5月14日から15日にかけてアメリカのトランプ大統領が中国首都北京を訪問し、習近平国家主席と会談した。西側各国報道社は習政権中国の勝利と評している。だが今回の首脳会談におけるアメリカの敗北は最初からわかっていた。問題はトランプ政権がそのダメージをどの程度までコントロールできるかが焦点だったと思う。
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ロシアによるウクライナ侵攻をめぐるトランプ政権アメリカ政府仲介の和平計画案2025
2025年11月20日、トランプ政権アメリカがプーチン政権ロシアとの間で、ウクライナ侵攻を巡る28項目の和平計画を策定したとAxiosが報じた。
これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は不満を示し、アメリカと協議の上、20項目の修正計画を策定したと2025年12月24日にKyiv Independentが報じた。
重要な変更は以下となる。
- ウクライナのNATO非加盟条項ならびにNATO非拡大条項の削除。
- NATO駐留禁止条項削除。
- ウクライナへのNATO第5条適用ならびに国際駐留部隊追加。
- ドネツク州からのウクライナ軍撤退条項の削除と、ドネツク、ルハンシク、クリミアのロシア領承認条項の削除。
- ウクライナ軍の規模を60万人から80万人に加増。
- 戦争犯罪免除条項削除。
- ウクライナのEU加盟が確約に変更。
- ロシアへの制裁解除条項並びに凍結資産使条項削除。
- ウクライナに於けるナチス思想ならびに活動禁止条項削除。
- 米露間、露NATO間の協議項目削除。
- 米が提供する安全保障への補填条項削除。
北朝鮮によるロシアへの兵器供給量推定について
ロイターとオープンソースセンター(OSC)の共同調査によると、北朝鮮がロシアに輸出した砲弾は2023年8月から今月までの約20カ月(約600日)間に全種類合計で400万~600万発と類推される(6,600~10,000発/日)。移送されたコンテナの種類とサイズ、ウクライナで観測されたという砲弾の種類の割合(122mm榴弾が60%、152mm榴弾が25%、122mmロケット弾15%)から算出した模様。
x.com 続きを読むロイターとオープンソースセンター(OSC)の共同調査によると、北朝鮮がロシアに輸出した砲弾は2023年8月から今月までの約20カ月(約600日)間に全種類合計で400万~600万発と類推される(6,600~10,000発/日)という。https://t.co/Z2yR8ZhnCq
— 外山 未知 Michi Toyama (@MichiToyama) 2025年4月17日
【2025年に読みたい一冊】国際連合
国際連合(以下国連)が1945年10月24日に発足してから今年で80年を迎える。
本書は日本が国連に加盟した1956年の翌年にあたる1957年から国連職員を務めた明石康氏が、国連設立40年にあたる1985年、つまり2025年から見てちょうど半分を折り返した年に著した国連の歴史である。
感傷や期待でゆがめられていない、長期的な国益の観点から、国連の役割をじっくり考えてみることによって、その過大評価と過小評価の両極端のあやまりが避けられるのではあるまいか。(p.20)
節目の機会なので、本書を通して、国連をめぐる様々な言説が「新しくて古い議論」であることを再確認してみてはどうだろうか。
国際連合 ─その光と影─ 明石 康 著/岩波新書
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