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世界の出来事 -2023年6月-

2023.06. (最終更新:2023.09.19)

06/01 南アフリカケープタウンでブラジル、ロシア、インド、中国とBRICS外相会合。イラン、サウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、カザフスタンなどが参加。アフリカ諸国との連携や参加国拡大について協議。
06/01 セネガル首都ダカールの裁判所、野党PASTEFのウスマン・ソンコ党首に青少年を腐敗させた罪で懲役2年の有罪判決。強姦罪と殺害の脅迫罪の容疑は無罪判決。統領選挙出馬を阻む圧力とする支持者の抗議活動がバスに放火し治安部隊と衝突、少なくとも9人死亡。
06/01 アメリカ政府、停戦合意違反としてスーダン暫定政府軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)の関連企業と関係者にビザ発給制限は米国内資産凍結などの制裁を発表。
06/01 アメリ国務省、新戦略兵器(新START)削減条約に基づく情報提供をとりやめる対象を拡大すると発表。ロシアの履行停止に対する対抗措置。
06/01 パキスタンパンジャブ州ラホールで、野党パキスタン正義運動(PTI)チョードリー・パルペス・エラヒ/Chaudhry Parvez Elahi元首相がクジャラート州で数百万ルピーを不正蓄財した容疑で逮捕される。
06/01 モルドバのブルボアカで欧州政治共同体第2回会合、47か国首脳が出席。ウクライナはゼレンスキー大統領が参加。トルコのエルドアン大統領は欠席。ロシアの侵攻に対しウクライナだけでなくモルドバにも更なる支援で一致。
06/01 モルドバ首都キシナウをアルメニアのパシニャン首相、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、欧州連合(EU)のミシェル大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相が訪問、EUの仲介でナゴルノカラバフ係争について協議。
06/01 スウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加盟についてトルコが求める条件に対応し、新テロ対策法を施行。
06/01 ロシアのベルゴロド州にウクライナ側部隊が侵入、撃退される。*1
06/01 ウクライナ首都キエフをロシア軍がミサイル攻撃、空軍は10発すべて迎撃成功したと発表。デスニャンスク地区で破壊されたミサイルの破片により子供1人を含む少なくとも3人死亡。
06/01 欧州連合(EU)欧州議会、2024年に予定されるハンガリーEU議長国就任に反対する決議を賛成442、反対114、棄権33で採択。
06/01-03 ミャンマーのシャン州モンラで、中国の仲介により、国軍幹部、ミャンマー民族民主同盟軍、タアン民族解放軍、アラカン軍(AA)各少数民族武装勢力が協議。中国の雲南省の特使が中国を代表。
06/01-07 フィリピンのルソン島バターン州で沿岸警備隊(PCG)とアメリカの沿岸警備隊、日本の海上保安庁と初の3か国合同海洋演習。
06/02 タンザニア政府、マールブルグ病流行終息を宣言。あわせて6人が死亡。
06/02 アメリ国務省汚職関与を理由にハイチのローラン・ラモテ元首相に入国禁止の制裁を発表。
06/02 アメリカ連邦裁判所、ハイチでのモイーズ大統領暗殺に関与したとして、ハイチ系チリ人実業家ロドルフ・ジャール氏に終身刑の有罪判決。
06/02 コロンビアのアンティオキア県メデジンで収監されているギャングのボス16人が、武装解除と社会復帰に関する政府との協議に応じると発表。
06/02 韓国政府、北朝鮮ハッカー組織キムスキーに制裁を科すと発表。政府が独自に識別したキムスキーの仮想通貨ウォレットアドレスも制裁対象識別情報に登録したと表明。
06/02 キルギスのイシククル州チョルポン・アタで第2回欧州連合中央アジア首脳会議。*2
06/02 イラン当局がオマーンとベルギーの仲介で刑務所で服役していたデンマーク人1人とオーストリア人2人を釈放したと両国が発表。捕虜交換によるとされる。
06/02 ロシアのクルスク州のビルにウクライナ軍の無人機攻撃のほか、ブリャンスク州で2つの村がウクライナ軍の砲撃を受ける。ほかスモレンスク州、クルスク州、カルーガ州が無人機攻撃をうける。
06/02 国連安全保障理事会、05/31の北朝鮮軍事偵察衛星打上を受けて緊急会合。中国、ロシアが非難に反対し一致した対応取れず。
06/02-06/04 シンガポールでアジア安全保障会議(シャングリラ会議)。
06/03 台湾海峡アメリカ海軍ミサイル駆逐艦チャンフーンとカナダ海軍フリゲートモントリオールが通過。中国軍艦艇が約140mまで異常接近。
06/03 エジプトのネゲブ砂漠ミズペラモン付近の国境地帯でイスラエル兵3人とエジプト人警官1人の少なくとも4人が死亡する衝突事件、両国は共同捜査。*3
06/03 キルギスのイシククル州チョルポン・アタを欧州連合(EU)ミシェル大統領が訪問、ジャパロフ大統領と会談。
06/03 トルコでエルドアン大統領就任式。
06/04 ギニアビサウで解散による議会選挙。102議席ギニア・カーボベルド独立アフリカ党率いる野党連合PAIGCが54(+6)議席で勝利、エンバロ大統領のマデムG15の29(+2)議席を上回った。
06/04 ベトナム首都ハノイをオーストラリアのアルバニージー首相が訪問、ファム・ミン・チン首相と会談。資金洗浄やテロ資金に関する情報共有など4分野の覚書に署名。
06/04 トルコのイスタンブール北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が訪問、エルドアン大統領と会談。スウェーデンの加盟申請について協議。
06/04 ポーランド首都ワルシャワで、野党市民プラットフォームを率いるトゥク前欧州連合(EU)大統領が呼掛けた、与党法と正義(PiS)の強権的政権運営への抗議デモ。警察非公式情報で15万人、主催推計で約50万人が集まり自由と民主主義を求めて行進。
06/04 ロシアのベルゴロド州をウクライナの自由ロシア軍とロシア義勇軍団が襲撃、ロシア兵2人を捕虜にしたと主張。
06/04 ロシアで収監されている反政府活動家ナワリヌイ氏の呼び掛けに応じた抗議デモが首都モスクワ、サンクトペテルブルクなど各地に波及。当局は全国で100人以上を拘束。
06/04-10 アメリカのクリテンブリンク国務次官補、国家安全保障会議(NSC)ベラン上級部長が中国、ニュージーランドを訪問。偵察気球問題など諸問題やブリンケン国務長官訪中などの調整。
06/05 ブルキナファソのブルグ州ビトゥ県サウェンガでイスラム過激派武装勢力の襲撃により祖国防衛義勇軍(VDP)14人、兵士4人、あわせて18人が死亡。
06/05 ブルキナファソのコモエ州ニアンゴロコ県イェンデレ国境検問所が襲撃を受け、警官1人を含む少なくとも3人が死亡。
06/05 アメリカをデンマークのフレデリクセン首相が訪問、バイデン大統領と会談。ウクライナ支援の結束を確認、F16訓練など支援内容を協議。気候変動問題などについて意見交換。
06/05 アメリ財務省モルドバでロシア情報機関と連携し不安定化工作に関与したとしてロシア人7人と1企業に資産凍結と米国人との取引禁止の制裁を発表。
06/05 ホンジュラス首都テグシガルパに中国大使館が開設される。
06/05 東ティモール議会(定数65)第一党東ティモール再建国民会議(CNRT)(31議席)が民主党(6議席)と連立合意し過半数に達し、グスマン党首が首相就任の見通しが固まる。
06/05 キルギス国民保安国家委員会(GKNB)、クーデター計画容疑で団体を解体し30人以上を拘束。
06/05 インド首都ニューデリーアメリカのオースティン国防長官が訪問、シン国防相と会談。防衛産業での共同開発や共同生産を議論、戦闘機用ジェットエンジン共同開発で大筋合意。
06/05 アフガニスタンのサリプル州の女子校で約60人が毒物の中毒症状を訴え搬送される。
06/05 イラン外務省報道官、サウジアラビア首都リヤドのイラン大使館とジッダの領事館を06/06と06/07に再開すると発表。
06/05 欧州連合(EU)欧州委員会、中東欧5か国が06/05まで敷いていたウクライナ穀物の輸入制限措置を09/15まで延長する要求を承認。*4
06/05- インドネシアスラウェシ島沖で、アメリカ、中国、ロシアなど36か国が参加し、非戦闘定期合同演習。
06/05-20 日本海オホーツク海ロシア海軍太平洋艦隊が兵員1万1000人以上、艦艇60隻以上、航空機約35機が参加する海上軍事演習。
06/06 リビア首都トリポリの国務院(HCS)と東部トブルクの下院(HoR)から選出された6+6委員会、大統領選挙と議会選挙に向けた法案について合意に達したと発表。
06/06 メキシコのタマウリパス州ヌエボ・ラレド/Nuevo Laredoで、兵士らに追われていたとみられるピックアップトラックが道を外れて壁に激突、中から5人を引きずり出して射殺した動画がメディアから報道される。検察当局が捜査開始。
06/06 日本海東シナ海を中国空軍とロシア空軍が合同航空戦略パトロール。中国のH6爆撃機2機とロシアのTU95爆撃機2機が、日本と韓国が確認しそれぞれ緊急発進して対応。
06/06 ミャンマーのカヤ州でカレンニ州暫定執行評議会(IEC)が設立され、カレンニ国民進歩党(KNPP)党首のクーウーレー/Khu Oo Reh氏が、12の省からなる地方政府の首長となる。
06/06 パキスタンのバロチスタン州州都クエッタでシャール/Abdul Razzaq Shar弁護士が高等裁判所に向かう途中武装集団の襲撃を受け、10発以上の弾丸を受けて死亡。*5
06/06 アフガニスタンのバダフシャン州州都ファイザーバードでアフマディ/Nisar Ahmad Ahmadi副知事の乗る車両が自動車爆弾の攻撃を受け、アフマディ氏と運転手の2人が死亡。イラク・レバントのイスラム国(ISIL)が犯行声明。
06/06 クウェート議会選挙。65議席中50議席を選出。29議席を反政府政党が獲得。*6
06/07 サウジアラビアのジッダをアメリカのブリンケン国務長官が訪問、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会見。イエメン、スーダンなど地域全体の安全保障について協議。
06/06 スロバキアブラチスラバ北大西洋条約機構(NATO)中東欧諸国首脳会議ブカレスト9を開催。
06/06 フィンランド政府、首都ヘルシンキロシア大使館職員9人をスパイ容疑で国外追放処分にすると発表。
06/06 オランダのハーグ国際司法裁判所(ICJ)で、2014年にウクライナのドンバス州で発生したマレーシア航空MH17便撃墜事件をめぐる弁論がはじまる。
06/06 イギリスのトゥーゲントハット安全保障大臣、中国の在外警察署の閉鎖を命令。
06/06 ウクライナヘルソン州カホフカ水力発電所ダムが爆発し決壊。ロシア軍占領地を含め400km2に渡りヘルソン州広域が洪水に呑まれる。ロシア、ウクライナ双方が互いの仕業として非難。
06/06 国連安全保障理事会ウクライナヘルソン州カホフカ水力発電所ダムの爆発による決壊を受けて緊急会合。ロシアとウクライナが互いの破壊行為と非難。
06/06-08 サウジアラビアアメリカのブリンケン国務長官が訪問、2国間の協力関係上の課題について協議。
06/07 エチオピアのドロで政府軍が、アルシャバーブによる軍司令部、弾薬庫を狙った自爆テロ攻撃を阻止。
06/07 スーダン首都ハルツームで陸軍基地と兵器工廠に近い燃料貯蔵施設が大規模火災。
06/07 韓国大統領府、国家安全保障戦略を公表。日本を近くて重要な隣国とし、北朝鮮核武装とミサイルを最優先の脅威とした。
06/07 中国首都北京でパキスタン、イランの3か国が局長級安全保障会議新疆ウイグル自治区、南西アジア、中東地域のテロ情勢を協議、協力を確認。
06/07 オーストラリアのクイーンズランド州、フレーザー島の地名をアボリジニ語のクガリに変更。
06/07 タイのプーケット県タラーン郡のカフェの前で自動車に乗ったロシア人男性がカザフスタン人男性にフロントガラス越しに4発撃たれる。犯人は逮捕され、被害者の命に別状なし。
06/07 スリランカ首都コロンボで昨年の反政府デモの逮捕者釈放を求める学生デモ数百人を治安部隊が催涙ガスと放水銃で解散させる。
06/07 イスラエルパレスチナ自治区ラマラにイスラエル軍がテロ容疑者の自宅を破壊するため侵入しデモ隊と衝突、少なくとも3人が撃たれ6人が負傷で入院。
06/07 トルコのエルドアン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領とそれぞれ電話会談。カホフカ・ダム決壊について国際調査委員会の設置を提案。
06/07 ロシアのプーチン大統領サウジアラビアムハンマド皇太子が電話協議、エネルギー市場安定確保、2国間貿易や投資拡大などについて協議。
06/07-08 フランス首都パリで経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会。インド太平洋地域との協力強化を進める共同声明発表。
06/08 スーダン軍事暫定政府外務省、国連スーダン代表部フォルカー・ペルテス代表団長を、ペルソナ・ノン・グラータを宣言。国連は職員を追放できないと表明したが、ペルテス氏はエチオピア首都アジスアベバに滞在。
06/08 南スーダンの上ナイル州マラカル避難民キャンプでヌエル族とシルク族が衝突、戦闘に発展し少なくとも14人が死亡。*7
06/08 アメリカ首都ワシントンをイギリスのスナク首相が訪問、バイデン大統領と会談。
06/08 日本の林外相と南アフリカのパンドール国際関係・協力相が電話会談、ウクライナ侵攻を巡り協議。
06/08 台湾の防空識別圏を中国空軍37機が侵入。
06/08 アフガニスタンのバダフシャン州ナバウィ・モスク付近で、06/06に殺害されたアフマディ副知事の追悼式が爆破され、少なくとも1人死亡。
06/08 サウジアラビア首都リヤドでイスラム国(IS)掃討を進める有志連合閣僚級会合。解放地復興に6億ドル資金を募る目標を発表。
06/08 ベラルーシ首都ミンスクをロシアのパトルシェフ安全保障会議書記が訪問、ルカシェンコ大統領と会談。集団安全保障条約機構(CSTO)の安全保障体制について議論。
06/08 ベルギー首都ブリュッセルスウェーデンのブルストロム外相が訪問、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談、加盟について協議。
06/08 北大西洋条約機構(NATO)、ウクライナのカホフカ・ダム決壊についてウクライナ支援に向けた緊急会合。
06/08 欧州連合(EU)内相会議で亡命手続きを全面的に見直す合意。
06/09 ソマリア首都モガディシオのホテルを武装集団が襲撃、6時間立て籠もり治安部隊と銃撃戦。少なくとも民間人6人と治安部隊3人、襲撃者7人が死亡。アルシャバーブが犯行声明。
06/09 ソマリアの南西部州シャベル下流域コリユリ/Qoryoleyで不発弾が爆発、子供や若者を中心に少なくとも20人が死亡、50人が負傷。
06/09 南スーダンの上ナイル州州都マラカルの避難民キャンプで2つの民族集団間で衝突が発生、少なくとも13人死亡。8日に一方の男性が刺殺されたのが発端という。
06/09 マリのトンブクトゥ州ベル市付近で国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)平和維持軍警邏隊が襲撃を受け、少なくとも1人死亡。
06/09 キューバ首都ハバナでコロンビア政府と民族解放軍(ELN)が和平協定に署名。
06/09 イスラエルヨルダン川西岸ランティス検問所で軍がパレスチナ人男性1人を射殺。軍は車両の取調べ中に武器を盗もうとしたと主張。
06/09 セルビア首都ベオグラードで立て続けに起きた2件の銃乱射事件に関して政策に抗議する6回目の反政府デモ。
06/09 アイスランド政府、在ロシア大使館の業務を08/01付で停止すると発表。ただし外交関係の断絶ではないと表明。
06/09 ロシアのソチをベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。プーチン氏は07/07~08にかけてベラルーシの関連施設準備を完了し戦術核兵器配備を開始すると表明。
06/09-14 中国をホンジュラスカストロ大統領が訪問、習近平国家主席と会談。ホンジュラスが3月の台湾断交以来初の訪中。
06/10 スーダンの暫定政府軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)の紛争について、24時間の停戦で合意したと仲介国サウジアラビアアメリカが発表。
06/10 トルコ首都アンカラ郊外の機械化学工業(MKE)社ロケット工場が爆発、少なくとも作業員5人死亡。
06/10 ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシア軍に対する反転攻勢開始を認める。
06/11 中国首都北京にホンジュラス大使館が開設、ホンジュラスのレイナ外相と秦剛国務委員兼外相が出席して記念式典。
06/11 台湾の防空識別圏を中国空軍24機が侵入。うち10機は海峡中間線を越境。軍艦4隻が展開。
06/11 ベトナムダクラク省クークイン地区の警察署2か所が銃で武装した武装集団の襲撃を受け、少なくとも警官4人と職員2人が死亡。3人が人質にされるが解放される。同日内に16人が拘束される。
06/11 モンテネグロ議会選挙(一院制定数81)。新党ヨーロッパ・ナウが23議席で第一党。民主社会党が21議席保守連合が13議席、中道連合が11議席
06/11 イギリス当局、スコットランド民族党(SNP)前党首でスコットランド自治政府前首相のスタージョン氏を党寄付金流用容疑で一時拘束し事情聴取。
06/11 ウクライナのゼレンスキー大統領、06/06のカホフカダム決壊について国際刑事裁判所(ICC)代表者らが現地調査を開始したと表明。
06/11 ウクライナ軍、ドネツク州で3つの集落を奪還したと発表。ロシアは一部撃退を主張。
06/12 ベネズエラをイランのライシ大統領が訪問、マドゥロ大統領と会談。投資拡大など25の協定に署名。マドゥロ氏は両国で新たな世界秩序をつくる準備ができていると表明。
06/12 ウクライナのマリャル国防次官、反転攻勢によりザポリージャ州とドネツク州の7つの集落*8をロシア軍の占領下から奪還したと表明。
06/12-23 ドイツで北大西洋条約機構(NATO)主催で日本を含む25か国参加の大規模空軍演習エアディフェンダー23を実施。
06/13 ニカラグア首都マナグアをイランのライシ大統領が訪問、オルテガ大統領と会談。アメリカの経済制裁を非難。
06/13 オーストリア首都ウィーンで日本の高木外務政務官石油輸出国機構(OPEC)のガイス事務局長が会談、高官級協議の枠組み新設で一致。
06/13 フランスのコロナ外相、ロシアがフランスの報道メディアや官公庁の偽サイトを通じて偽情報拡散作戦を実施しており、これを遮断したと発表。欧米や中東のサイトを偽装するドメイン355を発見したと当局発表。*9
06/13-14 エジプト首都カイロでアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランスが核拡散防止条約(NPT)に関連し核保有五大国実務者協議。
06/13-16 中国をパレスチナ暫定自治政府アッバス大統領が訪問、習近平国家主席と会談。イスラエルとの緊張緩和について協議。戦略的パートナーシップ樹立を表明。マルキ外相は秦剛国務委員兼外相と会談。
06/13- ウクライナ首都キエフザポリージャザポリージャ原子力発電所国際原子力機関(IAEA)グロッシ事務局長が訪問。カホフカ ダム決壊や戦闘の影響を確認、駐在職員を4人から増員する考えを表明。
06/14-15 キューバ首都ハバナをイランのライシ大統領が訪問。ディアスカネル大統領と会談。経済分野での協力を協議。経済関係者と貿易フォーラム。
06/14 フィジー首都スバをニュージーランドのリトル国防相が訪問、ティコンドゥアンドゥア内務・移民相と会談。地位協定と防衛協力に関する趣意書に署名。
06/14 シリア首都ダマスカス近郊をイスラエル空爆、少なくともシリア兵士1人が負傷。
06/14 チェコ首都プラハ安全保障会議。台湾の呉釗燮・外交部長が出席。
06/14-17 ロシアのサンクトペテルブルクで国際経済フォーラム。
06/14- 台湾の呉釗燮・外交部長が欧州歴訪。ベルギー首都ブリュッセルチェコなどを訪問。
06/15 日本首都東京の横田基地SNS上で爆破予告、総員が一時退避。
06/15 北朝鮮平壌直轄市順安付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下。
06/15 韓国軍、05/31に北朝鮮が発射し黄海上に墜落したロケットの一部の引き上げに成功したと発表。
06/15-16 ベルギー首都ブリュッセル北大西洋条約機構(NATO)国防相会合。ウクライナ支援やNATO防衛力強化について協議。ウクライナとの協議の場を委員会から理事会に格上げを決定。
06/16 ウガンダの西部地域カセセ県ムポンドウェ/MpondweのルビリハLhubiriha中学校をイスラム過激派武装組織民主同盟軍(ADF)が襲撃、生徒を中心に少なくとも40人が死亡、女生徒複数名が拉致される。
06/16 マリ暫定軍事政権ジョップ外相、国連安全保障理事会(安保理)に対し、国際連合マリ多元統合安定化ミッション(MINUSMA)の撤収を求める声明発表。*10
06/16 パキスタン中央銀行(SBP)、中国から10億ドルの融資を受けたと発表。国際通貨基金(IMF)協議は継続中。
06/16 フランス首都パリをサウジアラビアムハンマド皇太子が訪問、マクロン大統領と会談。ロシアによるウクライナ侵攻への対応を協議。
06/16 ウクライナ首都キエフをアフリカ7か国代表団(南アフリカのラマポーザ大統領を筆頭に、セネガルのサル大統領、ザンビアのヒチレマ大統領、コモロのアスマニ大統領、およびエジプト、ウガンダコンゴ共和国(DC)の代表。)が訪問。ブチャを視察のうえゼレンスキー大統領と会談、ロシアとの和平について協議。
06/16-17 インドのテランガーナ州ハイデラバードで20か国・地域(G20)農相会合。ロシアにウクライナ侵攻の非難が集中、共同声明なし。インド政府の議長総括。
06/16-18 朝鮮労働党、中央委員会拡大総会。金正恩氏が出席し外交、攻防について議論。
06/17 スーダンの暫定軍事政府軍(SAF)と即応支援部隊(RSF)が06/18から72時間の停戦で合意。仲介したサウジアラビアアメリカが発表。
06/17 日本の林外相とアメリカのブリンケン国務長官が電話協議、ブリンケン氏の中国訪問に向け擦り合わせ。
06/17 イラン首都テヘランサウジアラビアのファイサル外相が訪問、アブドラヒアン外相と会談。
06/17 ロシアのサンクトペテルブルクをアフリカ7か国代表団(南アフリカのラマポーザ大統領を筆頭に、セネガルのサル大統領、ザンビアのヒチレマ大統領、コモロのアスマニ大統領、およびエジプト、ウガンダコンゴ共和国(DC)の代表。)が訪問、プーチン大統領と会談。ウクライナとの和平について協議。
06/17-23 インドネシアを日本の天皇皇后が親善訪問、即位後初。ジョコ大統領などと会談、各地を視察。
06/18 マリで民政移管新憲法制定の国民投票投票率39.4%、賛成97%で承認される。*11
06/18 イラン首都テヘランウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が訪問、ライシ大統領、ハメネイ師と会談。ハメネイ師はイランを介した公海への接続を提案。
06/18 クウェートで06/06議会選挙による組閣協議が決着、アハマド前首相が新内閣を発足。
06/18 イスラエル政府、ヨルダン川西岸入植住宅建設の承認過程短縮を決定したと発表。各段階で求められていた国防相承認が1~2回になり、監督権限が国防相から第2国防相に移る。*12
06/18-19 中国首都北京をアメリカのブリンケン国務長官が訪問、秦剛国務委員兼外相、王毅共産党政治局員、習近平国家主席らと会談。緊張が続く両国関係について協議。
06/18-23 中国の李強首相がドイツ、フランスを歴訪。
06/19 カナダのブリティッシュコロンビア州サリー地区のシーク教グルドワラ寺院の駐車場で、シーク教徒分離独立運動カリスタン運動活動家で、カリスタンの虎軍(KTF)指導者で正義のシーク教(SFJ)カナダ支部長のハーディープ・シン・ニジャール/Hardeep Singh Nijjar氏がピックアップトラックに乗っているところを射殺される。容疑者3人は逃走。
06/19 タイ選挙管理委員会、05/14下院総選挙の結果を正式承認。
06/19 タイで東アジア諸国連合(ASEAN)非公式外相会合、ミャンマー情勢を協議。中国、インドも参加するもASEAN半数が参加せず。*13
06/19 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸ジェニン難民キャンプを軍が急襲、パレスチナ人少なくとも6人死亡、91人負傷。
06/19 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸フサン村で兵士がパレスチナ人少なくとも1人を射殺。
06/19 モルドバ憲法裁判所、サンドゥ政権が違憲審査要求について、親ロシア派野党ショル党を非合法とする判決。
06/19 スイスのジュネーブで内戦中のスーダンへの支援を協議する国連主導*14の閣僚級会合。約30か国が15億ドル支援で合意。
06/19 フランスのマクロン大統領、フランス、ベルギー、ハンガリーエストニアキプロスの5か国でミストラル短距離対空ミサイル共同調達に基本合意したと発表。
06/19 ウクライナ国防省マリャル国防次官、ロシア軍占領下から新たにザポリージャ州ピャチハトキ/Piatykhatkyを奪還し、過去2週間の攻勢作戦で8つの集落を奪還したと表明。ロシア国防省は撃退と発表。
06/19-22 イランのアブドラヒアン外相がカタールオマーンクウェートアラブ首長国連邦(UAE)を歴訪。関係改善について協議。
06/20 ソマリアプントランド自治州州都ガロウェ州議会が議事進行中に襲撃を受け、兵士16人を含む少なくとも26人が死亡。
06/20 ホンジュラスのタマラのCEFAS女子刑務所でギャング間抗争、火災が発生し少なくとも46人死亡。
06/20 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸エリ入植地付近イーライの料理店とガソリンスタンドをハマス武装集団が襲撃、イスラエル人少なくとも4人死亡。
06/20 フィンランド議会、国民連合のオルポ党首を首相に選出。国民連合、フィン人党、スウェーデン人民党、キリスト教民主党の右派連立内閣発足。
06/20 ドイツ首都ベルリンで中国の李強首脳と複数閣僚、ショルツ首相と複数閣僚が政府間協議。2年に1度の定期開催。
06/20 フランス首都パリをイタリアのメローニ首相が訪問、マクロン大統領と会談。協調を演出。
06/20 ロシア下院、09/03を「軍国主義日本に対する勝利と第2次大戦終結の日」とする法案を可決。
06/20 ロシア下院、軍事行動に参加する受刑者の刑罰を免除する法案を可決。
06/20-23 ベトナムのカムラン港に日本の海上自衛隊護衛艦いずも、さみだれが寄港。
06/21 ソマリアプントランド自治州で06/20に議会を襲撃した反政府武装勢力が停戦交渉に応じる。
06/21 アルジェリアのシディムハメド市経済金融刑事裁判所、ベドゥイ元首相とブーディアフ元保健相にコンスタンティヌス州新国際空港建設に関する汚職罪で有罪判決、懲役5年と100万アルジェリアディナールの罰金刑を宣告。
06/21 アメリ財務省、クーデターを理由にミャンマー国防省と4つある国営銀行のうちミャンマー外国貿易銀行(MFTB)とミャンマー投資商業銀行(MICB)を制裁対象に追加したと発表。
06/21 ホンジュラスカストロ大統領、タマラのCEFAS女子刑務所の事件を受け、サビヨン治安相を解任したほか、07/01から1年間、国内21か所の刑務所を軍の管理下に置く命令を発出。
06/21 台湾海峡を中国の空母山東が通過。
06/21 中国寧夏回族自治区銀川市の焼き肉屋でガス爆発、少なくとも31人死亡。*15
06/21 オーストラリア首都キャンベラをチベット亡命政府ペンパ・ツェリン首相が訪問、講演。習近平政権による弾圧が強まっているとして人権状況改善と自治権確立のために豪州に対中制裁を呼掛け。
06/21 イスラエルパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で、約400人の不法入植者がTurmus Ayya村を襲撃、少なくとも60台の車と30軒の家屋を放火し村民を銃撃、少なくともパレスチナ人1人が死亡。
06/21 イスラエルパレスチナ自治区ヨルダン川西岸ジェニン近郊で軍がパレスチナ人3人が乗った車を無人機で攻撃、3人は死亡。うち2人がイスラム聖戦の構成員。
06/21 イスラエルのネタニヤフ首相、トゥルムサイヤ/Turmus Ayya村付近イーライの不法入植地に新たに千軒の住宅建設を承認。
06/21 イスラエル占領下のゴラン高原風力発電風車建設に反対するデモを行ったドゥルーズ教徒数千人を軍がスタン弾や放水で鎮圧、少なくとも20人が負傷。
06/21 イギリス首都ロンドンで主要7か国(G7)外相会合。アメリカのブリンケン国務長官が中国訪問の報告。
06/21 ロシア外務省、オーストラリアの政治家、企業人、報道関係者など48人に入国禁止の制裁措置を発表。
06/21 欧州連合(EU)、ウクライナへの侵攻を理由にロシアに対して課した制裁の第3国を介した回避を防ぐ制裁パッケージ案で合意。迂回リスク国への輸出を制限できるようになる。
06/21-22 イギリス首都ロンドンで61か国の政府や民間セクターの代表が参加しウクライナ復興支援を協議する国際会議。イギリスは戦争保険の導入を提案。
06/21-22 フランス首都パリを中国の李強首相が訪問、マクロン大統領、ボルヌ首相、ルメール経済・財務相と会談。経済協力、中国市場へのアクセス、ウクライナ、台湾などの諸問題について議論。
06/22 アメリカをインドのモディ首相が国賓として訪問、バイデン大統領らと会談。モディ氏は連邦議会で演説。*16
06/22 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸Lubban ash-SharqiyaとSinjilの間に軍の支援下で不法入植者が新たな入植前哨基地を設置。
06/22 フランス政府、ザンビアと債権国グループが債務再編案に大筋合意したと発表。
06/22 ウクライナヘルソン州クリミア半島を結ぶチョンガル橋をウクライナ軍がミサイル攻撃。
06/22 国連のグテーレス事務総長は安全保障理事会に紛争地域の子どもの扱いに関する年次報告賞を配布、「恥の一覧」にロシア軍と民兵組織を追加したほか、イスラエル軍(IDF)を一覧から除外した。*17
06/22-23 フランスをブラジルのルラ大統領が訪問、マクロン大統領と会談。
06/22-07/13 オーストラリア北部でアメリカ、日本との合同軍事演習サザン・ジャッカルー。約2500人が参加。
06/23 ベトナム首都ハノイを韓国の尹錫悦大統領と経済界代表団が訪問、トゥオン大統領やチン首相と会談。経済協力について協議。
06/23 ロシア連邦保安局(FSB)が民間軍事企業ワグネル社創設者プリゴジン氏を武装反乱を呼びかけた容疑で捜査着手したとタス通信が報道。*18
06/23 ロシアのカリーニングラード国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が訪問、原子力企業ロスアトム社リハチョフ総裁と会談。ウクライナザポリージャ原子力発電所の安全確保について協議。
06/23 金融活動作業部会(FATF)、クロアチアカメルーンベトナムの3か国を新たに強化監視対象国・地域(グレーリスト)に加えると発表。
06/24 シエラレオネ大統領選挙および議会選挙。現職の与党ビオ大統領が得票率56.17%で当選。野党全人民会議党(APC)カマラ元外相は結果を拒否。
06/24 台湾国防部、中国軍機8機が中間線を越えて活動したと発表。
06/24 オーストラリアの政策でナウルに収監されていた最後の亡命希望者がオーストラリアに帰還。アルバニージー首相が政策を撤回していた。
06/24 ロシアのロストフ州州都ロストフナドヌーに民間軍事企業ワグネル社の部隊が入り、待遇改善を要求してモスクワに行進を開始。ロシア軍ロストフ州司令部制圧、ボロネジ州などで軍と衝突の報道。
06/24 ロシアのプーチン大統領、緊急テレビ演説でワグネル社が裏切り内乱を起こしていると表明。国民と国家を守り責任を取らせるとし、団結と統合を呼掛け。
06/24 ロシアのプーチン大統領がトルコのエルドアン大統領と電話協議。エルドアン氏はワグネル社の蜂起についてプーチン氏への全面的支持と事態収拾への協力意思を伝達。
06/24 ロシアの民間軍事企業ワグネル社創設者プリゴジン氏、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介で政府との和解に合意したと発表。ロシア政府はワグネル関連への容疑を取下げ、プリゴジン氏はベラルーシに移住すると発表。*19
06/24 ウクライナ首都キエフをロシア軍が計51発のミサイル攻撃、少なくとも5人死亡。
06/24 主要7か国(G7)と欧州連合(EU)がロシアでのワグネル社反乱の報道を受け緊急電話協議。EUは危機対応センター発足を表明。各国外務省は渡航自粛や出国を求める注意喚起を発出。
06/25 エジプト首都カイロをインドのモディ首相が訪問、シシ大統領と会談。グローバルサウス結束を強調。貿易と投資の協力拡大について協議。
06/25 グアテマラ大統領選挙1回目投票。サンドラ・トレス元大統領夫人が1位、アレバロ元大統領の息子ベルナルド・アレバロ元外務次官が2位。08/20の決選投票。各党が集計結果見直し請求。
06/25 中国首都北京をロシアのルデンコ外務次官が訪問、秦剛外相と国際情勢について会談。
06/25 シリアのイドリブの市場を含むベニンなど各所をロシア軍機が空爆。少なくとも民間人9人死亡。
06/25 ギリシャ議会再選挙。一院制300議席。与党新民主主義党(ND)が158議席急進左派連合(SYRIZA)が47議席投票率52.7%。
06/25 ウクライナのゼレンスキー大統領、アメリカのバイデン大統領とカナダのトルドー首相と相次いで電話会談。両国はウクライナ反攻支持を表明。
06/25-30 ベトナムのダナン港にアメリカ海軍ロナルド・レーガン空母打撃群が寄港。
06/25-30 中国をニュージーランドのヒプキンス首相、オコーナー貿易・輸出振興相らが訪問、習近平国家主席、李強首相、趙楽際全人代常務委員会委員長らと会談。貿易拡大などを協議。天津市上海市を視察、夏季ダボス会議に参加。*20
06/26 ホンジュラス軍、07/01から予定されていた刑務所への鎮静化作戦を抜き打ちで前倒し実施。
06/26 中国の天津をベトナムのチン首相が訪問、李強首相と会談。安全保障も含めた協力拡大について協議。
06/26 ヨルダンのサファディ外相とイギリスのクレバリー外相が電話会談。経済、軍事など各分野での包括的な協力拡大、シリア危機の政治的解決などについて協議。
06/26 オーストリア当局、オーバーエスライヒ州都ニーダーエスライヒ州でネオナチのバイカーギャング バンディドス/Bandidos拠点を13か所を強制捜査、6人と武器、ナチ用品を押収。*21
06/26 ロシアのプーチン大統領カタールのタミム首長、イランのライシ大統領、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド皇太子と相次いで電話会談、06/24に発生したプリゴジン氏の抗議行動について説明。各国はロシア支持を表明したとロシア大統領府発表。
06/26 ウクライナのマリャル国防次官、ドネツク州クラスノホリフカ及びリブノピリ奪還を発表。*22
06/27 メキシコのチアパス州オコソコアウトラ/Ocozocoautlaの高速道路上で国家治安省行政職員14人が拉致される。
06/27 日本と欧州連合(EU)、オンラインで閣僚級ハイレベル経済対話。中国を念頭に経済的威圧や非市場的政策、慣行への対処で協力のあり方を議論。
06/27 中国の天津でニュージーランドのヒプキンス首相が習近平国家主席と会談、経済分野での協力強化で合意。
06/27 ロシア連邦保安局(FSB)、ワグネルに対する操作を打ち切ったと発表。
06/27 ウクライナドネツククラマトルスクにロシア軍のミサイル2発が着弾、少なくとも3人死亡。
06/27-29 中国の天津で世界経済フォーラム(WEF)主催で起業家精神と技術革新をテーマに夏季ダボス会議
06/27-29 台湾の台北市アメリカ議会下院軍事委員会ロジャーズ委員長(共和党)が率いる同委員会超党派議員団が訪問、蔡英文総統と会談。対中国を念頭に安全保障協力で一致。
06/27- フランスのオー=ド=セーヌ県ナンテールでの交通取締りの停止命令を無視し発進したアルジェリア系17歳の少年を警官が射殺。これに抗議するデモが発生し全国に拡大し暴動と略奪に発展。
06/28 サウジアラビアのジッダのアメリ総領事館付近で警備当局者と銃を持った男が打ち合い、少なくとも男とネパール人警備員の2人が死亡。
06/28 リトアニア政府、ウクライナに供与するノルウェー製地対空ミサイルシステムNASAMSを2基購入、3か月以内に供与すると発表。
06/28 スウェーデン首都ストックホルムのモスク前で当局の許可のもと、男がイスラム教のコーランを燃やすデモ。トルコはじめイスラム教国が非難。
06/28 ウクライナリトアニアのナウセダ大統領が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
06/28 ウクライナドネツククラマトルスクがロシア軍のミサイル攻撃を受け、子ども3人を含む少なくとも10人死亡。
06/29 エチオピアBRICSへの参加を申請。
06/29 メキシコのグアナフアト州で遺体発見の匿名通報に従って治安部隊が調査に訪れた自動車が爆発、少なくとも4人負傷。
06/29 日本首都東京のアメリカ大使館でアメリカのエマニュエル駐日大使と広島市の松井市長が、アメリカのハワイ州パールハーバー公立記念公園と日本の広島市平和記念公園を姉妹公園とする協定書に署名。
06/29 アメリカのメタ社の監督委員会、政敵への暴力を明白な形で意思表明したとして、カンボジアのフン・セン首相のフェイスブックとインスタグラムのアカウントの即時6カ月間凍結を勧告。
06/29 ウクライナ首都キエフアメリカのペンス元副大統領が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
06/29-30 日本首都東京を韓国の秋慶鎬/Choo Kyung-ho経済副首相兼企画財政相が訪問、鈴木財務相と閣僚級財務対話。日韓通貨スワップの8年ぶり再開で合意。財務対話を通じた地域金融のセーフティネット強化方針で一致。
06/29-30 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)首脳会議。重要物資の中国依存を加盟国全体で提言する文書合意。中国をパートナーであると同時に競争相手であり体制的ライバルと規定。ウクライナへの支援や防衛基金設立についても協議。
06/29-30 国連教育科学文化機関(ユネスコ)臨時総会。アメリカの再加盟に関する条件を承認。
06/30 台湾国防部、台湾周辺で中国軍機24機と艦艇5隻が活動したと発表。*23
06/30 モルドバのキシナウ国際空港で入国を拒否されたタジキスタン人が保安職員から銃を奪って銃撃、少なくとも保安職員2人が死亡、民間人1人が負傷。犯人は現場で逮捕される。空港が一時発着停止。*24
06/30 オランダ政府、9月から半導体製造装置輸出の政府認可対象拡大の規制強化を発表。
06/30 フランスのナンテールで北アフリカ系の少年が警官に射殺された事件に抗議するデモが各地で暴徒化、マルセイユ、リヨン、ストラスブールなどで放火、略奪に及び、4日間であわせて2,300人以上を逮捕。パリは夜間外出禁止令、警察は4万5千人体制。
06/30 ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相と電話協議。プーチン氏はウクライナの戦況とプリゴジン氏の反乱について説明、ウクライナ側が外交交渉を拒否していると主張。両者は上海協力機構(SCO)や20か国・地域(G20)などの枠組みを通じた連携強化を確認。
06/30 ロシアの民間軍事企業ワグネルと同じプリゴジン氏の系列のメディアグループ パトリオットが活動停止したと各紙報道。
06/30 ウクライナ国防省情報総局、ロシア軍がザポリージャ原子力発電所からロスアトム社職員退避を開始したと発表。
06/30 国連安全保障理事会、マリでの10年にわたる平和維持活動国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)を終了する決議案を全会一致で採択。



 変更履歴
2023.07.09
 作成。
2023.07.11
 06/22 米印合意内容を注記に追加。
2023.07.16
 06/29 メキシコの自動車爆弾事件の項を追加。
2023.08.03
 06/05 欧州委の東欧5か国穀物輸入規制承認の項を追加。
2023.09.19
 06/19 カナダのシーク教徒殺人事件の項を追加。

*1:ロシア国防省は戦車5両、装甲車4両、トラック8両で戦闘員約70人が侵入、うち50人以上を殺害したと発表。

*2:ジャパロフ大統領、欧州連合(EU)のミシェル大統領、カザフスタンのトカエフ大統領、キルギスのザパロフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領、トルクメニスタンのアマネペソフ閣僚副議長が参加。

*3:イスラエル兵2人が射殺され、さらに兵士1人が死亡。イスラエル軍(IDF)は領内で容疑者のエジプト人警官を殺害したと発表したがエジプト軍は麻薬密輸犯を追っていた治安部隊員が殺害されたとし、両国は共同捜査を開始。

*4:ブルガリアハンガリーポーランドルーマニアスロバキアが国内農家保護を目的として05/02以来ウクライナ産の小麦、とうもろこし、菜種、ひまわりの種の国内販売を禁止していた。

*5:シャール氏はカーン前首相が昨年4月に不信任案を回避するため国会を解散させたのは反逆罪にあたると主張していた。翌06/07、息子がカーン前首相を殺人教唆で告訴。

*6:15人は首長が任命する。

*7:06/02にシルク族がヌエル族の男性を襲撃し殺害したことが発端とされる。

*8:ドネツク州ネスクチネ/Neskuchne、ブラホダトネ/Blahodatne、マカリウカ/Makarivka、ストロツェウェ/Storozheve、ザポリージャ州ノヴォダリウカ/Novodarivka、レヴァドネ/Levadne、ロブコヴェ/Lobkove。ロシア軍はマカリウカで戦闘が続行中と主張。

*9:ルモンド、ル・パリジャンフィガロ、20ミニュッツなど少なくとも4つの日刊紙で偽記事が発見された。

*10:バルハン作戦を実施していたフランスが撤退完了したほか、イギリス、ドイツも駐留治安維持軍撤収を決めている。マリではなおMINUSMAに抗議する民衆のデモ及びMINUSMAを支持するデモが続いている。

*11:複数の投票所が武装集団の襲撃を受けたほか、イスラム武装勢力が支配する北部の広い地域では投票が殆ど実施されなかった。

*12:第2国防相は極右宗教シオニスト党党首スモトリッチ財務相が兼務している。

*13:ミャンマー代表者、ベトナムラオスカンボジアブルネイが参加。インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポールが不参加。

*14:国連のほかエジプト、サウジアラビア、ドイツなどが呼掛け。

*15:店員が壊れてガス漏れしているバルブを交換しようとして爆発、2回のガス管にも引火して全焼したという。

*16:インドのアルテミス計画参加を合意。米ゼネラルエレクトリック(GE)がF414ジェットエンジンを99基、米ジェネラル・アトミクス・エアロ・ノーティカル・システムズが無人機MQ-9Bのインド生産、半導体各社の対印投資などで合意。

*17:パレスチナマンスール国連大使は、IDFは2022年に80人以上を殺害した責任があるのに不当だとしてこれに抗議。

*18:プリゴジン氏はこれまで前線から、武器装備不足、退路へのジラフ説、ロシア軍の砲撃や空爆で戦闘員が死亡した、更に軍が利権の為にプーチン大統領をだましてウクライナ侵攻を始めたなどとロシア国防省を非難する動画を公開してきた。

*19:最終的にロシア軍はヘリ6機、偵察機1機、乗員10人以上を喪失。

*20:オコーナー氏は王文濤商務相との会談で環太平洋経済連携協定(TPP)について協議。

*21:長銃35丁、短機関銃25丁、拳銃100丁、カスタムパーツ1000点以上、信号銃400丁、擲弾銃複数丁などと弾薬1万発以上。

*22:クラスノホリフカは2022年2月にロシアから侵攻を受けて以来、2014年に占領された領土を奪還した初の事例となる。

*23:中国軍機11機は中間線を越えたとした。

*24:タジキスタン検察庁は、本件の犯人が首都ドゥンシャンベで銀行副頭取を誘拐した組織的犯罪グループの一員であり、トルコ経由でモルドバに逃亡したと発表。