未知の世界

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世界の出来事 -2019年7月-

2019.07.
07/01 香港返還記念日。引渡条例撤回を求めるデモ、一部が暴動に発展し立法会を選挙。
07/01 日本の大阪でトルコのエルドアン大統領と安倍首相が首脳会談。
07/01 イランのザリフ外相、低濃縮ウラン貯蔵量が核合意規定を上回ったと発表。
07/01 アフガニスタン首都カブールで自動車爆弾攻撃、武装集団が近くの建物に突入。特殊部隊と銃撃戦。子供1人と特殊部隊員2人を含む少なくとも6人が死亡、子供50人を含む116人が負傷。タリバンが犯行声明。
07/01 日本政府、国際的な信頼が著しく損なわれたとして、韓国をホワイトリストから外し、フッ化ポリイミド、レジスと、エッチングガスについて輸出管理を強化すると発表。
07/02 コンゴ民主共和国チセケディ大統領、6/10から続く北東部イトゥリ州の武装勢力間衝突につき「ジェノサイド未遂」と述べる。
07/03 スーダンエチオピアAUの仲介を受け、軍事評議会と民主化勢力が交渉再開。
07/04 北朝鮮で行方不明になっていたオーストラリア人シグリー氏、釈放され北京空港で保護される。*1*2
07/04 日本、参院選公示。
07/04 イギリス領ジブラルタル当局が、シリアに原油を運ぼうとしておりEU制裁違反だとして、イランのタンカーを拿捕。
07/05 韓国の和解・癒し財団関係者、7/3に財団解散登記完了通知受領と明かす。
07/05 スーダン、新しい統治機構として軍人と文民が交互に首長を務める最高評議会の設立で合意したと発表。
07/06 1986年北朝鮮に帰順した韓国元外相チェ・ドクシン氏の息子チェ・イングク氏、平壌に到着し永住を希望。
07/07 イラン、制裁緩和がない場合は合意上限を超えるウラン濃縮に着手すると宣言した期限を迎え、当該作業着手と報道に発表。
07/07 ギリシャ総選挙。最大野党穏健右派の新民主主義党が単独過半数議席を取得。新首相にキリアコス・ミツォタキス氏就任。
07/07 アフガニスタン情報機関国家保安局のガズニ州にある建物で自動車爆弾、職員や市民あわせて12人死亡。タリバンが犯行声明。
07/07-08 ニジェール首都ニアメでAU臨時首脳会議。アフリカ自由貿易圏(AfCFTA)設立式典。ナイジェリア、ベナンが署名。
07/07-08 カタールのドーハで、タリバンと、個人の資格で参加したアフガニスタン政府関係者の当事者間対話会議。和平のためのロードマップを示し、共同声明を採択。
07/07- オーストラリア、クイーンズランド州で米豪日軍事演習タリスマン・セイバー開始。数日前に中国を出港し演習場に接近する情報収集船を豪軍が補足していると明かす。
07/08 ソマリア首都モガディシオでアルシャバーブが検問所を襲撃、兵士2人と民間人3人、襲撃者2人死亡。
07/08 アメリカのトランプ政権、台湾政府に22億ドル相当の兵器売却を承認し議会に通知。中国は反発。
07/08 日本や欧州など22カ国、中国の新疆ウイグル自治区の不当拘束に懸念を示す書簡を国連人権理事会に提出、中国は内政干渉と反発。
07/09 日本の安倍首相、ハンセン病家族訴訟熊本地裁一審判決受入れを表明、7/12判決確定。
07/09 韓国のソウルで韓国大学生進歩連合所属の学生25人が三菱重工子会社事務室前で奇襲デモ。
07/09- カタールのドーハで2日間中断していたアメリカとタリバンの7度目の和平協議が再開。
07/10 北朝鮮労働新聞、日本政府が韓国政府の貿易信用階級を落とした措置に安倍首相を名指しで非難する論評を掲載。
07/10 オーストリアのウィーンでイラン核合意をめぐるIAEA臨時理事会。
07/10 パプアニューギニア本島内陸のヘラ州で氏族間抗争、3日間で妊娠中の女性2人を含む20人以上が死亡。
07/10 アメリ財務省レバノンヒズボラ所属議員を初めて2人制裁リストに追加。
07/10 タイ、プラユット政権の閣僚名簿をワチラロンコン国王が承認。
07/11 北朝鮮、4月の最高人民会議で改正された憲法全文をウェブサイト「ネナラ」に掲載。
07/11 韓国、ストラテジック・ダイジェストを発表し、火星15が米本土全域を攻撃可能とする評価を公表。
07/11 スーダンでクーデター未遂、情報機関将校ら16人を拘束したと軍事評議会発表。
07/11 EUGNSSガリレオ、試験中以外の24基すべてが原因不明の信号停止。
07/12 ソマリア南部キスマヨのホテルに自動車爆弾、武装勢力が押し入り銃撃戦、地元議会選挙の候補者1人や外国人を含む26人が死亡。アル・アッシャバーブが犯行声明。
07/13 アメリカのアコスタ労働長官、20年前検察官時代に富豪のエプスタイン氏の未成年買春について司法取引で減刑した件で批判を受け辞任。
07/13 カナダ政府、中国山東省煙台市でカナダ人1人が当局に身柄を拘束されたと発表。
07/13 フランスのマクロン大統領、国防省演説で9月を目途に空軍に宇宙司令部新設と表明。
07/13 ノルウェーの仲介でバルバドスで行われていたベネズエラ政府側と反政府側の協議、合意に至らず。
07/14 名古屋CBCテレビ、公式ツイッターアカウントで自民党現職和田政宗氏への暴力を売名と非難する投稿が行われ、騒動に。CBC不正アクセスと発表し、物議。*3
07/14 フランスで反政府デモ、警官隊と衝突。
07/14 スーダンのスクで治安組織「即応支援部隊(RSF)」に抗議していた集団にRSFが発砲、男性市民1人が頭を撃たれて死亡。
07/14 中国国防相、南東部沿岸空海息で演習を行ったと発表。7/15環球時報が台湾独立派を牽制する狙いがあり「重大事案の前触れの可能性」との見方を示す。
07/14 バングラディシュ当局、ロヒンギャの難民キャンプがモンスーン被害で少なくとも10人が死亡と公表。
07/15 中国の北京にて第一回中国アフリカ平和安全フォーラムが開幕。
07/16 北朝鮮、8月に予定されている米韓軍事演習が実施されれば核実験やミサイル実験を再開すると談話を発表。
07/16 イラン司法当局、フランスとイランの国籍をもつ女性研究者を拘束。
07/16 タイ、新政権発足。
07/16 パキスタン、5カ月続いた領空内の民間機飛行禁止を解除。
07/16 ペルーのトレド元大統領、汚職の容疑でアメリカで逮捕される。
07/17 イラク北部クルド人自治区アルビルで銃撃戦、現地駐在トルコ副領事ら2人死亡。トルコ政府、報復宣言。
07/17 スーダン、軍事評議会と民政移管派が権限分割を盛り込んんだ合意文書「政治宣言」に署名。
07/17 スイスのジュネーブアメリカとロシアが中国を加えた核軍縮を模索する次官級協議。INF後の展望開けず。
07/17 NATOルーマニアのミルチャ・ジョアナ元外相を時期事務次長に指名。旧東側として初。
07/18 日本、京都アニメーション放火事件。34人死亡。
07/18 アフガニスタンカンダハルの警察本部近くで自動車が爆発、武装集団と治安部隊が銃撃になり、市民や警察官あわせて12人が死亡、80人以上がけが。タリバンが犯行声明。
07/19 コソボのハラディナイ首相、ハーグ特別法廷から独立紛争での役割について召還を受けたとして辞任。
07/19 ハーグ特別法廷、セルビア人によるムスリム虐殺にオランダ政府の責任を一部認める判決。オランダ国防省は受け入れるとしながらも責任の主体は国際社会にあると強調。
07/19 イラン革命防衛隊、国際海事法違反としてホルムズ海峡でイギリス船籍とリベリア船籍のタンカーを拿捕。リベリア船籍のタンカーはすぐに解放され航行再開と発表。
07/19 アメリカ中央軍、サウジアラビアに新たに500人規模の部隊を派遣し、リヤド近郊プリンス・スルタン空軍基地を拠点にパトリオット運用等にあたると発表。サウジへの米軍派遣は2003年の完全撤退以来。
07/19 韓国、ソウルの日本大使館前で自動車が爆発。乗っていた男性が死亡。
07/20 ロシア首都モスクワ、9月実施予定の市議会選で独立系候補者の登録を当局が拒否した件に抗議するデモに2万2000人以上が参加。
07/21 日本参議院選挙。
07/21 ウクライナ議会選挙。新党「国民の奉仕者」勝利。次いで野党連合、欧州連帯。
07/21 北朝鮮地方議会選挙。
07/21 香港、民主化デモが中国政府の出先機関を取り囲みペンキをかける等に及び、中国政府が抗議。夕刻、白シャツの暴徒が帰宅中のデモ隊に襲い掛かり、45人がけがうち1人重体。
07/22 ソマリア首都モガディシオの検問所で自動車爆弾、17人死亡28人けが。アルシャバブが犯行声明。
07/23 韓国および日本が主張する竹島周辺の防空識別圏に中国、ロシアの軍用機が侵入し警告、韓国軍が警告射撃し、外交的に抗議。日本、中露韓に抗議。※*4
07/23 イギリス、次期首相にボリス・ジョンソン氏選出。
07/23 スイスのジュネーブWTO一般理事会。
07/23 タイ、バッタニー県で地元住民の警備隊詰め所に爆発物が投げ込まれ、武装集団と銃撃戦の末兵士含む4人死亡。イスラム武装勢力の犯行か。
07/24 中国、国防白書公表。海軍陸戦隊を3大艦隊と同等に格上げ。
07/24 在北朝鮮ロシア大使館、7/17露漁船が国境警備局に拿捕されたと公表。乗員は露15人韓2人。北朝鮮外務省は入国と滞在の規則違反と説明。
07/24 韓国統一省、8月予定されている米韓合同軍事演習を理由に、北朝鮮がWFPを通じた米5tの食糧支援を拒否したと公表。
07/24 ソマリア首都モガディシオ行政庁舎に自爆攻撃、高官ら6人死亡。けがをしたオスマン市長も8/1死亡。アルシャバブが国連のスワン特別代表を標的にしたと犯行声明。
07/25 アフガニスタンの首都カブールで爆発が相次ぎ、子供を含む14人が死亡。アマク通信がISの犯行と伝えるほか、タリバンが犯行声明。
07/25 香港政府、民間の衝突が懸念され危険として7/27のデモを認めない通知。
07/25 北朝鮮、ウォンサンから日本海に2発のミサイルを発射。最高高度50km、最大飛距離690km。
07/25 衝突していれば東京規模の範囲が壊滅する小惑星2019OKが地球から約7万kmの近傍を通過。
07/27 北朝鮮の小型船がNLLを超え韓国海軍が曳航。乗組員3人のうち1人は軍服、脱北の意思はなく航路を誤ったと証言。韓国政府は7/29北朝鮮に引き渡す。
07/27 フランス南部ペルピニャンで黄ベストデモの最中、黒ずくめの数人が共和国前進ブロマン・グロウ議員の事務所を襲撃、放火。議員は翌日告訴する予定。
07/27 ロシア首都モククワで、市議選に立候補を届け出た野党候補50人余りが書類不備を理由に選管当局に受理されなかったことに抗議する約3500人の無許可デモ、警察が1074人を拘束。
07/27 ナイジェリア北東部マイドゥグリ近郊の村の葬儀をボコ・ハラムとみられる武装集団が襲撃、20人以上が死亡の上、追撃した人々が返り討ちにあい、計65人の一般市民が死亡。村は2週間前に近づいてきたボコ・ハラム11人を殺害しており、報復とみられている。
07/27 北朝鮮戦勝記念日式典。
07/27 ISTの民間ロケットMOMO04、打上約1分後エンジン自動停止により失敗。
07/28 アメリカのトランプ大統領、コーツ国家情報長官が8/15付で退任し、後任に共和党ラトクリフ下院議員指名すると発表。
07/28 アフガニスタン大統領選挙公示、18人立候補。首都カブールで自動車爆弾、副大統領候補の事務所がある大学敷地内に武装集団が侵入して銃撃戦となり市民2人死亡、20人以上けが。
07/28 北朝鮮、7/17に拿捕したロシア漁船および乗組員を解放。
07/29 ブラジル、パラ州の刑務所で受刑者グループ同士の喧嘩が暴動に発展し木造の建屋が全焼、62人死亡。収容定員200人に対し400人近くが収容されていた。
07/29 アメリカのカリフォルニア州ギルロイのイベント会場で銃乱射事件、3人死亡15人けが。容疑者は警官に射殺される。
07/29 スーダン中部オベイドでデモを行っていた学生5人が射殺され、全土に抗議広がる。
07/30 パキスタン首都イスラマバード近郊ラワルピンディで軍用機墜落、乗員5人と住民ら13人が死亡。
07/30 パキスタン南西部バルチスタン州都クエッタでオートバイが爆発し少なくとも5人死亡。
07/31 北朝鮮咸鏡南道ウォンサンから日本海に2発の飛翔体を発射。最高高度30km飛行距離250km。多連装大型ロケット実験と発表、韓国は短距離弾道弾と分析。
07/31 アフガニスタン西部ファラー州でバスに地雷が接触、32人以上が死亡。
07/31 韓国軍、EEZ付近で北朝鮮の男性1人の身柄を確保。



NHKの記事によれば、韓国軍が発表した7/23ロシア軍機警告射撃の詳しい経緯は次のとおり。

 0644 中国の軍用機2機が韓国の防空識別圏に進入。
 0714 イオドの東方向に出たあと、日本の防空識別圏内を飛行。
 0749 ウルルン島の南から韓国の防空識別圏に再び入る。
 0820 いったん防空識別圏から出る。
 0833 中国の軍用機2機とロシアの軍用機2機が日本海のNLL=南北の北方限界線の上空で合流。
 0840 合わせて4機で韓国の防空識別圏に進入。
 0904 4機は韓国の防空識別圏から出る。
 0909 別のロシアの軍用機1機が韓国が領有権を主張する竹島の「領空」を侵犯したとして、韓国空軍の戦闘機が最初の警告射撃。
 0912 この軍用機が「領空」から離脱。
 0915 韓国の防空識別圏からも出る。
 0928 また韓国の防空識別圏に入る。
 0933 韓国が主張する竹島周辺の「領空」を再び侵犯したため、韓国空軍の戦闘機が2回目の警告射撃。
 0937 軍用機は「領空」から離脱。
 0956 韓国の防空識別圏から出る。

*1:アレク・シグリーさん(29)北朝鮮専門のツアー会社を豪州で設立し、経営していた。日本生まれのユカ・モリナガさんと平壌で昨年、挙式したが、妻は北朝鮮には住んでいないようだと報じられている。

*2:https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062700631&g=int

*3:https://www.sankei.com/politics/news/190715/plt1907150004-n1.html

*4:tass通信によれば、ロシア国防相は本件を2019年の軍事協力計画で事前に予定された合同空中哨戒とし、領空侵犯はなかったと発表した模様。 https://tass.ru/armiya-i-opk/6692696