未知の世界

メモに使ってます

米中首脳会談

 5月14日から15日にかけてアメリカのトランプ大統領が中国首都北京を訪問し、習近平国家主席と会談した。西側各国報道社は習政権中国の勝利と評している。だが今回の首脳会談におけるアメリカの敗北は最初からわかっていた。問題はトランプ政権がそのダメージをどの程度までコントロールできるかが焦点だったと思う。
www.nikkei.com

続きを読む

ロシアによるウクライナ侵攻をめぐるトランプ政権アメリカ政府仲介の和平計画案2025

 2025年11月20日、トランプ政権アメリカがプーチン政権ロシアとの間で、ウクライナ侵攻を巡る28項目の和平計画を策定したとAxiosが報じた。
 これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は不満を示し、アメリカと協議の上、20項目の修正計画を策定したと2025年12月24日にKyiv Independentが報じた。
 重要な変更は以下となる。

続きを読む

北朝鮮によるロシアへの兵器供給量推定について

 ロイターとオープンソースセンター(OSC)の共同調査によると、北朝鮮がロシアに輸出した砲弾は2023年8月から今月までの約20カ月(約600日)間に全種類合計で400万~600万発と類推される(6,600~10,000発/日)。移送されたコンテナの種類とサイズ、ウクライナで観測されたという砲弾の種類の割合(122mm榴弾が60%、152mm榴弾が25%、122mmロケット弾15%)から算出した模様。

x.com

続きを読む

【2025年に読みたい一冊】国際連合

 国際連合(以下国連)が1945年10月24日に発足してから今年で80年を迎える。
 本書は日本が国連に加盟した1956年の翌年にあたる1957年から国連職員を務めた明石康氏が、国連設立40年にあたる1985年、つまり2025年から見てちょうど半分を折り返した年に著した国連の歴史である。

 感傷や期待でゆがめられていない、長期的な国益の観点から、国連の役割をじっくり考えてみることによって、その過大評価と過小評価の両極端のあやまりが避けられるのではあるまいか。(p.20)

 節目の機会なので、本書を通して、国連をめぐる様々な言説が「新しくて古い議論」であることを再確認してみてはどうだろうか。

国際連合 ─その光と影─ 明石 康 著/岩波新書
www.kinokuniya.co.jp

続きを読む

戦争はいかに終結したか 千々和泰明 中公新書

 本書はどのように戦争が終結するのかという問いに対して、「紛争原因の根本的解決と妥協的和平のジレンマ」という視覚を提示する。[p.19]

www.kinokuniya.co.jp

 第一次世界大戦からイラク戦争までの大きな戦争について、その要因を分析した論考。

続きを読む