エジプトのギザでキリスト教コプト派教会でミサにより約5,000人が集まっていところへ2階から出火、少なくとも41人死亡。空調設備電気系統の火災とみられ、出口に殺到して将棋倒しが起きたとみられる。
08/14 オーストラリアのキャンベラ国際空港で銃撃事件、容疑者1人逮捕。死傷者なし。
08/14 アルメニア首都エレバンのショッピングモールで花火倉庫が爆発、少なくとも16人死亡。
08/14 シリアのタルトゥース県の複数個所をイスラエルが複数のミサイル攻撃、少なくともシリア兵3人死亡、3人負傷。
08/14 エクアドルのグアヤス県グアヤキルで爆発、少なくとも5人死亡。当局は犯罪組織に依る爆破と断定、ラソ大統領は30日間の非常事態宣言。
08/14 イラク最高司法評議会、サドル派勢力が議会選挙を続ける中、08/12にサドル師が要求した国会解散について、介入する権限がないとしてこれを拒否。
08/14 北朝鮮の金先敬外務次官、国連のグテレス事務総長が08/12に北朝鮮の非核化を求めた件について公平性や公正性を著しく欠くとして朝鮮中央通信(KCNA)を通じて遺憾の意を表明。
08/14-15 台湾をアメリカの民主党マーキー上院議員率いる議員団5人が訪問、蔡英文総統と会談。
08/15 ケニア選挙管理委員長、08/09投票が行われた大統領選挙でウィリアム・ルト副大統領が得票率50.49%で勝利したと発表。次点のライラ・オディンガ元首相は48.85%で敗北。*17
08/15 ミャンマー国軍裁判所、アウンサンスーチー氏に汚職防止法違反4件についてあわせて禁錮6年の有罪判決、あわせて刑期17年。
08/15 スコットランド自治政府、自治体や学校など公的機関に生理用品の無償提供を義務付ける法律が施行。
08/15 アメリカ財務省、リベリアの高官3人*18を汚職容疑で、米国内資産凍結と取引禁止の制裁。
08/15 イラン、08/08に欧州連合(EU)が示した核合意再建をめぐる最終文書への回答をEUに提出。
08/15 フランス軍、マリ駐留軍が完全に撤退を完了したと発表。
08/15- ドイツ空軍、インド太平洋地域での合同軍事演習「ラピッド・パシフィック2022」。日本、オーストラリア、韓国、シンガポールなどにユーロファイター6機を含む軍用機*19を派遣し各国と合同演習。
08/15- アメリカのワシントンをトルコのアカール国防相率いる代表団が訪問、F16最新化について協議。
08/16 シリアのアインアルアラブなどをトルコ軍が空爆、クルド人民兵やシリア兵士ら少なくとも17人死亡。
08/16 エルサルバドル議会、政府が提出した非常事態宣言の1か月の追加延長議案を84議席中賛成66議席で承認。逮捕者5万人をこえる。
08/16 メキシコのソノラ州サンルイス・リオ・コロラドで08/09から行方不明になっていたフリーの記者アルジョン・ロペス氏の遺体が発見される。
08/16 ドイツ首都ベルリンをパレスチナ自治政府アッバス議長が訪問、ショルツ首相と会談。*20
08/16 中国共産党中央台湾工作弁公室は１６日、台湾の蕭美琴駐米代表ら７人を「頑迷な台湾独立分子」のリストに追加し、中国本土や香港、マカオへの入境を禁じ、関係する企業や団体の中国での経済活動を制限する制裁を科すと発表。
08/16 国連の小保方智也特別報告者、中国の新疆ウイグル自治区で少数民族が農業や製造業などで強制労働に従事させられ「人道に対する罪としての奴隷制」に該当する可能性があるとする報告書を発表。*21
08/16 アメリカのカリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地で米軍がICBM「ミニットマン3」の発射試験、マーシャル諸島の方面に向けて発射。
08/16 フィンランドはロシア人へのビザ発給をこれまでの1割程度に削減すると発表。
08/16 フランスのマクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談。ザポリージャ原発の砲撃状況に懸念表明、ロシア軍に原発からの撤退を訴える声明。
08/16 ウクライナからロシアが併合したクリミアのジャンコイ地区マイスコエ/Mayskoyeの軍用仮設倉庫が爆発、国防省は破壊工作により民間の発電所や鉄道などの民間インフラが損害を受けたと発表。
08/16 ロシアが主催する陸軍フォーラム2022でパレスチナ自治政府治安部隊ドゥカン少将とロシアのフォミン国防副大臣が会談。詳細は不明。
08/16-22 スリランカで中国が運営権を有するハンバントタ港に中国の調査船遠望5号が停泊*22。出港後中国に帰港。
08/16-17 タイのパッタニ県、ナラティワート県、ヤラー県で同時多発的に少なくとも17件の民間施設を狙った爆弾テロ、少なくとも民間人3人が負傷。犯行声明なし。
08/16- ミャンマー首都ネピドーを国連のノエリーン・ヘイザー事務総長特使が訪問。ミンアウンフライン国軍総司令官と会談、死刑執行停止や人道支援協力を要請。
08/17 アフガニスタン首都カブールのモスクで爆発、少なくとも21人死亡。犯行声明なし。
08/17 トルコ首都アンカラをイスラエルのラピド首相が訪問、エルドアン大統領と会談し、両国の国交回復を発表。2018年以来はじめて、相互に大使を派遣する。チャヴシュオール外相はパレスチナ人の権利を守り続けると強調。
08/17 エチオピア政府がティグライ人民解放戦線(TPLF)との和平案を発表。
08/17 北朝鮮軍、平安南道から公開に向けて巡航ミサイル2発を発射。
08/17 中国の天津を日本の秋葉国家安全保障局長が訪問、楊潔篪共産党政治局員と会談、建設的で安定的な関係のため対話継続で一致。
08/17- ウクライナのリビウを国連のグテレス事務総長が訪問、ゼレンスキー大統領と会談するほか、トルコのエルドアン大統領も交えて3者会談も実施。穀物輸出再開状況を確認。
08/18 スリランカのウィクラマシンハ大統領、日本に対し債権国会議招集を要望。
08/18 韓国与党国民の力の申源湜（シン・ウォンシク）議員*23が、2018年12月に発生した韓国軍艦艇が自衛隊機にレーダーを照射した事件について、文在寅政権が2019年2月に「日哨戒機対応指針」として現場判断でレーダー照射できる権限を与えていた*24と証言。
08/18 デジタル経済パートナーシップ協定(DEPA)、中国と加盟交渉開始と作業部会設置を発表。
08/18 ベルギー首都ブリュッセルでセルビアのブチッチ大統領とコソボのクルティ首相が、コソボのナンバープレートを巡るセルビア系住民との緊張について会談。合意に至らず。
08/18 フィンランド国防相、ロシア軍のミグ31戦闘機2機がポルボー沖で領空侵犯した疑いがあると発表。
08/18 ウクライナのリビウをトルコのエルドアン大統領が訪問、ゼレンスキー大統領、国連のグテレス事務総長と会談し穀物輸出について協議。3者共同記者会見。
08/19 メキシコ捜査当局、ゲレロ州で2014年に学生43人が失踪した事件について、操作を主導していたヘスス・ムリジョ・カラム元検事長を逮捕。
08/19 シリアのアルバブがロケット攻撃を受け、子供5人を含む民間人少なくとも14人が死亡。シリア人権監視団はシリア政府軍の攻撃とし、トルコの空爆に対する報復と分析。
08/19 アフガニスタンのタリバン幹部への国連安全保障理事会による海外渡航禁止制裁について、外交交渉の為に一部を対象にした適用除外措置が失効。バラダル副首相代行、スタネクザイ外務副大臣代行ら13人が渡航禁止対象となる。
08/19 ミャンマー国軍政府、内閣改造。*25
08/19 日本の浜田防衛相とオーストラリアのマールス副首相兼国防相が電話協議。インド太平洋地域の平和と安定で協力し交流活性化で一致。
08/19 台湾国防部、中国軍艦船延べ6隻と航空機延べ17機が台湾周辺で活動し、うち戦闘機8機が中間線を越えたと発表。中間線越えは17日連続となる。
08/19 スウェーデンのスコーネ県マルメのショッピングセンターで銃撃事件、約20発が発砲され少なくとも1人死亡。警察は15歳の少年を逮捕。
08/19 ドイツ警察当局、08/16のホロコースト発言を受けパレスチナ自治政府アッバス大統領が憎悪扇動の疑いで刑事告発を受けたと発表。外務省は外交特権で訴追を免除されるとの見解を表明。
08/19 フランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領と電話会談、ウクライナのザポリージャ原発の安全性に懸念を伝達。
08/19 ロシアのガスプロム社、ガスパイプライン ノルドストリームでのガス供給を1つしか稼働していない送ガス設備の保守を理由に08/31-09/02の期間一時停止すると発表。
08/19-20 ソマリア首都モガディシュでアルシャバブがホテルを襲撃して立て籠もり、約30時間後に制圧。少なくとも民間人21人死亡。
08/19-09/08 オーストラリア北部準州でダーウィン空軍基地を中心に17か国が参加し合同軍事演習ピッチブラック(PBK22)実施。
08/20 モンテネグロ議会、アバゾビッチ首相のセルビア正教会との協定に関連し内閣不信任決議案を提出、賛成50、反対1、棄権30で成立。
08/20 アルバニア国防省、グラムシュの軍事工場に侵入しようとしたロシア人2人とウクライナ人1人を逮捕したと発表。*26
08/20 ロシア首都モスクワでアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリヤ・ドゥーギナ氏が乗用車を爆破され死亡。同行し、たまたま別の車に乗ったドゥーギン氏を狙った疑いも指摘される。国民共和国軍(NRA)*27が08/22に犯行声明。
08/20-26 アメリカのニューヨーク市国連本部で核拡散防止条約(NPT)再検討会議。最終文書を採択できず決裂。*28
08/21 モザンビークのカボデルガド州マンデラ村をイラクレバントのイスラム国(ISIL)が襲撃、大部分を破壊。死傷者は不明。
08/21 シンガポールのリー・シェンロン首相は男性の同性愛行為を違法と定めた刑法377A条を廃止すると発表。
08/21 アラブ首長国連邦(UAE)外務省、駐イラン大使を近く復帰させると発表。
08/21 アメリカのバイデン大統領、イギリスのジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相がウクライナ情勢とイラン核合意について電話協議、ザポリージャ原発に早期に国際原子力機関(IAEA)調査団派遣を目指す方向で一致。
08/21-22 台湾の台北をアメリカのインディアナ州ホルコム知事(共和党)が訪問、蔡英文総統と会談。経済協力について協議。
08/21-23 カナダのスティーブンビルをドイツのショルツ首相、ハベック経済気候相はじめ企業幹部などの訪問団が訪問、トルドー首相と会談。水素の安定供給に関する協定を締結、2025年までの輸出開始を目指す。
08/22 ベネズエラのタチラ州ラグリタ/La Gritaに宗教の修養会に参加しに向かった集団が行方不明になる。09/06に市民保護局は捜索中の行方不明者は16～20人と発表。
08/22 国際海運会議所(ICS)など、ソマリア沖の海賊襲撃が2018年以来発生していないため高リスク海域から除外すると発表。
08/22 パキスタン当局、イムラン・カーン元首相を首都イスラマバードでの集会で警察幹部と判事を脅迫した反テロ法違反容疑で刑事告発、捜査。
08/22 イギリスのマージーサイド州リバプール市ダブコット地区で犯罪組織間の抗争とみられる銃撃戦が発生、標的が逃げ込んだ住宅で少なくとも9歳の少女1人が死亡。*29
08/22 ロシア連邦保安庁(FSB)、ウクライナ人女性1人を08/20のダリヤ・ドゥーギナ氏の暗殺の実行犯であるとして写真、映像、個人情報を公開して指名手配。アゾフ代替またはウクライナ諜報機関と関係していると非難。
08/22-09/01 韓国とアメリカが朝鮮半島有事を想定した合同軍事演習ウルチ・フリーダム・シールドを実施。
08/23 モザンビークのカボデルガド州メルコ/Meluco地区でイラクレバントのイスラム国(ISIL)の攻勢、ミニャンハ/Minhanha村付近で少なくとも兵士3人が死亡。
08/23 シリアをアメリカ軍が空爆、イラン革命防衛隊(IRGC)参加の集団が使用するインフラ施設を標的にしたと発表。イラン外務省はイランと無関係の施設に対するテロ行為と非難。
08/23 マレーシア連邦裁判所、ナジブ元首相の汚職裁判について二審判決を支持し上告棄却、禁錮12年と2.1億リンギの罰金が確定。当日収監される。
08/23 インド空軍、03/09に発生した秘密軍事基地から超音速巡航ミサイル ブラモスを誤射しパキスタン領内約125kmに着弾した事故について、将校3人を免職処分にしたと発表。
08/23 国連安全保障理事会(安保理)、ロシアの要請により、ウクライナでロシアが占領するザポリージャ原子力発電所をめぐる緊急会合。*30
08/23- 韓国首都ソウルをアメリカのインディアナ州ホルコム知事(共和党)が訪問。
08/24 アンゴラ総選挙。与党アンゴラ解放人民運動(MPLA)が124(-26)議席で勝利、ロウレンソ大統領再任。アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)は90(+39)議席、集計不正を主張し裁判所に異議申立て。*31
08/24 スーダン首都ハルツームに25年ぶりのアメリカ大使としてジョン・ゴッドフリー氏が到着。
08/24 エチオピアのティグライ州で政府軍とティグライ人民解放戦線(TPLF)の間で戦闘が発生。03/24から続いた停戦が破られる。
08/24 パキスタン政府、08/23にインド空軍が発表したミサイル誤射事件による将校3人の引責免職について、あくまで合同調査と仕組み上の再発防止を求める声明を発表。
08/24 ミャンマーで元英国大使が居住地を届け出た住所から無断で移し入国管理法違反でヤンゴンのインセイン刑務所に拘束される。
08/24 タイ憲法裁判所、プラユット首相の任期問題について法的な結論が出るまで首相職務権限を一時停止する命令を発表。裁判官9人中5人が賛成。
08/24 アメリカ国防省プライス報道官、08/08に欧州連合(EU)から提示され、08/15にイランから回答のあった核合意案最終文書について、米政府の違憲をイランに返答したと発表。イラン外務省、当該返答を受取ったと発表。
08/24 ベラルーシのルカシェンコ大統領、ウクライナ独立記念日を祝福、互いに誠実で良好な隣国として称賛する声明を発表。
08/24 ウクライナのザポリージャ州でロシアが任命した軍民政府ミハイロフカ村の村長が自動車に仕掛けられた爆弾により死亡。
08/24 ウクライナのドニプロペトロフスク州チャプリネ駅にロシア軍のミサイルが命中、少なくとも25人死亡。
08/24 ウクライナ独立記念日。記念式典はできず、ゼレンスキー大統領がクリミアとドンバスの奪還を明言。イギリスのジョンソン首相が訪問、ゼレンスキー大統領と会談、6350万ドルの追加支援と継続した連帯を約束。
08/25 インドのジャム・カシミール連邦直轄領ウリで警察の取締により過激派3人が死亡。
08/25 イギリス政府、ミャンマー国軍によるロヒンギャ掃討作戦を理由に、国軍関連企業3社を制裁対象に加えたと発表。
08/25 日本の三菱商事、ロシアのサハリン2新運営会社サハリンスカヤ・エネルギヤ社に参画する通知を出す方針を発表。三井物産も参画方針。
08/25 ウクライナのザポリージャ原発が火災により電力網から切断、非常用電源に切替え。
08/25-26 ナイジェリア首都アブジャでカメルーンとの混合委員会(CNMC)で両国の係争地ルムチに関する国際司法裁判所(ICJ)の判決について、理解の齟齬があるとして、この係争を再度ICJに提出することに合意。
08/25-27 アルジェリアをフランスのマクロン大統領が訪問、テブン大統領と協議。両国関係について新たな共同宣言に署名、天然ガス供給についても協議。
08/25- 台湾をアメリカ共和党ブラックバーン上院議員が訪問、蔡英文総統と会談。*32
08/26 エチオピアのティグライ州で空爆、地元医療当局は子供3人を含む少なくとも7人が死亡と発表。政府は民間人の犠牲を否定。
08/26 チュニジアのサイード大統領と日本の岸田首相がオンライン会談。日本は最大120億円の円借款を低所得者向け社会保障制度充実のため拠出すると表明。
08/26 リビア首都トリポリで武力衝突が発生、少なくとも32人が死亡、6つの病院が被災。ドベイバ政府とバジャガ政府の支持勢力間衝突とみられる。
08/26 ソロモン諸島がアメリカ沿岸警備隊巡視船の気候を拒否していたことが判明。日付や理由は不明。*33
08/26 アジア太平洋経済協力会議(APEC)食糧安全保障担当相オンライン会合。共同声明採択できず。
08/26 モロッコ外務省、西サハラ独立派ポリサリオ戦線代表者招待に抗議し第8回アフリカ開発会議(TICAD)不参加を表明。チュニジアが日本の助言に反し一方的に招待した都市、駐チュニジア大使を召還。
08/26 ハンガリー政府、ロスアトム社による原子炉2基のパクシュ原発への新設計画を規制当局が08/25に承認し、近く着工すると発表。*34
08/26 フィンランド首都ヘルシンキをトルコのオナル副外相とカリン大統領報道官が訪問、スウェーデンとフィンランドの代表と協議。瑞芬両国はトルコのテロとの戦いに全面的に協力すると表明。
08/27 チュニジア外務省、モロッコ大使召還への報復措置として駐モロッコ大使召還。
08/27 チャドのティベスティ州ウォリ県で反政府武装勢力共和国救世軍司令部(CCMSR)が兵士10人を殺害し8人を捕虜にしたと発表するも、政府はこれを否定。
08/27 ウクライナでロシアが占領するザポリージャ原子力発電所に17発の砲弾が撃ち込まれ、うち4発が核燃料貯蔵施設の屋根を直撃したとロシア国防省報道官発表。エネルゴアトム社はロシアによる攻撃とし、29日の放射性物質拡散予測*35を発表。
08/27-28 チュニジアで第8回アフリカ開発会議(TICAD)。日本の岸田首相はCOVID-19罹患の為オンライン参加。
08/28 欧州連合(EU)の仲介でセルビアはコソボのID保有者の出入国書類を廃止することに合意し、コソボはセルビアのID保有者に同様の書類を導入しないことに合意。
08/28 パキスタン、6月からの雨季の洪水による死者が1,000人を超える。
08/28 コロンビアの駐ベネズエラ大使が着任。両国の外交関係が正式に再開。
08/28 韓国野党共に民主党党大会、李在明氏を党代表に選出。
08/28 トルコ、23日にエーゲ海上空ロードス島西方高度3kmで偵察任務中のF16戦闘機にギリシャ軍がS300地対空ミサイルのレーダーをロックオンしたと主張し非難。ギリシャ国防省はこれを否定、トルコの戦闘機5機が事前通告なくギリシャの管制空域に侵入し、こちらは通告のあった米軍のB52に同行しようとしたため、戦闘機4機を緊急発進させ追い払ったと主張。
08/29 ブルキナファソ軍、ヤガ州州都セバとソアム州のテロリスト掃討作戦により少なくとも兵士1人が死亡、武装勢力28人を殺害したと発表。
08/29 マダガスカルのイコンゴ市で先天性色素欠乏症(アルビノ)の子供が誘拐された事件の容疑者4人に怒って私刑のための引き渡しを求めて警察署に詰めかけた武装した群衆およそ500人に警察が発砲、少なくとも19人死亡。
08/29 イエメンのテズ市で停戦中の衝突が発生、イエメン兵士少なくとも10人死亡。
08/29 イラクのシーア派指導者サドル師が政界を引退し政治事務所を閉鎖すると発表。直後に支持者が蜂起、首相府を占領、政府庁舎に突入、治安部隊と衝突し少なくとも17人死亡。軍はまずバグダッドに、続いて全国に夜間外出禁止令発令。
08/29 国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長率いる調査団がウクライナのザポリージャ原発の調査に出発。
08/29 国際通貨基金(IMF)理事会。特別引出し権によるパキスタンへの追加支援を決定。
08/29 ウクライナ軍南部軍およびヘルソン州当局、ロシア軍からの奪還のためヘルソン、ザポリージャ両州での反攻作戦を開始したと表明。
08/30 エチオピアのオロミア地方でオロモ人がアムハラ人武装集団に襲撃を受け少なくとも42人が死亡。
08/30 コンゴ民主共和国(DRC)のイトゥリ州ビアカト付近の村を民主連合軍(ADF)が襲撃、民間人少なくとも17人が死亡、10人以上が拉致される。軍は武装勢力5人を殺害、子供1人を救助したと発表。
08/30 アンティグア・バーブーダ、ツバル及びパラオがICJに気候変動に関する勧告的意見を求めるバヌアツの努力に支援表明。
08/30 ソロモン諸島、アメリカ海軍艦艇の入港を一時停止。在オーストラリア米国大使館に通達。
08/30 イラクのシーア派指導者サドル師が暴力と武器使用が止まるまでとしてハンガーストライキ。サドル支持者が朝から暴徒化し治安部隊と衝突、08/29からあわせて少なくとも30人死亡。
08/30 台湾をグアテマラのブカロ外相が訪問、蔡英文総統と会談。外交関係強化で合意。
08/30 日本首都東京をイスラエルのガンツ国防相が訪問、浜田防衛相と会談。防衛技術開発協力推進覚書に署名。および林外相とも会談。
08/30 ロシア政府、サハリン2新運営会社サハリンスカヤ・エネルギヤ社の株式12.5%について、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイに設立された三井物産の100%子会社への引渡し承認。
08/30 ロシア首都モスクワをイランのアブドラヒアン外相が訪問、ウクライナ侵攻や核合意について協議。
08/30- 台湾をアメリカのアリゾナ州デュシー知事が訪問、蔡英文総統と会談。半導体の産学関係者と交流。
08/30-31 チェコ首都プラハで欧州連合(EU)外相会談。ロシア人に対するビザ発給を事実上制限することで合意。
08/31 インドネシアのバリ島で20か国・地域(G20)環境気候相会合。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり立場の隔たりが大きく共同声明採択できず。
08/31 シリアのアレッポ国際空港をイスラエルが空爆。死傷者情報はなし。
08/31 台湾のインターネットメディア蘋果日報(リンゴ日報)配信停止。
08/31 アメリカのハワイ州ホノルルのインド太平洋軍司令部を日本の秋葉国家安全保障局長、金聖翰（キム・ソンハン）国家安保室長が訪問、それぞれ2国間で安全保障環境について意見交換。
08/31 アメリカのバイデン大統領がイラクのカディミ首相と電話会談、首都バグダッドでの暴動などを情勢をめぐり協議。
08/31 ウクライナ首都キエフを国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長が率いる調査団が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
08/31 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、中国新疆ウイグル自治区で過激派対策の名目で深刻な人権侵害が実施されているとし、中国に情報開示を、各国企業には人権侵害助長防止の再点検を、各国にはウイグル族らの送還を控えるよう促す報告書を公表。
08/31 ウクライナのザポリージャ原子力発電所に国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長が率いる調査団が到着。
08/31-09-02 ロシアのガスプロム社が唯一稼働する送ガス設備の保守を理由にガスパイプライン ノルドストリームでのガス供給を停止。
変更履歴
*1:アメリカ、インドネシア、日本、オーストラリア、イギリスなど。
*2:2022年のメキシコでの報道関係者の殺害は13人目。
*3:アメリカのブリンケン国務長官、中国の王毅外相、日本の林外相、韓国の朴振外相、オーストラリアのウォン外相も参加。
*4:今後すべての閣僚会合から国軍を排除する案も議論された。カンボジア、タイ、ベトナム、ラオスが融和姿勢。
*5:共和党ホーリー議員は中国に注力すべきだと主張し反対票。
*6:貨物はトウモロコシ2万6000t
*7:鄧励氏は内政干渉並びに中傷として非難、EEZは境界未決によりあたらないと主張。垂大使は軍事演習の即時中止を求め、日本の排他的経済水域(EEZ)へのミサイル着弾を「日中関係の局面が大きく変化する」と抗議。
*8:1.米中両軍幹部の電話協議の手配取消。2.米中国防当局実務者会合取消。3.米中海上軍事安全協議メカニズム会議取消。4.不法移民者送還に関する協力一時停止。5.刑事司法協力一時停止。6.国際犯罪取締協力一時停止。7.麻薬禁止取締協力一時停止。8.気候変動問題協議一時停止。
*9:初日に少なくとも女児1人を含む10人が死亡。イスラエル軍は戦闘員15人を殺害したと発表。
*10:レバノン人、シリア人、パレスチナ人など。難民や出稼ぎ労働者への虐待が横行していたという。
*11:ロルニャン将軍の同盟勢力。マヨム郡本部への攻撃で郡長官と治安部隊12人が殺害された事件の犯人とされる Maj-Gen. Nyuon Garang Kuol, Maj-Gen. Pur Ruop Kuol, and Brig-Gen. Gatluak Majiok Liey。08/06にスーダン迅速支援部隊(SRF)が拘束、ユニティ州政府に引き渡された即日処刑された。
*12:有力なチャド変革友愛戦線(FACT)は拒否。
*13:グアナフアト州Celaya, Irapuato, Salamanca, Silao and Apaseo el Grande、ハリスコ州のIxtlahuacan del Río。
*14:イギリス国防省は少なくともSu-24が5機、Su-30が3機が破壊されたと発表。
*15:SARS-COV-2 オミクロンBA.2以外の流入はないとした。
*16:ロシア、イラン、ベラルーシ、ベネズエラ、カザフスタン、アルジェリア、ウズベキスタンなど。
*17:発表直前に副委員長が「公表予定の結果に責任を負うことができない」とし、委員3人と共に手続きが不透明として結果を認めないと表明。オディンガ陣営も開票結果に疑義。
*18:Nathaniel McGill, Sayma Syrenius Cephus, and Bill Twehway. 横領、賄賂、職権乱用など。
*19:A400M輸送機4機、A330MRTT給油機3機。
*20:記者会見の席上、アッバス議長が、ミュンヘン虐殺から50周年を機に謝罪するかという記者の質問に対し「イスラエルはパレスチナにホロコーストを行った」と発言、物議。また、その場で何も言わずに握手をしたショルツ首相も対応が悪いと批判される。
*21:具体的には触号技能教育訓練制度で拘束が疑われ、貧困削減政策で労働強制が疑われるとした。
*22:08/11-17停泊の予定を提出していたが、インドがスパイ船であるとして入港拒否を要請したため、当局が延期していた。AISのスイッチを入れたまま、かつスリランカ領海内での調査活動を実施しないことを条件に入港を許可。
*24:2019年1月に作成した第三国航空機対応指針は4段階の警告を規定する一方、日哨戒機対応指針は新たに5段階目として、2回の警告にこたえず近距離を飛んだ場合にレーザーを照射できるとした。大統領府国家安保室主導で、軍の原案より強硬な内容にしたという。
*25:キンイー入国管理人口相が退任、現労相が入国管理人口相に、労相に現商業相、商業相にアウンナインウー現投資対外経済関係相、投資対外経済関係相に連邦団結発展党(USDP)カンゾー氏が就任。チナイン第2連邦政府相退任。タンニェイン中央銀行総裁が退任、タンタンスエ副総裁が総裁に昇格。
*26:1人は廃棄された兵器の解体工場を撮影しようと試み、阻止しようとした警備兵2人に催涙スプレーで攻撃。2人は近くで逮捕された。
*27:プーチン政権の打倒を掲げた過激派武装組織とされるが無名であり詳細不明。
*28:ロシアがウクライナの原発管理などをめぐる文言に反発。核保有国と非核保有国での核軍縮合意も失敗。
*29:同地域で死者の出る発砲事件はこの1週間で3件目。
*30:ロシアはザポリージャ原発攻撃をウクライナによる砲撃とし、証明する写真を安保理の正式文書として配布。国際原子力機関(IAEA)査察はロシアは6月に合意していたとし、遅延の責任はないと主張。西側各国は原発の管理権限をウクライナに戻すよう非難。
*31:ほか社会再生党(PRS)2議席(0)、アンゴラ民族解放戦線(FNLA)2議席(+1)、アンゴラ人道主義党(PHA)2議席(+2)、アンゴラ救済のための広域連帯-選挙連合(CASA-CE)0議席(-16)。
*32:台湾の前にソロモン諸島、フィジー、パプアニューギニアを歴訪する議員外交。
*33:巡視船オーリバーヘンリーが給油のためガタルカナル島に寄港する予定だったところ、ソロモン諸島政府が許可要請に応じず、パプアニューギニアに航路を変更して給油したという。
