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世界の出来事 -2022年2月-

2022.02. (最終更新:2022.04.29)

02/01 日本衆議院、中国政府による新疆ウイグル自治区チベット、モンゴル、香港などでの人権状況を懸念する決議を賛成多数で採択。*1
02/01 韓国、地域的な包括的経済連携(RCEP)発効。
02/01 ギニアビサウ首都ビサウの大統領官邸周辺で銃撃、11人死亡。クーデター未遂とみられるが首謀者は名乗り出ず、逮捕者も不明。エンバロ大統領は無事。
02/01 ミャンマーのシャン州タチレクの国軍支持派の集会が手投げ弾攻撃を受け少なくとも2人死亡。
02/01 ウクライナ首都キエフをイギリスのジョンソン首相が訪問、ゼレンスキー大統領と首脳会談、ロシアとの問題を協議。ロシアの脅威に対抗すべく、ウクライナ、イギリス、ポーランドによる地域協力の枠組みを発表。
02/01 ロシア首都モスクワをハンガリーのオルバン首相が訪問、プーチン大統領と会談し天然ガス供給拡大と長期契約締結で一致。
02/01 ロシアのプーチン大統領とイタリアのドラギ首相がウクライナ情勢をめぐり電話会談。
02/01 アメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相がウクライナ情勢を巡り電話会談。
02/01 アメリカのバージニア州ブリッジウォーターのブリッジウォーター大学で銃撃事件、大学付き警察官と警備関係者の少なくとも2人が死亡、容疑者は逃走後拘束。ミネソタ州リッチフィールドの特殊学校前の歩道で銃撃、少なくとも生徒1人が死亡、容疑者は逃走。
02/01 ペルーのカスティジョ大統領、内閣改造で閣僚10人を交代。穏健派弁護士のエクトル・バレル氏を3人目の首相に指名。
02/02 シリアのアレッポ県アルバブにミサイル攻撃、少なくとも民間人9人死亡。
02/02 コンゴ民主共和国のイトゥリ州ドジュク地区の国内避難民キャンプをなたで武装した武装勢力が襲撃、少なくとも63人死亡。
02/02 アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビの重要な施設に4機のドローン攻撃、イラク武装組織真約旅団が犯行声明。
02/02 トルコのイスタンブールアルメニア首都エレバンに直行便が就航。
02/02 アメリカのバイデン大統領、ウクライナ情勢を受け、ポーランドルーマニア、ドイツなどへの約3,000人の米軍部隊の派遣を正式に承認。
02/02 パキスタンのバロチスタン州にあるパンジグル準軍事組織駐屯地とノシュキ準軍事組織駐屯地に武装勢力の襲撃、少なくとも兵士4人と襲撃者9人が死亡。
02/02 ナイジェリアのデルタ州沖で200万バレルの石油積載量のタンカーが爆発。
02/02-03 バーレーンイスラエルガンツ防相が予告なしに訪問、サルマン・ハリーファ首相と会談。
02/02-03 コンゴ民主共和国南キブ州で軍治安部隊がブルンジ反政府勢力と同盟関係にある反政府地元民兵に対して大規模作戦、少なくとも指導者3人を含む戦闘員33人を殺害。
02/03 日本の林外相と韓国の鄭義溶外相が電話協議。日本の佐渡金山世界文化遺産登録や慰安婦問題等で平行線。北朝鮮のミサイル発射に対しては緊密な連携を確認。
02/03 インド政府、中国北京冬季五輪大会への外交的ボイコットを表明。
02/03 ウクライナをトルコのエルドアン大統領が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
02/03 シリアのイドリブ県アトメでアメリカ軍特殊部隊がイスラム国(IS)最高指導者アブイブラヒム・ハシミ・クラシ容疑者殺害作戦を実行、容疑者は建物の3階部分全体を巻き添えに自爆したと発表。少なくとも子供6人と女性4人を含む13人が死亡。
02/03 中国首都北京をロシアのラブロフ外相が訪問、王毅外相と会談。ロシアのウクライナにおける行動を中国が支持表明。
02/03 アフガニスタンタリバン暫定政権ムッタキ外相代行と王愚中国大使が会談。従来の農業分野だけでなく自然エネルギー発電や鉱業の開発協力でも協議。
02/03 イギリスのジョンソン内閣の上級職員4人*2が辞任。
02/04 アメリカ下院、米国競争法案を可決。中国に対抗し先端技術の競争力向上を図る。
02/04 欧州連合(EU)、マリの暫定軍事政府上級幹部5人に制裁。
02/04 国連安全保障理事会(安保理)、北朝鮮によるミサイル発射試験について非公開緊急会合。声明はまとまらず。
02/04 イギリスのジョンソン内閣エレナ・ナロザンスキー政策顧問が辞任。
02/04 イエメンのハラドをハディ暫定政府軍が包囲。アラブ連合軍、アンサール・アッラー(フーシ派)に24時間で16回の空爆を実施。
02/04 ロシア国防省ベラルーシ軍の演習場での合同軍事訓練の映像を公開。
02/04 中国首都北京をロシアのプーチン大統領が冬季五輪開会式出席のため訪問、習近平国家主席と首脳会談。
02/04-20 中国北京冬季五輪
02/05 中国の習近平国家主席北京冬季五輪にあわせ、国連のグテレス事務総長、カザフスタンのトカエフ大統領、セルビアのブチッチ大統領、エジプトのシシ大統領らと会談。
02/05 中国北京冬季五輪会場でカタールのタミム首長がアラブ首長国連邦(UAE)ムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン皇太子(MBZ)と昼食会で会話。
02/05 台湾の馬祖列島東引島上空で国籍不明のプロペラ機が防空識別圏に入り超低空飛行。のちに民用中国機「運12」と判明するがグレーゾーン作戦の可能性を専門家が指摘。
02/05 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州ベニの市場で爆弾が爆発、少なくとも4人負傷。
02/05 スーダンの北ダルフール州エル・ファーシルのダルフール国連・AU合同ミッション(UNAMID)本部周辺で政府軍と反政府武装勢力の大規模衝突。
02/05 メキシコのサカテカス州のフレスニヨで10体、ヘネラル・パンフィロ・ナテラで6体の死体が公園の樹に吊るされているのが発見される。
02/05 ペルーのエクトル・バレル新首相、家庭内暴力の告発を受け指名後4日で退陣表明。
02/05 イギリスのジョンソン首相とフランスのマクロン大統領がロシア・ウクライナ情勢を巡り電話会談。
02/05 イギリスのジョンソン首相、高官辞任を受け新人事発表。首席補佐官をバークレー内閣府担当相が兼任。
02/06 チュニジアのサイード大統領、裁判官の任命権を有する司法独立監視機関である最高司法評議会を解体。
02/06 パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州クラン地区でアフガニスタン側からのパキスタンタリバン運動(TTP)の攻撃により少なくとも兵士5人死亡。
02/06 チリのアラマンド外相が辞任。バルディビア外務次官官房が代理就任。辞任理由は明らかでないが職務を全うしていないとの野党の批判が理由とされる。
02/06 中国首都北京を冬季五輪開会式出席に訪問したアルゼンチンのフェルナンデス大統領が習近平国家主席と会談。アルゼンチンは台湾に関する中国の主張を、中国はフォークランド諸島に関するアルゼンチンの主張をそれぞれ支持する共同声明を発表。
02/06 コスタリカ総選挙。大統領、副大統領、議会(57)議席改選。当選要件の得票率40%に届かず、フィゲレス元大統領とチャベス財務相が04/03に決選投票。
02/06 エストニア北大西洋条約機構(NATO)冬季軍事演習。イギリス、エストニア、フランスから兵士約1,300人が参加。
02/06 カナダ首都オタワ市ワトソン市長、でSARS-COV-2ワクチン接種義務化に抗議するトラック運転手らが道路を封鎖する抗議活動が大規模化したため非常事態を宣言。
02/06 ベネズエラのアラグア州ラス・テヘリアスで治安部隊がギャングと銃撃戦、リーダーのカルロス・リベッテを含む容疑者26死亡。
02/06 アフリカ連合(AU)首脳会議、イスラエルのオブザーバー資格剥奪がパレスチナから要請された問題について投票の1年延期を決定。*3
02/06-07 北朝鮮最高人民会議金正恩総書記は出席せず。「育児法」や「海外同胞権益擁護法」を採択。
02/07 イスラエル議会をアラブ首長国連邦(UAE)国民評議会の議員3人が訪問。
02/07 ナイジェリアのボルノ州でイスラム国西アフリカ州(ISWAP)とボコハラムの構成員とその家族、男性22人、女性27人、子供55人の計104人が投降。
02/07 イラク国会、ホシエ・ゼバリ元外相の大統領信任投票を予定していたが、2016年の汚職申立に応じ延期、新政権組閣も延期。
02/07 カザフスタンのトカエフ大統領、ナザルバエフ前大統領を安全保障会議と諸民族会議の終身議長と定めた法律の改正案に署名。
02/07 アメリカ首都ワシントンをドイツのショルツ首相が訪問、バイデン大統領が首脳会談、ロシアによるウクライナ東部問題について協議。バイデン大統領はロシアがウクライナに侵入した場合にノルドストリーム2を停止すると宣言。
02/07 ロシア首都モスクワをフランスのマクロン大統領が訪問、プーチン大統領ウクライナを巡り首脳会談。
02/07 ウクライナ首都キエフオーストリアチェコスロバキア外相が訪問。
02/07-08 ウクライナ首都キエフをドイツのベアボック外相が訪問、クレバ外相と会談し揺るぎない支援を確約。ゼレンスキー大統領は直前に会談をキャンセル。ベアボック外相、ドネツク州シロキネを視察。
02/08 台湾政府、日本5県*4産食品輸入禁止措置解除を発表。特定の野生品目は引き続き禁止するほか、産地に関わらず検査や証明の規制は継続。
02/08 ベルギー警察、アントウェルペンで大規模捜査、イスラム過激派グループとの繋がりが疑われる13人を拘束。
02/08 ペルーのカスティジョ大統領、アニバル・トーレス法務長官を首相に指名。半年で4回目の首相交代。
02/08 ベナンのW国立自然公園で警邏隊が待ち伏せ攻撃を受け、レンジャー5人と兵士1人、公園職員1人、フランス人教官1人が死亡。
02/08 ネパール政府がカルナリ州フムラ郡に対する中国による領土侵犯を非難する報告書を2021年9月に作成していたとBBC報道。
02/08 シリア首都ダマスカス近郊をイスラエル空爆
02/08 イスラエルの特殊部隊、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ナブルス地区でパレスチナ人3人を乗用車に多数発砲して殺害。
02/08 ウクライナのゼレンスキー大統領、ドイツのベアボック外相との会談をキャンセル。
02/08 ウクライナ首都キエフをフランスのマクロン大統領が訪問、ゼレンスキー大統領とロシアとの関係を巡り首脳会談。
02/08 ドイツ首都ベルリンをフランスのマクロン大統領とポーランドのデュダ大統領が訪問、ショルツ首相とウクライナとロシアの問題をめぐり首脳会談。
02/09 台湾をソマリランドの外相にあたるイッサ・カイド・モハムド氏の率いる代表団が訪問、蔡英文総統と会談。民主主義や自由の価値観共有を確認、各分野協力で一致。
02/09 国連のハーグ国際裁判所、1990年代のアフリカ諸国間戦争の賠償としてウガンダに対し、コンゴ民主共和国(DRC)への3億2,500万ドルの支払いを命ずる
02/09 オーストラリアをリトアニアのランズベルギス外相が訪問、ペイン外相と会談。対中国関係で協調で一致。
02/09 日本の岸田首相とイランのライシ大統領が電話会談。岸田首相が核合意復帰期待を伝えるほか、関係拡大と緊密な意思疎通で一致。
02/09 日本の岸田首相とカナダのトルドー首相が電話会談、ウクライナ情勢や環太平洋経済連携協定(TPP)などについて協議。
02/09 アメリカのニューヨークのマンハッタンで韓国国連代表部所属外交官が路上で襲われ負傷。
02/09 アメリカのバイデン大統領とサウジアラビアのサルマン国王と電話会談。アンサール・アッラー(フーシ派)との戦いで協力で一致。
02/09 スロバキア議会、アメリカ軍に空軍基地2か所を10年間使用許可を出す防衛協定を承認。
02/10 リビア首都トリポリでドベイバ暫定首相らが乗った車が何者かに発砲され車窓破損、負傷者なし。
02/10 リビアのトブルクの暫定議会、ファティ・バシャガ前内務大臣を新首相に任命。バシャガ氏は政権以降の為トブルクから首都トリポリに移動。
02/10 ソマリアで議会選挙の代表団が乗ったミニバスが自爆テロに遭い少なくとも6人死亡。アルシャバーブが犯行声明。
02/10 メキシコのオアハカ州で記者が銃殺され、警察は容疑者2人を逮捕。2021年に入って記者殺人は5人目。
02/10 ブルキナファソフランス軍イスラム過激派10人を殺害。
02/10 ギニアビサウで02/01のクーデター未遂事件の容疑者として元海軍長のチュト元少将、ヤラ元将校を含む3人がアメリカの麻薬取締機関に逮捕される。
02/10 ソマリア首都モガディシュの大統領官邸に続く検問所付近で自爆テロ、少なくとも6人死亡。
02/10 ナイジェリアのエヌグ州州都エヌグ警察駐在所を分離主義武装勢力が襲撃、少なくとも警官3人が死亡。
02/10 ナイジェリアのボルノ州グビオ近くのイスラム武装勢力の拠点を治安部隊が襲撃、少なくとも武装勢力20人が死亡。
02/10 中国税関総署がリトアニア産牛肉の輸入を停止していたことが判明。理由は不明。
02/10 ドイツ首都ベルリンでウクライナ、ロシア、フランス4か国がロシアとウクライナの問題で高官級協議。進展なし。次回は3月を予定。
02/10 ロシア首都モスクワをイギリスのトラス外相が訪問、ラブロフ外相と会談。ウクライナ情勢や欧州安保について協議するも平行線。
02/10 ポーランド首都ワルシャワをイギリスのジョンソン首相が訪問、ドゥダ大統領と協議。ロシアがウクライナに再侵攻した場合、ノルドストリーム2の稼働再検討で一致。
02/10 ベルギー首都ブリュッセル北大西洋条約機構(NATO)本部をイギリスのジョンソン首相が訪問、ストルテンベルグ事務総長とロシア軍とベラルーシ軍の合同軍事演習を含むウクライナ情勢について協議。
02/10-12 オーストラリアでアメリカのブリンケン国務長官と日本の林外相、インドのジャイシャンカル外相がペイン外相とクアッド外相会談。
02/10-20 ベラルーシで軍とロシア軍が合同軍事演習「同盟の決意2022」。
02/10- ウクライナ、独自に軍事演習。
02/11 イエメンのハジャとサーダでアンサール・アッラー(フーシ派)拠点をサウジアラビア主導のアラブ連合が16回の空爆を実施、軍用車両13台と武装勢力を殺害したとサウジアラビア国営報道機関発表。
02/11 ベルギーのリエージュと中国の新疆ウイグル自治区カシュガルの直通貨物便が開通し、既に3便が到着しているとレコー紙が報道。EU制裁対象の新疆生産建設兵団(XPCC)関連企業が出荷元であり、同社製品が含まれている疑惑。
02/11 イエメンのアビヤン県でイエメン人4人を含む国連職員5人が不明な武装勢力に拉致される。南部評議会はこれをテロ作戦として非難。
02/11 オーストラリアのメルボルンでペイン外相、日本の林外相とアメリカのブリンケン国務長官、インドのジャイシャンカル外相がクアッド外相会談。林外相とペイン外相も個別に会談、TPP戦略や安全保障協力などを協議。
02/11 アフガニスタン首都カブール国民難民高等弁務官事務所(UNHCR)で、外国特派員2人とアフガン人スタッフ複数名が一時拘束される。
02/11 イエメンのアビヤン県で国連職員5人が誘拐される。
02/11 アメリカのバイデン大統領、国内で凍結していたアフガニスタン中央銀行の資産約70億ドルを連邦準備銀行に集める大統領令に署名。35億ドルをアフガニスタン人道支援に、残りを同時多発テロ被害者訴訟の賠償金に充てる。
02/11 アメリ国防省、ロシアとベラルーシの合同軍事演習に対応し、ポーランドに新たに兵士3,000人を増派すると発表。
02/11 アメリカ政府、バイデン政権として初めてのインド太平洋戦略を発表。
02/11 アメリカのバイデン大統領、欧州各国*5に呼掛け緊急電話会談。
02/11 アメリカのサリバン大統領補佐官、ロシアの侵攻が02/14に予想されるとし、ウクライナ在住米国人に24~48時間以内の退避を呼掛け。
02/11 日本外務省やイギリス外務省*6ウクライナ在住の自国民に退避勧告
02/11 ノルウェーの軍事情報部、ロシアはウクライナで幅広い軍事作戦を実施する準備ができていると述べる。
02/11 ロシア首都モスクワをイギリスのウォレス国防相が訪問、ショイグ国防相ウクライナ情勢を巡り会談。
02/12 ミャンマー政府、連邦記念日祝賀式典。携帯通信網を大幅に制限。囚人814人を恩赦。
02/12 パキスタンパンジャブ州のカネワル地区でコーランの頁を燃やしたと告発された男が暴徒に殺害され、少なくとも85人が逮捕される。
02/12 ブルキナファソフランス軍が、02/08のでの治安部隊殺害に関連し報復空爆を実施、武装勢力約40人を殺害。
02/12 カナダ各地でトラック運転手が始めて反ワクチン活動家や右翼団体が合流し大規模化したワクチン接種義務化抗議デモについて、オンタリオ州警察がアンバサーダー橋を封鎖していたデモ隊の退去を開始。
02/12 アメリカのハワイでブリンケン国務長官、日本の林外相、韓国の鄭義溶外相と北朝鮮問題を巡り外相会談。また、林外相と鄭義溶外相も個別に会談、両国間の懸案事項について協議。
02/12 アメリカのブリンケン国務長官ソロモン諸島に大使館を開設する計画を発表*7
02/12 ロシアのウクライナ国境地帯への兵力展開について、ロシアと相次いで協議。アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談。フランスのマクロン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談。アメリカのブリンケン国務長官とロシアのラブロフ外相が電話会談。アメリカのオースティン国防長官とロシアのショイグ国防相が電話会談。
02/12 ウクライナ首都キエフロシア大使館駐在員の一部が国外に撤収。ロシア外務省ザハロワ情報局長は業務は継続するが人員配置の最適化を実施したと発表。
02/12- 黒海でロシア艦隊が30隻以上の艦艇による海上軍事演習。
02/13 ドイツ大統領選挙。SPDのシュタインマイヤー大統領が再選。
02/13 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州で連合民主軍(ADF)の襲撃により少なくとも民間人7人と武装勢力4人が死亡。
02/13 マリのトンブクトゥ州ニアフンケの基地をイスラム武装勢力が襲撃、兵士2人と武装勢力5人が死亡。
02/13 イスラエルの東エルサレムのシェイク・ジャラ地区でパレスチナ人と遊佐や腎盂はが衝突、警察が12人拘束、パレスチナ人31人負傷。
02/13 アメリカのハワイで日米韓外相会談。5年ぶりの共同声明発表。
02/13 アメリカのバイデン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領がロシア情勢について電話協議。ゼレンスキー大統領はバイデン大統領をキエフに招待したが、米外務省発表はその件に触れず。
02/13 ウクライナドネツク州から欧州安全保障協力機構(OSCE)アメリカ人はじめ各国スタッフが退避開始。
02/13 日本外務省、在ウクライナ日本大使館員をごく少数をのぞき退避させると発表。滞在する日本人約150人に直ちに国外退避するよう呼び掛ける。
02/14 アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビをトルコのエルドアン大統領が訪問、ムハンマド皇太子と会談。9年ぶり。防衛産業や経済など13分野で合意文書を交わし協力拡大で一致。
02/14 セネガルのカザマンス地域で、カザマンス民主軍運動(MFDC)により01/24にガンビアで捕えられたセネガル人兵士7人がガンビア政府と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)職員に引き渡される。
02/14 スーダン首都ハルツームで続くクーデターへの抗議デモで治安部隊により参加者少なくとも1人が射殺される。スーダン専門家協会(SPA)、刑事告発のない恣意的拘束が100人を越えたと非難声明。
02/14 カナダのトルドー首相、COVID-19対策に反対する首都オタワで01/28から各地に拡大する抗議デモに対処するため緊急権限発動*8
02/14 パキスタン首都イスラマバードをイランのアフマド・ヴァヒディ内務大臣率いる代表団が訪問、アーメド内務大臣、バジュワ陸軍幕僚長、およびカーン首相と協議。国境問題確定の合同作業部会を設置。アフガニスタン状況の収束に向けた協力で一致。
02/14 ドイツのミュンヘンで通勤客らを乗せた都市鉄道Sバーンのエーベンハウゼン・シェフトラルン駅付近で列車同士が衝突、少なくとも1人死亡。
02/14 日本をカンボジアのフン・セン首相の長男フン・マネット陸軍司令官が訪問、林外相と会談。ミャンマー情勢対応での協力で一致。
02/14 ロシア、プーチン大統領とラブロフ外相およびショイグ国防相とのウクライナ情勢をめぐる公開会議をそれぞれ放送。ラブロフ外相が外交的解決を主張。ショイグ国防相ベラルーシで実施中の大規模軍事演習の一部を終了すると表明。
02/14 アメリカのバイデン大統領とイギリスのジョンソン首相がロシアのウクライナ国境情勢をめぐり電話会談、外交努力で一致。
02/14 アメリカ外務省、ウクライナ首都キエフアメリカ大使館機能を一時リビウに移転すると発表。
02/14 アメリカのブリンケン国務長官ウクライナに対する10億ドルじょうげんのソブリン債提供を表明。
02/14 ウクライナ首都キエフをドイツのショルツ首相が訪問しゼレンスキー大統領と首脳会談、ロシア問題で協議。
02/14 ウクライナドネツク州ヴォルノヴァーハ地区フラニトネ村でウクライナ兵と口論になりギリシャ駐在員2人が殺害される。
02/14 国連のグテーレス事務総長がロシアのラブロフ外相、ウクライナのクレバ外相とそれぞれオンライン会談。
02/14 G7財務相、ロシアがウクライナに軍事的侵攻をした場合、経済・金融制裁を科す用意があると共同声明。
02/14- バーレーンイスラエルのベネット首相が訪問、ハマド国王らと会談。
02/15 イラク最高裁クルド自治区(KRG)に対し全ての石油とガスの契約*9を無効とし、管理を政府に引き渡すよう命令。KRGは違憲として反発。
02/15 コンゴ民主共和国(DRC)のイトゥリ州バニャリ・キロ行政区をコンゴ開発協同組合(CODECO)が襲撃、少なくとも子供7人と女性6人を含む18人が死亡。
02/15 エチオピア人民代表議会(下院)、ティグライ人民解放戦線(TPLF)との戦闘で2021年11月に発出した非常事態宣言を前倒し解除。312議席中反対63議席、棄権21議席
02/15 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸ナビサレでパレスチナ人男性がイスラエル軍兵士に射殺される。
02/15 ホンジュラス当局、アメリカ当局から麻薬密売容疑で引き渡し要求を受けていたエルナンデス前大統領を首都テグシガルパの自宅で逮捕。
02/15 ベルギー首都ブリュッセルをコロンビアのドゥケ大統領が訪問、北大西洋条約機構(NATO)ストルテンベルグ事務総量と会談。ロシアがウクライナに侵攻した際にNATOを支持すると表明。
02/15 イギリスのロンドン保険市場の戦争委員会連合(JWC)、黒海アゾフ海海域を高リスク地域リストに追加。*10
02/15 日本の岸田首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。岸田首相はウクライナの領土一体性を支持、借款1億ドルの用意があると表明。
02/15 ウクライナ情報通信当局、国防相や軍、大手銀行のサイトがDDoS攻撃を受けたと発表。アクセス困難になるなどの不具合が発生。
02/15 ロシア下院でドネツクとルガンスク両共和国の承認を大統領に要求する2つの法案が提議、賛成351、反対16、棄権1で可決。
02/15 ロシア国防省報道官、西部と南部軍管区一部部隊が演習終了により撤収を開始したと発表。
02/15 ロシア首都モスクワをドイツのショルツ首相が訪問しプーチン大統領と首脳会談、ウクライナ国境に展開したロシア軍について協議。*11
02/15 シリアをロシアのショイグ国防相が訪問、アサド大統領と会談したほか、ラタキア県ジャブレ郡フメイミム・ロシア空軍基地を視察。
02/15-17 カンボジア首都プノンペン東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議。ミャンマーは欠席。議長国カンボジアは3月第2週にミャンマーにプラク・ソコン副首相兼外相を特使として派遣する方針を表明。
02/15- 日本をカンボジアのフン・セン首相が後継指名したフン・マネット陸軍司令官が訪問、林外相、岸田首相と会談。
02/15- アメリカのオースティン国防長官がベルギー、ポーランドリトアニアを歴訪。
02/16 北朝鮮、故金正日総書記の生誕80年の記念日祝賀行事。
02/16 コンゴ民主共和国(DRC)のイトゥリ州にチセケディ大統領が反政府武装勢力コンゴ開発協同組合(CODECO)との停戦交渉のため派遣した、軍閥元指導者2人を含む交渉代表団8人が武装集団に拘束される。拠点のひとつグッシに連行されたものとみられる。
02/16 ソマリア首都モガディシュのカクスダ地区の警察署を重武装武装勢力が襲撃、治安部隊と銃撃戦。また、ダルサラームを標的に自動車爆弾、少なくとも少女2人が死亡。アルシャバーブが犯行声明。
02/16 ニジェールのティラベリ州ゴティエで即席爆弾が兵士少なくとも5人を殺害。
02/16 イスラエル軍ゴラン高原から、シリアのザキヤを標的にした複数のミサイル攻撃。
02/16 カタール首都ドーハで欧州連合(EU)とアメリカの代表団とタリバンのムッタキ外相代理が率いるアフガニスタン代表団が会談。
02/16 イギリスのパテル内相、投資によるゴールデンビザ制度を廃止。ロシア新興財閥などの資金洗浄を防ぐ目的。
02/16 欧州司法裁判所、「法の支配」非遵守を理由にしたEU資金供与差止を不服とし無効としたポーランドハンガリーの主張を退ける最終審判決。
02/16 ロシア国防省クリミア半島で行われていた軍事演習が終了し撤収を開始したと発表。
02/16 ロシア首都モスクワをブラジルのボルソナロ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。ウクライナ情勢をめぐり外交解決で一致。
02/16 ウクライナのリウネ州の軍事演習場の演習「吹雪2022」をゼレンスキー大統領が視察、更にドネツク州を視察。
02/16 ベルギー首都ブリュッセル北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会、ロシアとウクライナの情勢をめぐり東欧防衛力強化方針を決定。
02/16 中国の習近平国家主席とフランスのマクロン大統領が電話会談、仏にロシアとウクライナの情勢をめぐり対話解決を呼び掛け。
02/16-17 北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会。
02/16-18 ロシアのボリソフ副首相が中南米歴訪。ベネズエラ首都カラカスでマドゥロ大統領、ニカラグア首都マナグアオルテガ大統領、キューバ首都ハバナでカネル大統領と会談。
02/17 欧州連合(EU)欧州議会、フィリピンで超法規的殺人や深刻な人権侵害があったとし、脅迫や不当逮捕の停止を求める非難決議。
02/17 フランスのマクロン大統領、マリ駐留軍撤退を発表。既に撤収している駐屯地のほか残る3か所も半年以内に閉鎖する計画。
02/17 オーストラリア軍哨戒機、アラフラ海で哨戒機が中国の艦船からレーザー照射を受ける。
02/17 ウクライナ首都キエフをイギリスのトラス外相が訪問、クレバ外相と協議。(ポーランドのラウ外相も出席予定だったが移動手段の都合で欠席。)三国間協力覚書に署名し共同声明を発表。*12
02/17 日本の岸田首相とロシアのプーチン大統領ウクライナ情勢および平和条約に関し電話会談。*13
02/17 ベラルーシのルカシェンコ大統領、外部からの脅威に直面すれば核兵器受入れ容認があり得ると表明。
02/17 ロシア政府、北大西洋条約機構(NATO)東進とウクライナ情勢を巡る安全保障問題に関しアメリカ政府に書面回答。要求激化。
02/17 ロシア政府、在ロシア アメリカ大使館のゴーマン次席公使を国外追放。アメリ国務省は「いわれがない」と非難。
02/17 国連安全保障理事会ウクライナ情勢を巡り公開会合。米ロが対立。
02/17 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)がロシアとウクライナの情勢をめぐり緊急首脳会議。ロシアのウクライナ侵攻に対する大規模制裁の方針を再確認。
02/17-18 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)とアフリカ連合(AU)と合同首脳会議。
02/17- ウクライナドネツクドネツク空港とエレノフカ村付近で砲撃音。*14停戦違反の砲撃が激化。
02/18 インドとアラブ首長国連邦(UAE)、包括的経済連携協定(CEPA)締結で合意。
02/18 カナダ首都オタワ中心部を占拠していたCOVID-19対策への抗議デモを警察当局が排除開始、100人以上を拘束し21台以上の車両を排除。
02/18 ニジェールのマラディ州でナイジェリア軍が国境地帯の武装勢力空爆しようとして誤爆、少なくとも子供7人が死亡。
02/18 マリのガオ州国境地帯で軍の治安部隊が大サハラのイスラム国(ISGS)とみられる身元不明の武装勢力の襲撃を受け、武装勢力57人とマリ人兵士8人が死亡、兵士4人が行方不明。
02/18 環太平洋連携協定(TPP)参加国がイギリス加入に向けた首席交渉官オンライン会合。ルール分野の協議をほぼ終え、関税分野の交渉に入ると発表。
02/18 トルコのエルドアン大統領と北大西洋協力機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が会談。
02/18 アメリカのバイデン大統領、ロシアのプーチン大統領ウクライナ侵攻を決断したと確信していると発表。
02/18 アメリカのバイデン大統領主催で米英独仏加欧*15NATOの電話首脳会議。
02/18 ウクライナドネツク州で親ロシア派勢力ドネツク民共和国(DPR)指導者プシーリン氏、紛争激化のおそれを受け住民のロシアのロストフ州への避難を開始すると発表。*16
02/18 ウクライナドネツクドネツク市中心部で自動車が爆発*17
02/18 ウクライナルガンスク州で親ロシア派勢力ルガンスク人民共和国(LPR)指導者パセクニク氏、住民にロシアへの避難を勧告、武装蜂起を呼掛け。
02/18 ウクライナルガンスク州親ロシア派支配地域でドルジバパイプラインが爆発。
02/18 ウクライナ政府軍、新ロシア派武装勢力との戦闘で兵士1人が死亡したと発表。
02/18 ロシア首都モスクワをベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、プーチン大統領と首脳会談。
02/18 ロシアのプーチン大統領、予備役動員令に署名。ロシア軍、国家親衛軍、保安機関に動員される。
02/18 オーストリア首都ウィーンで欧州安全保障協力機構(OSCE)がウィーン文書についての大使級会合。ロシアは欠席。
02/18-20 ドイツでミュンヘン安全保障会議*18
02/19 ソマリアのヒーラーン州州都ベレトウェインの地元の役人や政治家が集まる飲食店で爆弾テロ、地区副長官2人を含む少なくとも13人死亡。犠牲者の殆どが民間人だった。アルシャバブが犯行声明。
02/19 チュニジアチュニジア労働組合(UGTT)、ヌーレディン・タボウビ氏が会長に再選。
02/19 ウクライナの親ロシア派勢力ドネツク民共和国(DPR)指導者プシーリン氏とルガンスク人民共和国(LPR)指導者パセクニク氏、それぞれ予備役を招集、総動員令に署名し発動。
02/19 ロシア、プーチン大統領指揮のもと戦略核使用想定の大規模軍事演習。南部軍管区、黒海艦隊、北方艦隊、航空宇宙軍、ミサイル部隊などが参加。弾道ミサイル試射も実施*19ベラルーシのルカシェンコ大統領も視察。
02/19 集団安全保障条約機構(CSTO)のザシ事務局長、ウクライナ東部の新ロシア派氏亜飛地域への平和維持部隊派遣は、ウクライナの善意と国連安保理の命令および構成国の決断があれば理論上可能との見解を示す。
02/19 ドイツのミュンヘンでロシアとウクライナの情勢を巡りG7緊急外相会議。重大な懸念を表明しロシアの侵攻に制裁を警告する共同声明を発表。
02/19 ウクライナ政府軍、新ロシア派武装勢力との戦闘で兵士2人が死亡したと発表。
02/20 エチオピア青ナイル川の大エチオピアルネサンスダム(GERD)での発電を正式に開始。
02/20 ドミニカ共和国、ハイチとの国境約400kmのうち164kmへの不法越境防止壁建設計画を開始。
02/20 ニジェールのティラベリ県で不明な反政府武装勢力の襲撃により、少なくとも民間人18人が死亡。
02/20 ミャンマー外務省、来訪が決まっている東南アジア諸国連合(ASEAN)特使プラク・ソコン カンボジア副首相兼外相について、民主派勢力をテロ集団都市、面会を認めないとする報道文発表。
02/20 フィリピン外務省、02/17の欧州議会による非難決議を不公平で事実無根として非難。
02/20 アメリカのバイデン大統領、イギリスのジョンソン首相、フランスのマクロン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの対応をめぐり電話会談。
02/20 フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領ウクライナ情勢を巡り電話会談。引き続きアメリカのバイデン大統領とも会談。*20
02/20 ロシア首都モスクワのアメリカ大使館、大都市の公共エリアや国境付近で緊張が高まっている地域で襲撃の恐れがあるとして米国人に注意喚起。
02/20 ロシア、ウクライナ東部情勢悪化を理由として02/10から開始していたベラルーシとの合同軍事演習「同盟の決意2022」延長を決め、推定3万人規模のロシア軍は駐留を継続。
02/21 香港政府、地域包括的経済連携(RCEP)への加盟申請。
02/21 ナイジェリアのニジェール州で路傍爆弾により治安部隊少なくとも4人死亡。
02/21 中央アフリカ共和国(CAR)首都バンギの空港でミヌスカ参謀長を護衛していたフランス外人部隊4人が国連組織証にも関わらずロシアのワグナー社の傭兵に拘束、武装解除のうえ尋問される。空港にはトゥアデラ大統領が着陸しようとしており、暗殺を疑われたという。国連は地位協定違反と非難。
02/21 中国首都北京で在中国日本大使館職員を当局が拘束。翌日、日本はウィーン条約違反として抗議。
02/21 欧州連合(EU)外相理事会、ミャンマー国軍軍事政権に対し、国民への人権侵害を理由に、閣僚ら22人と4組織に渡航禁止と資産凍結の追加制裁。
02/21 イランの東アゼルバイジャン州州都タブリーズのモナジェム地区でCOVID-19対策で休校していた学校の校舎に訓練飛行中の軍のF5戦闘機が墜落、乗員2人と通行人1人の少なくとも3人が死亡。
02/21 中国外務省の汪文斌副報道局長、反外国制裁法にもとづき台湾に武器売却を決めたとしてアメリカのロッキード・マーティン社とレイセオン社に制裁を科すと発表。内容詳細は不明。
02/21 日本の岸防衛相とポーランドのブワシュチャク国防相がオンライン会談、日波防衛協力交流覚書に署名。ウクライナにおけるロシアの「力による一方的な現状変更」を認めない立場を確認。
02/21 欧州安全保障協力機構(OSCE)が議長国ポーランドの要請によりロシアとウクライナ情勢について常設理事会臨時会合。
02/21 フランスのルドリアン外相とロシアのラブロフ外相がウクライナ情勢をめぐり電話協議。
02/21 ウクライナ東部親露派勢力ドネスク人民共和国(DPR)指導者プシーリン氏とルガンスク人民共和国(LPR)指導者パセクニク氏、両勢力の独立国家としての承認をロシアのプーチン大統領に要請。
02/21 ロシア、国家安全保障会議を招集、議事を放送*21
02/21 ロシアのプーチン大統領ウクライナ東部親露派勢力ドネスク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)を承認、両国に於いてロシア軍が平和維持活動を可能とする大統領令に署名、モスクワの大統領府で両勢力幹部出席のもと署名式。両国と友好協力・相互援助条約も同時に締結。ミンスク合意2がロシアにより事実上破棄される。
02/21 ロシアのプーチン大統領ウクライナ東部親露派勢力ドネスク人民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)への平和維持部隊派遣を命令。
02/21 アブハジアウクライナのドンバスへの軍による平和維持活動に参加する用意があると表明。
02/21 ニカラグアウクライナの親露派勢力ドネツク民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)を承認。シリア、イエメンのアンサールアッラーがロシア政府を支持。
02/21 ドイツのショルツ首相がロシアのプーチン大統領と電話会談、ウクライナ東部親露派勢力国家承認を非難。
02/21-22 カタール首都ドーハをイランのライシ大統領が訪問、タミム首長と会談。のち、ガス輸出国フォーラム(GECF)首脳会議に出席。
02/22 ミャンマーのザガイン州カウリン郡区ミンゴン村を国軍部隊が襲撃、少なくとも民間人4人死亡。
02/22 オランダ首都アムステルダムアップルストアで銃を持った人物が少なくとも1人を人質に立てこもり、2億ユーロを要求。犯人は突入した警察車両にはねられ、翌日死亡。
02/22 イスラエルヨルダン川西岸でイスラエル軍パレスチナ人の少年を殺害。軍は軍車両に火炎瓶を投げつけた容疑者3人のうちの1人と主張。
02/22 カタール首都ドーハでガス輸出国フォーラム(GECF)首脳会議。
02/22 ソマリア首都モガディシュのワダジル、ハウルワダグ、ボンドヘア、ホダン地区の警察署に手榴弾攻撃、容疑者7人逮捕。
02/22 北朝鮮金正恩総書記が中国の習近平国家主席に、北京冬季五輪の成功祝賀と、対米共闘を呼び掛ける。
02/22 フランス首都パリで欧州連合(EU)とインド太平洋諸国の計50ヶ国以上の外相会議。中国と台湾は招かれず。
02/22 アメリカ司法省、産業スパイなどによる中国の技術窃取を重点的に取り締まる中国イニシアチブの打ち切りを宣言。ロシア、イラン、北朝鮮を名指しし対象国を絞らない幅広い情報保護を目指すと発表。
02/22 国連安全保障理事会ウクライナをめぐり公開会合。各国が親露派勢力国家承認を非難。
02/22 ベルギー首都ブリュッセルでの欧州連合(EU)緊急外相会議でロシアとウクライナの状瀬への対応を協議。
02/22 ドイツのショルツ首相、ロシアによるウクライナの親露派勢力国家承認と平和維持軍派兵に対する制裁として、ノルドストリーム2の認可手続き停止を表明。ハーベック経済・気候保護相は完全停止もあり得ると発言。
02/22 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領がドンバス地域親露派勢力独立承認を受け、ロシアとの国交断絶を検討していると表明。
02/22 ウクライナのゼレンスキー大統領、予備役動員の大統領令に署名。総動員は行わず。
02/22 アメリカのバイデン大統領、ウクライナのドンバス地域親露派勢力への平和維持軍派兵を侵攻の開始について、ロシアに対し制裁*22を発表。イギリス*23欧州連合(EU)*24もそれぞれ制裁を発表。ドイツはノルドストリーム2監督当局に審査停止を指示。
02/22 ロシア外務省、ウクライナから外交官の避難を決定したと発表。翌日、大使館から国旗が降ろされる。
02/22 ロシアのプーチン大統領ウクライナ最後通牒。クリミアをロシア領と認めよ、NATO加盟要望を取り下げ中立化せよ、非武装化せよ、とするもの。
02/22 ロシア首都モスクワをアゼルバイジャンのアリエフ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。プーチン氏は、帝国復活希求の憶測が予期されるが事実無根だと発言。
02/22 ベネズエラマドゥロ大統領、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ東部親露派勢力ドネツク民共和国(DPR)とルガンスク人民共和国(LPR)国家承認を支持する声明を発表。
02/22 キューバ政府、ロシアによるウクライナ東部親露派勢力独立承認について、アメリカを非難し対話解決を促す声明を発表。
02/22-03/05 タイで多国間共同軍事訓練コブラ・ゴールド*25
02/23 シリア首都ダマスカス近くにイスラエルからの空爆、少なくとも兵士3人が死亡。
02/23 ナイジェリアの国家麻薬法執行機関(NDLEA)がオンド州で大麻農場計255haを破壊し13人を逮捕したと発表。
02/23 ミャンマーのザガイン州カウリン郡区タウンファイ村に国軍部隊が襲撃、撤収後に後ろ手に縛られ首などに刺傷のある少なくとも4人の死体が発見される。
02/23 トルコのエルドアン大統領とアゼルバイジャンのアリエフ大統領が電話会談。両国関係、ロシアとウクライナの情勢について協議。
02/23 ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談。ウクライナ情勢の緊張緩和と平和維持でトルコが関与する用意があると表明。
02/23 アメリカのバイデン大統領、ロシアがウクライナにかけている軍事的圧力への報復としてノルドスリーム2ガスパイプライン事業会社とその役員に制裁を科すと発表。
02/23 日本の岸田首相、ロシアがウクライナにかけている軍事的圧力への報復として制裁を発表。*26
02/23 ドイツ首都ベルリンをフランスのルドリアン外相が訪問、ベアボック外相と会談。ウクライナに対する軍事的圧力に関するこれまでの交渉経緯についてロシアを非難。
02/23 フランスのマクロン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が電話協議。フランスはウクライナの領土維持を支持表明。
02/23 ウクライナ軍、予備役招集開始。
02/23 ウクライナ国家安全保障・国防会議、国家非常事態宣言を承認。国会に送られ、賛成多数で可決。
02/23 ウクライナ議会、東部親露派勢力独立とロシア軍配備を認めた議員を含むロシア人351人に対する入国禁止、資産凍結などの制裁を承認。
02/23-24 国連安全保障理事会緊急公開会合。議長国ロシア。
02/23-24 ロシア首都モスクワをパキスタンのカーン首相が訪問。プーチン大統領と首脳会談。
02/24 カメルーン極北州フォトコルで国境なき医師団(MSF)のチャド人、セネガル人、コートジボワール人、カメルーン人職員5人が拉致される。
02/24 コロンビア軍、ベネズエラ国境地帯の反政府勢力掃討作戦、コロンビア革命軍(FARC)指導者アルトゥーロを含む反政府武装勢力少なくとも23人が死亡。
02/24 ロシアのプーチン大統領ウクライナへの軍事作戦開始をテレビ演説で宣言。ウクライナの非武装化とネオナチ政権一掃を求める。同日、ウクライナ首都キエフドネツク州、ルガンスク州、ハリコフ、オデッサ空爆オデッサ、マウリポリに上陸。
02/24 ロシア各地でウクライナ侵攻に反対する反戦デモ*27、参加者のうち少なくとも1675人が警察に拘束される*28
02/24 ウクライナ、全土に30日間の非常事態宣言。90日間の総動員令発令。
02/24 ウクライナチェルノブイリ原発をロシア軍が占拠。
02/24 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアの侵攻により民間人を含む少なくとも137人死亡、169人負傷と発表。
02/24 ウクライナのゼレンスキー大統領、国家総動員令に署名。18~60歳の男性市民の出国を全面的に禁止。
02/24 ウクライナオデッサ港でトルコの貨物船ヤサジュピターが被弾。
02/24 エストニアラトビアリトアニアのバルト3国、ウクライナ侵攻を開始したロシアの国際銀行間通信協会(SWIFT)からの排除を国際社会に求める共同声明発表。
02/24 ポーランドエストニアラトビアリトアニアのバルト3国、北大西洋条約機構(NATO)条約第4条安全保障上の懸念に関する同盟国協議を要請。
02/24 アメリカのバイデン大統領、ウクライナ侵攻を開始したロシアに追加制裁。*29
02/24 アメリカのバイデン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。
02/24 アメリ国務省、02/17にロシアがゴーマン次席公使を国外追放をした報復として、在米ロシア大使館のトレペルコフ公使参事官を国外追放。
02/24 イギリスのジョンソン首相、ウクライナ侵攻を開始したロシアに追加制裁。*30
02/24 カナダのトルドー首相、ウクライナ侵攻を開始したロシアに追加制裁。*31
02/24 フランスのマクロン大統領、ロシアのプーチン大統領と電話協議。詳細は不明だが成果は乏しかったとされる。
02/24 インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領が電話会談。プーチン氏はウクライナ侵攻に関して説明。モディ氏は暴力の即時停止と外交交渉への復帰を求める。
02/24 中国の王毅外相がロシアのラブロフ外相と電話会談。王毅外相はロシアの安保上の懸念を合理的として理解を示し、各国の主権と領土の一体性を尊重すると伝える。
02/24 中国税関当局、ロシアからの小麦輸入拡大を発表。
02/24 モルドバのサンドゥ大統領、非常事態宣言発令の方針を表明。
02/24 リトアニアのナウセーダ大統領、非常事態宣言発令の方針を表明。
02/24 リトアニアロシア大使館第3書記官が大使館近くで襲撃を受ける。
02/24 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)緊急首脳会談。ウクライナ侵攻を巡りロシアに追加制裁。*32
02/25 アフガニスタンのクンドゥズ州、タハール州の4箇所で相次いでポリオワクチン接種メンバーが攻撃を受け、少なくとも8名死亡
02/25 アフガニスタンカンダハル州スピンボルダックでタリバンパキスタン軍が交戦、少なくとも2人死亡。
02/25 イスラエルヨルダン川西岸ヘブロン中心部でパレスチナ人の抗議デモを軍が武力制圧。
02/25 イスラエルのベネット首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話協議。ゼレンスキー氏はエルサレムでのロシアとの停戦交渉仲介を依頼。
02/25 シンガポールをイギリスの取れべり安国際貿易相が訪問、イスワラン貿易担当相と会談し、デジタル経済協定に署名。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)より幅広いルール整備をはかる。
02/25 アメリカのブリンケン国務長官アラブ首長国連邦(UAE)のザイード外相がロシアのウクライナ侵攻について電話会談。
02/25 アメリ財務省、ロシアのプーチン大統領、ラブロフ外相、ショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長に制裁。
02/25 ミクロネシア連邦、ロシアと断交。ウクライナ支持を表明。
02/25 オーストラリアのモリソン首相、中国の小麦輸入拡大発表を断じて容認できないと非難。
02/25 オーストラリア、ウクライナ侵攻を巡りロシアに追加制裁。*33
02/25 ニュージーランドウクライナ侵攻を巡りロシアに制裁。*34
02/25 日本、ウクライナ侵攻を巡りロシアに追加制裁。*35
02/25 台湾、ウクライナ侵攻を巡りロシアへの制裁に加わるとのみ発表。
02/25 中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が電話会談。プーチン氏、ウクライナとの高官級協議開催の意向を伝える。
02/25 中国の王毅外相がイギリスのトラス外相、フランスのボンヌ大統領外交補佐官、欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表とそれぞれ個別に電話会談。ロシアの主張に理解を示し交渉再開を求める。
02/25 ウクライナ首都キエフで初の市街戦。ゼレンスキー大統領は閣僚とともに大統領府前で撮影した自撮り動画を公開し、最後まで留まると宣言。
02/25 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領に停戦交渉提案の声明発表。
02/25 ロシアのプーチン大統領ウクライナの非軍事化と中立化、大統領即時退陣と政権幹部責任追及を条件に停戦交渉に応じる姿勢を表明し進軍停止を発表。
02/25 国連安全保障理事会アメリカが、ロシアによるウクライナ侵攻を非難する決議案を80ヵ国以上の連名で提出、ロシアの拒否権行使で否決。*36
02/26 マリのトンブクトゥ州フランス軍が作戦行動によりイスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)のアルジェリア人指導者ヤヒア・ジュアディ(別名アブー・アマル・アル・ジャザイリ)容疑者を殺害。
02/26 アフガニスタンでカブール大学などすべての公立大学で授業再開。男女は時差通学などの工夫で授業を分ける。
02/26 コモロ海上で乗客12人と乗員2人を乗せた航空機が墜落。
02/26 アメリカ第七艦隊誘導ミサイル駆逐艦ラルフ・ジョンソンが台湾海峡を通航。航行の自由作戦。
02/26 欧州9ヵ国*37がロシア航空機に対し領空閉鎖。
02/26 ロシア政府は報復としてポーランドブルガリアチェコの航空機に対し領空閉鎖。
02/26 ドイツ政府、ウクライナ支援から殺傷兵器を除く方針を転換、対戦車砲などの供与を決めたと発表。
02/26 アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ、欧州委員会が、ロシアの大手銀行などを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除し、ロシア中央銀行にも新たに制裁を科す措置で合意したとする共同声明を発表。
02/26 日本政府、ウクライナ侵攻を理由にロシアの個人・団体の資産凍結、軍事転用可能な製品の輸出管理強化*38、ロシア国債の日本での発行禁止を事項とした制裁を閣議決定
02/26 イタリアのドラギ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。国際銀行間通信協会(SWIFT)からのロシア排除、ウクライナへの防衛支援を約束。
02/26 フランス海洋保安当局、制裁対象の疑いがあるとして英仏海峡を航行中のロシア商船1隻を拿捕。
02/26 ロシアのペスコフ報道官、ウクライナ側が停戦交渉を拒否したとして打ち切りと進軍再開を発表。
02/26 ベラルーシのルカシェンコ大統領、ロシアのミサイルシステムの国内配備についてプーチン大統領と協議。
02/26 ウクライナマリウポリおよびその近郊の複数の都市への空襲で、駐在員などギリシャ人少なくとも10人が死亡したと、ギリシャのミツォタキス首相が発表。
02/26 ギリシャ外務省、ロシアによるウクライナ空爆によりマウリポリでギリシャ人10人が死亡したことを受け、ロシア大使を召還したと発表。
02/26-28 ウクライナ首都キエフ、夜間外出禁止令。
02/27 アフガニスタンタリバン政権、国民の出国を厳しく制限すると発表。首都カブールなど複数の都市で治安維持目的の掃討作戦展開。
02/27 北朝鮮平壌順安区付近から短距離弾道ミサイル*39とみられる飛翔体を発射。翌日、労働新聞が偵察衛星開発実験と発表。
02/27 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州キクラ村で連合民主軍(ADF)の襲撃により少なくとも民間人20人が死亡。
02/27 ベラルーシ、自国領を非核地帯とし中立国を目指す条項を削除するなどの憲法改正*40国民投票、賛成多数で承認。
02/27 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジア政府、02/26付ASEAN各国外相名義で、ロシアによるウクライナの侵攻について、ロシアを名指しせずに武力闘争に深い懸念を示し、すべての当事者に自制を呼びかけ対話を通じた平和的解決を求める声明を発表。
02/27 カザフスタンがロシアによるウクライナ侵攻への部隊参加要請を拒否していたとアメリカのNBCテレビが報道。
02/27 フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、ベルギー、フィンランド、カナダがロシア航空機に対し領空閉鎖。
02/27 スウェーデンのアデンション首相、紛争地に兵器供与しない政府方針を転換し、ウクライナに対戦車砲等の武器供与を決定したと発表。
02/27 日本の岸田首相、ロシアの大手銀行などを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除し、プーチン大統領ら政府関係者も資産凍結対象に加えると発表。
02/27 日本の安倍元首相、アメリカとの核兵器の共有(核共有)について議論すべきだと表明。
02/27 トルコのチャヴシュオール外相、ダーダネルス海峡ボスポラス海峡について、黒海の海軍通過に関する国際協定を実施していると発表。
02/27 イスラエルのベネット首相、ロシアのプーチン大統領と電話会談。ロシア大統領府、ベネット氏がロシアとウクライナの停戦仲介交渉を提案したと発表。イスラエル首相府は声明で仲介に触れず。
02/27 ウクライナのゼレンスキー大統領、プリピャチ川地域ベラルーシとの国境で、ロシアの代表団と無条件の停戦協議で合意したと発表。
02/27 ウクライナ政府、国連の国際司法裁判所(ICJ)に、即座に軍事行動を停止するようロシアを提訴。
02/27 ウクライナザポリージャ州ベルジャンシクをロシア軍が制圧。
02/27 ロシアのプーチン大統領、ショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長に核戦力抑止力舞台に厳戒態勢を指示。
02/27 ロシアのアエロフロート航空、02/28からすべての欧州路線運航の当面停止を発表。
02/27 ロシアのアルミ王オレグ・デリバスカ氏、アルファ・グループのミハイル・フリードマン会長がウクライナ侵攻の中止を求める意見を公表。
02/27 主要7ヵ国(G7)緊急外相オンライン会合。ウクライナのクレバ外相も参加し、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり対応を協議。G7の連帯を伝達。
02/27-03/10 インドのベラガビでインド陸軍と陸上自衛隊が対テロ共同訓練ダルマ・ガーディアン。
02/28 ブルガリアのペトコフ首相、ステファン・ネヤフ国防相を、ロシアによるウクライナ侵攻を軍事介入と呼ぶなど消極姿勢として国民からの運動を受けて罷免すると発表。
02/28 日本の岸田首相とウクライナのゼレンスキー大統領が電話会談。
02/28 日本の岸田首相、ウクライナ侵攻を理由にロシア中央銀行との取引を中止する制裁を発表。米欧カナダの6カ国と欧州連合(EU)の制裁措置と連携。
02/28 日本の岸田首相、02/27の安倍元首相によるアメリカとの核兵器の共有(核共有)検討発言について、非核三原則堅持として否定。
02/28 日本のトヨタ自動車サプライヤーのサーバがランサムウェアによるサイバー攻撃が疑われるシステム障害が発生。関連サプライチェーン停止を発表。
02/28 イギリスのシェル社、ロシア極東石油ガス開発事業サハリン2からの撤退を表明。ワイズ社、ロシア向け送金取扱停止。
02/28 トルコ、ボスポラス海峡とダーダネルス両海峡から軍艦の通行を封鎖。
02/28 韓国、ウクライナ侵攻を巡りロシアに対し軍事転用可能な製品の輸出管理強化と国際銀行間通信協会(SWIFT)排除などの制裁を発表。
02/28 シンガポールウクライナ侵攻をめぐりロシアに制裁を発表。
02/28 スイス、ウクライナ侵攻を理由にロシアに対し、欧州連合(EU)がこれまで発動したすべての制裁措置を導入すると発表し、プーチン大統領、ミシュスチン首相、ラブロフ外相の資産凍結を即日発効。
02/28 欧州連合(EU)、ウクライナ侵攻を理由にロシアの新興財閥(オルガリヒ)や政権幹部など26人と1組織に新たな制裁を発動。
02/28 アメリ財務省ウクライナ侵攻を理由にロシア中央銀行との取引を中止する制裁を発表。西側諸国と連携し即日発効。
02/28 アメリ国務省、ロシアに滞在する米国人に即時国外退避を勧告。大使館非緊急要因とその家族にも出国許可。
02/28 アメリカのマスターカード社、米欧の制裁にあわせ、決済網からロシアの複数の銀行を排除。レミトリー社、ロシア向け送金取扱停止。ゼネラルモーターズ社、ロシア向けの全自動車輸出を停止。UPS社、フェデックス社はウクライナ発着の全ての配送と、各国からロシアへの輸送業務を中断。以後、各国各社のロシアおよびウクライナ関連事業の縮小や撤退が相次ぐ。
02/28 アメリカのカリフォルニア州サクラメントの教会で銃乱射事件、少なくとも4人死亡。犯人は自殺。
02/28 スウェーデンボルボ社、ロシアへの自動車輸出を停止。
02/28 ドイツのフォルクスワーゲン社、ロシアでの自動車出荷を一時停止。ダイムラー・トラック社はロシアでの事業活動を即時停止し装甲車トラック大手カマズ社との提携を解消。
02/28 ノルウェーのエクイノール社、ロシアの合弁事業から撤退。
02/28 欧州各国ファンド各社がロシア市場への投資を縮小。
02/28 フランスのマクロン大東漏とロシアのプーチン大統領が電話会談。プーチン氏はウクライナの非武装化、中立化、クリミアのロシア主権承認を安全保障上の正当な利益として要求。マクロン氏は民間人および住居に対する全ての攻撃中止を要求しプーチン氏は同意。
02/28 カザフスタンカラガンダ州シャフチンスクに本拠を置くテレビ/インターネットサービス会社レムストロイサービス、ウクライナ侵攻をめぐりすべてのロシアのテレビ局を遮断したと発表。
02/28 ロシアンのショイグ国防相プーチン大統領に核戦力部隊が戦闘態勢に入ったと報告。
02/28 ベラルーシのホメリ州でウクライナとロシアの代表団による停戦協議開始。2回目の協議実施で合意。ゼレンスキー大統領は最後通牒が無くなったと発表。
02/28 ウクライナ中央銀行シェフチェンコ総裁、アメリカのクレジットカード大手に決済網からロシアを排除するよう要請。
02/28 ウクライナ欧州連合(EU)加盟申請。ゼレンスキー大統領、即時加盟を要請。
02/28 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのミサイル、航空機、ヘリコプターの飛行禁止区域設定の検討を西側諸国に求める。
02/28 ウクライナ、外国人傭兵を募集。実戦経験のある囚人を解放し兵役につかせるとも発表。
02/28 ウクライナの中国大使館、6,000人以上の滞在中国人の出国を開始。第一陣の留学生ら600人がキエフオデッサから陸路モルドバへ出国。
02/28 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、ロシアのウクライナ侵攻により、開始した02/24以来、子供7人を含む民間人少なくとも102人が死亡したと発表。実際の犠牲者数は遥かに多いおそれがあると警告。
02/28 国連安全保障理事会北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け緊急会合。11ヵ国*41が非難声明。
02/28 ロシアのネベンジャ国連大使アメリカが国連に派遣されている12人のロシア外交官に対し、03/07までの国外退去を要請していると明らかにし、これは敵対行動であり国連本部を置く国としてのコミットメントに反していると非難。アメリカ大使は、ロシア外交官がスパイ行為を働いており、数カ月前から実施予定だったと反論。
02/28 国際刑事裁判所のカーン主任検察官、ウクライナにおける戦争犯罪や人道に対する罪の捜査開始手続きを進める方針を声明発表。
02/28-03/01 国連緊急特別会合、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり安保理決議により開催。非難決議採択。



 変更履歴
2022.03.06
 02/24 ウクライナ国家総動員令の項を追加。
 02/27 ウクライナのベルジャンシク陥落の項を追加。
 02/28 ウクライナの飛行禁止区域設定要求の項を追加。
2022.03.07
 02/16 DRCのCODECO停戦交渉団拘束の項を追加。
 02/24 リトアニアロシア大使館職員襲撃事件の項を追加。
2022.03.09
 02/26 マリのAQIM指導者殺害の項を追加。
2022.03.15
 02/27 ロシア実業家の戦争停止意見公表の項を追加。
2022.03.22
 02/16 イギリスのゴールデンビザ廃止の項を追加。
2022.03.27
 02/21 CARバンギ空港のフランス兵拘束の項を追加。
2022.04.03
 02/24 カメルーンMSF職員拉致事件の項を追加。
2022.04.05
 02/15 JWC高リスク地域リストの項を追加。
2022.04.29
 02/16 チリ外相辞任の項を追加。

*1:中国を名指しせず、人権侵害や非難という言葉は使用せず。れいわ新撰組はより厳しい表現を求めて賛成せず。

*2:ムニラ・ミルザ政策主任は、スターマー労働党党首が検察局長を務めていた際にジミー・サヴィル容疑者を起訴できなかったとしたジョンソン首相の発言を問題視。3人は首相官邸のパーティ問題で出席しており、ジャック・ドイル報道官は家庭に多くの被害を受けたとし、マーティン・レノルズ首席秘書官は招待メールを送ったことから、ダン・ローゼンフィールド首席補佐官は責任を理由としている。

*3:アルジェリア南アフリカが積極的にはたらきかけたものの投票に到らず。アラブ連盟議会は歓迎。

*4:福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産の、酒類を除くすべての食品の輸入を停止していた。

*5:フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相、イギリスのジョンソン首相、イタリアのドラギ首相、ポーランドのドゥダ大統領、ルーマニアのヨハニス大統領、カナダのトルドー首相、北大西洋条約機構(NATO)ストルテンベルグ事務総長、欧州連合(EU)代表者が出席。

*6:オーストラリア、ニュージーランドラトビアノルウェー、オランダ、カナダも続く。

*7:ソロモン諸島首都ホニアラにあったアメリカ大使館は1993年に閉鎖されているので再開になる。

*8:連邦政府による移動の禁止、個人所有物の撤去などを可能にする。

*9:炭鉱、採掘、輸出、販売に関する合意を含む。

*10:船主は、対象地域への航海の際は船体保険引受人への通知義務が発生する。

*11:ショルツ首相、ウクライナのゼレンスキー大統領がドンバス(ドネツク・ルハンスク両州一部地域(CADLR) )の特別地位法案(ドンバス特別地位法案)と地方選挙法案を協議対象とすると約束したと述べる。

*12:声明では「進行中のロシアの侵略に対しウクライナと団結し支援提供を続ける」とした。覚書ではサイバー、エネルギー、情報の安全保障協力と、ウクライナの主権、独立、領土保全の国際的擁護への協力をうたう。

*13:日本は力による現状変更ではなく外交解決を主張、ロシアは従来の立場を説明。北方領土問題を含む平和条約締結交渉についても意見交換。

*14:親ロシア派勢力は4回の砲撃を受けたと主張、ウクライナ政府は東部地域に禁止された攻撃を受けたが反撃はしていないと反論。地域では停戦違反が常態化しており真偽不明。

*15:アメリカのバイデン大統領、イギリスのジョンソン首相、ドイツのショルツ首相、フランスのマクロン大統領、カナダのトルドー首相、欧州連合(EU)のフォンデアライエン委員長、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が参加。

*16:その際に公開した退避する住民の動画の撮影日が02/16だったことが判明。動画内でプシーリン氏が「本日02/18に」と発言しているため、事前準備が露呈。

*17:公用車ということだが爆発前日に使い古された自動車と交換されていた情報がSNSで流れる。

*18:日本の林外相、ロシアのウクライナ侵攻に対し制裁で足並みを揃えると明言。ドイツのベアボック外相、ノルドストリーム2ガスパイプラインの停止も制裁の選択肢に入ると明言。ウクライナのゼレンスキー大統領が出席し、ブダペスト覚書の米英ロとの首脳会議と、国連安保理常任理事国5カ国にウクライナとドイツ、トルコを加えた8カ国の首脳会議の2つの和平交渉の場を提案。

*19:極超音速弾道ミサイル「キンジャール」や極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」、ICBM「ヤルス」、地上発射型ミサイル「イスカンデル」、巡航ミサイル「カリブル」などが発射された。

*20:のちフランス大統領府が米露首脳会談を合意したと発表するも、ロシア大統領府は打診されたのみとして合意を否定。

*21:セルゲイ・ナルイシキン対外情報庁(SVR)長官、ドネツク民共和国とルガンスク人民共和国をロシアに編入するのに賛成すると言いかけ、プーチン大統領に我々はまだそんな話はしていないと遮られる一幕があった。

*22:ソブリン債に対しロシアが欧米から融資を受けられなくし、開発対外経済銀行(VEB)やロシアのエリート層にも制裁を科す内容。

*23:ロシアの5銀行の英国内資産凍結、富豪3人の国内資産凍結と入国禁止、英国の個人・団体との取引禁止。

*24:ロシアの下院議員351人の資産凍結、ビザ発給制限。また、27の個人・団体にも制裁。

*25:タイ、アメリカ、日本、韓国、インドネシアシンガポール、マレーシアが参加。ミャンマーは今年も除外される。

*26:東部独立勢力へのビザの発給停止と資産凍結、輸出入の禁止、ロシアの国債などの日本での発行・流通を禁止。

*27:モスクワのプーシキン広場で約2,000人、サンクトペテルブルクで約1,000人規模。

*28:モスクワで少なくとも919人、サンクトペテルブルクで約340人が拘束される。

*29:ロシアのズベルバンクとVTBバンクを含む全銀行資産の約80%を対象に制裁を科すと発表。

*30:ロシアの外国貿易銀行(VTB)と軍需大手ロステックの資産凍結、オルガリヒ5人への制裁、アエロフロート・ロシア航空の英国領空での飛行禁止など。

*31:58の個人・団体に対する制裁。支配層とその家族、治安当局者、民間軍事企業ワグネル、複数の銀行などが対象。ロシアへの輸出許可も取消。

*32:ロシアの銀行や国有軍事企業などの金融市場へのアクセスを大幅に制限、支配層の欧州での資産隠しも封じ、石油精製や航空機を対象にした禁輸、半導体などハイテク製品の調達も制限。ロシア高官らへのビザ制限、政権幹部らさらに多くの関係者を資産凍結やEU域内への渡航禁止の対象に加える。

*33:ロシア下院議員351人およびオルガリヒを制裁リストに追加。

*34:ロシア軍と治安部隊への輸出を禁止。

*35:ロシアの個人・団体などへの資産凍結と査証発給停止、金融機関が対象の資産凍結。軍事関連団体への輸出、国際的合意に基づく規制リスト品目や半導体など汎用品のロシア向け輸出規制。

*36:理事国15ヵ国中11ヵ国が賛成、中国、インド、アラブ首長国連邦(UAE)が棄権。ウクライナのキスリツァ国連大使は会合での演説中、出席者への黙とうを要請、議場から連帯を示す拍手。

*37:イギリス、エストニアラトビアリトアニアポーランドチェコルーマニアチェコブルガリア

*38:経産省発表では03/05から。

*39:最高高度約600km、飛距離約300km。

*40:大統領の任期制限に関する規定を変更しルカシェンコ大統領の2035年までの続投が可能になる。

*41:アメリカ、アルバニア、ブラジル、フランス、アイルランドノルウェー、イギリスの理事国7ヵ国と、オーストラリア、日本、ニュージーランド、韓国の非理事国4ヵ国。