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世界の出来事 -2022年5月-

2022.05. (最終更新:2022.06.19)

05/01 チュニジアのサイード大統領、国民対話設置を宣言。労働組合UGTT、雇用者団体UTICA、チュニジア人権連盟(LTDH)、全国弁護士会が参加する。
05/01 イラクのニーナワー県シンジャール郡で衝突、ヤジディ兵士12人が死亡、イラク兵士2人が負傷。
05/01 ベトナム首都ハノイを日本の岸田首相が訪問、ファム・ミン・チン首相と会談。ベトナムはロシアが侵攻するウクライナへの人道支援50万ドル供与を表明。日越サイバー防衛共同訓練や海上保安能力向上の協力で一致。また、グエン・フー・チョン党書記長やグエン・スアン・フック国家主席らとも相次ぎ会談。
05/01 ロシアのラブロフ外相、ウクライナのゼレンスキー大統領がユダヤ人だからといってナチスでないとは限らないとし、ヒトラーにもユダヤ人の血が流れていたとして同一視。*1
05/01 ウクライナでロシアが実効支配するヘルソン州ルーブル圏に移行、4ヶ月の移行期間を経てフリブナの使用を終了する。
05/01 ウクライナ国防省諜報機関モルドバのトランスニストリアの独立派勢力の新聞プレドニツトロヴエが、大規模テロにより数十人が死亡したため沿ドニエストル民共和国政府がロシア軍に共同軍事活動を要請したとする05/02付の新聞を大量印刷していると発表。
05/01 ウクライナのゼレンスキー大統領、ドネツクマリウポリの2日間停戦を発表。アゾフスタリ製鉄所から民間人100人が脱出。
05/01 ウクライナドネツク州キリレンコ知事はリマンへの砲撃で民間人4人死亡、リマン近郊で1人死亡と発表。
05/01 ウクライナハリコフ州シネグボフ知事、ロシア軍の攻撃で少なくとも民間人3人死亡と発表。
05/01 ウクライナ首都キエフアメリカのペロシ下院議長が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。ウクライナ支持を表明。
05/02 カンボジアのフン・セン首相、ミャンマーのミンアウンフライン総司令官とオンライン会談。ASEANミャンマー特使としてカンボジアのプラク・ソコン外相の派遣を伝え、アウンサンスーチー氏との面会を申入れ。ミンアウンフライン氏は協力姿勢を示す。
05/02 マリ政府、フランス軍による治安維持活動の根拠となる防衛協力協定の終了を決定。11月に正式に発効するが、2013年と2020年のバルハン作戦とタクバ作戦に関する協定は即時終了する。
05/02 スペイン政府、サンチェス首長とロブレス国防相の携帯電話にペガサスのスパイウェアがインストールされており盗聴可能な状態にあったと公表。
05/02 イスラエルのベネット首相、ロシアのラブロフ外相がヒトラーユダヤ人とした発言に対し「ナチスによるユダヤ人への迫害を政治的に利用するのは直ちにやめるべきだ」と非難。ラピド外相はロシア大使を召喚し、甚だしい歴史誤認として抗議、説明を求める。
05/02 欧州連合(EU)臨時エネルギー相会合。ロシアによるポーランドブルガリア向け天然ガス供給停止を受け対応を協議。
05/02 タイ首都バンコクを日本の岸田首相が訪問、プラユット首相と首脳会談。防衛装備品の輸出などに関する防衛装備移転協定締結で合意。
05/02 日本防衛省沖縄本島宮古島の間の宮古海峡を中国海軍の空母遼寧を含む艦艇8隻*2が通過し太平洋に出たと発表。
05/02 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタル製鉄所の攻撃をロシア軍が再開、民間人避難再開できず。
05/03 ソマリアのヒーシェベリ州シール・バラフ(Ceel Baraf)付近のアフリカ連合移行ミッション(ATMIS)ブルンジ軍基地をアルシャバーブが自動車爆弾などの襲撃、少なくとも30人死亡12人行方不明。
05/03 ナイジェリアのボルノ州カウティケリ(Kautikeri)をイスラム国西アフリカ州(ISWAP)が襲撃、少なくとも7人死亡。
05/03 トルコのエルドアン大統領、シリア占領地の住宅やインフラ建設を国際社会や地元と協力して進め、シリア難民100万人を帰還させる方針を発表。
05/03 韓国首都ソウルを中国の劉暁明・朝鮮半島問題特別代表が訪問、外務省の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長と北朝鮮の豊渓里核実験場復旧等について協議し憂慮表明。
05/03 韓国政府、検察の捜査権限を大幅縮小する改正法*3交付を閣議決定
05/03 フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領と電話協議。マリウポリの懸念などを伝えるも具体的進展はなし。プーチン氏はウクライナに対し残虐行為停止を促すよう西側に求める。
05/03 アメリカ首都ワシントンを日本の秋葉国家安全保障局長が訪問、ブリンケン国務長官と会談し、1月に日米が創設合意した経済版2プラス2閣僚協議を通じた経済協力拡大や秩序形成について協議。
05/03 ロシアのプーチン大統領、外国政府や国際機関の非友好的行動に対し製品や原材料の輸出を禁止する大統領令に署名。
05/03 ロシアのザハロワ報道官、イスラエルのラピド外相が、ヒトラーユダヤ人とするラブロフ外相の発言に抗議した件に関し、イスラエルウクライナのネオナチ政権を支持していると反論。
05/03 ウクライナ議会でイギリスのジョンソン首相がオンライン演説。3億ポンドぶんの武器支援を表明。
05/03 ウクライナ首都キエフをドイツ野党キリスト教民主同盟(CDU)メルツ党首が訪問、ゼレンスキー大統領と会談。
05/03 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタル製鉄所から民間人101人が脱出に成功。また、マリウポリ近郊から58人が避難に成功。製鉄所にはなお200人を越える民間人が残っている模様。
05/03-07 台湾の台北を小倉局長が率いる自民党青年局代表団5人が訪問、蔡英文総統と会談など。李登輝・元総統を墓参。*4
05/03-21 中国海軍、空母遼寧を編成に含む艦隊が南シナ海東シナ海など西太平洋海域で300回以上の航空機離発着を含む軍事訓練。高秀成報道官は05/04-09まで計画された訓練と公式に発表。
05/04 北朝鮮順安から中距離弾道ミサイル日本海に向けて発射。最高高度約780km、飛距離約470km。朝鮮労働新聞の報道はなし。
05/04 フランス首都パリをインドのモディ首相が訪問、マクロン大統領と首脳会談。防衛技術協力の共同声明発表。
05/04 リビアのバシャガ新暫定首相、シルテを新政府行政拠点に指定。
05/04 アルメニア首都エレバンでパシニャン首相の辞任を要求する反政府デモ。
05/04 アメリカ首都ワシントンを日本の岸防衛相が訪問、オースティン国防長官と会談。国家安全保障戦略などの戦略文書のすり合わせ、早期具体化で一致。核抑止、欧州安保、ウクライナへの支援で協調を確認したほか、日本の防衛能力の反撃力についての説明、無人航空機日米共同開発の可能性を確認。
05/04 アメリカ首都ワシントンを日本の萩生田経産相が訪問、レモンド商務長官、タイ通商代表部(USTR)代表とそれぞれ会談し、インド太平洋経済枠組(IPEF)早期立ち上げで一致。
05/04 バチカンを日本の岸田首相が訪問、ローマカトリック教会のフランシスコ教皇と会談。核兵器のない世界の実現に向け協調を確認。
05/04 イタリア首都ローマを日本の岸田首相が訪問、ドラギ外相と会談。ロシアによるウクライナ侵攻について協議。
05/04 イギリス政府、日本の福島県産一部食品の輸入規制撤廃を発表。
05/04 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長、ウクライナを侵攻するロシアに対し、原油は半年以内、石油精製品は年末までに段階的に禁輸*5
05/04 ハンガリーのペーテル外務貿易相、対ロシア制裁として欧州連合(EU)が提案したロシア産原油禁輸措置がエネルギー供給を完全に破壊するとして、現状案では支持できないと表明。
05/04 ベラルーシ軍が計画で公表されない軍事演習を実施。即応能力を養う抜き打ち訓練と説明。
05/04 モルドバ欧州連合(EU)のミシェル大統領が訪問、サンドゥ大統領と会談。物流や情報分野の支援拡大など援助強化を表明。
05/04 ロシアのカリーニングラード州で軍がコンピュータシミュレーションによるイスカンデル模擬発射訓練。仮想敵の重要インフラへの単射/連射を含む。
05/04 ロシア外務省、岸田首相を含む日本人63人に入国禁止の報復制裁。
05/04 ウクライナのロシア占領下のドネツクマリウポリを露キリエンコ大統領副首席補佐官とトゥルチャク上院第1副議長が訪問。
05/04 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタル製鉄所にロシア軍が突入。
05/04 ウクライナ議会、民兵組織領土防衛隊が割り当てられた地域外で戦うことを認める法案を可決。
05/04- ロシアをイスラエルパレスチナ自治ガザ地区ハマスの代表団が訪問。ロシア外務省当局者とパレスチナとの関係について会談。さらに下院と上院で協議。チェチェン共和国カディロフ首長と会談。
05/05 イスラエル独立記念日に中央地区エルアドで超正統派ユダヤ教徒3人が斧とナイフで刺殺され4人が負傷する殺人事件が発生。イスラエル軍、大規模な捜索作戦。
05/05 ブルキナファソのヤテンガ県ソレ付近で2回のイスラム過激派武装勢力の待伏せ攻撃により少なくとも兵士7人と民兵4人が死亡。武装勢力20人が死亡。
05/05 イギリス領バージン諸島(BVI)、逮捕されたファビー前首相の後任としてウィートリー首相代行が新首相として正式に宣誓。
05/05 スーダンでクーデターへの抗議デモに治安部隊が発砲、複数の死者。
05/05 イギリス首都ロンドンを日本の岸田首相が訪問、ジョンソン首相と会談。自衛隊と英国軍の往来をしやすくする安全保障上の円滑化協定で大枠合意。
05/05 イギリス領北アイルランド議会選挙。90議席シン・フェイン党が27議席を確保し初の第一党。
05/05 イギリス統一地方選挙。保守党は改選議席の1/4を失い、スコットランド国民党(SNP)と自民党が躍進。労働党は伸び悩む。
05/05 石油輸出国機構(OPEC)プラス、オンライン閣僚協議。現行の小幅増産継続で合意。
05/05 アメリカ上院司法委員会、石油輸出機構(OPEC)やパートナー国の提訴を可能にする石油生産輸出カルテル禁止(NOPEC)法案を賛成17票反対4票で可決。
05/05 アメリ国務省、ホームページの台湾関係外洋から独立不支持の文言を削除しパートナーとする文言追加などの更新*6。中国は反発。
05/05 フランス左派、不服従のフランス(LFI)主導で緑の党フランス共産党(PCF)、社会党(PS)が参加する左派連合協定*7が、PSの承認*8により発足。
05/05 ドイツのシュタインマイヤー大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談。ゼレンスキー氏は問題は解消されたとしてシュタインマイヤー氏をキエフに招待。緊密な連絡の維持で合意。
05/05 ロシアのプーチン大統領イスラエルベネット首相と電話協議。05/01のラブロフ外相による、ヒトラーユダヤ人の血が流れているとした発言を謝罪、ベネット首相は謝罪を受け入れたと以政府発表。*9
05/05 ロシアのプーチン大統領ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタリ製鉄所に再度降伏勧告。
05/05 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタリ製鉄所から民間人約500人の避難に成功したと国連発表。
05/06 スリランカ政府、ラジャパクサ大統領退陣を求めるデモに対し2度目の非常事態宣言。
05/06 オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンソロモン諸島のマネレ外相が訪問、ペイン外相と会談。中国とソロモン諸島の安全保障協定について協議。協議後、モリソン首相はソロモン諸島に中国軍が基地を保有することはないと明言。
05/06 キルギスタン政府、前日にウズベキスタン国境で発砲があり国民3人が殺害されたと発表。民間人か国境軍歌は不明。
05/06 中国外務省趙立堅副報道局長、05/05にイギリスで日本の岸田首相がウクライナ危機から東アジアの安全保障に示した懸念について反発。台湾は内政問題であり口を出すべきではないと表明。
05/06 台湾の防空識別圏(ADIZ)に中国機18機*10が侵入。
05/06 ドイツのランブレヒト防相、ロシアから侵攻を受けるウクライナに自走式榴弾砲パンツァーハウビッツェ2000 7両の供与を発表。
05/06 アメリカ政府、ロシアから侵攻を受けるウクライナに長距離火砲の弾薬や対砲兵レーダー、電波妨害装置の譲渡など1.5億ドルの軍事支援決定を発表。
05/06 ウクライナ軍、地対艦ミサイル ネプチューンがロシア軍のフリゲート艦アドミラル・マカロフに命中し大破させたと発表。
05/06 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタリ製鉄所にロシア軍が突入作戦再開。
05/06 国連安全保障理事会でロシアが侵攻するウクライナに関する初の議長声明で、ウクライナにおける平和と安全保障の維持に深い懸念を表明。
05/07 アフガニスタンのパンジシール州でマスード2世が率いる反政府(旧共和国)武装勢力国家レジスタンス戦線(NRF)、北部3地区を制圧したと主張。
05/07 エジプトのシナイ半島イスマイリア州のカンタラの町でエジプト軍が武力衝突により、兵士数くなくとも11人が死亡。イラク・レバントのイスラム国(ISIL)が犯行声明。
05/07 アフガニスタンのパンジシール渓谷で反タリバン武装勢力民族抵抗戦線(NRF)が攻勢開始を宣言。3地区の解放を宣言。
05/07 北朝鮮の新浦から潜水艦発射型弾道ミサイル(SLB)を発射、飛距離約600km、最高高度約50km。朝鮮労働新聞の報道はなし。
05/07 フィジーを日本の林外相が訪問、バイニマラマ首相兼外相と会談。自由で開かれたインド太平洋(FOIP)実現に向けた協力で一致。
05/07 パラオを日本の林外相が訪問。
05/07 フランス首都パリでマクロン大統領2期目の就任式。
05/07 ウクライナのベレシュチュク副首相、ドネツクマリウポリのアゾフスタリ製鉄所からの民間人退避が完了したと発表。
05/07 ウクライナルガンスク州ボロホリフカで民間人約90人が避難しており軍事拠点として使用されていた学校が空爆を受け、民間人約60人が死亡。
05/08 コスタリカ議会でロドリゴチャベス財務相が宣誓式を経て大統領就任。
05/08 ハイチ首都ポルトープランスイスラム教系教育団体のトルコ人8人を武装集団が拉致。
05/08 スリランカの仏教聖地アヌラダプラをラジャパクサ首相が訪問。首相退陣を求めるデモ。
05/08 イラン首都テヘランポーランドのラウ外相が訪問、アブドラヒアン外相と会談。共同記者会見でアブドラヒアン氏はウクライナでの戦争に反対すると表明。
05/08 イスラエルの中央地区エルアドで05/05に3人死亡した刺殺事件の犯人として治安部隊が大規模な捜索作戦のうえ、パレスチナ人2人を逮捕。
05/08 コンゴ民主共和国(DRC)イトゥリ州モンブワル付近で鉱山野営地を武装集団が襲撃、少なくとも30人が死亡、多くが誘拐される。コンゴ開発協同組合(CODECO)の犯行とみられる。
05/08 ナイジェリアのザムファラ州ダムリ、カラヘ、ザボンガリンの村をオートバイに乗った重武装の盗賊団数十人が襲撃、少なくとも48人が死亡。パトカーが焼かれ警官2人死亡。ダムリだけで病人を含む32人死亡したという。05/06以来警備にあたっていた軍の部隊は銃撃ののち撤退を強いられる。
05/08 イラン首都テヘランをシリアのアサド大統領が訪問、ハメネイ師やライシ大統領と会談。関係強化の重要性を確認。
05/08 中国の香港特別行政区で李家超(ジョン・リー)前政務官の行政長官信任投票。1428票中支持1416票、不支持8票、無効票4票で当選。
05/08  南オセチアで大統領選挙決戦投票。治安機関出身のアラン・ガグロエフ氏が勝利、ロシアが支援していた現職アナトリー・ビビロフ氏が敗北。
05/08 ウクライナ首都キエフをカナダのトルドー首相が予告なしに訪問、ゼレンスキー大統領と会談、軍事支援について協議、新たな軍事支援とロシアの新興財閥や防衛部門などの40個人と団体に対する追加制裁を発表。また、キエフ州イルピンを訪問、マルクシン市長と会談。
05/08 G7首脳とウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン会議。ロシア産石油輸入禁止の共同声明。*11
05/09 エクアドルサント・ドミンゴの刑務所内で麻薬組織の抗争が発生、受刑者少なくとも44人死亡。
05/09 スペイン国家情報局(CNI)エステバン長官、スパイウェア ペガサスが現職閣僚やカタルーニャ州独立派政治家数十人に使用され監視されていた政治危機で引責解任。後任に現国防副大臣エスペランサ・カステレイロ氏。
05/09 メキシコのベラクルス州コソレアカケ市のコンビニの外で記者2人が殺害され、今年に入ってメキシコで殺害された報道関係者は11人になった。
05/09 韓国首都ソウルを日本の林外相が訪問、朴振時期外相と会談。
05/09 フィリピン大統領選挙投票日。フェルディナンド・マルコス上院議員が勝利。2位のレニー・ロブレド副大統領の2倍以上の得票。副大統領はサラ・ドゥテルテ元ダバオ市長が当選。
05/09 スリランカのラジャパクサ首相、大規模抗議活動を受け辞任表明。首相公邸をデモ隊が襲撃、正門を破り車両に放火、警官が威嚇発砲。
05/09 スリランカ全国で反政府抗議デモ。首都コロンボでの首相支持者との衝突などで少なくとも与党議員1人を含む5人死亡、150人負傷。
05/09 スリランカ政府、2日間の外出禁止令。
05/09 ハンガリー首都ブダペスト欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長が訪問、オルバン首相とロシアによるウクライナ侵攻をめぐりロシア産石油輸入禁止に向けた協議、合意に至らず。
05/09 アメリカのバイデン大統領がレンドリース法(武器貸与法)に署名、成立。2023年9月まで。
05/09 ドイツ首都ベルリンをフランスのマクロン大統領が訪問、ショルツ首相と会談。ロシアによるウクライナ侵攻に対抗し早期停戦に向けた協力で一致。
05/09 フランスのストラスブール欧州連合(EU)欧州議会マクロン大統領が演説。EU加盟国と欧州のEU非加盟国からなる「欧州政治共同体」創設を提唱。
05/09 ロシアで対ドイツ戦勝記念日式典。プーチン大統領は演説でウクライナ侵攻を正当化。ウクライナのロシア占領下にあるヘルソン、ドネツクマリウポリなどでもイベントを実施。
05/09 ウクライナオデッサ欧州連合(EU)のミシェル大統領が訪問、シュミハリ首相と会談。会談中ロシア軍のミサイル攻撃を受け、避難先で会談を継続、ゼレンスキー大統領もテレビ会議形式で参加。人道援助、経済や軍事の支援、戦後復興などについて協議。
05/10 スリランカの抗議の暴動が与党議員、地方政治家の家、商店、起業に放火。少なくとも警官2人を含む8人死亡、220人以上が負傷。
05/10 スリランカ国防省、略奪や人命に危害を加えるなどした人物は発見次第銃撃するよう兵士に命令。
05/10 パキスタン政府とパキスタンタリバン運動(TTP)の間で停戦合意発効。
05/10 コロンビアのバル島で新婚旅行に訪れていたパラグアイの麻薬関連犯罪担当のペッシ検事が2人組の男に射殺される。動機は不明だが暗殺とみられる。
05/10 ナイジェリアのタラバ州タクム地域タティ村で待ち伏せ攻撃により兵士7人死亡、2人行方不明。
05/10 コンゴ民主共和国(DRC)のイトゥリ州ドジュグ地区ファタキ町の避難民キャンプが襲撃を受け、少なくとも14人死亡。地域指導者は武装勢力コンゴ開発協同組合(CODECO)の犯行として非難。
05/10 中国首都北京人民大会堂共産主義青年団創設100年祝賀式典。習近平総書記が演説、共産党なければ共青団はないと訓示し絶対忠誠を強調。
05/10 中国外務省の趙立堅副報道局長、05/05にアメリ国務省サイトの台湾関係文言更新について台湾問題をもてあそんでいると批判、反発。
05/10 台湾海峡アメリカ海軍ミサイル巡洋艦ポートロイヤルが通航。
05/10 韓国首都ソウルで尹錫悦大統領就任式。*12
05/10 スペイン政府、グランデマルラスカ内相のスマホからもペガサスが検出されたと発表。
05/10 ウクライナキエフ州ブチャをドイツのベアボック外相が訪問、地元住民と面会。首都キエフでクレバ外相と会談、共同記者会見で大使館のキエフ復帰を表明。
05/10 ウクライナハリコフ州イジュームで3月上旬にロシア軍に破壊された住宅の下から民間人の遺体44人が発見される。
05/10 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、ロシアによるウクライナ侵攻における民間人死者数3381人が確認されたと発表。
05/10 国連総会、国連人権理事会理事国のロシア脱退による空席に157ヵ国の賛成と23ヵ国の棄権でチェコを選出。
05/10-12 日本をフィンランドのマリン首相が訪問、岸田首相、細田議長らと会談。
05/11 イスラエルパレスチナ暫定自治区ヨルダン川西岸ジェニンでイスラエル治安部隊を取材中のアルジャジーラの記者シェリーン・アブ・アクレ氏が治安部隊の銃撃を受け死亡。
05/11 トーゴのクパンジャル県でテロリストの攻撃により少なくとも兵士8人が死亡。襲撃者のうち15人死亡と治安当局発表。
05/11 ドイツ政府、マリの国連平和維持ミッション(MINUSMA)への300人増派を決定。
05/11 日本議会、経済安全保障推進法を可決成立。
05/11 スウェーデン首都ストックホルムをイギリスのジョンソン首相が訪問、アンデション首相と会談。共同記者会見で、相互安全保障宣言*13を発表。
05/11 フィンランド首都ヘルシンキをイギリスのジョンソン首相が訪問、ニーニスト大統領と会談。相互安全保障宣言を発表。*14
05/11 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)がバルカン半島6ヵ国首脳を招待し夕食会、「準加盟」の構想を含め協力関係について協議。
05/11 ロシアのベルゴロド州の村落でウクライナ側からの砲撃により少なくとも1人死亡とグラドコフ知事発表。*15
05/11 ロシア政府、ガスプロム社の元子会社でドイツが国有化したガスプロムゲルマニア社など31社を原材料などの輸出を禁止する制裁指定。
05/11 ウクライナヘルソン州を占領しているロシア当局キリル・ストレモウソフ氏、ロシアへの併合をプーチン大統領に求める方針を発表、年内に統治下に置かれるだろうと表明。
05/11 国連安全保障理事会北朝鮮弾道ミサイル発射をめぐる公開会合。アメリカが準備する制裁案に中国とロシアが非建設的として反対表明。
05/12 ナイジェリアのソコトキリスト教徒女性のシェフ・シャガリ教育大学学生がSNS預言者ムハンマドを侮辱する投稿を行ったとしてイスラム教徒の同学学生らに投石され殺害される。殺害現場はSNSに投稿され、警察は犯人を逮捕、勾留。
05/12 北朝鮮平壌順安区から短距離弾道ミサイル3発を発射。最高高度100km、飛距離約350km。
05/12 北朝鮮政府、朝鮮中央通信を通じてCOVID-19感染者発生を初めて公表。*16金正恩総書記は党政治局会議を開き、最大非常防疫体制*17への移行を決定。
05/12 パキスタンのシンド州カラチで駐車したオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも通行人1人死亡。
05/12 タイ首都バンコクでタイ石油公社(PTT)とサウジアラビアサウジアラムコ社がエネルギー協力強化の覚書に署名。*18
05/12 スリランカのラジャパクサ大統領、新首相に野党統一国民党(UNP)ウィクラマシンハ元首相を指名。
05/12 コソボ政府、欧州評議会に加盟申請。
05/12 フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相が来た北大西洋条約機構(NATO)加入手続き着手を急ぐ共同声明を発表。
05/12 ロシアのガスプロム社、ドイツに到るヤマル欧州パイプラインについて、一部を所有するポーランドの企業がロシアの制裁対象に指定されたため、天然ガス供給を停止すると発表。
05/12 国連人権理事会特別会合、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐりキエフ近郊などでの戦争犯罪調査決議を採択、調査委員会に調査報告を求める。理事国47ヵ国中賛成33ヵ国、棄権12ヵ国、反対2ヵ国。*19
05/12 日本首都東京を欧州連合(EU)ミシェル大統領、フォンデアライエン欧州委員長が訪問、岸田首相と会談。対中国、ロシアで結束を確認。
05/12-13 アメリカ首都ワシントンで東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議。ウクライナにおける即時停戦を要求し、政治対話を促す共同声明。
05/12-14 ドイツのバイセンハウスで主要7か国(G7)外相会合。ウクライナのクレバ外相、モルドバポスペク外相、インドネシアのルトノ外相も参加。ロシアからの侵攻を受けるウクライナ支援で一致。
05/12-14 ドイツのシュツットガルトで世親7か国(G7)農相会合。ウクライナのソルスキー農業食糧相も参加。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる食糧安全保障確保について議論。
05/13 シリアのハマー県マスヤーフをイスラエルがミサイル攻撃、民間人を含む少なくとも5人死亡。農地火災発生。
05/13 アラブ首長国連邦(UAE)のハリファ大統領が死亡。
05/13 アメリカ首都ワシントンをヨルダンのアブドラ国王が訪問、バイデン大統領と会談しイスラエルパレスチナの緊張緩和などを協議。
05/13 日本の広島を欧州連合(EU)ミシェル大統領が訪問、広島原爆死没者慰霊碑に献花。核兵器開発を進める北朝鮮核兵器使用をにおわせるロシアを非難。
05/13 アメリカのオースティン国防長官がロシアのショイグ国防相と電話会談。02/24以来初。即時停戦要求と意思疎通の重要性を伝達。
05/13 イギリス政府、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりプーチン大統領の親族らを新たに制裁対象に追加。
05/13 ドイツのショルツ首相とロシアのプーチン大統領が電話会談。プーチン氏はウクライナナチス思想とテロによる国際人道法違反を繰り返し非難、停戦交渉に進展なし。
05/13 トルコのチャヴシュオール外相、フィンランドスウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加入検討について、両国がクルド労働者党(PKK)を支援しているとして難色を表明。
05/13 タジキスタン首都ドゥンシャンベで独立国家共同体(CIS)外相会議。アルメニアアゼルバイジャンの和解について協議。
05/13 ロシア国営電力会社インテルRAO社、フィンランドへの送電を翌日から停止すると発表。*20
05/13 ロシア政府、ルーマニア外交官10人をペルソナノングラータを宣言し国外追放。
05/13 南オセチアのビビロフ大統領、ロシアへの編入を巡る住民投票を実施するとの大統領令に署名。07/17に実施すると発表。
05/13 ウクライナのハリコフ市北部域をロシア軍からウクライナ軍が奪還。
05/13 ウクライナ首都キエフでロシア兵による民間人殺害容疑の初公判。
05/14 アラブ首長国連邦(UAE)最高評議会、ハリファ氏の後任としてアブダビ首長国ムハンマド皇太子を全会一致で大統領に選出。
05/14 チリ首都サンディアゴのフェルナンデス国防相の自宅が強盗被害。現金、自動車などが盗まれる。
05/14 ブルキナファソのサヘル地域ゲッセルの町で祖国防衛義勇兵(VDP)が護衛する民間の護送車列が襲撃を受け少なくとも8人死亡。ファラマナでも憲兵隊と警察署に襲撃、2人負傷。
05/14 エジプトのシナイ半島で銃撃戦、兵士5人とイスラム過激派武装勢力7人が死亡。イラク レバントのイスラム国(ISIL)が犯行声明。
05/14 ナイジェリアのソコトキリスト教徒学生を殺害したイスラム教徒学生の釈放を求めるムスリムによる抗議デモが放火など暴動に発展。アブバカル師の邸宅を包囲し預言者侮辱を罰した正義を守るよう要求。政府は夜間外出禁止令。
05/14 スリランカ大統領府、統一政府閣僚4人を与党スリランカ人民戦線(SLPP)から指名。野党は支持せず。
05/14 アメリカのニューヨーク州バファローのスーパーマーケットで白人男性による銃乱射事件、少なくとも10人死亡*21。検索歴などの捜査から人種差別に基づく憎悪犯罪として捜査。
05/14 インド政府、小麦輸出一時停止を決定。
05/14 フィンランドのニーニスト大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談、北大西洋条約機構(NATO)加入意思を伝達。
05/14-15 ドイツ首都ベルリンで北大西洋条約機構(NATO)外相会議。フィンランドのハービスと外相、スウェーデンのリンデ外相も参加し加入協議。
05/15 ナイジェリアのアナンブラ州のオケチュクュ・オコヨ州議会議員と補佐官が行方不明になる。
05/15 レバノンで国民議会選挙。128議席中新イラン系政党が61(-10)議席過半数を割り込む*22
05/15 南アフリカのステレンボッシュ大学学生寮で黒人男子学生1年生の部屋に白人男子学生が押し入り、ラップトップPCなどに放尿、人種差別的発言をする事件が発生。大学は白人学生を退学処分とともに非難声明、翌日には大学構内で人種差別抗議デモが発生。
05/15 ソマリア議会上下両院、大統領選挙。3回に渡る投票を経て新大統領にハッサン・シェイク・モハムド元大統領を選出。*23
05/15 パキスタンの北ワジリスタン連邦直轄部族地域ミルアリで治安部隊を狙った自爆テロ、少なくとも兵士3人と子供3人の6人が死亡。また、カイバル・パクトゥンクワ州州都ペシャーワル子サーバンドではシーク教徒2人が何者かに射殺される。
05/15 スウェーデン与党社会民主労働党北大西洋条約機構(NATO)加入支持を表明。
05/15 ウクライナルガンスク州セベロドネツクの病院がロシア軍の砲撃を受け市民9人が負傷。
05/16 ギニアビサウのエンバロ大統領、議会を解散し総選挙。投票日は12/18を予定している由。
05/16 マリの暫定軍事政権、05/11-12に将校と下士官が企てたクーデターを未然に阻止したと発表。
05/16 韓国の朴振外相が中国の王毅国務委員兼外相とオンラインで会談、北朝鮮の挑発行為自制に中国の建設的役割分担を求める。
05/16 北朝鮮首都平壌の空港に中国からCOVID-19治療薬などの支援物資を搭載した北朝鮮コリョ航空輸送機3機が瀋陽から到着。*24
05/16 アラブ首長国連邦(UAE)、ハリファ氏の各国弔問団が訪問、葬儀に出席。*25
05/16 フランスのマクロン大統領、エリザベット・ボルヌ労働省を新首相に任命。
05/16 アメリカ政府、トランプ前政権が科したキューバ規制を一部見直し、渡航、送金関連の制限緩和を発表。
05/16 アメリカ国防総省、アルシャバーブ掃討を目的としたソマリアへの米軍配置を発表。
05/16 スウェーデンのアンデション首相、北大西洋条約機構(NATO)加入決定を発表。また、フィンランドと共に交渉の為政府高官をトルコに派遣する方針を表明。
05/16 トルコのエルドアン大統領、フィンランドスウェーデン北大西洋条約機構(NATO)加入申請について、クルド武装勢力クルド労働者党(PKK)にまつわる対トルコ制裁を理由に、交渉をしたとしても加入は認めないと明言。
05/16 ロシア首都モスクワで集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議。ウクライナ情勢における西側諸国の姿勢や北欧2か国の北大西洋条約機構(NATO)参加について協議。*26
05/16 ウクライナドネツクマリウポリのアゾフスタリ製鉄所から兵士が投降開始。ロシア軍は負傷者は制圧下の同州ノボアゾフスクへ、他はオレフニカに一時移送。
05/17 リビアでトブルク議会選出のバシャガ暫定首相が首都トリポリに入り、政府立ち上げを宣言するも、不明な勢力と銃撃戦が発生。バシャガ氏と閣僚がふたたびトリポリを離れる。
05/17 グアテマラのジャマテイ大統領、米州首脳会議に出席しない意向を表明。
05/17 スウェーデン首都ストックホルムフィンランドのニーニスト大統領が訪問、アンデション首相と会談、北大西洋条約機構(NATO)加入について協議。
05/17 スウェーデン陸軍がゴトランド島ビスビー近郊で野外訓練。
05/17 ドイツのショルツ首相、スウェーデンフィンランドとの軍事協力強化を表明。特にバルト海で合同演習を通じて実現するとした。
05/17 セルビアのブルナビッチ首相、学校や公共施設への爆破予告が100件近く相次いでおり、ロシアに制裁を科していないゆえの嫌がらせだと根拠を示さず西側諸国の圧力を非難。
05/17 ロシア政府、バルト海諸国評議会(CBSS)脱退表明。
05/17 ロシア外務省、在ロシア フィンランド大使館の職員2人を、対抗措置として国外追放。
05/18 パキスタンタリバン運動(TTP)のクラサニ広報担当、アフガニスタンタリバン暫定政権の仲介によりパキスタン政府との停戦を05/30まで延長することに合意したと発表。
05/18 タジキスタンのゴルノ・バダフシャン自治州当局、治安部隊と反政府過激派の衝突で少なくとも犯罪グループ8人と治安要員1人が死亡、70人を拘束したと発表。
05/18 スリランカ、2023年満期債と28年満期債の04/18期限利払いができず、デフォルト(債務不履行)宣告を受ける。
05/18 ベラルーシのルカシェンコ大統領、テロ行為を試みた場合に死刑を科せる法律に署名。
05/18 日本の林外相と中国の王毅外相が電話会談。ロシアによるウクライナ侵攻について協議。林氏は南シナ海の軍事活動に懸念表明。王毅氏はクアッドに懸念表明。
05/18 アメリカのニューヨークをトルコのチャヴシュオール外相が訪問、ブリンケン国務長官と会談。フィンランドスウェーデンNATO加盟について協議。
05/18 ベルギー首都ブリュッセルスウェーデンフィンランドがストルテンベルグ事務総長に北大西洋条約機構(NATO)加入手続きを申請。
05/18 ロシア外務省、駐在するフランス外交官34人、スペイン外交官27人、イタリア外交官24人の計85人を対抗措置として国外追放。
05/18 ウクライナのゼレンスキー大統領、戒厳令を05/25から90日間延長する大統領令に署名。
05/19 ブルキナファソのコンピヤンガ県の基地をイスラム過激派武装勢力が襲撃、少なくとも兵士11人が死亡。
05/19 ブルキナファソのセノ州セイテンガでバスがイスラム過激派武装勢力の攻撃を受け、少なくとも民間人1人死亡。
05/19 東ティモール首都ディリでラモス・ホルタ大統領就任式。
05/19 ドイツ連邦議会予算委員会、ロシア企業との関係継続を理由としてシュレーダー元首相から議会内事務所使用権剥奪を決定。
05/19 インドのダラムサラチベット亡命政府アメリカのウズラ・ゼヤ国務次官が訪問、ダライ・ラマ14世と面会。
05/19 アメリカ首都ワシントンをフィンランドのニーニスト大統領とスウェーデンのアンデション首相が訪問、バイデン大統領と北大西洋条約機構(NATO)加入交渉について会談。
05/19 中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5か国(BRICS)オンライン外相会談。習近平国家主席がビデオメッセージで安全保障協力強化を呼掛け。
05/20 シリア首都ダマスカス近郊をイスラエルの地対地ミサイルが空爆、少なくとも軍人3人死亡。
05/20 モザンビークのカボデルガド州マコミア地区をイスラム武装勢力が襲撃、少なくとも3人が死亡。
05/20 ブルキナファソのコンビヤンガ州マジョアーリの軍事基地が襲撃を受け少なくとも兵士11人と武装勢力15人が死亡。
05/20 エチオピアのティグライ人民解放戦線(TPLF)が401人の女性を含む4,208人の捕虜解放を発表。
05/20 世界保健機関(WHO)緊急会合、欧州全域で感染及び感染疑い例が発生しているサル痘の感染状況を協議。
05/20 ドイツとカタールがエネルギーパートナーシップ協定に署名。
05/20 ロシアのショイグ国防相スウェーデンフィンランド北太平洋条約機構(NATO)参加方針を受け、西部国境方面防衛に新たに12部隊編成を表明。
05/20 ロシア国防省コナシェンコフ報道官、ウクライナドネツクマリウポリ市アゾフスタリ製鉄所の完全開放を宣言。降伏の05/16以降宇兵2439人が投降したと発表。
05/20 ロシア首都モスクワをマリのディオプ外務・国際協力相が訪問、ラブロフ外相と会談。ラブロフ氏はマリの治安上のリスクを共有、撤退したフランスを非難し兵士訓練等での協力を表明。
05/20-22  韓国首都ソウルをアメリカのバイデン大統領が訪問、尹錫悦大統領と会談。サムスン電子半導体工場を視察。
05/21 ブルキナファソのバム州ブルザンガの基地をイスラム過激派武装勢力が襲撃、少なくとも兵士5人と武装勢力30人が死亡。
05/21 ナイジェリアのボルノ州ディクワ市ムドゥ村をイスラム国西アフリカ州(ISWAP)が襲撃、少なくとも30人が死亡。生存者はISWAPが死亡した司令官2人の報復と伝言していたと証言。
05/21 イラクスレイマニヤ県チャムチャマル地区マフムール難民キャンプをトルコ軍がドローン攻撃、3人に民間人を含む少なくとも6人が死亡。
05/21 オーストラリア総選挙。151議席中、労働党が72(+5)議席で勝利、与党保守連合が55(-23)議席労働党アルバニージー党首が次期首相就任確実。
05/21 日本の宮古島東を、西太平洋で訓練をしていた中国空母遼寧および4隻の海軍艦艇が東シナ海に入ったと防衛省統合幕僚監部発表。
05/21 フィンランドのガスグリッド社、ロシアからの天然ガス供給が停止したと発表。ガスプロム社はルーブル建ての料金未払いにより停止したと発表。
05/21 トルコのエルドアン大統領、フィンランドのニーニスト大統領とスウェーデンのアンデション首相、北大西洋条約機構(NATO)ストルテンベルグ事務総長と電話会談。テロとの戦いでトルコへの協力を求め、両国に対し、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向け具体的な措置を要求。
05/21 ロシア外務省、制裁の報復措置としてアメリカ人963人とカナダ人26人の入国禁止措置を発表。リストには俳優や経営者など著名人を含む。
05/21-22 タイ首都バンコクアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会議。ロシア閣僚発言時に日米加豪NZの5か国が退席。ウクライナ侵攻で足並みが揃わず共同声明まとまらず。
05/22 タイ首都バンコク知事知事選挙、タクシン派チャチャート氏が得票率52.3%で圧勝。*27議会選挙、50議席中タクシン派系タイ貢献党が20議席、反プラユット系前進党14議席民主党9議席、与党国民国家の力党(PPRP)3議席
05/22 ナイジェリアのアナンブラ州のンネウェイで05/15に行方不明になっていたオケチュクュ・オコヨ州議会議員の切断された頭部が発見される。当局はビアフラ先住民(IPOB)分離独立勢力の犯行として非難。
05/22 イラン首都テヘランで革命防衛隊コッズ部隊ハッサン・サイアド・ホダイ大佐が自宅前でオートバイ2台に分乗した何者かに射殺される。犯人は逃走、所属も不明。
05/22 オーストラリアのアルバニージー次期首相、05/24に日本首都東京で開催されるクアッド首脳会談に出席し、のちに日米印各国首脳と個別会談する日程を発表。
05/22 ウクライナ首都キエフポーランドのドゥダ大統領が訪問、議会で演説、敬意並びに積極的支援表明。ゼレンスキー大統領と会談、EU加盟支援表明。
05/22 ウクライナのゼレンスキー大統領、イギリスのジョンソン首相と電話会談。オデッサの状況について協議、輸出能力確保協力で一致。
05/22-24 日本首都東京をアメリカのバイデン大統領、レモンド商務長官、タイ通商代表部大事表らが訪問、岸田首相と会談。日本の国連常任理事国入りをアメリカが支持すると明言。*28
05/22- 世界保健機関(WHO)総会。台湾は招待されず。COVID-19、サル痘、原因不明の急性小児肝炎について協議。
05/23 パキスタンパキスタン正義運動(PTI)に警察が大規模捜査をする中で党員が自宅を訪れた警官を射殺。カーン元首相はこれを擁護。政府はPTIのデモを禁止。カーン元首相は予定された抗議デモの前に400に二乗の支持者が逮捕されたとして抗議。
05/23 アルメニアアゼルバイジャンが国境委員会を設立したと発表。和平協定に向け前進。
05/23 ソマリア首都モガディシュでモハムド大統領就任式。
05/23 ニジェール首都ニアメをドイツのショルツ首相が訪問、バゾウム大統領と会談。ニジェール特殊部隊訓練ガゼル作戦延長をドイツが決定、サヘル地域安定の協力で一致。マリのワグナーなど対ロシアについても協議。
05/23 メキシコのグアナフアト州セラヤでホテルと2軒のバーが武装集団の襲撃を受け少なくとも男性3人と女性7人の10人が死亡。
05/23 日本首都東京でアメリカのバイデン大統領がインド太平洋経済枠組(IPEF)始動を宣言。*29
05/23 スイスのジュネーブ世界保健機関(WHO)年次総会。台湾は招待せず。テドロス事務局長再選。
05/23 ロシアのソチをベラルーシのルカシェンコ大統領が訪問、プーチン大統領と会談。ポーランド北大西洋条約機構(NATO)がウクライナの解体を画策していると根拠を示さず主張。
05/23-24 日本首都東京をアメリカのバイデン大統領が訪問、岸田首相と首脳会談。
05/23-26 スイスのダボス世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)。ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン演説、武器供与とロシア経済封鎖を要請。
05/23-28 中国の新疆ウイグル自治区をバチェレ国連人権高等弁務官が訪問、ウルムチカシュガル等を視察。*30
05/24 ブラジルのリオデジャネイロ市の貧民街(ファベーラ)ビラクルゼイロでコマンド・ベルメリョの捜査に訪れた軍警察が容疑者集団と銃撃戦、少なくとも22人が死亡。当局は死者のうち1人が居合わせて流れ弾を受けた民間人で、少なくとも11人が容疑者だったと発表。
05/24 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州で軍基地をM23武装勢力が襲撃、少なくとも兵士9人と武装勢力22人が死亡。
05/24 ニジェール軍、チャド湖地域でボコハラム掃討作戦、少なくとも武装勢力40人が死亡。
05/24 南アフリカ共和国首都プレトリアをドイツのショルツ首相が訪問、ラマポーザ大統領と会談。ロシアによるウクライナ侵攻や脱化石燃料について協議。
05/24 アメリカのテキサス州ユバルディの小学校で高校生による銃乱射事件、児童19人を含む少なくとも21人が死亡。犯人は現地で射殺。
05/24 日本の日本海側を中国のH6爆撃機2+2機、ロシア軍のTU95爆撃2機の編隊、ロシア軍のIL20情報収集機の計7機が飛行。*31
05/24 日本首都東京でクアッド首脳会合、岸田首相、アメリカのバイデン大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、インドのモディ首相。のち各首脳が個別に会談。
05/24 インド政府、2022年度の砂糖輸出量を10Mtに制限すると発表。
05/24 モルドバ当局、ドドン前大統領を国家反逆罪や汚職容疑で逮捕。
05/25 アフガニスタン首都カブールのモスク内で爆弾が爆発、少なくとも5人死亡。犯行声明はなし。
05/25 アフガニスタンの バルフ州州都マザリシャリフで3台のミニバスに仕掛けられていた爆弾が爆発、少なくとも10人が死亡。イスラム国ホラサン州(ISKP)が犯行声明。
05/25 イスラエルエルサレムをトルコのチャヴシュオール外相が訪問、ラピド外相と会談。共同経済委員会再開と経済協力拡大で合意。
05/25 フィリピン上下院合同委員会、05/09の大統領選挙でマルコス元上院議員とサラ・ドゥテルテ元だばおの勝利を正式宣言。
05/25 スリランカのウィクラマシンハ首相が財務大臣、経済安定大臣、国家政策大臣を兼任で就任。
05/25 タイのナラティワート県マレーシア国境付近の海上警察署と移民局の建物が武装集団の襲撃を受ける。ラマダン停戦以降初の衝突。3人負傷、警察車両4台が放火される。
05/25 中国の李克強首相を中心に地方幹部含む10万人参加の経済安定に向けた全国幹部テレビ電話会議。*32
05/25 北朝鮮首都平壌順安付近から、弾道ミサイルを東方に3発発射。0600頃高度約550km飛距離約300km、0637頃高度20km付近で消失、0642頃高度約50km飛距離約750km変則軌道。ICBM1発、短距離弾道ミサイル1発とみられる。
05/25 日本周辺空域で航空自衛隊F-15戦闘機4機と在日米軍F-16戦闘機4機が戦闘機の共同訓練。
05/25 韓国、北朝鮮によるミサイル発射実験への対抗として東部沿岸から玄武2ミサイルなどの発射演習。
05/25 トルコ首都アンカラスウェーデンフィンランドの政府高官代表団が訪問、イブラヒム・カリン外務省報道官らと北大西洋条約機構(NATO)加入について協議。*33
05/25 イラン首都テヘランでロシアのノヴァク副首相とオウジ石油相が会談、エネルギーと金融の関係拡大に向けた3つの覚書に署名。決済システムのミールとシェターブの接続で合意。
05/25 ロシアのプーチン大統領ウクライナヘルソン州ザポリージャ州の住民のロシア国籍取得手続きを簡素化する大統領令に署名。
05/25 ロシア政府、占領したウクライナドネツクマリウポリの機雷や地雷、瓦礫などの撤去が進み、港が再開したと発表。
05/25 ロシアのルデンコ外務次官、ロシア軍に投降したウクライナ兵について、訴追して裁判が終わるまで捕虜交換を検討しない認識を表明。
05/25 ロシア上下院、志願兵の年齢上限撤廃法案を可決。
05/25 ウクライナドネツククラマトルスク地区リマンからウクライナ軍が撤退、ロシア軍が占領。
05/26 パキスタン首都イスラマバードにカーン前首相のパキスタン正義運動(PTI)および支持者によるシャリフ政権の解散と総選挙を求めるデモ行進が近郊から市内に到着。
05/26 コンゴ民主共和国(DRC)イトゥリ州イルム地区のイチュリ川河岸で17人の斬首腐乱死体が発見される。一部の頭は箱に入れられていたという。
05/26 コンゴ民主共和国(DRC)イトゥリ州ドジュグ地区でコンゴ開発協同組合(CODECO)武装勢力がソバ村、ピロ・ムリンド村、シャリテ・バンザ村を襲撃、少なくとも9人死亡。
05/26 ブルキナファソ軍がスム州トンゴマイユ近郊のイスラム過激派武装勢力拠点を空爆、のちに軍は司令官を含む武装勢力少約10人が死亡したと発表。
05/26 イランのテヘラン州パルチンの国防研究所で爆発事故、少なくとも研究者1人死亡、1人負傷。
05/26 ソロモン諸島首都ホニアラを中国の王毅外相が訪問、マネレ外務貿易相と会談。安全保障協力を強調、軍事基地は否定。*34
05/26 フィジーがインド太平洋経済枠組(IPEF)に参加するとアメリカ政府発表。
05/26 日本の岸防衛相がアメリカのオースティン国防長官と電話会談、北朝鮮によるミサイル発射を非難。韓国を含めた協力体制を確認。
05/26 日本の森外務事務次官アメリカのシャーマン国務副長官、韓国の趙賢東外務第1次官が北朝鮮情勢をめぐり電話協議、連携確認。
05/26 アメリカ首都ワシントンをアンゴラのアントニオ外相が訪問、ブリンケン国務長官と会談。
05/26 国連安全保障理事会北朝鮮制裁強化決議案*35を採決、15か国中13か国が賛成するも、中国とロシアの拒否権により否決。北朝鮮への制裁決議否決は初。
05/26 ウクライナ首都キエフフィンランドのマリン首相が訪問、ブチャ、イルピンを訪問したほか、ゼレンスキー大統領、シュミハリ首相と会談。
05/26-27 日本首都東京でアジアの未来国際交流会議。タイのプラユット首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、マレーシアのイスマイルサブリ首相らが出席。個別に岸田首相と首脳会談。*36
05/26-27 フィジー首都スバをオーストラリアのウォン外相が訪問、バイニマラマ首相と会談。
05/26-06/04 中国の王毅外相、太平洋8か国*37歴訪。
05/27 中央アフリカ共和国(CAR)議会、死刑廃止法案を可決。トゥアデラ大統領の承認で成立する。
05/27 キリバス首都タラワを中国の王毅外相が訪問、ハワイに近い島で滑走路の回収事業支援を表明。
05/27 ギリシャでロシアが運航するイラン船籍タンカーに積まれていたイラン産原油アメリカ当局が押収。イラン外務省は在イラン スイス大使館*38ギリシャ大使館担当官を召喚し抗議。
05/27 インド与党インド人民党(BJP)全国報道担当ヌプル・シャルマ氏がテレビ討論中にイスラム預言者ムハンマドと妻アイーシャについて侮辱発言。イスラム各国がこれに抗議、世界のイスラム教徒への謝罪を求めるデモを各地で誘発*39
05/27 イラン革命防衛隊、ギリシャアメリカ当局がイラン船籍タンカーのイラン産原油を押収した報復措置として、ペルシャ湾ギリシャ船籍タンカー2隻とギリシャ人上院9人を拿捕。ギリシャ外務省は海賊行為と非難。
5/27 アメリ財務省北朝鮮弾道ミサイル大量破壊兵器の開発に関与したとしてロシアの2つの銀行を含む3団体と北朝鮮国籍の1人に、米国内資産凍結と米国企業取引停止の制裁。
05/27 ロシアのラブロフ外相、外務省内の会合でウクライナでの特殊軍事作戦に関連して西側諸国がロシアにアチし全面的な戦争を仕掛けており、ロシア国民や文化もその対象になっているという認識を示す。
05/27 ウクライナモスクワ総主教庁正教会、ロシアによるウクライナ侵攻に関するキリル総主教の立場に反発し、モスクワとの関係断絶を発表。
05/27-28 ブルキナファソのコシ州で陸軍がイスラム過激派武装勢力掃討作戦、武装勢力少なくとも39人を殺害したと発表。
05/28 コンゴ民主共和国(DRC)の北キブ州ベニ市ベウ・マンヤマ村を国民民主軍(ADF)が襲撃、少なくとも民間人27人と武装勢力7人が死亡。
05/28 ナイジェリアのリバーズ州ポートハーコートの教会でのチャリティイベントで将棋倒し、少なくとも31人死亡。
05/28 サモアの首都アピアを中国の王毅外相が訪問、フィアメ首相と会談。経済、技術、文化に関する協力強化の文書に署名。安全保障も議論。
05/28 アゼルバイジャン首都バクーをトルコのエルドアン大統領が訪問、アリエフ大統領と会談。
05/28 日本の静岡県東富士演習場自衛隊富士総合火力演習
05/28 トルコのエルドアン大統領、フィンランドスウェーデンとの北大西洋条約機構(NATO)加盟をめぐる協議が不調と表明。
05/28 ロシアのプーチン大統領、フランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相と電話会談。欧米からウクライナへの武器供与が状況を不安定化させると非難。制裁解除を条件にウクライナ港で滞留する穀物の輸送を検討する用意があると表明。
05/28 ロシア国防省極超音速ミサイルツィルコンの発射実験を行い、1000km離れた標的に命中させたと発表。
05/28 ウクライナでロシアが占領するヘルソン州暫定行政府、ロシアへの編入を2023年まで状況を見ると報道に語る。
05/28 ウクライナのゼレンスキー大統領、イギリスのジョンソン首相と電話会談。港湾封鎖解除等について協議。
05/29 コンゴ民主共和国(DRC)北キブ州ブロンゴの村落を国民民主軍(ADF)が襲撃、少なくとも16人死亡。
05/29 台湾国防部、海軍、空軍、海洋委員会海巡署が南部・屏東県の九鵬基地と東部海域で前週、雄風、天弓などの合同ミサイル発射演習を実施したと発表。
05/29 コロンビア大統領選挙第1回投票。左派のグスタボ・ペトロ元ボゴタ市長が得票率40.32%で1位、実業家で独立系のロドルフォ・エルナンデス氏が得票率28.15%と2位で決選投票進出。
05/29 フィジーを中国の王毅外相が訪問、太平洋諸島フォーラム(PIF)プナ事務局長と会談。プナ氏は中国の気候変動対策に強い期待を表明。
05/29 セルビアのブチッチ大統領、ロシアと新たな天然ガス契約を締結したと発表。
05/29 北大西洋条約機構(NATO)のメルチャ・ジョアナ事務次長、ロシアによるウクライナ侵攻とNATOとの対話停止の為、1997年に締結した基本文書の条項は無効化されたと表明。東欧にNATO軍部隊を配備しないとする従来方針を放棄するとの見解を示す。
05/29 ウクライナのゼレンスキー大統領が02/24以来始めてキエフを離れ、ハリコフ州を視察し兵士らを激励。
05/30 ナイジェリアのボルノ州タンブンラゴ地域、キルタ・ウルゴで多国籍合同タスクフォース(MNJTF)が実施したチャド湖沼沢地掃討作戦でイスラム過激派武装勢力少なくとも30人が死亡したと発表。
05/30 台湾の防空識別圏(ADIZ)に中国軍機30機*40が侵入。
05/30 イスラエルスリナムのラムディン外相が訪問、ラピド外相と会談。エルサレムに大使館を設置する方針を表明したとラピド氏が発表。
05/30 レバノン司法当局、国際刑事警察機構(ICPO)からの国際手配書到着を受け、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告を事情聴取。
05/30 フィジーで中国・太平洋島嶼国外相会合。中国、太平洋島嶼自由経済圏構想、警察や安全保障、データ通信などでの幅広い協定案を提案するも合意に至らず。*41*42
05/30 イラクのアンバール県アル・アサド航空基地にロケット弾5発が着弾、被害なし。
05/30 エジプト首都カイロをポーランドのドゥダ大統領が訪問、シシ大統領と会談。ポーランドからエジプトへの穀物輸出、エジプトからポーランドへの液化天然ガス(LNG)輸出、地球温暖化対策などについて協議。
05/30 オランダのガステラ社、ロシアのガスプロム社からルーブル支払い要求拒否を理由に天然ガス供給を05/31に停止する通知を受け取ったと発表。
05/30 ジョージアの分離独立勢力南オセチアのカグエロフ大統領、ビビロフ前大統領が発表していた07/17のロシア編入住民投票を、ロシアとの協議完了まで延期と発表。
05/30 ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談。プーチン氏、ウクライナを含めアゾフ海から黒海にかけた海上輸送再開に向けトルコとの協力を提案。航行の安全と機雷排除について協議。
05/30 ロシアを国連貿易開発会議(UNCTAD)のグリンスパン事務局長が訪問、ベロウソフ第1副首相と会談。ウクライナ侵攻に伴う貿易停滞の正常化を協議。
05/30 ロシアのシルアノフ財務相、外貨建て国債の債権者がロシアの銀行に口座開設しルーブルで支払った利子を外貨で受け取れる方法を検討していると発表。
05/30-31 ベルギー首都ブリュッセル欧州連合(EU)臨時首脳会議。ロシアによるウクライナ侵攻を巡り露産石油輸入禁止で合意*43。兵器共同購入を柱とする防衛協力で合意。*44
05/30-06/01 台湾をアメリカ民主党のダミー・ダックワース上院議員率いる代表団が訪問、再生分相当と会談。安全保障や経済連携について協議。
05/31 ミャンマーヤンゴン中心部繁華街バス停付近で即席爆弾が爆発、少なくとも1人死亡。不発弾も発見。当局は国民防衛隊(PDF)の犯行と発表。
05/31 カメルーンの南西部地方マニュ県オボニー2村が英語圏分離主義武装勢力の襲撃を受け、住民少なくとも24人が死亡。
05/31 イランのヤズドで軍の研究施設に勤める航空工学専門家が招かれた夕食会で毒殺を疑わせる症状で死亡。のちに当局はイスラエル工作員の暗殺を主張。
05/31 アラブ首長国連邦(UAE)首都ドバイでイスラエルのバルビヴァイ経済産業大臣とトウカル=マリ経済大臣が、以・アラブ間で初の自由貿易協定(FTA)に署名。
05/31 アメリカ首都ワシントンをニュージーランドのアーダーン首相が訪問、バイデン大統領と会談。中国の太平洋進出に懸念表明。ウクライナを侵攻するロシアへの対応で協調を確認。
05/31 アジアインフラ投資銀行(AIIB)、10/26-27開催予定の年次総会主催をロシアから中国首都北京の本部でオンライン形式に変更。
05/31 ポーランド国営航空、首都ワルシャワからエジプト首都カイロへの直行便を再開。
05/31 アメリカ、ウクライナにM142 HIMARS高機動多連装ロケット砲供与を決定したという情報が出る。
05/31 ドイツのショルツ首相、ギリシャウクライナに戦車を提供し、代替を独が希に供与する合意に達したと発表。
05/31 ドイツ政府、ウクライナにM142 HIMARS高機動多連装ロケット砲4両の供与を決定。
05/31 デンマークのオーステッド社、代金のルーブル建て支払い拒否を理由にロシアのガスプロム・エクスポルト社からの天然ガス供給が06/01で停止されると発表。
05/31 ロシアのガスプロム社、イギリスのシェル社子会社シェルエナジーがドイツ向けに供給する天然ガスを停止すると発表。代金のルーブル建て支払いに応じなかったためとみられるが詳細は不明。
05/31 ウクライナルガンスク州セベロドネツクの化学工場で硝酸タンクが空爆を受け、住民に屋外避難勧告。



 変更履歴

*1:イスラエルは反発し、翌日ラピド外相が在イスラエル ロシア大使を召喚し抗議。

*2:05/01の1200頃にクズネツォフ級空母遼寧駆逐艦1隻、ミサイル駆逐艦3隻、拘束銭湯支援艦1隻、1800頃にミサイル駆逐艦1隻、および05/02フリゲート艦1隻。

*3:汚職、経済事件、公職者、選挙、防衛事業、大型惨事のうち汚職と経済事件のみとし、残りを警察に移管する。

*4:1人がCOVID-19検査陽性のため、蔡英文総統との会談は3人が欠席、鈴木憲和局長代理が代表を代理。

*5:ただしハンガリースロバキアは来年以内とする。

*6:「台湾の独立を支持しない」「台湾は中国の一部だ」の文言が消え、「台湾はインド太平洋における重要な米国のパートナーだ」や台湾への武器売却について中国と事前協議しないことなどを定めた「6項目保証」などの記述が追加される。

*7:協定政党の候補者擁立を各選挙区1人に限定する選挙協力、複数の経済、社会、予算政策に関する欧州連合(EU)の規則に従わない、或いは一時留保する条項を含み、政策としては定年62歳から60歳への引き下げ、最低賃金引上げ、生活必需品価格上限設定などを挙げる。

*8:全国評議会で賛成167、反対101、棄権24。

*9:露大統領府は両政府が05/09のナチス無条件降伏が全ての犠牲者に重大な意味があることを共有したほか、ウクライナドネツクマリウポリ市アゾフスタリ製鉄所からの人道回廊設置の意向を表明すると同時に、ウクライナ側の武装解除も求めたと発表。

*10:戦闘機「殲16」と「殲11」計12機、爆撃機「轟炸6」2機など

*11:アメリカは制裁逃れを封じたり産業機械用のエンジンやモーターなどの禁輸など追加制裁を発表、ズベルバンク幹部8人やガスプロムバンク幹部27人を資産凍結や取引停止の追加制裁、ロシア。イギリスは13億ポンドの追加軍事支援を表明。

*12:日本からは林外相、中国からは王岐山国家副主席が出席。

*13:機密情報共有、共同軍事訓練強化、サイバー防衛で協力、英陸海空軍のスウェーデンへの配置を含む。法的拘束力のない政治宣言としている。

*14:同日瑞英が締結した相互安全保障宣言と同等。

*15:ウクライナ侵攻後、ウクライナの攻撃によるロシア領内での死者は初とロシア一部報道。

*16:05/08に確認された平壌の発熱者はオミクロン株と判明。翌日の朝鮮中央通信では、4月下旬から原因不明の熱病が爆発的に拡大、累計35万人が発熱治療中、16万2200人が完治、18万7800人が隔離治療中とした。12日の1日だけで1万8000人の発熱者が発生。

*17:全国の都市封鎖と同時に事業所ごと隔離して生産活動継続を指示。

*18:サウジアラビアからタイへの原油石油化学製品、液化天然ガス(LNG)供給を増やし、水素エネルギー、二酸化炭素貯留、電気自動車などのクリーンエネルギー分野の開発で協力をうたった。

*19:インド、キューバカザフスタンなどが棄権。中国とエリトリアご反対。

*20:北欧側販社RAOノルディック社は5月の電力料金が支払われなかったため資金が枯渇したと説明。

*21:負傷者含む13人のうち11人が黒人。

*22:イスラムシーア派ヒズボラ13(-1)、シーア派のアマル運動15(-2)。キリスト教マロン派の自由愛国運動17(-5)、キリスト教レバノン軍団党19(+4)。

*23:アフリカ連合(AU)平和維持軍による厳戒態勢下のハレーン軍駐屯地で実施。決選投票2位はファルマージョ氏。

*24:05/15までの24時間で新規発熱者約392,920人、4月末から累計1,213,550人、累計死者50人と発表。COVID-19感染の検査は追いつかず、発熱者数で代替しているため、正確な感染者数は不明。

*25:アメリカのハリス副大統領とブリンケン国務長官、イギリスのジョンソン大統領、イスラエルのヘルツォグ大統領、パレスチナアッバス大統領など。

*26:ベラルーシのルカシェンコ大統領、ナゴルノカラバフ紛争で団結できたCSTOがウクライナで団結できていないことを批判。EUの団結に学ぶべきだと表明。ベラルーシ、ロシア以外の4か国はウクライナに触れず。

*27:2位スチャウィー氏の得票率は9.6%。

*28:バイデン大統領、台湾有事で軍事介入を目約束として明言したほか、アメリ疾病対策センター(CDC)出先機関を日本に開設すると発表。

*29:アメリカ、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドシンガポールブルネイ、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの13か国が参加。

*30:COVID-19対策としてバチェレ氏は外部との接触を遮断したバブル内で行動するほか、メディア同行はなし。

*31:H6爆撃機は航路中途で交代。韓国防空識別圏にも侵入するが、いずれも領空侵犯はなし。日本の宮古海峡を抜けグアム島付近まで飛行。

*32:副首相4人、軍、警察の担当閣僚が出席し、マイナス成長の回避を絶対命題とし、かつ国務院が12省に統計監査監督を派遣、水増し防止とみられる。

*33:トルコはテロに対する政治的支援終了、テロ資金源排除、テロ武器支援停止、対テロ協力、トルコに対する制裁と禁輸措置解除の5つの具体的措置を要求。フィンランドスウェーデンは制裁解除に前向きな姿勢を示したとトルコ大統領府カルン報道官。

*34:王毅外相は「太平洋諸国は誰かの裏庭ではない」としてオーストラリアやニュージーランドなどを牽制。

*35:北朝鮮への原油輸出上限を400万バレル/年から300万バレル/年、石油精製品輸出上限50万バレル/年から37.5万バレル/年、たばこやたばこ代替品輸出禁止、北朝鮮ハッカー集団ラザルスグループ資産凍結の制裁決議案。

*36:岸田首相とリー・シェンロン首相はデジタルやスタートアップ分野で協力する覚書に署名。

*37:ソロモン諸島キリバスサモア、フィジー、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア東ティモールを訪問。クック諸島の首相と外相、ニウエの首相と外相とビデオ会議。

*38:スイス大使館はイランにおけるアメリカ利益代表部。

*39:関連してBJPメディア責任者ナヴィーン・クマル・ジンダル氏もSNSに侮辱を投稿、のちにいかなる宗教をも侮辱する意図はないと釈明しこれを削除。クウェート、イラン、カタールはインド大使に抗議。サウジアラビアは非難声明発表。アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンインドネシアイラクモルディブ、ヨルダン、リビアバーレーンも抗議に加わる。BJPは党の方針と異なると釈明、ジンダル氏を除名、シャルマ氏を党員資格停止処分するも、各地の抗議運動は収まらず。

*40:「殲16」6機、戦闘機「殲11」8機、戦闘機「殲10」4機、戦闘機「Su-35」2機、戦闘機「Su-30」2機、電子偵察機「Y-8JB」4機、電子戦機「Y-8EW」1機、対潜哨戒機「Y-8Q」1機、早期警戒管制機「空警500」2機

*41:05/25の合意案と共同声明案の10か国への送付時点でミクロネシアのパヌエロ大統領が拒否の呼びかけと懸念表明。

*42:包括協定はごういできなかったが、中国は2国間協定は複数締結。

*43:禁輸対象を海上輸送される石油に限り、いくつかの加盟国に猶予期間を設ける妥協案で合意。イギリスと欧州連合(EU)はロシア産原油を輸送する船舶に対する保険提供を禁止する。当初禁輸は年初時点輸入量全体のおよそ2/3、年内に90%を禁輸する見通し。

*44:アフリカ連合(AU)議長であるセネガルのサル大統領がオンライン参加。アフリカ大陸の食糧危機の緩和政策について、ウクライナ侵攻をめぐって科せられたロシアに対する国際銀行間通信協会(SWIFT)停止などの制裁が妨げになっていると訴え。