12/01 ミャンマー当局、アウンサンスーチー氏を汚職防止法違反で新たに訴追。
12/01 日本の岸田首相とカンボジアのフンセン首相がオンライン会談。
12/01 エチオピア国防軍、ティグライ人民解放戦線(TPLF)からシェワ・ロビット、メゼゾ、モラレ、ラサを奪還したと発表。
12/01 エチオピア首都アジスアベバを中国の王毅外相が訪問、メコネン副首相兼外相と会談。中国のエチオピア支持を表明し支援を約束。
12/01 ソロモン諸島首都ホニアラの反政府デモに対応するためニュージーランドが治安部隊65人を派遣。既に展開しているオーストラリア、フィジー、パプアニューギニアの部隊と合流。
12/01 欧州連合(EU)欧州委員会、3000億ユーロ規模の世界的な投資計画「グローバル・ゲートウェイ」構想を発表。中国の一帯一路に対する選択肢とする。
12/01 女子テニス協会(WTA)、中国国内における彭帥氏の処遇を巡り、香港を含む中国でのすべての試合開催を停止。
12/01 世界銀行、アフガニスタン人道支援の為タリバンの基金凍結の一部解除を決定、2億8千万ドルを世界食糧計画(WFP)と国連児童基金(ユニセフ)に拠出の見通しを発表。
12/01 トルコのエルバン財務相が辞任。後任にヌレッティン・ネバティ財務副大臣。
12/01 イランのシスタン・バルチスタン州ヒルマンド郡シャガラック村でタリバンとイラン兵士が衝突、銃撃戦。死傷者はなく誤解と発表。
12/02 国連総会信任状委員会、アフガニスタンとミャンマーの代表権に関する決定の延期を決める。国連総会での議席はこれまでの代表が維持。
12/02 日本の岸田首相、マレーシアのイスマイルサブリ首相と電話協議。
12/02 韓国首都ソウルでアメリカのオースティン国防長官が徐旭国防相と会談、朝鮮半島有事の作戦計画改訂着手で合意。
12/02 カンボジアのシアヌークビルでフン・セン首相が演説で長男のフン・マネット軍参謀次長に首相の座を引き継ぎたいという考えを表明。
12/02 中国の天津で韓国の徐薫国家安保室長が楊潔篪共産党政治局員と会談。楊氏は朝鮮半島終戦宣言を支持。
12/02 中国外務省華春瑩外務次官補、日本の垂秀夫駐中国大使を召喚し安倍元首相の台湾の民間フォーラムでの発言について厳重抗議。
12/02 リビア管理委員会、11/24に失格していたセイフ・イスラム・カダフィ氏の大統領選への出馬を一転認可。
12/02 イラクのクルド人自治区アルビル県マフムール地域をイスラム国イラク・レバント(ISIL)武装集団が襲撃、少なくとも市民3人とペシュメルガ兵士10人が死亡。
12/02 オーストリアのクルツ前首相、政界引退表明。シャレンベルク首相、与党国民党次期党首が首相を務めるべきとして辞意表明。
12/02-03 スウェーデン首都ストックホルムで欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚会合。アメリカのブリンケン国務長とロシアのラブロフ外相が会談。*1
12/03 アラブ種勅国連邦(UAE)、フランス製ラファール戦闘機80機を140億ユーロで購入する契約と、カラカル輸送ヘリコプター12機を30億ユーロで購入する契約に署名。
12/03 パキスタンのパンジャブ州シアルコートでスリランカ人の工場長が暴徒に暴力を振るわれ火をつけられて死亡。当局は50人以上を逮捕。暴徒は極右テーリーク・ラバイク(TLP)のスローガンを叫んでいたという。
12/03 リトアニア産業連盟ヤヌラビチュウス会長、輸出製品が中国で税関を通らない問題に少なくとも5社が直面していると表明。
12/03 オーストリア与党国民党、クルツ氏の政界引退を受けネハンメル内相を新党首に選出。大統領からの任命を受けて首相就任の見通し。
12/03 レバノンのコルダヒ情報相、辞任表明*2。
12/03 オーストリア首都ウィーンで行われていたイラン核合意再建協議、イラン側が合意文書の大幅変更を求めたため進展せず中断。
12/03 マリのモプティ州バンディアガラでイスラム過激派の襲撃、少なくとも31人死亡。
12/03-04 フランスのマクロン大統領、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、サウジアラビアを歴訪。
12/04 ガンビア大統領選挙。現職バロウ大統領が得票率53%で再選、ダルボエ氏は28%。
12/04 インドのナガランド州モン地区オティン村で治安部隊が分離主義武装勢力への待伏せ作戦を行い、出稼ぎ労働者1人を含む鉱山労働者6人を過激派と誤認*3して射殺。村人が抗議し軍用車両に放火、部隊との衝突でさらに村人8人と治安要員1人が死亡。
12/04 イランのイスファハン州ナタンツ郡バドルド上空で大きな爆発。国軍は防空演習と発表。
12/04 イスラエルのエルサレムで超正統派ユダヤ人がパレスチナ人に刺され、犯人はその場で治安要員に射殺される。
12/04 アメリカ国務省、各国*4を取りまとめてアフガニスタン共和政府治安部隊員(ANSF)、兵士、警察官、情報機関員ら47人が8月半ばから10月までの間に即決処刑されたか失踪しているとする*5として非難する共同声明を発表。
12/05 ミャンマーのヤンゴン市チミンダイン郡区で抗議デモに国軍の車両が突入し、5人死亡、15人拘束。うち1人は射殺という。
12/05 ポルトガルのレベロデソウザ大統領、コスタ政権下での予算案否決を受け議会解散。
12/05 中国の香港取引所に上場する陽光100中国控股が米ドル債1.7億ドルを債務不履行。
12/05 フランスのビルパントで大統領選候補ゼムール氏が選挙集会で男に襲撃され手首を負傷。反人種差別団体SOSラシズムが抗議行動中に支持者らの暴行を受け5人負傷。
12/05 ベラルーシ国防省、ウクライナによる領空航行違反に抗議するためウクライナ駐在武官を召喚。
12/05 ニジェールのティラベリ州テラ地区ファンティオ村を武装集団数百人が襲撃、少なくとも兵士12人と戦闘員数十人が死亡。
12/05 カメルーンの極北州ウルムサで水資源を巡り紛争が発生、近隣の10村落が焼失、少なくとも22人が死亡。これを契機に3万人以上がチャド国境ロゴーン川を越え逃亡。
12/05 スーダンの西ダルフール州で民族間抗争が発生、少なくとも24人死亡。
12/05 ベネズエラのアプレ州でコロンビア革命軍(FARC)を再編し武装闘争に参加していたエルナン・ダリオ・ベラスケス氏が殺害されたとコロンビア報道。
12/05 コロンビア首都ボゴタで、ベネズエラの野党暫定政府外相で正義第一党のフリオ・ボルヘス氏が地方選挙大敗を受け外相辞任表明。暫定政府解散を提言。
12/05-09 日本の北海道矢臼別演習場で自衛隊とアメリカ軍が共同訓練。
12/06 ミャンマー首都ネピドーの裁判所問区別法廷、アウンサンスーチー元国家顧問に対し2件の罪で禁錮4年の判決*6、ウィンミン元大統領にも同罪で禁錮4年。
12/06 ミャンマーのアウンサンスーチー元国家顧問の訴追にまつわる最初の判決発表後、国営テレビは国家統治評議会(SAC)ミンアウンフライン議長の恩赦により、ウィンミン氏と共に禁錮4年から2年に短縮されたと報道。
12/06 インド首都ニューデリーをロシアのプーチン大統領が訪問、モディ首相と首脳会談。*7初の外務防衛閣僚会議(2プラス2)を実施。S400ミサイルシステム納入開始を発表。
12/06 オーストリアのカール・ネハンマー内相が新首相就任。
12/06 アメリカのサキ大統領報道官、北京冬季五輪外交的ボイコットを発表。オーストラリアが翌日、イギリス、カナダも翌々日に外交的ボイコットを表明。
12/06 アメリカ司法省、テキサス州政府が承認した選挙区割りが人種的に不公平であり投票権法に違反するとして連邦裁判所に提訴。
12/06 ハイチで10/16に誘拐されたキリスト教宣教師のグループ17人のうち、新たに3人が解放される。身代金支払い有無は不明。残り12人が行方不明。
12/06 イラン首都テヘランをアラブ首長国連邦(UAE)ののシェイク・タフヌーン・ビン・ザイード・アール＝ナヒヤーン国家安全保障顧問が訪問、シェイク・タヌーン皇子と会談。
12/06 サウジアラビア首都リヤド上空で国防軍がイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)の発射した弾道ミサイルを迎撃。報復としてアラブ連合軍がイエメン首都サナア近郊のフーシ派拠点を空爆。
12/06 日本の京都府宇治市ウトロ地区の空家が放火*8され、歴史資料が焼失。
12/06 アメリカのバイデン大統領、米露首脳会談に先立ち、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの各首脳と電話会談。
12/06 アメリカのカリフォルニア州サンマテオ郡上級裁判所にロヒンギャ難民がメタ(旧フェイスブック)に対し集団訴訟の訴状提出*9。
12/06 ソロモン諸島議会、11/24から続いた暴動の原因がソガバレ首相にあるとして提出された首相不信任決議案を反対多数で否決。
12/06-07 カタールをトルコのエルドアン大統領が訪問。
12/06- サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MBS)、オマーン、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、クウェートを歴訪。
12/07 ソロモン諸島マライタ州、独立是非を問う住民投票実施について州民に説明。
12/07 カタールでカタール・トルコ最高戦略委員会会議。
12/07 アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領がウクライナ緊張についてオンライン首脳会談*10。
12/07 アメリカのバイデン大統領、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ウクライナ各国首脳と電話会談、米露首脳会談の内容を共有。
12/07 アメリカのオースティン国防長官が日本軍による真珠湾攻撃から80年記念声明。翌12/08、真珠湾で初の日系名艦艇となるミサイル駆逐艦ダニエル・イノウエ就役式典。
12/07 イラクのバスラ県バスラ市中心部アルジュムホリ病院の向いでオートバイによる自爆テロ、少なくとも4人死亡。
12/07 ブルンジ首都ギテガの刑務所で火災、過密状態で逃げ遅れた囚人少なくとも38人が死亡。
12/07 ペルー議会、カスティジョ大統領弾劾決議を反対多数で否決。
12/07 カンボジア首都プノンペンをミャンマーの国軍政府ワナマウンルウィン外相が訪問、フン・セン首相と会談。
12/07 ロシアのトルトネフ副首相が韓国の洪楠基・副首相兼企画財政相とオンライン会談。北方領土免税特区への参加を呼びかけ。
12/07 オランダのゾイト・ホラント州ハーグの国際司法裁判所、ナゴルノカラバフについてアゼルバイジャンとアルメニアの両国に対し、民族間憎悪の扇動や助長の防止と紛争拡大を招く行為の停止の仮保全措置を命令。
12/07 フランス当局、シャルル・ドゴール空港で、サウジアラビアのカショギ記者が在トルコ・サウジアラビア総領事館で殺害されたとされる事件に関与したとみられる容疑者がリヤド行きの航空機に乗ろうとするところを逮捕するも、誤認として翌日釈放。
12/07 ミャンマーのザガイン地方域インマビン地区サーリンジー地区のドンタウ村を軍が襲撃、18歳未満の少年5人を含む11人が捕らえられ、焼死体で発見される。*11
12/07 ロシアのトルトネフ副首相と韓国の洪楠基・副首相兼企画財政相がオンライン会談。北方領土で計画している免税特区に関し、韓国の参加を呼び掛け。
12/08 ドイツのショルツ内閣が発足。ドイツ社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の連立内閣。
12/08 マレーシア上訴裁判所、ナジブ元首相の1MDB汚職容疑で控訴棄却、一審の禁錮12年と罰金2.1億リンギの有罪判決を支持。
12/08 アメリカ商務省、カンボジアに武器禁輸と輸出規制。リアム海軍基地の中国軍利用計画などで影響拡大が理由。
12/08 アメリカ下院、新疆ウイグル自治区からの輸入品に強制労働を伴わないことを証明する証拠を義務付けるウイグル強制労働防止法案を賛成428反対1で可決。
12/08 アメリカのバイデン大統領、ウクライナ情勢を巡りロシア軍がウクライナに侵攻した場合でも「米軍が単独で軍事力を使うことは検討してない」と明言。
12/08 国連安全保障理事会、ミャンマー国軍設置特別法廷がアウンサンスーチー元国家顧問とウィンミン元大統領に下した判決に懸念表明。
12/08 欧州連合(EU)欧州委員会、域外国からの経済的威圧への報復手段導入法案を公表。輸入、投資、知的財産、公共調達、市場参入への制限を設ける。
12/08 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州マンジーナとマシリコで、軍とウガンダ軍との共同作戦により、民主連合軍(ADF)戦闘員少なくとも16人を殺害。民間人複数人が誘拐される。
12/08 フィリピンのサマル州カルバヨグの自宅で、かつてロイターでのドゥテルテ大統領の麻薬戦争政策の調査報道でピューリッツァー賞を受賞した経歴のある、マニラ・スタンダードの記者イエス・ジェス・マラバナン氏が射殺される。犯人2人は逃走。
12/08 ブルキナファソで治安悪化に抗議するデモが続く中、ダビレ首相の辞表をカボレ大統領が承認。
12/08 マリのモプティ州バンディアガラ地域、ドゥエンツァとセヴァレを結ぶ路上で国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)車列が路傍爆弾の被害に遭い、平和維持軍兵士少なくとも7人が死亡。犯行声明なし。
12/09 中国の恒大集団が12億ドルの債務不履行。佳兆業集団が4億ドルの債務不履行。
12/09 スーダンの西ダルフール州にで11/17のラクダを巡る抗争以来続いている戦闘で、クライニク地区で84人、ジェベルムーン産地で25人、サルバ地区で8人など、全域で138人が死亡したと医師会発表。
12/09 イギリスにインド太平洋海域を航行していた空母クイーン・エリザベスが帰港。
12/09 チュニジア首都チュニスのアンナハダ党本部で火災、少なくとも1人死亡、アリ・ラーリヤド副党首を含む18人負傷。
12/09 イギリス首都ロンドンの非政府組織ウイグル法廷、中国が新疆ウイグル自治区でウイグル族の人口抑制を目的としたジェノサイドを行ったとする報告書*12を発表。
12/09 イラクのアラジ国家安全保障担当顧問、アメリカ軍によるイラク国内での戦闘任務が終了したと発表。米国防省の発表はなし。
12/09 ブルキナファソのロルム県ティタオ郡ティタオから10km地点で武装集団の待伏せ攻撃により国防武装民兵14人が死亡。犯行声明なし。
12/09 トルコ国防省、イラク北部でトルコ人兵士3人が殺害されたことを受け、空爆を実施しクルディスタン労働党(PKK)戦闘員6人を殺害したと発表。
12/09 アメリカのバイデン大統領、ウクライナのゼレンスキ大統領およびNATO加盟国のうちロシアと国境の近い9ヵ国と電話会談。
12/09 ニカラグア外務省、台湾と断交し中国と国交を結ぶと発表。
12/09 オーストリア首都ウィーンでイラン核合意再建協議*13再開。
12/09 エチオピア軍、アムハラ州デセを奪還したと発表。
12/09-10 アメリカ主催で110ヵ国・地域がオンライン民主主義サミット。
12/10 中国とニカラグアが国交樹立の共同声明。
12/10 台湾の防空識別圏に中国軍機13機*14が侵入。
12/10 フランス首都パリをドイツのショルツ首相が訪問、マクロン大統領と首脳会談。
12/10 ミャンマーのヤンゴンで出勤や外出をやめる「沈黙のストライキ」を取材中のフリーカメラマンのソーナイン氏が拘束され、12/14に死亡が通知される。
12/10 パキスタンの新聞ドーン、パキスタン・タリバン運動(TTP)が11/09から続いていた政府との時限停戦の終了を発表したと報道。
12/10 アメリカ財務省、人権侵害を理由に中国の顔認識技術企業や北朝鮮のアニメ制作企業など*15に制裁。国務省が各国当局者12人*16を人権侵害関与を理由にブラックリストに追加。
12/10 フィンランド政府、F/A-18の後継としてF35A戦闘機64機の発注を決定。
12/10 北朝鮮政府が食料工業省を新設していたことが朝鮮労働党機関紙労働新聞の報道から判明。*17
12/10 アメリカのバイデン大統領とドイツのショルツ首相が初の電話会談。
12/10 北朝鮮の金徳訓首相、ドイツのショルツ新首相に祝電。
12/11 ブルキナファソのカボレ大統領、元原子力管理庁ゼルボ氏を次期首相に任命。
12/11 イスラエルのパレスチナ暫定自治区で統一地方選挙。
12/11 アメリカのデラウェア州ウィルミントンでバイデン大統領、ロシアがウクライナに侵攻した場合に北大西洋条約機構(NATO)東方にNATO軍を増派すると表明。
12/11-12 イギリスのリバプールで主要7カ国(G7)外相会合。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国もオンライン参加。
12/12 フランス領ニューカレドニアで独立を問う3回目*18の住民投票。投票率は前回85.7%に対し43.9%と低く、反対票96.5%で否決。
12/12 ドイツのベアボック外相、ウクライナで更なる事態悪化があればノルドストリーム2ガスパイプラインの創業は許可されないと表明。また、ポーランドのモラヴィエツキ首相も不許可申入れ。この時点では、欧州連合(EU)の規制により子会社の設立がされてないため稼働が承認されていない。
12/12 エチオピアのアムハラ州デセとコムボルチャで世界食糧計画(WFP)の倉庫がスタッフが銃を突き付けられるなど大規模な略奪を受けたため、WFPは食糧配給停止を発表。
12/12 レバノンのスール郊外ブルジュ・アルシェマリ・パレスチナ難民キャンプで、12/10の爆発での犠牲者の葬儀にファマスが発砲、少なくともハマス構成員3人が死亡。
12/12 ナイジェリアのプラトー州ワセのピナウ村が盗賊の襲撃を受け、少なくとも8人死亡。
12/12-15 日本首都東京をアメリカのフェルナンデス国務次官が訪問。中国などの人権侵害への対応や台湾のTPP加盟などについて協議。
12/13 アラブ首長国連邦(UAE)をイスラエルのベネット首相が初訪問、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイド皇太子と会談。
12/13 オーストラリア首都キャンベラを韓国の文在寅大統領が訪問、モリソン首相と首脳会談。
12/13 韓国の文在寅大統領、北朝鮮、中国、アメリカの4ヵ国で、朝鮮戦争の正式な終結を宣言することに原則合意したと発表。北朝鮮が条件を提示しており協議開始は未定。
12/13 韓国政府、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟の国内手続き着手と発表。
12/13 中国の香港特別行政区裁判所、2020年6月の天安門事件犠牲者追悼集会について無許可集会や参加扇動の罪で黎智英氏ら民主派8人に禁錮4月半から1年2月の実刑判決。
12/13 欧州連合(EU)、ロシアの民間軍事会社ワグネルと関連企業3社、創業者ら8人に対し、域内資産凍結と渡航禁止の制裁で合意。
12/13 ハイチの北県カパイシャン市でタンクローリーが横転し爆発、バケツで流出したガソリンを汲むなどしていた民衆75人以上死亡。
12/13 チュニジアのサイード大統領、憲法改正国民投票を2022/07/25に実施したうえ、新議会選挙を2022/12/17実行を目指すと表明。
12/13 ハンガリー首都ブダペストをフランスのマクロン大統領が訪問、オルバン首相と会談。
12/13 インドのジャム・カシミール連邦直轄領で警察車両が反政府武装勢力の待伏せ攻撃に遭い、少なくとも警官2人が死亡、反撃により戦闘員2人を殺害。
12/13-14 ウクライナをアメリカのドンフリード国務次官補が訪問。
12/13-15 アメリカのブリンケン国務長官がインドネシア、マレーシアを歴訪。各首脳と会談。最終日に予定していたタイ訪問は同行記者にCOVID-19検査陽性反応が出たため中止。
12/24 インドネシア首都ジャカルタをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ルトノ外相との会談でイスラエルとの国交正常化を打診、ルトノ外相は拒否。
12/14 インドネシア首都ジャカルタをロシアのパトルシェフ安全保障会議書記が訪問、ジョコ大統領とマフッド調整相と協議。情報セキュリティーに関する覚書を取り交わす。
12/14 ベラルーシ裁判所、ルカシェンコ大統領を批判していたチハノフスキー氏に懲役18年の判決。他サコフ氏、ポポフ氏に懲役16年、スタトケヴィチ氏、ロシク氏、ツィガノヴィッチ氏に懲役14年。
12/14 日本の岸田首相とドイツのショルツ首相が電話会談。
12/14 サウジアラビア首都リヤドで湾岸協力会議(GCC)首脳会議。
12/14 マリのトンブクトゥからフランス軍がイスラム武装勢力マグリブ諸国のアルカイダ(AQIM)から奪還して以来9年ぶりに撤退。
12/14 コロンビアのノルテ・デ・サンタンデール県カミロ・ダサ国際空港で自爆攻撃により容疑者が単独で死亡したのち、警察が捜査していた荷物が爆発、少なくとも警察官2人が死亡。
12/14 タイのターク県ターソーンヤーン地区メラ難民キャンプでロックダウン解除と所長解雇を求めるミャンマー難民の暴動が発生、事務所などが放火される。治安部隊が配備され鎮静化。
12/14 リビアのセブハでハフタル氏を支持する武装集団と治安部隊が銃撃戦になり少なくとも1人死亡。
12/14-15 ロシアををアメリカのドンフリード国務次官補が訪問。ウクライナ情勢緊張緩和に向けた高官級協議。ウシャコフ大統領補佐官は、プーチン大統領がバイデン大統領に先のオンライン会談で主張した北大西洋条約機構(NATO)不拡大に関する提案についてドンフリード氏に書面で手渡す。
12/15 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領がオンライン会談。
12/15 ロシア国防相、日本海で海軍太平洋艦隊フリゲート艦マルシャル・シャポシニコフが対潜水艦ミサイル発射演習を実施し成功したと発表。
12/15 ドイツ首都ベルリン裁判所、元チェチェン司令官ゼリムカン・カンゴシュビリ氏射殺事件の実行犯としてロシア国籍のワジム・クラシコフ被告に終身刑、ロシア当局関与を認定。ドイツ政府、判決を受けてロシア人外交官2人の国外追放表明。
12/15 国連安全保障理事会、北朝鮮の人権問題を巡り非公式協議。日本、アメリカ、イギリス、フランス、エストニア、アイルランド、メキシコ、ノルウェーの8カ国が人権侵害停止を求める共同声明。
12/15 中国のリトアニア大使館員ら19人が脅迫への対応として退去。
12/15 ベルギー首都ブリュッセルで欧州連合(EU)と旧ソ連5カ国の東方パートナーシップ首脳会議。ロシア軍集結を念頭にウクライナの主権と領土保全の指示を表明。
12/15-16 日本の長崎県男女群島西350kmを中国の空母遼寧およびミサイル駆逐艦、フリゲート艦、高速戦闘支援艦の4隻が通過、沖縄本島と宮古島の海域を南下し太平洋に移動。
12/15-16 ベルギーををアメリカのドンフリード国務次官補が訪問。
12/15-17 エチオピア国防軍、ティグライ州を空爆し少なくとも28人が死亡。
12/15-19 台湾をフランス国民議会(下院)超党派議員団が訪問。10/07の上院議員団に続く。蔡英文総統、蘇貞昌行政院長など政権幹部らと会談。
12/16 ベルギー首都ブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議。
12/16 アフガニスタン共和国政府国連大使イサクザイ氏が辞任していたことが判明。アフガン国連代表部はファイク公使を代理大使に任命。
12/16 コンゴ民主共和国(DRC)保健当局、10月に発生していたエボラ出血熱が10/30以降新たな症例が記録されないとして終息宣言。
12/16 アメリカ、イギリス、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)は、スーダンの軍部と文民政府の合意を歓迎し、履行を求める声明を発表。抗議行動については「民政移管へのコミットメントの深さを示している」とし暴力からの保護を求めた。
12/16 ハイチ首都ポルトーフランスで10/16に拉致されたアメリカ人とカナダ人宣教師とその家族17人のうち、最後の12人が解放される。身代金等は不明。
12/16 アメリカ上院、新疆ウイグル自治区からの輸入品に強制労働を伴わないことを証明する証拠を義務付けるウイグル強制労働防止法案を全会一致で可決。
12/16 マレーシアのマハティール元首相が国立心臓研究所に検査入院。
12/16 ロシア首都モスクワをモンゴルのフレルスフ大統領が訪問、プーチン大統領と首脳会談。中国への天然ガスパイプライン敷設について確認。
12/16 中国の上海震旦職業学院で授業中に女性教師が「南京大虐殺の犠牲者が30万人だというデータはない」と発言し解雇される。
12/16 アフガニスタンに対しサウジアラビアからタリバン政権発足後初の人道物資提供航空機2機ぶんが派遣される。
12/16 イエメンのハジャ県ハラドでアンサール・アッラー(フーシ派)の攻撃によりスーダン兵少なくとも14人が死亡。
12/16 イスラエルのヨルダン川西岸で車に乗ったユダヤ人入植者3人が襲撃を受け、1人が死亡。
12/16-17 タイのクラビ県の刑務所で受刑者がCOVID-19患者隔離を求めて暴動。翌日、放火に至る。死者なし。
12/17 イスラエルのヨルダン川西岸でユダヤ人入植者が殺害された事件を受け、入植者集団がナブルス市ブルカ村、セバスティア村を襲撃し、家や車両を破壊、パレスチナ人2人が負傷。襲撃者のうち3人が逮捕される。
12/17 ミャンマーのマグウェ地方域ガンゴウの村を国軍が襲撃、子供を含む民間人少なくとも9人が死亡。
12/17 チュニジア首都チュニスでサイード大統領のクーデターへの千人規模の抗議デモ。
12/17 チェコでペトロ・フィアラ首相の中道右派連立内閣が発足。
12/17 エクアドル、環太平洋経済連携協定(TPP)加盟申請。
12/18 イギリスのフロスト欧州連合(EU)離脱担当相が辞任。
12/18 グアテマラのソロラ県ナウアラ区チクイクス村でサンタ・カタリナ・イスタワカン区との間で続く土地を巡るキチェ族同士の住民間紛争が暴力に発展、警官と子供を含む13人が死亡。
12/18 インドのパンジャブ州アムリトサルのシク教総本山にあたるグルドワーラーであるハリマンディル・サーヒブで夕の祈りの時間、柵を乗り越え祀られた剣を奪い、更に聖典グル・グラント・サーヒブに触れようとした男が取り押さえられ、事務所に連行されたが、途中信徒らに暴力を振るわれ死亡。死体を引き渡すよう抗議する信徒が寺院に殺到。
12/18 トルコのイスタンブールで第3回トルコ・アフリカ・パートナーシップ首脳会談。アフリカ16か国の首脳及び閣僚、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)代表が参加。
12/19 イラク首都バグダッドのグリーンゾーンにロケット攻撃、1発は撃墜され1発は広場に着弾し車2台が損傷、死傷者なし。
12/19 パキスタン首都イスラマバードでイスラム協力機構(OIC)臨時外相会議。タリバン暫定政権ムッタキ外相代理のほか国連安保理常任理事国5か国と日本も参加し、アフガニスタンの人道支援について協議、基金創設で合意。
12/19 チリ大統領選決選投票。左派ガブリエル・ボリッチ下院議員が勝利。ホセアントニオ・カスト元下院議員敗北。
12/19 モザンビークのカボデルガド州でイスラム過激派の基地を襲撃、少なくとも戦闘員10人を殺害。
12/19 コンゴ民主共和国(DRC)、北キブ州ベニ地区の民主同盟軍(ADF)基地を発見し襲撃、少なくとも戦闘員35人を拘束、4つの収容所を破壊、31人のコンゴ人の人質を解放したと発表。
12/19 エチオピアのティグライ人民解放戦線(TPLF)ゲブレミチャエル氏、ティグライ州への撤退を国連に書簡で通達、国連の停戦監視を呼びかけ。
12/19 スーダンでバシル前大統領失脚に繋がった大規模デモ開始記念日*19に、ブルハン統治評議会議長主導のクーデターを非難し民政移管を求める大規模抗議行動。少なくとも2人死亡、100人負傷、治安部隊によるレイプ申立が国連人権局に13件上がる。
12/19 中国の香港特別行政区立法会選挙。90議席中親中派が89議席、民主派は排除され自称民主派は全敗。中道派は新思維(Third Side)の狄志遠氏が職能別選挙枠社会福祉部門で1議席。
12/20 日本の外務省で韓国の姜昌一駐日大使が森健良外務次官と非公式会談。
12/20 ロシア政府、ドイツでのチェチェン共和国元司令官暗殺事件を巡り独政府が露外交官2人を追放したのを受け、対照的な対応として、出国期限を指定せず独外交官2人をペルソナ・ノン・グラータに指定したと発表。
12/20 イギリス首都ロンドンのベラルーシ大使館が襲撃を受け、外交官1人が負傷*20。襲撃犯は移民団体過激派とみられる。
12/20 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州州都ゴマで反政府抗議デモと治安部隊が衝突、少なくとも4人死亡。
12/20 ニジェールでフランス軍が大サハラのイスラム国(ISGS)のスマナ・ブラ指揮官を空爆で殺害。仏軍が発表。
12/20-24 イラン革命防衛隊(IRGC)陸海空軍事演習。
12/21 台湾外交部、韓国代表代理を召喚し、韓国首都ソウルで大統領直属の政策立案機関が、主催した会合に唐鳳政務委員を招待しながら「両岸関係の各側面」を理由に講演予定を中止したことに非礼と抗議。
12/21 韓国大統領府、金晋局民情首席秘書官が辞意表明。子が就職活動で企業への願書に学歴詐称、親の地位を利用した記述をしていたとする報道を受け。
12/21 イラン外務省、コッズ部隊幹部でもあるイエメンに駐在のハッサン・イルルー大使が、COVID-19でイラク首都バグダッド経由でテヘランに搬送後死亡したと発表。
12/21 エチオピア政府報道官、ティグライ人民解放戦線(TPLF)の停戦協議の呼びかけを拒否。
12/21 ドイツのショルツ首相と中国の習近平国家主席が電話会談。*21
12/21 ミャンマーのマグウェ地方域Hnan Khar村が国軍の空爆を受け、少なくとも反政府勢力戦闘員2人と子供を含む民間人7人が死亡。
12/21-22 カンボジア首都プノンペンをベトナムのグエン・スアン・フック国家主席が訪問。招待したシハモニ国王やフン・セン首相と会談。
12/22 リビア選挙管理当局、12/24を予定していた大統領選を01/24に延期すると発表。
12/23 インドのパンジャブ州ルディアナの裁判所のトイレで爆発、少なくとも2人死亡。
12/23 ソロモン諸島政府、中国から暴動鎮圧用装備と警察の連絡官6人の受け入れで合意したと発表。
12/23 ソマリアのプントランド半自治州ボサソで、治安部隊内で対立する２つの派閥が戦闘を始め、住人数千人が避難。
12/23 ミャンマーのヤンゴンをインドのシュリングラ外務次官が訪問、ミンアウンフライン国軍総司令官と会談。
12/23 ブルキナファソのヤテンガ県ワヒグヤ近郊でイスラム過激派武装集団の待伏せ攻撃により祖国防衛ボランティア(VDP)構成員を含む41人が死亡。
12/23 イラクのナシリヤ州カファジ知事が汚職や失業に抗議するデモを受け辞任。
12/23 イスラエルのヨルダン川西岸ナブルス市ブルカ村をユダヤ人入植者が襲撃。数十人が負傷。
12/23 アメリカのバイデン大統領がウイグル輸入禁止法に署名、成立。2022年6月下旬発効。
12/23 中国の香港特別行政区の香港大学、天安門事件の犠牲者慰霊碑「国恥の柱」を、植民地時代に制定された刑事罪行条例に違反するリスクがあるとして撤去。
12/24 中国の香港特別行政区の香港中文大学（CUHK）、天安門事件を象徴する「民主の女神像」像を、設置団体が既に活動しておらず設置も無許可だったとして構内から撤去。嶺南大学も天安門事件を象徴するレリーフを法的リスクを理由に撤去。
12/24 日本の尖閣諸島沖接続水域への中国海警局の船舶接近が連続23日となる。機関砲様装備付の1隻を含む4隻が航行、海上保安庁巡視船が警告。
12/24 韓国政府、朴槿恵前大統領*22の特別赦免を決定したと発表。
12/24 イラクのサレハ経済顧問、フセイン政権時代の侵攻で発生したクウェートへの戦争賠償金524億ドルの完済を発表。
12/24 イラクのナジャフ州ヤセリ知事が汚職や失業に抗議するデモを受け辞任。
12/24 カンボジア与党カンボジア人民党(CPP)がフン・セン首相の長男フン・マネット陸軍司令官を次期首相候補に選出。
12/24 エチオピア政府、ティグレ州への進撃を否定し、軍に待機命令。
12/24 ミャンマーのカヤ州ブルソ郡区で子供4人と国際NGOセーブ・ザ・チルドレンの職員2人を含む民間人少なくとも35人が国軍に殺害され、トラック2台と乗用車1台とともに焼却される。
12/24 ウクライナのリヴィウ州州都リヴィウのロシア大使館に火炎瓶が投げ込まれる。ロシア外務省はウクライナ大使を召喚し抗議。
12/25 ロシア国防省、ロストフ州、クラスノダール地方、クリミア南部地域で1万人超の部隊が１ヶ月以上にわたり実施していた軍事演習が終了したと発表。
12/25 中国新疆ウイグル自治区陳全国党委員会書記が退任、後任に馬興瑞*23広東省党委副書記。
12/25 アフガニスタンのタリバン暫定政権、選挙管理委員会を解体したと発表。
12/25 サウジアラビアのジーザーン州州都ジーザーンにイエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)のミサイルが着弾、少なくとも2人死亡。
12/25 イエメンのアジャマをアラブ連合軍が報復空爆、少なくとも3人死亡。
12/25 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州ベニのレストランで自爆テロ、容疑者を含む少なくとも8人死亡。政府は民主連合軍(ADF)を非難。犯行声明はなし。
12/26 イスラエル政府、ゴラン高原に予算10億シェケルを投じ住宅7300戸の新築と約2万3千人の新規入植を目指す計画を閣議決定。
12/26 ベネズエラのマドゥロ大統領、テレビ局取材に対し、今年はアメリカに仕掛けられた経済戦争開始以来初の経済プラス成長を達成したと主張。
12/27 ソマリアのファルマージョ大統領、汚職捜査のためとしてロブレ首相の首相権限を一時停止、首相官邸周辺に治安部隊配置。情報省次官が間接的クーデターと非難。
12/27 ポーランドのドゥダ大統領、欧州経済領域(EEA)外の企業がメディア企業を所有できないよう規制するメディア規制法案に拒否権を行使。
12/27 中国軍南部戦区空軍、南シナ海でミサイルの空中発射訓練。
12/27 スリランカ外務省、外貨不足を理由に在ナイジェリア大使館、ドイツとキプロスの領事館の閉鎖を発表。
12/27 トルコのチャヴシュオール外相、ロシアに対し北大西洋条約機構(NATO)との対立について建設的な姿勢を採用するよう求める。
12/27 ベラルーシ政府、憲法改正草案*24を発表。かねてルカシェンコ大統領が提案していた。
12/27-31 北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会第８期第４回総会開幕。金正恩総書記が司会。
12/27- オーストリア首都ウィーンでイラン核合意再建交渉再開。
12/28 シリアのラタキア港をイスラエル軍が空爆。コンテナや建造物など大規模な物的損害が発生するも人的損害はなし。
12/28 バーレーン外務省、紛争による弾圧抗議し2011年に外交関係を格下げして以来、初の在シリア大使にワヒード・ムバラク・サヤル氏を任命。
12/28 中国香港特別行政区司法当局、蘋果日報(リンゴ日報)創業者黎智英氏ら7人と関連会社を、扇動出版物発行共謀罪*25で追起訴。
12/28 ソマリア、大統領官邸をロブレ首相に近い兵士らが包囲。
12/28 イスラエルのロシュハアインでガンツ国防相が自宅にパレスチナ自治政府のアッバス議長を招き会談。ヨルダン川西岸のユダヤ人入植者とパレスチナ住民の衝突について、経済、市民生活、治安協力、暴力防止で協議。
12/28 ロシア最高裁、ソビエト連邦時代の弾圧の記録などの活動で知られる人権団体メモリアルに対し、外国の代理人指定の明記を怠ったとする検察の提訴を受け、中核組織解散を命令。
12/28 ロシアのサンクトペテルブルクで独立国家共同体(CIS)首脳会議。旧ソ連15カ国中9カ国*26が参加。
12/29 ロシアのサンクトペテルブルクでベラルーシのルカシェンコ大統領がプーチン大統領と会談、2022年春にベラルーシ領内で合同軍事演習を実施する方針を示す。
12/29 中国の香港特別行政区警察、ネットメディア立場新聞を強制捜査、扇動出版物発行共謀容疑で7人*27を逮捕。立場新聞は同日、林紹桐(パトリック・ラム)氏の辞職と全従業員解雇ならびに配信停止を発表。
12/29 中国内務省、インドが実効支配する係争地アルナチャルプラデシュ州に「古里」「馬加」などの公式名称を発表、インド報道によると中国側の集落建設も開始。*28
12/29 韓国軍、日本の島根県竹島で防衛を想定した海軍、海洋警察、空軍による定例訓練。上陸はせず。
12/29 スーダンの北ダルフール州州都アルファシルにある世界食糧計画(WFP)食糧庫から食料1,700t以上が不明な武装勢力に略奪され、州当局は夜間外出禁止令を発表。
12/29 マリのクリコロ州ナラ圏で軍の巡回部隊が待伏せ攻撃を受け、少なくとも兵士8人が死亡。シカソ州シカソ圏ニエナでも襲撃を受けるが死傷者なし。犯行声明なし。
12/29 レバノン首都ベイルートの港で当局が湾岸諸国向けアンフェタミン900万錠を押収。
12/29 国連安全保障理事会、12/24にミャンマーのカヤ州で発生した民間人少なくとも35人が国軍に殺害された事件を非難する報道機関向け声明を発表。
12/30 アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領がウクライナ・ロシア国境情勢と北大西洋条約機構(NATO)加盟国東進問題について電話会談。
12/30 アメリカのバイデン大統領がチリのボリッチ次期大統領と電話会談。
12/30 インドのジャム・カシミール連邦直轄領のアナントナグ地区とクルガム地区で反政府勢力と治安部隊の衝突があり、過激派6人が死亡。
12/30 スーダンの全国で軍政に対する抗議デモが数万人規模に拡大。オムドゥルマンで治安部隊が発砲し少なくとも4人死亡、10/25のクーデター以来デモ関連の暴力で少なくとも52人が死亡。
12/30 サウジアラビアのジッダでダカールラリー開幕直前に会場に向かうアシストカーが爆発、フランス人ドライバーがけが。当局は事件性のない事故として発表するもフランス外務省はテロの疑いを示唆。
12/31 ニカラグア首都マナグアで国交回復に伴い中国大使館が再開。
12/31 パキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州で治安部隊がパキスタンのタリバン運動(TTP)一斉検挙。デライスマイルカーン管区タンク地区の拠点を襲撃、戦闘員少なくとも2人死亡。北ワジリスタン管区ミル・アリで銃撃戦になり少なくとも兵士1人死亡。
12/31 ナイジェリアのザムファラ州バクラ地区からカツィナ州のイスラム学校に移動する通学車列に武装集団の襲撃、不明な人数の生徒を拉致。同日中に21名が治安部隊に救出される。
12/31 チュニジア当局、最大政党エンナハダ党副党首ヌーレディン・ブハリを逮捕拘束。
変更履歴
2022.01.05
12/30 サウジアラビアの爆発の項を追加。
12/31 ナイジェリアの拉致事件の項を追加。
2022.01.06
12/31 チュニジアの項を追加。
2022.01.10
12/29 中国のインドとの係争地命名の項を追加。
2022.01.15
12/06 外交的ボイコットの項にオーストラリア、イギリス、カナダを追記。
*1:ロシアのラブロフ外相が、NATO東方拡大停止やロシア国境付近の武器配備を排除する合意提案を主張。ウクライナのクレバ外相が、NATO加盟断念を求めるロシアに対し、加盟断念は選択肢にないと断言。
*2:10/25のイエメン戦争へのアラブ連合介入非難発言に対するアラブ諸国の非難と対抗措置を受けた判断。11/04には首相から辞任勧告を受けていたほか、フランスの働きかけも受けていた情報も報道される。
*3:襲撃したトラックと遺体を操作したが武器の類は出てこなかったという。
*4:欧州連合(EU)、英国、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ルーマニア、ウクライナなど110ヵ国。
*5:ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の報告による。
*6:国軍のクーデターが違法であり命令が無効とする声明が刑法505条(b)扇動罪とされ禁錮2年、COVID-19流行下2020年11月の選挙で有権者に手を振ったことが自然災害管理法違反とされ禁錮2年。訴追は残9件、捜査中が2件。
*7:10年間の防衛技術協力協定と1年間の石油契約を締結。他にも海軍基地相互利用、銃のライセンス生産などの軍事協力など安全保障関連の協議。
*8:7月に名古屋市在日本大韓民国民団の建物や韓国学校の建物の一部に放火した容疑で逮捕・起訴されていた奈良県桜井市在住の容疑者を容疑者として再逮捕。
*9:SNS上でロヒンギャに対するヘイトスピーチ、暴力扇動を放置することで広く普及させることに貢献したとし、1500億ドル以上の補償的損害賠償を請求する。通信品位法230条による面積については、ミャンマーの法律を適用するよう求める。
*10:バイデン大統領は、ロシアがウクライナ国境に軍を集結させているとして懸念を伝え、軍事行動のエスカレートに対し経済措置による対抗を示唆。プーチン大統領は、ウクライナへの軍事供与や軍集結により緊張を高めているのはNATOだと主張、ウクライナ含めNATOの東方拡大を受理しない法的保証を求める。
*11:11人は遺体の状況からロープで縛られて暴行を受け、生きたまま焼かれたとみられると報道。国連デュジャリック報道官が12/08に定例会見で非難声明。
*12:国際法でジェノサイド認定の基準となってきた大量虐殺の証拠はなかったとすると同時に、強制避妊手術や産児制限などを特定民族の縮小を目的としてジェノサイドとした。
*13:イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、イランが参加。アメリカは間接参加。
*14:戦闘機「殲16」6機、同「殲10」2機、爆撃機「轟6」2機など
*15:中国のAI企業商湯科技(センスタイム)や新疆ウイグル自治区ウイグル人高官2人、北朝鮮のアニメ制作会社SEKスタジオと関連する企業や個人、李永吉国防相が対象。
*16:中国、ウガンダ、ベラルーシ、バングラデシュ、スリランカ、メキシコ。資産凍結とビザ発行停止、アメリカ国内との取引停止。
*17:平安北道の食料工場について食料工業省食料工業研究院食料機械研究所が関与したとされる記事が掲載された。
*18:ヌメア協定に基づく最後の住民投票。独立反対派がCOVID-19のため公平な投票になっていないとしてボイコット。
*19:1955年スーダン議会が英植民地支配からの独立宣言を発した日でもある。
*20:大使館に卵が幾つも投げつけられ、調べようとした館員が男4人と女1人に暴力を奮われ、鼻や歯が折れる負傷を受け病院に搬送されたと外交官が証言。
*21:ショルツ首相がEU・中国投資協定（CAI）協議再開を申入れ。習近平国家主席はドイツ市場に対し中国投資家に公平なビジネス環境を提供することを望むと述べる。
*22:公職選挙法違反で懲役2年、収賄で懲役20年が確定していた。肩や腰の持病で11/22に入院していたほか、精神的に不安定になっているなど健康状態に配慮したと説明。
*23:軍系ハルビン工業大学教授、中国航天科技集団のトップなどを経て広東省の幹部職。
*24:大統領経験者に対し、在任中の行為責任を問わなず、終身議員の地位を付与するなど大統領経験者の安全を保障する内容。大統領3選禁止規定が復活するが、現職者を規制しない文面。
*25:イギリス植民地時代から続く刑事罪行条例。
*26:ロシア、ベラルーシ、アルメニア、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ジョージアが参加。
*27:林紹桐(パトリック・ラム)編集長代理、鍾律師前編集長は保釈が認められず起訴。何韻詩(デニス・ホー)氏ら4人は正式起訴されず保釈。「蘋果日報(アップル・デイリー)」元副編集長の陳沛敏氏は香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で拘束継続。
